李娜単語

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リーナ
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李娜(Li Na)は中国女子テニス選手である。

概要

冒頭にアルファベットで記載したが「リー・ナ」と読む。2011年オープンアジア籍としては初めて四大大会シングル優勝を挙げた選手。膝の故障が原因で2014年9月引退を表明。女子テニス界のスター選手だったが、プレー以外のところで注されることも多かった。

革開放が進んだとはいえ一応共産中国のこと、かつてはコーチ練習環境を用意し、出場スケジュールも選手の意思では決められず、賞の6割以上をに納めるという、ある意味公務員に近い立場だった。北京五輪後に他の選手と共同でこの体制に抗議し、2009年以降は名上「試験的措置」として自由裁量が認められるようになった。この方式は「単飛」と呼ばれ、コーチ環境費なども全て個人持ちとなったが、代わりに自由に大会エントリーできる上、への上納も1割程度まで減ったという。共産なのに労働組合が待遇善を勝ち取ったような話だが多分気にしてはいけない。それ以前からツアーの強の一人ではあったが、本格的にトッププレイヤーとして活躍し始めたのは、これ以降のことである。

の体制に反対したことから中国内の愛国者的な人にはかれ気味。尖閣騒動の時期にも然と日本の大会に出場しており、その手の連中からは売国奴と罵られていた。どこのもめんどくさい人はいるものだ。一方彼女も「のためではなく自分自身のために戦っている」「そんなに尖閣が大事なら自分たちで守りに行けばいい」など煽りかえして反論しており、気の強さが伺える。このような態度もあって中国内では個人義に共感する若いファンが多いという。欧でも人気があり、2013年にはタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。2011年の全オープン優勝6月4日だったことから、天安門事件と結びつけて反体制のメタファーのように扱う記事が出ているので、コチラの人気も体制に反発していることが大きいのかもしれない。本人のコメントを見る限りそんな大層な話ではなく「もっと稼がせろ」の一言で終わる話なのだが…。

2014年の全オープンでは3度の決勝進出でついに大会初優勝。この優勝は当時の大会女子シングルスの史上最高齢優勝となった。セリーナ・ウィリアムズが成績を落としていたため、全オープンの結果次第ではランキング1位もありえるところまで来ていたが、まさかの初戦敗退で結局1位は実現せず。それどころかウィンブルドンも序盤で負けたあと故障欠場が続き、とうとう9月に現役引退を表明した。3月頃から膝の怪により万全の状態ではなかったといい、7月にも手術を受けていたという。アジア籍初のランキング1位は次世代の選手に持ち越しとなった。引退後はテニスアカデミー運営するらしい。また2015年の全オープンでは引退に伴うセレモニーが催され、その場で第一子の妊娠を発表している。

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李娜

1 hondy
2014/10/17(金) 23:09:02 ID: cq6CN2ITGy
作成乙です(・ω<)
中々いい記事ですな。
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2 ななしのよっしん
2015/09/21(月) 02:21:50 ID: h5FoSBJU4w
アジアテニス界の英雄
そして、他でもないに足を引っられ続けた悲劇の存在…
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