概要
ラフスケッチやペン入れ未満の段階にあるような、比較的シンプルな素材で構成された動画の中で、稀に完成品と呼んでも差し支えない高い品質の作画が紛れている場合があり、こうした絵を指して本気絵と賞賛されることがある。
作画をはじめ音声・動画編集などの一連の作業を1人で行うにあたって、その労力配分は永遠の課題である。長編動画になるほど必然的に1枚あたりにかけられる作画時間は短くなり、絵描きとしては不本意な妥協を強いられることになる。そこで、せめて1枚でも絵描きとして全力を注いだ絵を見てもらおうと、視聴者に対して贖罪または感謝の意を込めて動画の末尾などに挿入するのである。
「これが本当の実力なんだよ!勘違いしないでよね!」だという念押しの意味合いで添えられることもある。ここを汲むことは視聴者として重要な心構えである。
また、2~3等身で描かれたデフォルメキャラクターが主体の漫画作品などにおいて、突如としてキャラクターの等身が増えたり、コミカルなタッチが一転して劇画調に変貌したりする様(ex.「パタリロ!」「Dr.スランプ」)を指して本気絵と呼ぶこともある。2頭身キャラクターが主体のギャグマンガでは、たとえ作者が常に全力で描いた「本気絵」であったとしても一般読者層からは画力が推し量りにくい面があり、稀にシリアス調に描き込まれた絵などがあると、そこでようやく作者の実力に気付くのである。
前者が労力配分差から生まれる本気絵に対し、後者はタッチのギャップから生まれる本気絵と言える。
さらに、作者のえこひいきによって特定のキャラクターのみ注力して描き込まれるケースもあるが、これを本気絵と呼ぶかどうかは今日も議論の的となっている(嘘)。
関連動画
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E6%9C%AC%E6%B0%97%E7%B5%B5


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読み:ホンキエ
初版作成日: 09/07/05 12:01 ◆ 最終更新日: 09/07/30 20:52
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