机上の空論とは、「実現しない考え」または「現実感のない話」の事である。
概要
机の上で考えた論文の内容を実際に行ってみたところ正しく成立しないことが多い。これは多くの場合、基本的な事でしか物事を考えていないため、実際にその行動をとってみると応用が必要だったり外的要因が加わるためそのまま書き記した通りには行かない。このことから、机上の空論と言われる。
例1 (政治家の話)
「消費税n%下げます」「高速道路を無料に~」「自動車重量税を~」
と言っていると消費者にとって聞こえは良いかもしれないが、その先には必ず人がいるためこの考えの実現には至らない。例えば高速道路を無料にした場合、新規高速道路の設計費、地震や自然災害などの補修費用、看板の設置、落下物除去など人件費などを含めた維持費用がついてくる。よって無料にした場合、本来の予算が割り当てられず道路などの補修がされない。さらに、無料化で高速道路に一般車両が多く流れ、地方への物流機能にも支障がでることになる。
よって、現実感のない話と言うことで、机上の空論と呼ばれることが多い。
例2 (コンピュータソフトウェア)
机上の空論の最たるものがソフトウェア設計である。設計は机上で、実行される場所は机上では無い場合この論が良く当てはまる。
自動販売機などの押しボタン式販売機があったとして単純にプログラムするだけなら
- お金が入る
- 規定金額になったら、投入金額以下のボタンにランプをつける
- 商品のボタンが一つだけ押されるのを確認
- 商品のストック機能のロックを解除して商品の通過を確認しロックを戻す
- ボタンのランプを消す
- 残高がある場合おつりとして払い出す。
と言った処理になるが、「この操作はしないだろう・・・」「これはあり得ない・・・」という設計をプランナーがすると事態は急変する。例えば、「同時押しはありえない」という空論をいれると3.4.の時点で買える商品が全て出てしまい自動販売機としては全く意味をなさなくなってしまう。また、プランナーがどんなに上司を説得してこの案を通したとしてもテストケースの子供がやってきて「今日は運に任せて同時押し!」とやられて上司に怒られる事態になる。
関連動画
関連項目
- 風が吹けば桶屋が儲かる
- 棚からぼた餅
- 民主党
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E6%9C%BA%E4%B8%8A%E3%81%AE%E7%A9%BA%E8%AB%96


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読み:キジョウノクウロン
初版作成日: 09/08/10 00:29 ◆ 最終更新日: 11/10/23 08:29
編集内容についての説明/コメント: 関連項目復活
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