東方男娘録とは、ゆくめで氏が投稿している幻想入りシリーズである。
概要
記憶喪失の少年『小夜』が男の娘巫女になって博麗神社で暮らす物語。
際どいサービスシーンが多いのが特徴。主人公は男の娘だがイベント的にはおねショタ率高し。
サムネでは登場人物が赤面しているシーンが使用されることが多く、「サムネが赤い人」タグが付けられることも多い。
動画の構成
ストーリーは一定の区切りごとに「第○話」で区切られており、さらに話数ごとに「その○」で分割されている。
動画は基本的に週に1回、「第○話 その○」が毎週金曜日に投稿され(第8話や第9話のように、作者の体調等で変わることもある)、「第○話」が完結するとまた次の話を書き溜めるまでしばし間が空く。
動画は注意書き→前回のあらすじ→本編→作者からのメッセージと言う流れが基本で、最後の作者からのメッセージでは毎回作者が前の話へのコメント返しや、東方男娘録に関係する静画の紹介などをマメに行っている。
主な登場人物
小夜やゆっくりと言った動画オリジナルキャラを除いた原作に登場したキャラは基本的に原作に準じた背景や能力を持つが、性格面では男の娘主役のちょっぴりエッチなストーリーのためか、中には主に性的な面で、残念な(変態的な)性格になっているキャラも少なくない(※そもそも原作では性的な要素が皆無のため、原作の性格との比較はしようが無いのだが)ため、ここでは主に動画のメインになった際の重要な行動や原作との相違点等を挙げる。
なお、動画中には非常に多くの東方キャラが出演するが、中には小夜と絡まない、絡んでもモブ程度でストーリーに深くは関わらないなどのキャラも少なくない。全員を紹介してはキリがないため、ここでは5話以降では例えば小夜の性別を知っている、性別は知らなくても小夜とよく絡む、ストーリーの本筋に関わりがある、等のキャラに絞って紹介している。
小夜
主人公。本シリーズオリジナルキャラ。
記憶を無くした状態で幻想入りしてきた少年。
小夜という名前は紫に付けられた名前である。
ひょんなことから博麗の巫女見習いとして女装させられ、博麗神社で暮らすことになる。
ちなみに女装の際に被せられたカツラは頭皮や頭髪を一体化して地毛になっている。
女装している関係で相手の少女が無防備な姿(男と知らずに一緒に風呂に入ろうとするなど)を見せることが多く、よくラッキースケベな目に遭っては残機が増えている。
性知識には乏しく、幻想入り時点では精通もしていなかったが、
第3話終盤でパチュリーとのポ○ットモンスターバトルによりついに「はじめてのぴゅう」を経験した。
彼の○○は「生命の水(アクア・ウィタエ)」として、パチュリーやアリスら魔法使いに重宝されている。
その詳しい正体や過去はまだ明らかになっていないが、現代人の知識に疎く、逆に古い時代の知識に詳しい描写が言動の節々から見受けられてきた。
第5話にて、彼がいた時代は鎌倉幕府成立前、平安時代というところまで絞り込まれているが、過去を思い出そうとすると謎の頭痛に襲われる描写がある。
能力は『弾幕を食べ物にする程度の能力』。
彼が手で掴んだ弾幕は、例えばたくわんだったり秋刀魚だったりお菓子だったりと、その弾幕の外見や印象から連想される食べ物になる。しかも美味しい。
弾幕を無効化し食べ物を増やすと言う一石二鳥の便利な能力だが、全ての弾幕を無効化できるわけではないため、強力ではあるが無敵ではない。
第3話では、弾幕勝負というルール上、この能力を使うことは反則とも言えるため、相手の反感を買い直接戦闘に発展しかねない危険性を美鈴から指摘され、以降は弾幕勝負において能力に頼ることを控えている。
それ以外にも、能力かどうかは不明だが、極上の抱き心地の良さを持っており、(一部効かない少女もいるが)多くの少女をその抱き心地の虜にしている。
どのような相手に効果が通用しないのかは現時点では不明。
博麗の巫女としての実力は霊夢を始めとした様々な少女に鍛えられ順調に伸びており、
第7話では香霖堂で「聖の数珠」を手に入れたことで霊力の扱いが滑らかになり、ボムの威力向上や自力飛行が可能になるなど、
霊夢にお墨付きを与えられるまでに成長している。
ちなみに第8話終了時点で、主犯である紫&藍と協力者である玄爺を除くと、
ゆっこ、お燐、美鈴、パチュリー、小悪魔、アリス、永琳、てゐ、慧音、秋姉妹、諏訪子、神奈子、さとり、霖之助、ナズーリン、レティ、ぬえ、響子
に性別が男とバレている。(その他にもオスという概念は知らないが、小夜の股間を見ているお空や詳細は不明だが性別を知っているらしい阿求などもいる)
そりゃ紫も、「ちょっとバレすぎじゃないかしら」と苦言の一つも呈したくなるのも無理はない。
八雲紫
記憶の無い小夜を女装させて博麗の巫女見習いとして博麗神社に預ける。
小夜に手コキ骨盤の形状を調べるために下腹部を弄ったり巫女装束に着替えさせるために服をひん剥いたりと視聴者へのサービスシーンを忘れない淑女。
時折小夜の前に現れては、彼彼女を嗜めたり助け舟を出したりと陰ながら気にかけている様子。
第7話その14では、彼女の真意の一部が明らかになる。
八雲藍
紫と共に小夜のサポートをする。
本人は橙一筋だが、紫にセクハラされる小夜に興奮しちゃうことも。
小夜の寝落ち防止という名目で風呂に一緒に入ってくるなど徐々に行動が過激になりつつある。
藍さまは一人上手。
博麗霊夢
紫から小夜を見習いとして預けられる。
この動画では相手の素質を読み取ったり、前世の記憶を引き継ぐ能力を持っている。
小夜の生活の世話をしたり、巫女としての修行をつけてくれる面倒見のいいお姉さんキャラ……だったのだが、
第3話中盤あたりから徐々に小夜中毒の描写が垣間見られるようになり、変態残念キャラの仲間入りをしつつある。
第8話では一日小夜の匂いを摂取しなかっただけでまともに眠れなくなるなど小夜中毒が末期症状まで進行していた。
相手が小夜以外であっても、レミリアにディープキスをしたり、雛の服を脱がしてセクハラするなど、同性相手に対する性的な行為に躊躇いが無い。
1年以内に、霊夢自身の命にも関わるような大きな異変が起きるのではないかと勘で推察している。
少名針妙丸
霊夢の同居人として登場。馬?代わりにゆっくりに乗っている。
よくSOSOUをしてしまうほどに下のほうが緩いようである。
ゆっくり
登場人物とそっくりの、顔と頭だけの謎の生物。
作者のゆくめで氏の名前からも分かるように、この世界では愛でられる存在であり、ペットや家族の一員のような存在として可愛がられている。
特に博麗神社に住んでいる霊夢のゆっくり、通称「ゆっこさん」は非常に高スペックな存在であり、小夜が男であることも見抜いている。(その上で霊夢との間の後継ぎ誕生を期待しており、特に問題視はしていない)
伊吹萃香
霊夢の同居人として登場。小夜は彼女の姓と外見から、鬼の伊吹童子ではないかとすぐに察して見せた。
この物語では鬼としての表情が色濃く描かれており、豪快で頼もしさにあふれる姉御枠である。
お燐
地底の飼い猫だが博麗神社によく顔を出すため、半分同居人のような扱いを受けている様子。
この物語では猫形態の時にも言葉を少し(10文字以内)なら話せるようで、第2話では小夜への自己紹介の時だけ人間形態に変身したが、それ以外では猫形態のままでやりとりしている。
小夜がEXTENDしてしまった時によく小夜の頭の中でモフられては、下半身を鎮めるのに一役買っている。
今後の登場および活躍次第では……? との視聴者の予想どおり、第7話では既に小夜の性別を知っていたことが判明し、一緒にお風呂に入ったことで小夜のクールダウン効果が大幅に減少した模様。
玄爺
東方旧作で靈夢が空を飛ぶために乗っていた老亀。
小夜が自力で空を飛べなかった間は、小夜は移動や戦闘の際には玄爺の背に乗ることが多かった。
小夜が男であることを紫から直に伝えられており、小夜を陰で支える協力者。
第7話にて小夜が自力で空を飛べるまでに成長し、玄爺の冬眠の時期も到来したことから、小夜たちとはしばしのお別れとなった。
小夜(初代博麗の巫女)
霊夢の先代として、初代博麗の巫女を務めた女性。本シリーズのオリジナルキャラ。
主人公の小夜の名前は、この女性からとってつけられている。
紫と博麗神主の手により外界から幻想郷へと移ってきた外来人で、規格外の霊力を持っていた。
霊夢の前世での師匠でもあり、当時の靈夢との交流は第4話にて語られる。
各話の紹介と登場人物の紹介
ここからは各話の簡単な導入と話の中で登場する人物の紹介をしていく。
「あれ、あの話って何話だったっけ?」といった時の索引などにもどうぞ。
※多少のネタバレ要素も含むため、本編未視聴の場合は閲覧注意。
第1話 幻想入り、そして男の娘へ
夜の闇に包まれた幻想郷の森の中、外界から流れ着いた一人の少年は、妖・八雲紫とその式・藍に出会う。
元の世界へ帰るよう説得にかかる紫達だったが、彼は自分の素性すら思い出せない記憶喪失だった。
第2話 小夜に秘められし力
男であることを隠し、巫女見習いとして博麗神社に居候することになった小夜。
博麗の巫女としての修行に明け暮れる日々を過ごす小夜だったが……
神社を訪れる個性的な人々(?)との素敵で大胆な出会いに、心落ち着く暇もなし!?
霧雨魔理沙
神社によく遊びに来る霊夢の友人。
以前、温泉にて身体を隠すタオルをひん剥かれたことがあるらしく、それが後に小夜の助けとなる。
金髪の子は犠牲になったのだ……
霊夢と同様、旧作時代の魔理沙は前世での姿という解釈で描かれており、現世に記憶を引き継いでいる。
魅魔
魔理沙の師匠は誰だったか、という話題で魔理沙が記憶をたどっていたところに、つい突っ込みを入れに表出してしまった。
姿を現してからはどうやら魔理沙のところで師弟水入らず、よろしくやっているようである。
秋静葉 & 秋穣子
小夜を預かることになった霊夢のもとへ、藍の計らいにより物資援助=農作物を差し入れに登場。
普段から彼女達による差し入れはあるようで、博麗神社の食卓を支える大事な役割を担っている。
第2話ではちょい役だが第6話で再び登場し、存分にご活躍なされる。
物部布都
小夜が温泉の脱衣所への扉を開けた瞬間、全裸でアイスバーを‘じゅっぽじゅっぽ’している破壊力抜群な姿で登場。
丸裸で脱衣所の出口を開け放つなど、様々なアホの子ぶりを存分に発揮した後、しまいには小夜のことを最後まで霊夢と勘違いしたまま手紙までしたためて去って行った。
本人に性的な自覚はないようで、神子と屠自古はこころへの悪い影響を心配しているようである。
東風谷早苗
ワケあってスキマ送りとなった文から借りているカメラ片手に登場。
色々と残念な、いわゆる処女ビッチ。
うっかりノーパン状態で空を飛び、観音様を御開帳するはめになったが、不意の恥辱は普通に恥ずかしいらしい。
第6話では小夜の修行相手として再登場するが、残念っぷりもパワーアップしていた。
第3話 紅魔館を訪ねて
修行開始から2か月、小夜に霊夢が与えた次なる修行は、紅魔館への出稽古だった。
霧の湖の先、血のように紅いその洋館は、一癖どころじゃ済まない者達の住まう超危険地帯!
果たして小夜は色んな意味で無事に修行を終えることが出来るのか!?
チルノ
小夜を霊夢の偽物と思いこみケンカを売った⑨。
性的な知識は皆無であり、大妖精にセクハラされているという自覚も無い。
意外にも知識は無いが知恵はあるようで、後の話では商売上手な一面を覗かせている。
大妖精
基本的には常識人のようだが、チルノに対しては友人以上の感情を抱いている変態残念な子。
チルノが無知なのをいいことに、見たり触ったりと様々なセクハラ行為を行っている。
とはいえチルノが商売に熱心な際には彼女を真面目に手伝うなど、チルノの良き相棒になっている。
レミリア・スカーレット
小夜が修行の一環で預けられた紅魔館の主。カリスマなんて無かった。
動画の中では比較的常識人であり、咲夜の変態行為に対して呆れたり嘆いたりツッコんだりくやしいっ…! でも(ビクンビクン)な日々。
十六夜咲夜
紅魔館に預けられた小夜を少年メイドとして教育する役割を請け負うが、しょっぱなから小夜のスカートの中に潜り込むセクハラをかました変態メイド長。小夜だけではなく主や妹様など小さくて可愛い少女なら性愛の対象の様子。
仕事よりも可愛い子を愛でるのが優先。お仕置きはむしろご褒美です。
紅美鈴
小夜の紅魔館での修行相手。格闘術に長けている関係で人体構造にも詳しく、小夜の身体の秘密に自力で気付いた数少ない人物。
小夜の能力を弾幕勝負という場で使うことの危険を説き、能力に頼らない真っ当な成長を指導するなど良き師となる。
紅魔館において小夜の正体と貞操を守るために協力してくれる常識人だが、第3話その9ではついに彼女も……
フランドール・スカーレット
小夜の言動に興味を惹かれ、打ち解けて友達となる。気が触れているような様子も無く、比較的常識人。
使用人用の風呂に勝手に入ってくることもあり、(当然、男だとは知らない)小夜の目の前で大胆な姿を見せた。
咲夜に対するツッコミは姉と同様手厳しい。
能力で小夜に重傷を負わせてしまったこともあり、レミリアの薦めた回復魔法の習得を新たな目標とする。
パチュリー・ノーレッジ
フランとの遊びで重傷を負った小夜の治療のために登場。第3話のラスボス。
治療の過程で小夜の性別、および八雲紫と交わした賭けについても知ることとなる。
小夜の性別を秘密にする見返りとして「生命の水」をゲットするために小夜にポ○ットモンスターバトルを挑み、小夜の「はじめてのぴゅう」の相手となった。
小悪魔
フランとの遊びで重傷を負った小夜の治療のためにパチュリーと一緒に登場。
パチュリー同様、小夜の性別についても知ることとなる。
小夜(に生えている立派なキノコ)にメロメロにされた淫魔。
第4話 小夜を奪還せよ!
ある日の博麗神社、休憩中の小夜を眺めていた霊夢は、師匠・初代博麗の巫女との日々を思い出すのだった。
数日後、自宅で人形の手入れをしていたアリスのもとへ、魔理沙が手土産を持って訪れる。
一方その頃冥界・白玉楼では、その主である亡霊少女が友人・紫から小夜についての話を聞き……
光の三妖精
小夜がチルノを倒したと聞きつけ、弾幕勝負を持ちかけに登場。
事情を聞いて対決を取りやめるなど、チルノよりも聞き分けのよさは勝っている様子。
神社の温泉に置いてある氷菓「サニーミルク」はサニーの…おっと誰か来たようだ。
比那名居天子 & 永江衣玖
小夜の噂を聞きつけた天子が暇潰しに殴りこみをかけてきたのだが……
後始末役としてついてきた衣玖もまた、小夜の虜になりつつも「よよよ」と帰っていった。今日も神社は平和です
小夜(先代)
主人公である小夜と同じ名前を持つ、霊夢の前世の師匠にして育ての親である博麗の巫女。
過去の戦いで敵から受けた呪いにより死亡しており、既に故人。
事の顛末は霊夢によって小夜へと伝えられることになる。
魂魄妖夢
幽々子の命令で小夜を拉致したが小夜に個人的な恨みがあるわけではなく、彼のことを男とは知らずに『風呂では素肌を見せない派』どうしとして仲良くなる。
幽々子の悪戯のせいで、小夜には後ろ(の穴)まで見られてしまっている。
西行寺幽々子
小夜の能力に目を付けて小夜を拉致するほどに食い意地が張っているが、一方で相当に頭が切れる描写を何度も見せている。
小夜の性別に気付いているのかは第4話時点では不明。
霍青娥 & 宮古芳香
小夜を拉致している最中の妖夢と芳香が遭遇し、ひと悶着の末に小夜の片袖を現場に残すことになり、それを青娥が霊夢のもとに届けることで事件の解決に貢献している。
その後青娥は霊夢達のあとを(もちろん興味本位で)つけることになるのだが……
プリズムリバー三姉妹
霊夢達が冥界に突入してくるのを見越した幽々子により足止め役を任された……はずが、ガン無視を決められただけでなく、邪仙の手によってすっかり堕とされてしまうかわいそうな役回り。
アリス・マーガトロイド
第4話の実質ラスボス。生命の水で自我を手に入れた上海のために生命の水の安定した入手方法を求めて東西奔走する。
第4話最終話で小夜の性別を知る。生命の水採取方法の発覚も相まって最初は赤面しつつ狼狽したものの、事後にはタオル無しで小夜とお風呂に入ったり、延長戦にも挑むなどすっかり余裕を見せている。
小夜の秘密を守る条件として、月に1回小夜から生命の水を採取させてもらう約束を取り付ける。
第5話 遥か時を超えて
幻想郷のろくろ首・赤蛮鬼は、突然の愛の告白に困惑するも、どこか心満たされるものを感じていた。
昂揚感からかつい呑みすぎてしまい、不用意にも森の中で居眠りをしてしまう。
ふと目を覚ました時には、とんでもないことになっていた!
そんなこんなで小夜に課せられた今回の試練は……迷いの竹林で探しもの!?
醤油屋のおばさん
人間の里で醤油屋を営んでいるが、元・博麗の巫女。その縁でここの品は博麗神社御用達となっている。
幸いにも彼女の代は平和だったらしく、年老いた現在も醤油造りに携わるほど元気な余生を過ごしている様子。
リグル・ナイトバグ
人里にて蜂蜜の売り込みを行っていたところ、お使いに来ていた小夜と出会う。
養蜂場を経営しており、蜂蜜を用いた甘露飴を子ども達に配るなど、人里に愛される妖怪の一人として描かれる。
第6話で再登場した際には、飴細工の腕前を披露している。
赤蛮奇
首だけで動けるためにゆっこさんからゆっくりの種族と勘違いされて惚れられ、熱烈なアプローチを受けることに。
彼女が身体を無くしてしまった事件が、物語のきっかけとなった。
鈴奈庵にあるエロ同人がお気に入りのようである。
八意永琳
てゐの仕掛けた罠にかかり気を失った小夜を診察するために登場。
小夜の性別を看破し、紫との会話を経て『賭け』の内容を知ることとなるが、深入りはしない姿勢の様子。
記憶を思い出させる薬を作り小夜に飲ませたが、医学的な手段による薬では小夜の記憶を呼び覚ますことはできなかった。マッドサイエンティストのケ有り。ふた○り薬「ウスイホンニナール」の製作者。
因幡てゐ
小夜が道中で失踪し、永遠亭に運び込まれる原因を作った張本人。今夜は兎鍋かしら
自分が被害を被らないようにという打算的な理由があったとはいえ、小夜に対しては色々と世話を焼いてくれており、長寿妖怪としての余裕も兼ね備えた面倒見の良い描写がされている。
それゆえ世話のつもりでお風呂乱入に挑んだ末、小夜の秘密を知ってしまい、兎の性欲本能と戦うはめに。
第5話ラストで彼女が小夜、霊夢、紫のために用意した3つのお守りは、果たしてこの先どのような役目を果たすのか。
鈴仙・優曇華院・イナバ
お股がエロい(てゐ談)のにはいてない(主にてゐのせい)。てゐや永琳と違い、小夜の本当の性別は知らない。
小夜を抱いてもその心地良さにノックアウトされない稀有な少女。永琳もそうであったことから、「月の住人には小夜の抱き心地は通用しないのでは?」との仮説も立てられているが詳細は不明。
藤原妹紅
輝夜が小夜をいつもの対決現場に連れてきたことがきっかけで、保護のために小夜を自宅へと連れ帰る。
心配性とも言えるほど優しく面倒見のよい性分で、慧音とともに小夜と一晩を明かした。
彼女の姓を聞いた際の小夜の反応が、小夜の元いた時代を推測するきっかけとなった。
上白沢慧音
妹紅の家にお土産を持って訪れた際、小夜と色々な勘違いでお約束な対面をする。
小夜の記憶テストを通して、小夜が元いた時代をある程度絞り込むことに協力した。
自身に対する小夜の反応から小夜の本当の性別に気付くなど、美鈴のように察しの良い常識人のように思われたが、その内はいたいけな少年の若芽を摘むことにご執心なおねショタ産業担当大臣。
今泉影狼
第5話の騒動を作った元凶。
満月の日に調子に乗ったがゆえ、うっかり輝夜相手にいたずらを仕掛けてしまい、永琳からその報いとして赤蛮鬼の体を持ってくるよう強制されたことで今回の事件が起きることとなった。
赤蛮鬼にバレて嫌われることを恐れたり、贖罪として彼女の世話に献身するなど、根は臆病でいい人。
第6話 神々の戯れ ~収穫祭
小夜の出稽古先として次に霊夢が選んだのは、妖怪の山・守矢神社。
早苗先生のアブナイご指導に、山の住人達が引き起こすトラブルにと、妖怪の山は危険がいっぱい!
そんなある日、小夜は突然霊夢から修行の休みを言い渡される。なんでも人里では収穫祭の真っ最中らしい。
霊夢に勧められるまま、お小遣いを握りしめ人里・収穫祭へ!
射命丸文
おしおきスキマツアーから生還。
自宅を訪ねてきた椛を早速もみじもみもみしたり、守矢神社に出稽古に来ている小夜をあらゆる角度から取材したりと娑婆での生活を久しぶりに満喫しているようである。
八坂神奈子 & 洩矢諏訪子
まだ未熟な早苗とは違い、小夜の性別を一目見ただけで見破っており、小夜が早苗の婿になることを期待している。諏訪子はなかなかのヤリ手だが神奈子はかなりの初心。
小夜は過去の人間であるためか、諏訪子を見て即座にモレヤ神と理解し畏敬(畏怖)の念を抱いていた。
小夜と3人で混浴した際、2人がかりで小夜の精気(意味深)をごちそうになっている。
鍵山雛
ドジっこ気質があり、霊夢にセクハラされる。にとりとは性的な意味でも仲が良い関係にある模様。
小夜の記憶を封じている呪いに気付いたが、雛の厄払いでは取り除けなかった。
「呪いを棘に例えると棘が完全に体内に埋もれていて、棘抜きのような作用をする雛の力では対処できない」らしい。
河城にとり
守矢からの依頼でヒソウテンソクに搭載した新兵器の性能試験の最中、天子と事故ってしまい一騒動の原因になる。
納品のために守矢へ行った際には、お風呂で遭遇した早苗のアレっぷりに圧倒されたりと、苦労人体質持ち。
堀川雷鼓 など
人里での収穫祭における催しに参加する形で登場。
雷鼓をマスターとする、主に輝針城メンバーで構成されたバンドが織り成した唄は、小夜に強烈な感動を与えた。
リハーサルにも係わらず多くのおひねりを受けるなど、彼女達も人里にうまく馴染んでいる様子。
茨木華扇
収穫祭にて小夜から財布をスッた暴漢を取り押さえ、小夜と対面。
神社でも頻繁に小夜と交流しようとはしていたものの、霊夢のディフェンスにより阻まれていたらしい。
セッ(以下略)が大好きで、霊夢の監視がないことを好機と見るや、小夜を人気のない路地裏へと誘い込み、思う存分セッ(以下略)を楽しんだ。小夜の残機も増えたようでなによりである。
秋姉妹
穣子の計略により静葉を巻き込む形で小夜と混浴に至り、秋サンド(ホワイトソースかけ)を完成させている。
収穫祭の回でもまたまた登場し、人々に親しまれる神様としての魅力を存分に発揮している。
( 農)<ガタッ
???
第6話ラストにて登場。幻想郷にたどり着いた、邪悪な存在らしき何者か。博麗の巫女に恨みを抱いているらしい。
幻想郷に辿り着くために力を消耗してしまったらしく、しばらくは大人しくしているようだが……。
第7話 ~ その瞳に再び灯火を
神社の蔵の整理の最中、見つかったのはメイドロボのる~こと。
機能を停止していた彼女を再び動かすために、小夜はお空の核エネルギーを求めて地底を訪れる。
果たして小夜は、無事にお空を連れて戻ることができるのか!?
る~こと
東方旧作「東方夢時空」のエンディングに登場したメイドロボ。マ〇チではない。
靈夢と共に暮らしていたが、靈夢が逝った後は、転生した靈夢(=霊夢)と再会出来ることを夢見て、博麗神社の蔵の中で長い間眠りについていた。
性的なことについては初心だったが、アリスから色々なことを教え込まれたことで将来が不安楽しみである。
四季映姫・ヤマザナドゥ
小町と共に、地底の旧地獄を訪れていた閻魔様。
小夜とは旧知の仲であったことを思わせる言動を見せる。
小夜(主人公)には覚えのないことであり、小夜(先代)のことと思われるが……?
古明地こいし
この動画では、無意識状態だと痴女同然になる癖を持つ。
小夜との初対面も、ノーパンたくし上げで股間を小夜の目の前で見せつけるというものであった。
ただし普段は人並みの羞恥心は持っており、自分の無意識時の行動を知った時は激しく動揺していた。
お姉ちゃんLOVE。
お空
核エネルギーを操る、八咫烏の少女。彼女のエネルギーを借り受けるのが第7話の小夜の主目的。
小夜とお燐と一緒にお風呂に入ったことで、小夜の股間を目撃するが、オスについての知識が無いほど純粋であったため、
小夜を「男」という存在として認識せず、第三の足を持つ「八咫烏様」として認識している。
小夜の第三の足をセッ待してあげた時は、無自覚にその巨乳で搾り取った。無知巨乳恐るべし。
古明地さとり
心を読む能力を持つ地霊殿の主。当然、小夜の性別も初対面ですぐに見破った。
一見するとクールで近寄りがたい印象だが、実はS気質な変態残念キャラの一人。
「男の娘が、性別がバレないように必死な姿を見るのが良い」という嗜好から、小夜には性別を見破っていることは隠して小夜を色々と弄って楽しんでいた。
こいしLOVE。
にとり&アリス
る~ことの再起動に際して、霊夢から彼女に関係する専門家としての協力を依頼されて登場。
にとりは技術的な問題の対処、機材の製作など、河童の技術力を存分に発揮する活躍を見せた。
一方アリスは彼女の新しい服を繕ったり、新しい知識を授けたりと、人の形として生きる上でのサポートを担ったが、その教育はやや偏り(性癖的な意味で)があったことは二人だけの秘密。
絹江
る~ことが靈夢と死別した当時、博麗の巫女を務めていた女性。本シリーズのオリジナルキャラ。
博麗の巫女を継いでからの彼女は、内向的な性格も相まって周囲からの疎外感に苛まれていたが、靈夢が度々博麗神社に遣わせていたる~ことの存在は、彼女にとって非常に大きな支えとなっていた。
靈夢の転生を待って眠りにつくことを決めたる~ことに対し、心の支えを失う寂しさよりも、そんな大切な人の願いが叶うよう協力できる喜びをと、る~ことの眠りを手助けした心優しい巫女。
彼女の正体は、若かりし頃の醤油屋のおばさん(第5話参照)。
彼女もまた、大切な人と再び出会えるようにとの願いが叶ったようだ。
森近霖之助
古道具屋「香霖堂」の店主の男性。霊夢の巫女服や道具、魔理沙のミニ八卦炉などの製作者でもある。
る~ことの問題解決後、小夜が魔理沙の勧めで能力向上のためのマジックアイテムを求めて来店し、彼と知り合う。
道具の名前と用途が分かる程度の能力を持っており、小夜の髪(カツラ)に触れたことで小夜の性別を知る。
変態的な要素は微塵もない常識人であり、小夜の性別を知っても、「棒is愛(ボーイズラブ)」な展開になるようなことは無かった。
小夜に対する紫の真意を彼女から直接聞かされている唯一の人物。
第8話 ~ 覚悟の先に待つモノ
小夜の次なる修行先は命蓮寺。これまでとは一味違うハードモードが彼を待ち受ける。
確実に実力を伸ばして行く小夜だが、様々なトラブルが彼を襲う!
果たして小夜は無事に修行をクリアできるのか!? そして、彼の覚悟の先に待つモノとは……?
稗田阿求
第8話その1で小夜と一瞬だけ邂逅。原作には登場していない不思議な雰囲気の付き人の少女を連れている。
小夜のことを「彼」と呼ぶなど、二人して小夜について性別だけではなく色々と知っているような意味深な発言を呟いており、
一方の小夜もまた付き人の少女(または阿求)に対して「初めて会った気がしない」との印象を抱いており何かしらの関連性を匂わせている。
ちなみに旧作キャラのカナ・アナベラルが稗田邸に座敷童見習いとして住み着いている。
ナズ―リン
初登場の場面で、お宝の反応に釣られいきなり小夜の股間に潜り込みドロワーズを脱がすという暴走をやらかし小夜の性別を知ることに。
小夜を気に入り、自身の暴走のフォローのためもあって小夜の性別がバレないように全面的な協力者となる。
小夜の股間のお宝(子宝?)も大いに気に入ったようで、「繁殖してもいいくらいだ」とぬえに堂々と宣言したり、裸を晒して誘惑することにも躊躇いが無い。
宝塔をしょっちゅう無くしている星に対しては幾度となく苦労させられているようで、容赦の無い対応が多いが、きちんと好意は抱いている。
封獣ぬえ
1000年以上生きてきて遅咲きの思春期突入中の、おちん〇んに興味深々な耳年増生娘。
ふとしたきっかけで小夜の性別に気付き小夜を危険視するが、その結果Hな悪戯によるお仕置きの道を選択したことで……。
おち〇ちん(への好奇心)には勝てなかったよ……。
背中の羽根を縦に重ねて穴の部分をオ〇ホ代わりにするというぶっ飛んだ発想の使い方が可能……なのだが、同時にぬえ自身の性感帯にもなる両刃の剣。
誤解が解けた後は(自身の過失を隠すためもあるが)小夜の秘密を守る協力者となり、性的に暴走しがちなナズのブレーキ役としても活躍する。
相方のマミゾウは小夜との絡みが少ないため第8話では物語への関りは薄い。果たして今後の活躍や如何。
幽谷響子
快活で素直なヤマビコ娘。犬っぽい体質故か、初対面時に匂いで小夜の性別をオスと見破っていた。
しかし弟という存在に強い憧れを持っていたため問題視はせず、一緒にお風呂に入って距離を縮め、修行期間中限定の小夜のお姉ちゃんとなる。
小夜の抱き心地と雌の本能には勝てなかったのか危うく姉弟の一線を超えかけたこともあるが、基本的にはナズ、ぬえと共に小夜の秘密を守る協力者トリオとして奮闘している。
一輪&雲山、村紗、星
命蓮寺での小夜の修行相手。ハードモードでの相手のため成長した小夜でもノルマクリアまでにかなりの苦戦を強いられたが、
着実に鍛錬を積み重ねた小夜の更なる成長のきっかけとなった。
ナズ、ぬえ、響子とは違い、小夜の性別に気付いた様子は今のところ無い。
聖白蓮
第8話のラスボス(?)。小夜の『聖の数珠を手放すと霊力の扱いが上手くいかなくなる(=空を飛べなくなる)』という、
修行中に明らかになった弱点を克服するための精神的な修行を行い、大きな成長の助けとなった。
小夜の性別に気付いているかは明確な描写なし。
修行時の厳かな態度とはうって変わって平常時には小夜をキャラ崩壊レベルで溺愛しており、小夜のお泊りを巡って霊夢とガチバトル(おそらく結果は引き分け)をしたことも。
手(手相?)を見て相手の運命を視る力を持っているらしく、第8話最終回では小夜の覚悟の先に待つモノを見たようだが――
レティ・ホワイトロック
吹雪の夜に事故(通りすがりのルーミアとの空中衝突)に遭い遭難した小夜を助けた、おねショタに定評のある冬妖怪のお姉さん。
小夜を裸で温めてあげた際に性別も知っており、効果的な太ももマッサージ(意味深)を施して小夜をぽかぽか(意味深)にしてあげた。
小夜を神社に帰した後は、ルーミアの面倒も見てあげたようだ。
第9話 ~異変勃発~
平穏な日々に終わりを告げるかのように、ついに侵入者が目覚め、異変が勃発。
黒幕との戦いで倒れた霊夢の命を救うため、小夜は決意を抱いて聖たちと共に魔界へ向かう。
小夜に襲い掛かる最大の試練の果てに、ついに小夜の記憶が――――
本居小鈴&子狐
その1で登場。小夜との絡みは無いが、人里の平和を象徴する描写として、小鈴が性知識の無い子狐を店の奥に連れ込み食べる(性的な意味で)という、
「小鈴お姉ちゃんらめぇっ」な事前予告どおりのおねショタ展開が描かれた。
ちなみに子狐は東方鈴奈庵の単行本3巻に登場している公式キャラである。
上海人形
その2で再登場。小夜の「生命の水」で自我を得たためか、小夜のことを親のように慕っており、「パパ」と呼んでとても懐いている。
アリスとる~ことの「生命の水」採取もお手伝いするいい子。パパのために小さな身体で一生懸命小夜ちゃんの小夜ちゃんにご奉仕してあげた。
る~こと
小夜が男であることは前から知っていたことが発覚。しかしアリスの助言により霊夢には小夜の性別のことは秘密にしており、
むしろアリスと共に小夜と一緒にお風呂に入って可愛がるなど危ない方向に目覚めてしまっていた。
それでもシリアスな展開が続く中盤以降は、メイドとして霊夢や小夜や紫を献身的にサポートして支え続けた。
鬼人正邪
その3から登場。針妙丸&ゆっこと交戦して負傷した後、地面に埋まっていたモノにつまづいてしまい、眠っていた「何者か」を目覚めさせてしまう。
成り行きでそれを自分の隠れ家に匿い、コンビとして奇妙な同居生活を送ることになる。
針妙丸が好きだが素直にアプローチできないひねくれものとしてのキャラが色濃く描かれており、原作よりも非道な印象は薄れている。
第9話で勃発した異変に加担したが、主犯ではなかったため厳罰は免れたものの、代わりにものすごく恥ずかしいお仕置きを受けるハメに。
第9話の涙腺破壊兵器その1。
朝倉理香子
東方旧作『東方夢時空』に登場した科学者。その6で彼女が残した日記という形で登場し、後に本人も登場。
岡崎教授から貰った学術書を基に幻想郷で科学の研究をしていたが、後にミミちゃん(※魔理沙が岡崎教授から貰ったICBM)と、エレンとで魔界に旅立った。
彼女が残した家と設備(魔力精製装置や菜園など)は、後から住み着いた正邪が活用している。
現在も神綺の魔力により寿命を延ばしてもらい存命しており、神綺のお気に入りの技術者として活躍している。
ちなみにミミちゃんは自律稼働しているミサイルだが、着替えることで人間の少女の姿にもなれる。どんな科学力だ。
神綺
東方旧作『東方怪綺談』に登場した魔界神。白蓮の旧知の友人として、魔界に来た小夜と命蓮寺一行に協力してくれる。
娘のような存在であるアリスが最近なかなか帰ってきてくれないのが悩みらしく、白蓮からアリスの近況をまとめた報告書を手土産に貰うのを楽しみにしているほど。
可愛い子大好き。白蓮は神綺のこの趣味を見越して小夜のことは隠そうとしていたが結局見つかってしまい、小夜と一緒にお風呂に入るフラグを急ピッチで建築中。
それ以外の怪綺談キャラとしては、夢子が常にメイドとして傍に控える形で登場したり、ビルの広告にユキマイ姉妹が出ていたり。
聖白蓮&命蓮寺一行
白蓮が魔界に封印されていたときの縁で魔界の有力者たちに顔が利くということで、霊夢の命を救うために魔界に向かう最適なメンバーとして抜擢。(響子は留守番)
小夜と共に聖輦船で魔界の空を駆ける。
命蓮寺一同のバトルシーンはゆくめで氏がプロット段階から動かしたいと決めていただけあり、渾身のアニメーションで描かれたその27の回の大立ち回りは必見。
第9話の重要人物(ネタバレ注意)
これ以降、第9話の大きなネタバレを含むため、第9話最終回まで未視聴の方は注意! |
魔眼(幽玄の従者)
その4から登場。第6話ラストで幻想郷にたどり着いた侵入者の正体。第9話中盤で描かれる異変の主犯。
魔力節約時は古明地姉妹のサードアイのような形態を取っていたが、本来の姿は黒髪の少女。
その正体は、東方旧作にして第一作「東方靈異伝」の魔界ルート10面ボスとして登場した「YuugenMagan」。
より正確に言えば、ユウゲンマガンは幽玄と魔眼の双子姉妹、かつ主人と従者の関係であるというこのシリーズ独自の設定があり、魔眼は従者であり妹の方。
主人であり姉でもある幽玄が、霊夢の前世である靈夢に倒されたことで博麗の巫女を恨んでおり、その復讐のために動き続けていた。
正邪の協力も得て復讐のためにはありとあらゆる手を尽くしてくるが、博麗の巫女以外の者を復讐に巻き込む気は無いと口にするなど、一概に邪悪な存在とも言い切れない武人的な一面を持つ。
元々従者だったこともあり料理ができる家庭的な一面や、お風呂好きな趣味を持っているなど、博麗への復讐が絡まなければ少女らしい可愛い一面も多く覗かせる。
また、彼女を含めこのシリーズに登場する魔眼族は、相手に触れている間は相手の思考を読むことができる能力を持っている。
異変を起こしてからは特殊な結界で博麗神社を隔絶し、死力を尽くして霊夢と激しい戦いを繰り広げた末に敗北し、満足そうに消滅。姉と共に旅立って行った。
第9話の涙腺破壊兵器その2。
陽炎(ようえん)
第9話の後半から登場。魔眼族が統治する魔眼領の長。幽玄と魔眼の姉でもある。
白蓮が魔界に封印されていた時からの旧知の仲であり、関係は非常に良好。
白蓮や靈夢のような強者の存在を評価し、戦いを好むバトルマニア。
見た目こそ絶壁の胸を持つ小柄な体型の尊大口調のじゃロリ少女だが、聖とも全力で数日間戦い続けられるほどの極めて高い実力を持つ。
霊夢にかけられた呪いを解呪できる手段を求めて小夜たちは彼女の元を訪れるのだが、彼女だけが作れるという解呪の秘薬の入手のため、
小夜は彼女が課す最大の試練に挑むことになる。
……が、試練終了後、気を失った小夜を抱き上げたことで小夜の極上の抱き心地の虜にされてしまい、それまでの威厳が一瞬で吹き飛ぶ勢いで即堕ち。
おまけに小夜に触れたことで気の流れを読み取った結果、小夜が男であることも知ってしまい、
「小夜との間に子を作ればきっと強い子が生まれる」との結論に達し、小夜を婿にして子作りすることを決意。
数年後には魔眼領の不穏分子を根こそぎ片づけ、小夜の子種を求めて魔眼と共に幻想郷に乗り込むらしいが、それはまた別のお話。
魔眼(陽炎の従者)
第9話の後半から登場。陽炎と対をなす従者としての魔眼であり、幻想郷で異変を起こした魔眼とは別人。
片目にかけられた眼帯が特徴の少女で、主人と違って胸は豊か。
必要な時は主人の命令を淡々とこなすが、実はかなり感情豊かな少女であり、特に甘い物には目がなく、小夜が作り出したお饅頭を食べたときは蕩けそうな顔をしていた。
小夜の試練終了後、小夜の抱き心地の感覚を陽炎から共有されたことで陽炎と同様に小夜に即堕ちし、2人揃って小夜の子を孕むことを受け入れるほどに骨抜きにされてしまった。
(以下、第9話クライマックスの最大のネタバレにつき、その37を未視聴の方は戻ることを推奨!)
一つ目さん
小夜に憑りついていた、タコのような外見の一つ目の生物。小夜の記憶を封印していた「呪い」の本体。
その正体は、小夜がいた時代の八雲紫が廃棄したスキマの中に存在した『目』の一つ。
小夜の記憶を封じていたため、多くの視聴者からは負のイメージを持たれていたが、実際は終始小夜の味方として見守ってくれていた存在。
小夜の記憶が失われたのも故意ではなく、スキマに落ちかけた小夜を助けようとして一緒にスキマに落ちてしまい、その際に魂が融合してしまったためという、完全な事故によるもの。
陽炎の試練で小夜が何度も再起不能なダメージを負うたびに自分の力を与えて小夜を復活させるなど小夜を守ってくれたが、力の使い過ぎで自らの命が尽きてしまう。
それでも小夜と出会えたこと、小夜と一緒にいろいろな世界を見られたことを小夜に感謝し、最後の最後で友達となれたことを喜びながら、小町の船で彼岸へと旅立っていった。
第9話の涙腺破壊兵器その3。
小夜の正体
第9話最終回で、自分の魂と深く結びついていた一つ目さんが成仏したことで、ついに記憶を取り戻す。
幻想入りした原因は、猫と戯れている最中に、(昔の)八雲紫が廃棄したスキマに誤って落ちてしまったため。
そしてその正体は、聖白蓮の弟である「命蓮」。
博麗の巫女見習の男の娘「小夜」という存在はこのシリーズのオリジナルキャラであるものの、命蓮の存在自体は東方星蓮船の聖のおまけテキストにも明記されているため、
その正体はオリジナルではなく原作設定に存在したキャラであったということになる。
最終話
作者制作中…(※全動画が出そろってから、週1ペースで投稿予定)
(第9話最終回で公開されたプロット)
・わんわん小夜ちゃん in 博麗神社
・魔界のお風呂で小夜ちゃん(♂)大ぴんち!
・神綺様は本当に頭の良いお方
・ユウゲンマガン姉妹、裁かれる。その判決の結果は……!
・ついに幻想郷中に性別が発覚! 幻想郷の住人たちの悲喜こもごも
重要事項:紫と小夜の『賭け』の条件(第1話中編その1より)
一.自分から故意に性別を公表する
一.故意、不可抗力に関わらず、性別が発覚した事で立ち直れないほどの心の傷を負う者が現れた
※小夜本人の意向を無視した他者による公表は不問とする
尚、小夜の性別を勝手に公表した者はもれなく紫によってスキマツアーの刑に処される(ただしこの条件は小夜にだけは読めないようにされている)
一.一年の経過
記憶を取り戻せないまま上記のいずれかを満たした場合、幻想郷で霊夢の後継者となる将来(=性転換)が確定する
関連動画
関連静画
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関連項目
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