木下街道(きおろしかいどう)は、千葉県道59号 市川印西線の愛称名である。本項では千葉県道59号 市川印西線についても説明する。
概要
全長36kmの街道。中山競馬場・鎌ヶ谷大仏などの県北西部の主要スポットを通過するが、競馬の開催有無等に関わらず渋滞の多い県道として知られている。理由としては、交通量が多く大型車も行き交う路線にも関わらず、全線において片側1車線の計2車線、かつ右左折専用レーンが極めて少ないため、直進車以外の影響をおもいっきり受けることなどが挙げられる。京成本線を始めとする各鉄道とも平面交差による踏切となっており、これも渋滞の要因となっている。場所によっては歩道が一切無い部分もあり、特に鎌ヶ谷市以西は道幅が狭いため、人もチャリも車も油断できない。
道路の両側は民家がビッシリと並んでいる部分が多く、道路の拡張も困難とされている。
木下街道の愛称は、1987年度に千葉県内有識者により設置した「千葉県道路愛称制定委員会」で命名された24路線の愛称名のうちの1つである。きのした、とは呼ばない点に注意。
ウィキペディアでは当県道について「ナマモノ街道」とも紹介されている。これは「生街道」から来ているものと思われるが、江戸時代に銚子からの醤油・ 鮮魚の輸送にこの街道が使われた(銚子から木下までは利根川の水運を経由)ことに由来している。
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関連項目
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