"Beings is given a Chronica to God,comes to an end according to the Chronica."
「生き物は神にクロニカを与えられ、クロニカに従い終わりを迎える」
東方魔弾斬とは、サークル「INSIDE SYSTEM」が製作した東方二次創作ゲーム及びそのシリーズの総称である。
―購入を検討されている方へのご案内― 本シリーズは基本的に内容がほぼ同一であり、発売日が新しいものほど追加要素が増えております。 各作品間の細かな違いなどに関しては、以下の各項目をご覧下さい。 |
概要
前作「東方幻弾章」の世界観や設定をを踏襲しつつ、新たに「斬撃2Dアクションゲーム」として誕生した作品である。
前作のプレイ感覚が「初代ロックマン」であるのに対し、本シリーズは「ロックマンXの『ゼロ』」に近いものとなっている。キャラクターはより大きく、より滑らかに描かれ上下方向へのスクロールも追加された。
BGMは前作からのオリジナル楽曲に加え東方原曲のアレンジも追加されており、それらの曲も原作に近いよりモダンな音源を用いている。原曲アレンジは本作の製作者NAN-A氏が初めて自ら作曲・編曲したものである。
作風も「和」をイメージして漢字表記で統一されており、前作の英語表記メインのものと大きく雰囲気を変えている。
道中に回復系アイテムが存在しないことは前作と同様ではあるが、今作ではあらかじめ3種類の難易度が用意されている。また今作では自機の初期状態における性能が非常に高く、さらにそれを強化するシステムも搭載されているため難易度は大幅に下がっている。
幻弾章シリーズでおなじみのザコ敵も登場するが、このうち超硬を誇っていたキャラに関しては大幅に耐久力が減らされている。そのため慎重さが求められる幻弾章シリーズとは対極的に、全体的な難易度の低下も相まってザクザクと進めていける爽快感が売りとなっている。
本シリーズは現在第2作まで存在しているが、それぞれシステムの変化点が多いため共通点を除き別個解説する。
以下、第1作「東方魔弾斬」を「無印」、第2作「東方魔弾斬 春風」を「春風」、第3作「東方魔弾斬 運命」を「運命」と表記する。
共通仕様
難易度
- 基本
- 文字通り普通のレベルである。
- アクションゲーム初心者やEXTRAの解禁を目指す人におすすめ。
- 裂傷
- 一部の敵が撃破した一定時間後に自機に向かって飛んでくる打ち返し弾「魔弾」を飛ばしてくるようになり、さらに遠隔攻撃の能力が追加される。またボスの耐久力および無敵時間も増加し、攻撃移行速度も速くなる。
- アクションゲームに慣れている者や、幻弾章シリーズの経験者に適したレベル。
- 狂人
- ボスを除くすべての敵が「魔弾」を放つようになる(これには「相殺可能な敵弾」も含む)。また敵の配置が増え、性能も強化される。そしてボスも耐久力、火力共に大幅に上昇し攻撃頻度も比にならないほど増えるのでダメージを与えることすら困難となる。マゾプレイヤー向けの超絶難易度。
- 神片
- いわゆるEXTRAモードに相当する「特別斬撃」に存在する難易度。
- 内容は「無印」「春風」と「運命」で異なる。
斬撃
斬撃ボタンを押すことによって敵を斬りつける攻撃が繰り出される、最も基本的なアクション。接地した状態で連続して入力することによって連続攻撃が可能となる。また、空中で繰り出すと自機周囲を攻撃する空中回転斬となる。
敵に与えたダメージはヒットした敵の横に赤く表示されるが、50以下の時は薄く100以上の時は大きく表示される。
リアクトゲージ
斬撃を行っていないとき初期状態では常に100%であり、空中回転斬りの1発目または連続攻撃を終えた直後、あるいは斬撃後に移動を開始した瞬間から0%から徐々に回復する。100%に回復するまで待たなくても斬撃自体は可能だが、例えば60%の時点で斬撃を行った場合は本来の60%のダメージしか与えることができない。
攻撃力が維持される連続攻撃回数はキャラクターによって異なる。
魔剣解放
魔剣ボタンを押すことで発動するもので、本作を攻略するうえで重要なアクション。魔剣解放中は自機と剣の色が紫色になる。
リアクトゲージが常に最上限値となる他に、発動した時のスロットの溜り具合によって様々な能力が付加される。付加される内容は作品間で若干異なる。また、魔剣解放時は「魔弾」を撃破することが可能となる。
魔剣解放には、敵を倒すと現れる黄色い蝶「トレース」を集める必要がある。また、トレースが0になると強制的に魔剣解放が終了する上に幻弾章シリーズと同様「WARNING」状態となり、一撃死の危険性が生じる。
ボス戦時にも特定の効果を発揮するが、これについては項目「ボスキャラ紹介」にて後述する。
斬滅剣技
自機が使用する必殺技で、 使用中は完全無敵となる。使用自機によって様々な効果がある。
トレースを集めることで発動できるが、発動方法は作品によって大きく異なるのでそれぞれの作品を参照。
コンボ
連続して斬撃を行うと画面右側にコンボ数と累計ダメージが表示される。
コンボ数が一定数以上になると攻撃力が上昇する。
サポートアクション
補動(春風では補助)ボタンを押すことで、サポートアクションを発動することができる。
内容はキャラクター毎に違うので項目「プレイヤーキャラ紹介」にて後述する。
ステージ構成
ステージは一幕・二幕・終幕の3つで構成される。
終幕以外では、画面右端に到達すると結界が展開しザコラッシュが始まる。全滅させると次の幕へ進むことができ、終幕にいるボスを撃破することでステージクリアとなる。
3つに区切られている点は幻弾章シリーズと同じだが、本シリーズでは一度でも到達すれば途中で止めてもステージセレクト画面からその幕よりスタートが可能となる。つまり、いきなりボスに挑むこともできるようになったのである。
東方魔弾斬 -Unbelieved Heroes-
魔弾斬シリーズの第1作。表紙には「魔理沙と6つのキノコ」でおなじみのモタ氏が起用された。作中の立ち絵はそれを参考にNAN-A氏が描いたものである。
特典は各キャラクターの缶バッチでソフト1本につき1個無料でついてくるが、今回は100円で分売もされた。
頒布開始から数か月経った後のとあるイベントでNAN-A氏に話を伺ったところ、霊夢が一番人気であったとのこと。
頒布日 | 2011年12月29日 |
頒布イベント | コミックマーケット81 |
頒布価格 | 1000円 委託1500円 |
メディア | CD-ROM |
ステージ構成は咲夜・妖夢・フラン・幽々子の4ステージで、すべて制覇するとラスボスに挑むことができる。
仕様
自機性能
自機の初期性能は、残機5・体力6・トレースの収集効率は一定となっている。
強化要素はないものの、初期装備が心許なく1から育てる必要がある幻弾章シリーズと比べ格段に高性能である。
コンボ時の表示と倍率
コンボ時に画面右側に表示されるコンボ数表示のさらに上に様々な英語のメッセージが表示され、それにより倍率補正がかかる。メッセージの!の数は1個ずつ増えていく。
メッセージ | コンボ数 | 倍率 |
---|---|---|
GOOD! | 30~99 | x1.1 |
GREAT!! | 100~199 | x1.2 |
BEAUTIFUL!!! | 200~299 | x1.3 |
Fabulous!!!! | 300~499 | x1.5 |
Heavenly!!!!! | 500~ | x2.0 |
体力回復
各ステージの終幕をクリアすると体力が3回復する。ステージを終えた際に体力が少ないと感じたら、自分が得意とするボスを倒すことでひたすら体力を回復させることができる。
満身創痍時の救済措置
満身創痍(ゲームオーバー)になると残機が5にリセットされ、リアクトゲージの下限と上限がそれぞれ50%ずつ増加する(0%~100%→50%~150%)。
ちなみに1000%(満身創痍19回)以上に達した場合満身創痍時の「攻撃力UP!」の下に表示される数字がバグる。
魔剣解放の仕様
魔剣解放によって得られる能力は、移動力を上げる「加速」、2段ジャンプを可能とする「跳躍」、滑空移動と可能とする幻弾章シリーズ霊夢の「WING」に相当する「飛翔」、そして必殺技「斬滅剣技」を発動できる「斬滅」の4つとなっている。斬滅以外は解放したゲージの分だけの能力が得られる。
能力を得るには幻弾章シリーズ同様その能力のゲージがいっぱいになっている必要があり、未満の場合は能力を得られない。例えば「飛翔」の部分がいっぱいになっていない状態で開放してもそれ以下の「跳躍」と「加速」の効果しか得られない。スロットを最大にした場合(「斬滅」使用可能状態)、強制的に「斬滅」のみしか発動出来なくなる。
斬滅剣技によるトレースの消費量は霊夢が45%、魔理沙が85%程度となっているので使いどころに注意。
なお、魔剣解放後にもう一度魔剣ボタンを押すことで任意に止めることができるので、トレースを使い切りWARNING状態になることを防ぐことができる。
東方魔弾斬 春風 -Unbelieved Heroes-
システムが見直されてより遊びやすくなり、ボリュームも大幅にアップした第2作。表紙は引き続きモタ氏。
特典は「アドベントチルノ」の生みの親である牛木義隆氏による書き下ろしのB2ポスター。
頒布日 | 2012年5月27日 |
頒布イベント | 博麗神社例大祭9 |
頒布価格 | 1000円 委託1500円 |
メディア | CD-ROM |
春風での追加・変更点
デモムービーの追加
見ごたえ・聴きごたえのある豪華なオープニングムービーが追加された。詳しくは当該動画を参照。
演出の強化
ステージ選択画面は左右でローテーション、上下で幕や強化項目の選択となり、見た目もさらに和風の凝った作りとなっている。さらにステージ開始時の演出もかなり派手になっている。ステージ開始時に画面の上下にある英文の意味は以下の通り。
"The story of girls led to the CHRONICA..."
「クロニカにつながる少女たちの物語…」
この文面から察せられるように、軽快なアクションの中にも重厚なストーリー性を持つ。
グラフィックの追加・変更
地形などのグラフィックが、一幕と二幕でより大きな差別化が図られている。
また地面から現れるオリジナルの黒い敵が芳香になっていたりと、より東方らしくなっている点もある。
今作から追加された自機および敵は新たに書き起こされたもので、従来のものよりさらに細かく描かれている。
新規制作の自機やボスのドット絵は、モタ氏の絵を意識してつくったとのこと。
自機「アドベントチルノ」の追加
ずば抜けた斬撃性能を持つ「アドベントチルノ」が自機として追加された。
今作の特典はアドベントチルノの起用が背景となっている。
データロード時のセリフの追加
ロード中、画面左下に本作の自機3人のうちいずれかが登場し台詞を残すようになった。
それぞれの台詞は項目「プレイヤーキャラ紹介」の3行目に記載する。
自機性能の変更
残機に変更はないが、体力が4となりトレースの収集効率も若干下がった。しかし攻撃力がリアクトゲージに対し1.5倍となった(100%でおよそ150ダメージ)。そして以下に記述する自機強化要素が追加されたため、最終的には前作を大幅に上回る性能となった。
コンボ関連の変更
前作では一振りで数回ヒットしたが、今作ではすべて1ヒット扱いとなった。これにより一撃あたりのダメージが従来より大きくなった。またコンボ時に英字が表示されなくなったが、倍率補正に変更はない。
魔剣解放の強化
魔剣解放による効果が大幅に増強され、攻略における重要性がさらに高くなった。
- 自機の耐性強化
- 魔剣解放中に敵弾に当たったり敵に触れてもダメージとしてカウントされなくなった。さらにライフが減らない上にトレースも失わない。
- 魔剣スロットの仕様変更
- 今作では強化したい能力のゲージがいっぱいになっていなくてもその能力を追加できるようになった(文字が表示されていればよい)。ただし有効なのはそのゲージ内にトレースが残っている場合のみである。例えば「跳躍」のゲージで魔剣を開放しても、所持トレースが「跳躍」のゲージを下回るとその時点で失効する。
また今作では途中で魔剣解放を中断することができないので、ライフ全快のWARNING状態でミスとなる危険性が幻弾章シリーズ以上に高い。使用開始のタイミングと終了時のトレース収集具合の調整が重要となる。 - 魔剣スロットの内容変更
- 魔剣スロットの第3段階が追加攻撃技の「支援」、第4段階が自機の当たり判定がなくなる「無双」となった。支援の内容はキャラクター毎に異なるため後述する。
- 斬滅剣技スロットの新設
- 上記の変更に伴い「斬滅剣技」が別のスロットとして独立したため、いっぱいまでためても魔剣が解放できるようになった。斬滅剣技の解放中は魔剣解放によるトレースの減少がストップするので、併用しトレースを獲得できれば魔剣解放の継続につなげることもできる。
- 斬滅剣技の後はスロットが空になるが、解放中に集めたトレースはそのまま残るので工夫すれば連発も可能。
- なお、このゲージはたとえ満身創痍したとしてもステージを抜けない限り残量が維持される。
- 体力の回復
- 前作では終幕クリアで回復したが、今作ではそれが無くなった代わりに魔剣解放中にトレースを集めることで体力を回復させることができるようになった。効率よくトレースを集めれば全回復も狙える。
- 魔剣解放が終了すると半端なものは切り捨てられるので、必ずキリよく集めるようにした方がよい。収集具合は目視で確認することができ、ライフの周囲が赤くなっているときは回復途中であり白くなっていれば完了である。
自機強化要素の追加
新たに追加された自機強化システムによって前作以上の能力を獲得することが可能となった。最大3段階まで強化可能だが、強化には後述の「使命」をクリアすることで手に入る「魔のトレース」が必要となる。
- 収集
- トレースの収集効率が上がる。魔剣解放の状態を維持が容易になったり体力回復のチャンスが増すが、幻弾章シリーズほど劇的な変化が起きるわけではないので優先順位は従来ほど高くない。
- 強撃
- リアクトゲージの上限が30%上昇する。最大で190%(285ダメージ)となり一撃でより大きなダメージを与えられるようになる。一方で最大値までの待ち時間も長くなるので、先に「弱撃」を上げるか同時強化がおすすめ。
- 弱撃
- リアクトゲージの下限が30%上昇する。最大で90%(135ダメージ)となり初期の魔剣解放とほぼ同様の状態で居続けられるので、空中回転斬りやボタン連打での攻略を主体とする場合に向いている。
- 斬滅
- 本作から独立した「斬滅剣技」ゲージの伸びを早めることができる。状況次第では斬滅剣技は連発できるので、これを上げておけばその可能性が一段とアップする。
- 移動
- 移動速度が上昇する。トラップの突破やコンボ維持の他に、自機を追うトレースの回収制御にも役に立つ。ただし魔剣解放時の「加速」も反映されるため、その際は非常に高速となり細かい制御が難しくなるため注意。
- 体力
- ライフが1アップする。最大で3つまで増やすことができ、最終的に合計ライフは7となる。幻弾章シリーズと同様に残機を補充できるチャンスはないので、まずこれを上げておくことで余裕のある攻略が可能となる。
副目標「使命」の追加
ステージの各幕ごとに設けられている「ダメージ4回以下」「180秒以内にクリア」といった「使命」を達成することで、自機強化に使用できる紫色の蝶「魔のトレース」が手に入る。使命は難易度が高いほど厳しくなる。
自機を失うとどの幕でも内容がリセットされるが、残機回復がないことを考慮すると再挑戦した方が低リスクである。
ボス戦ではすべて「ノーダメージで撃破(無傷勝利)」という条件で固定となっている。一見難しそうな条件ではあるが幻弾章シリーズと比べボスの攻撃は回避しやすいものが多く、さらに魔剣解放中に受けたダメージはカウントされないので獲得は比較的容易である。
また「魔のトレース」は、使命が達成された場合に各幕が終了し次の幕に移行する瞬間(終幕ではクリア画面の次、つまりオートセーブの時)に取得扱いとなるので、終幕に入ったら一旦中断し強化を施してからボスに挑むことで攻略がより楽になる。中断によるペナルティはないので気軽に行える。
なお、使命は終幕を除く各幕の開始時に表示されるが、後でポーズで再確認することも可能。各幕の終了時に結果が表示され、使命をクリアしたら金色で「達成!」、クリアできなかったら灰色で「不達成…」とそれぞれ表示される。
新キャラクターの追加
新たに「伊吹萃香」と「霍青娥」、そして新規のラスボスが追加され、ステージ数は6+αとなった。
難易度によるステージ変化ギミックの追加
選択した難易度によって、ステージの構造が変化するようになった。例えば、難易度「裂傷」以上では本来平地だった場所に穴があったり、進行を妨げるトラップが増えたりする。
設定「ビータス」の追加
本作の世界が「ビータス」と名付けられた。詳しくは「INSIDE SYSTEM」の記事を参照。
新規エンディングの追加・内容の変更
新規ラスボスとアドベントチルノの参戦により新たにエンディングが追加された。
また、本作のエンディングはコンティニュー回数で変化することがなくなった。
東方魔弾斬 運命 -Unbelieved Heroes-
コミックマーケット83で発売される東方魔弾斬シリーズの集大成。表紙は粗茶氏が担当。
頒布日 | 2012年12月30日 |
頒布イベント | コミックマーケット83 |
頒布価格 | 1000円 委託1500円 |
メディア | CD-ROM |
「運命」での追加・変更点
説明用動画の追加
本作では迫力満点の新たなPVの他に説明用の動画も製作された。
これは過去作のPVが説明を兼ねていたのに対し今作では純粋な宣伝のみであったため急遽作られたものである。
戦闘前のセリフ追加・フルボイスの実装
「東方幻弾章Y」と同様に、戦闘前のフルボイスによる会話シーンと戦闘開始直後の掛け声が追加された。さらに今作では自機の斬撃時と被ダメージ時、そして斬滅剣技発動時のボイスも追加された。
これらの音量はボス戦時の「会話ボイス」とフィールド上での「アクションボイス」でそれぞれ独立しており、設定画面で自由に音量を変更できる。
演出の強化
ステージ選択画面のキャラクターイラストが新しくなった。また斬滅剣技のカットインが躍動感のあるアニメ調となった。
前作にもあったアドベントチルノの斬滅剣技中の一枚絵は新たに書き起こされている。
トリガー技の追加
今作では「トリガーボタン」が追加された。これは単独では使用せず、ホールドしたまま他のボタンと組み合わせることで様々なアクションに派生する。トリガーボタンのホールド中は専用の効果音と共に残機表示部分が白くなる。
トリガー操作の内容と効果は以下の通りである。ただし「斬滅剣技」以外は自身強化で付与する必要がある(後述)。
- 斬滅剣技(トリガー+斬撃ボタン)
- 魔剣ゲージが満タンの時に超必殺技を発動することができる。前作では「↓+斬撃ボタン」のコマンドであった。
- 行動解除(トリガー+魔剣ボタン)
- 斬撃後等の硬直時間を0にして行動することができる。この動作では魔剣ゲージを消費する。
- 超速上昇(トリガー+跳躍ボタン(地上))
- ハイジャンプが可能となる。
- 強制下降(トリガー+跳躍ボタン(空中))
- 真下に急降下できる。
自機強化要素の項目の追加及び変更
最大3段階まで強化できる項目の段階がさらに増え、そのタイプ新たな強化項目も3つ増えた。体力のみ8段階目まで強化可能で、それ以外は5段階目まで強化できる。ただし4段階目以降は魔のトレースが3つ必要となる。
また、これらに加えて魔のトレース2つを消費することで自機に付加することのできる特殊能力が5つ追加された。こちらは1段階のみで四字熟語となっていることが特徴である。
同名でも前作とは違う内容が強化される項目も存在するので、ここでは改めて全て紹介することにする。
項目の細分化に伴い、自機の初期性能は過去2作と比べて低くなっているため速やかに成長させる必要がある。
- 体力
- 前作と同様にライフが1つ増える。
最大で12まで強化可能だが、すべて揃えるには魔のトレースが18個も必要となるので少しずつ強化するとよい。 - 強撃
- 今作から上昇幅が30%から20%となった。また「自身成長」にてダメージ量を実数字で確認できるようになった。「10%でおおよそ15ダメージ」という考えで強化していくとよい。
最大で200%まで強化可能(初期値157、最大値315)。 - 弱撃
- こちらは上昇幅が30%から10%となったが、初期状態の下限は0%から10%となった。
- 最大で60%まで強化可能(初期値015、最大値090)。
- 収集
- 前作と同様にトレースの収集効率が上昇する。
魔剣解放の機会が増えるだけでなく「魔のトレース」の収集も容易になるので、序盤に上げておくのがおすすめ。 - 移動
- 前作と同様に移動速度が上昇する。
一度上げると戻せないので、自身の戦術と相談しながら強化すること(強化自体は必須ではない)。 - 斬滅
- 斬滅剣技の性能を上げることができる。
今作では斬滅剣技の初期状態がかなり弱体化しているので早めの強化が必要。最大で凄まじい威力を発揮。 - 滅速
- 斬滅剣技のゲージ上昇量を上げる。
前作の「斬滅」に相当するもので、これを上げておくことで緊急回避やボス戦での使用が容易となる。 - 無敵
- ダメージを受けた際の無敵時間が長くなる。
初期状態はほぼ皆無に等しく簡単に連続ダメージを負ってしまうほど危険なので、早めの強化を推奨する。 - 補動
- サポートアクションの性能がアップする。
当然ながらキャラクター毎によってどのような変化をするかは異なる(例:霊夢なら前転の無敵時間が上昇)。 - 魔剣回復
- 魔剣解放中にトレースを獲得すると体力を回復できる。
前作では標準装備であったが今作では独立しているので、必要な場合は忘れずに強化すること。 - 行動解除
- トリガー技「行動解除」が使用できるようになる。
- 魔弾吸収
- 魔弾にぶつかる直前に左右のどちらかを押すことで魔弾を吸収できる。幻弾章シリーズの「ブロッキング」に相当する、使いこなせれば便利な技。ただし難易度「基本」においては全くの無意味な項目なので注意。
- 強制下降
- トリガー技「強制下降」が使用できるようになる。
- 超速上昇
- トリガー技「超速上昇」が使用できるようになる。
使命の難易度上昇
魔のトレースを手に入れるための条件が厳しくなった。特に難易度「基本」での入手条件の難度が上がっている。(例:時間・120秒以内→90秒以内、ダメージ・4回以下→2回以下)
魔のトレースの入手方法の追加
今作では使命以外にも「命のトレースを大量に集める」という手段で魔のトレースを得られるようになった。これは自身強化と組み合わせることで容易に集めることができる上に無限に手に入る。
道中で入手した瞬間に、自機の背後に紫色で「dark tres get!!」と表示される。
新キャラクターの追加
新たに「東風谷早苗」「レミリア・スカーレット」の2名が追加され初期に選択可能なステージが8ステージとなる。さらに8ボス撃破後には新規ボス2体を含む新たなステージが4つが追加され、ステージ総数は12+αとなった。
特別斬撃の仕様変更
「無印」「春風」では初期装備で真のラスボスに挑むというものであったが、本作ではランダムに選ばれるボスと勝ち抜き戦を行う「格闘王モード」となっている。
このモードでは初期装備、残機0と非常に厳しい条件で全てのボスを撃破しなければならないという内容である。
ここでは最も登場数の多い「運命」のものを記載する。各自解説も「運命」におけるものとする。
プレイヤーキャラ紹介
巨剣「バスタードチルノソード」を装備するアドベントチルノは斬撃主体のこの世界によく溶け込んでいるが、普段は玉串や箒を持っている自機でおなじみの2人が刀剣を握り戦うという点はまさに「斬新」なものとなっている。
記憶喪失の朱巫女 博麗霊夢
幻弾章シリーズから記憶を失ったままであるが、突然どういうわけか剣が作れるようになった。今回の異変に(二重の意味で)真剣に向き合っている唯一の人物である。
- サポートアクション:前転
- 使用直後にリアクトゲージが最大値-20%まで回復する移動技。
「春風」までは発動直後の無敵時間が存在する緊急回避技としての色合いが強かったが、「運命」では初期状態に無敵時間がまったくないので「自身強化」の「補動」で無敵時間を新たに付加する必要がある。 - 支援:陰陽玉
- 地面や壁で跳ね返る玉。特にザコラッシュで絶大な効力を発揮する。一定時間後に消滅する。
陰陽玉自体には地形接触判定があるので、「オブジェクトに反応して消滅する床」があるステージでは注意。 - 斬滅剣技:ルクシンベル
- 「終わりよ! 光の雨よ、降り注げ!」
画面全体にトレースで生成した光の矢を降らせる。高度を問わず広範囲の敵にダメージを与えられる。
連撃回数は3回。連撃の3回目に上キーを入力することで斬り上げとなり、相手を高く飛ばすことができる。
特筆すべきはサポートアクションの効果で、素早いリアクトゲージの回復を可能としている。これを活用し「斬撃→前転→斬撃…」という戦法をとれば常に強力な連続攻撃を繰り出すことができる。これにより強化項目の一つ「強撃」の恩恵が非常に強いので、真っ先にこれを上げれば道中・ボス共にかなり楽に進められるようになる。
攻撃能力のバランスが整った万能タイプで、初心者からベテランプレーヤーまで幅広く使える仕様となっている。
全力全開の魔砲少女 霧雨魔理沙
ある時、特殊鉱石と八卦炉を合体させたら魔理沙ソード(自称)が完成したので、とりあえず何かをぶった斬るため旅に出ることに。
- チャージ攻撃(地上):踏込二連斬(斬撃終了時まで無敵)
- チャージ攻撃(空中):突撃回転斬
- サポートアクション:光速移動
- 素早く移動できる能力で、ジャンプも飛距離が伸びる。「運命」より空中での発動や解除も可能となった。
ただし光速移動中は斬撃不能で、チャージもできない。 - 支援:星形弾
- 自機より若干後ろへ反動をつけた後、前方へ一気に突撃する星。地形貫通性能あり。
- 斬滅剣技:マグヌスマギア
- 「決めるぜ! いっけぇーっ!」
自機前方に巨大魔砲を放つ。決してマスタースパークではない。ボス戦で特に威力を発揮するが背後に注意。
連撃回数は2回。連打することで相手を全く寄せつけなくなる。また無敵連斬を繰り出せるチャージ攻撃が可能となっており、ホールドしたまま移動もできる。
霊夢よりもリーチは広いものの斬り上げでは斜め前に飛ぶためボス戦は若干苦労するかもしれないが、魔剣解放や強化項目「弱撃」によって大幅に強化されるので上手く活用したい。
全体的な性能は道中突破に向いたものとなっており、短時間での攻略に適している。
正義とはアタイのことさ アドベントチルノ
「春風」より追加された、斬撃のプロフェッショナル。「正義を貫く最強ソルジャー(自称)」の名にかけて、彼女も戦地へと赴くことに。
- チャージ攻撃:五連斬
- サポートアクション:空中受け身
- ダメージを受けた際に受け身をとる。空中制御が再び可能となり、落下ミスのリスクを避けることができる。
- 支援:パーフェクトフリーズ
- 有効である間、ボスを除くすべての敵が硬直する。当たり判定は残るので注意。
- 斬滅剣技:超⑨武神覇斬
- 「ブレイク! 超⑨武神覇斬! くらえーっ!」
バスタードチルノソードを分解して自機前方の画面半分の範囲に斜め方向から投射、その後自機が水平方向に突撃し、さらにカットインを挟んで画面全体に攻撃を繰り出すド派手な攻撃。前方中距離の敵に特に有効。
連撃回数は3回。連撃の3回目は必ず斬り上げとなる(この時振っていた剣がスイカバーからあたり棒に変化する)。その斬り上げの高さは霊夢を上回る。空中回転斬はできないが、より上方への攻撃に特化した斬撃が繰り出せる。
斬撃はチャージ攻撃を除き振り始めは無敵状態となる。また地上斬撃は全て踏込斬であり、連打することで強行突破も可能。しかし狭い足場や崖などではその特性が災いし落下ミスにつながる恐れもある。
リーチは前2人とは比較にならないほど長く、広い範囲の敵に大きなダメージを与えることができる。さらにチャージ攻撃では威力が2倍となるので、あらかじめ「強撃」を上げておくことで驚異的な攻撃力を叩き出す。
ただしチャージ中は移動できず、またチャージ攻撃後は約1秒間硬直してしまうのでその隙を狙われないよう注意。
慣れるまでが大変な上級者向けキャラクターではあるが、使いこなせれば圧倒的な戦力になるに違いないだろう。
ボスキャラ紹介「幻想郷の住人編」
彼女たちもまた「運命」によって「ビータス」に連れてこまれたが、彼女たちは自分の意思で行動しているため主人公とは意気が合わない。とりあえず撃破すれば道は開けるのであまり深く考え込む必要はない。
本作のボスは一度に与えられるコンボダメージが「初回斬撃後に敵が着地する」か「コンボ猶予回数を満たした」場合のいずれかであり、その後ボスは一定時間無敵となると同時にコンボ猶予回数が回復する。
コンボ猶予回数は15回であるが、1つでも減らした状態で魔剣解放することで猶予回数が「+5」される。ただし15以上になることはない。特に「無印」ではこれを利用して解放と解除を繰り返すことでハメることも可能である。
ボスは前作と同じく体力が減る毎に攻撃のバリエーションが増える。ゲージは黄色→茶色→橙色の順に変化する。今作は攻撃を当てることでボスの攻撃を中断させることができるので、積極攻勢が大切である。
攻撃パターンが追加されるタイミングは、最初の攻撃パターンが残存体力の75%、その次が50%(ゲージ茶色)、最後が25%(ゲージ橙色)である。当記事では攻撃パターンの追加順に使用技を表記していくが、初めから持っているものに関しては名称の後に「(初期装備)」と表記する。技名に関しては便宜的につけたものなので正式なものではない。
ボスの攻撃パターンなどの解説と併せて、道中のトラップや地形などステージの特徴についても記述する。
最初の8ステージはどこからでも自由に攻略できる。また、本作は道中・ボス共に難易度はほぼ同一となっている。
本作では刀剣を操ることをモチーフとした二つ名が与えられている。
刻を支配する双剣の舞 十六夜咲夜
「さあ…時に魅せられてしまいなさい!」
道中解説「清奏の森道」
幻弾章シリーズでおなじみのザコ敵が続々登場するが、当時よりも大幅に弱体化されているので道中は楽である。地形に関しても難しいところはないので、おそらく多くのプレイヤーにとって初ステージとなる。
トラップは「魔法陣」。この上に乗るとハイジャンプができ、自機の速度が高いほど距離を稼げる。ただし霊夢を使用する場合、サポートアクションの前転を使いながら乗ってしまうと詰んでしまう個所もあるので注意が必要となる。また、この魔法陣は敵キャラが乗ってもハイジャンプする。
なお、このステージは初期ステージ中で唯一トラップが一幕から登場するステージとなっている。
剣技解説
- ダッシュ斬撃(初期装備)
- 自機まで高速で接近し斬撃を繰り出す攻撃。他のキャラと比べて斬撃範囲は小さめである。
- 停止のタイミングはランダムであり、場合によっては斬撃を繰り出さずに静止することもある。
- 飛び込み斬り
- 横5キャラ分を低くジャンプした後に斬撃を繰り出す攻撃。
- このジャンプは下をくぐれるほど高くない。
- ナイフ投擲
- ナイフを一定間隔で合計9回投げてくる攻撃。
- ナイフはダメージ量に関係なく一撃で相殺可能。
- 大跳躍回転斬
- 画面上端近くまで跳躍しながら回転斬を繰り出す攻撃。
- この技は瞬時に発動するので、飛び越える時は攻撃直後に隙が出たところを狙うとよい。
全てを叩き斬る心の剣 魂魄妖夢
道中解説「寵空の神殿」
このステージでも幻弾章シリーズのザコ敵が現れるが、咲夜ステージと同様に脅威とはならない。
トラップは「空中コンベア」。矢印の向きに合わせて自機が加減速する。
このコンベア内には敵が存在する場合もあるので注意が必要である。
剣技解説
- すり足(初期装備)
- 横4キャラ分を2回に分けて移動する。
- このとき攻撃は一切しない。
- 双剣斬(初期装備)
- 横5キャラ分にわたる斬撃を繰り出す攻撃。
- 予備動作から発動までの時間は短い。
- 滑空
- 画面中腹まで上昇し、一定距離を飛翔した後にゆっくりと高度を下げながら着地する。
- 飛翔距離はランダムで変化する上、移動距離は長いので衝突しないよう注意。
- 垂直降下攻撃
- 滑空からの追加派生技で、自機が真下に来た瞬間そこへ垂直に降下する攻撃。
- 高度が下がり始めてからはこの技が発動されることはない。
- 踏込二連斬
- 横方向へ2回に分けて移動しながら斬撃を繰り出す攻撃。
- 移動距離は画面の3分の1弱ほどである。
血を食らう鬼の槍剣 フランドール・スカーレット
道中解説「地下迷宮」
赤い丸型の敵は、縮小している間は攻撃を当てることができない。トランプ兵の槍は見た目ほど判定は大きくない。
二幕ザコラッシュのラストに「あの門番」が、なんと双子になってリベンジ。投射する炎の量が倍になったが……。
トラップは多く、「滴る血」「槍」「時計レーザー」の3本立て。
「滴る血」は水滴状になった瞬間から当たり判定を持つもので、相殺は可能であるが落下頻度が高い。
「槍」は地面から一定間隔で地面から出入りを繰り返すが、配置が控えめなため幻弾章シリーズほど苦労はしない。
「時計レーザー」は二幕から追加されるトラップで、特に一番最後の2か所重なっている部分の突破が困難である。
剣技解説
- 急降下攻撃(初期装備)
- 三段ジャンプから斜め方向へ急降下攻撃を繰り出す。
- 自機や壁との位置関係によっては、攻撃が発動されずに四段跳びに変化する場合がある。
- レーヴァティン
- 横5キャラ分におよぶ斬撃を直上から自機方向へ繰り出す攻撃。
- 予備動作が長く斬撃速度も遅いが、攻撃判定が独立しているため発動後はキャンセルさせることができない。
- フォーオブアカインド
- 急降下攻撃に自機の分身3つが追加された攻撃。
- 分身の出現位置と攻撃方向はランダムであり危険だが、出現予告はあるのですかさず真下に潜り込んで対処。
幽雅に舞う死の扇 西行寺幽々子
「あなたは見きれるかしら? この優雅な舞を!」
道中解説「桜花楽満道」
骨を放物線上に飛ばしてくる謎の鶏肉、3対1組で行動する三色団子、ランダムに放物線を描く打ち返し弾を打つ小龍包など、食べ物をモチーフとした敵が出そろう。特に小龍包は「攻撃を当てるごとに打ち返す」習性があるので一撃で倒さないと打ち返し弾だらけとなってしまう。
トラップは「桃色渦巻」。触れると斬撃が封じられる上にジャンプ力も極端に下がる。一定時間で元に戻るがこの前後にリフトや敵がいるところを突破しなければならないので、可能な限り避けるかその時の動作を見込んで進んでいく必要がある。
扇技解説
- 回転扇撃(初期装備)
- 横方向へふらつきながら自機に接近し、自機が近くなった際に扇子を開いて突きの攻撃を繰り出す。
- 画面の半分にあたる距離を移動するまでの間に自機が存在しなかった場合、突きの攻撃は出ない。
- 高速扇撃
- 回転扇撃のうち突きの攻撃のみを繰り出す。攻撃した瞬間に横4キャラ分ほど動く。
- 予備動作の時間が短いため近づきすぎないのが得策。
- 三連扇子ブーメラン
- 横5キャラ分の射程を持つ扇子を3つ投げる攻撃。扇子はダメージ量に関係なく一撃で相殺可能。
- 自機方向だけでなく幽々子の背後にも飛んでいくので、この攻撃の際に背後を取る時は相殺を忘れずに。
- 六連ナイフ弾
- 小型ナイフの6連射を6回繰り出す攻撃。体力ゲージがないため一見相殺できないように見えるが可能である。
- 弾道は決まっており、1発目と3発目が下方向へ、2発目と4発目は上方向へ、5・6発目は直線的に飛んでいく。
鬼の創りし酒盗剣 伊吹萃香
道中解説「天神山獄」
酒に酔って暴れまわるさまざまな種類の鬼が高速で迫ってくるので、先を急がず慎重に進んでいった方がよい。
二幕から登場する勇儀は頭の角をはずして投擲するという奇抜な攻撃を行うが、それ以上に耐久力が難易度「基本」でも350と高めなので配置も相まって少々手こずるかもしれない。
トラップは「酒樽」。一定間隔で溢れ出してくる酒を浴びると酔って画面が激しくブレる。この状態で行動を続けると「事故」を引き起こす危険性が高いため、ブレがおさまるまでは安静にした方がいい。
酒樽は一応破壊可能だが、ほとんどの場合攻撃の届かない場所に配置されているのでスルーしていくことになる。
剣技解説
- 巨大酒拳(初期装備)
- ぐるぐると腕を回した後に横3キャラ分の巨大な拳を繰り出す攻撃。
- 予備動作はかなり長めだが、射程が画面の半分と長い。
- 踏込三連酒圧斬(初期装備)
- 横5キャラ分にわたる斬撃を3回連続で繰り出す攻撃。1回繰り出すごとに横2キャラ分移動する。
- この斬撃は上方向への判定も大きいので、対面方向へジャンプして回避する手段は少々危険である。
- 転倒回転斬
- 自機に向かって突進し、画面半分ほどの距離を進んだ後に転倒し落とした瓢箪から回転斬を繰り出す攻撃。
- 斬撃範囲はそれほど大きくないが、瓢箪はゆるやかな軌道を描きながら落ちるため攻撃範囲は広めである。
- 六連酒圧弾
- 真下方向に高圧の酒を一定間隔で合計6回浴びせる瓢箪を斜め上に飛ばす攻撃。この時萃香は無敵になる。
- 6発目を発射し終わると戻ってくるが、このときの瓢箪にも当たり判定があるので注意。
- ミッシングパープルパワー
- だんだんと体を大きくしながら突進してくる攻撃。この時萃香は無敵になる。
- 移動距離は画面1往復分と半分である。一定間隔でジャンプするので、そのタイミングを見極めて回避に専念。
道を示す透影の剣 霍青娥
道中解説「霞霧の洞窟」
他のステージと比べ大型の敵が多く登場する。それでいて高速で移動するので激突の可能性が高いが、幸いにも耐久力はそれほど高くない。ただし二幕から登場する華扇は勇儀と同じ耐久力であり、なおかつチャージの後に踏込二連拳を浴びせる技を持っているので注意。
トラップは「ニセ地形」。接近すると中が透けて見えるというもので、幻弾章シリーズのさとりステージとは正反対のタイプとなっている。状況次第では敵の不意打ちを食らうこともあるので慎重に進んでいく必要がある。
剣技解説
- 体当たり(初期装備)
- 振り子のように大きく振れながら体当たりをしてくる攻撃。発動直後のみ青娥が無敵になる。
- 最大まで振れると画面の外へ飛び出すほどになるが、攻撃を当てれば中断される。
- 芳香召喚(初期装備)
- ランダムな位置に芳香を2体召喚する攻撃。芳香はダメージ量に関係なく一撃で撃破可能。
- 召喚の際に発生する光に当たり判定はない。
- 巨剣投擲
- 巨大な剣を2本投擲する攻撃。射程は剣ごとに異なり、1本は青娥のすぐ横、もう1本は画面半分ほどである。
- 剣が投げられてから地面に着くまでの時間は短いため、敵との位置関係を基に剣の間に潜り込むこと。
- 突進
- 自機に向かって突進し、その際に黒呪弾を召喚する攻撃。発動直後のみ青娥が無敵になる。
- 突進の移動距離は画面の3分の2である。黒呪弾は自機を直線的に追尾するが、一定時間後に消滅する。
- ナイフ投擲
- ナイフを一定間隔で合計15回投げてくる攻撃。ナイフはダメージ量に関係なく一撃で相殺可能。
- 咲夜のナイフとは異なり、若干下向き気味の角度をつけて投げられる。
奇跡と風起の薙刀 東風谷早苗
道中解説「風花の社」
下へと下っていく機会が多いステージ構成となっているため初見では少し怖い。道中に居座るのは七福神だが、自機に対しては何一つの恩恵ももたらさない。特に恵比寿様は釣りエサを破壊されると発狂し攻撃が激しくなるので注意。二幕からは巨大御柱をぶっ放してくる神奈子と、地中に隠れて自機を待ち伏せる諏訪子が出現する。
トラップは「上昇気流」。気流の中にいる間はジャンプ力が増し下降がゆっくりになるが、発生源から下に行くとそのまま落下してしまうのでできるだけ高い位置から乗るようにした方がよい。
剣技解説
早苗には残存体力25%で追加される技が2種類ある。一番下の技と下から2番目の技がそれに相当する。
- 気合斬(初期装備)
- チャージ後にその場で斬撃を繰り出す攻撃。チャージ中は早苗が無敵になる。
- 斬撃は早苗の背後にも到達するので回り込む際は注意。
- 突進斬(初期装備)
- 自機に向かって突進し、画面の半分ほどを進んだところで斬撃を繰り出す攻撃。
- 気合斬と同様に斬撃範囲に気を付けること。
- 二段突進
- 突進の後に斬撃に入らず、さらに早い突進を繰り出す攻撃。二段目の時は早苗が無敵になる。
- 突進距離は画面の半分強である。二段目への移行は一瞬であるためよく見極める必要がある。
- 星弾射撃
- チャージ後に星形弾を4つ飛ばしてくる攻撃。チャージ中は早苗が無敵になる。
- 星形弾はダメージ量に関係なく一撃で相殺可能。射撃後は直ちに突進斬または二段突進に移行する。
- 高高度垂直降下攻撃
- チャージ後に自機に向かって画面外から垂直に降下する攻撃。チャージ中は早苗が無敵になる。
- チャージ時間が長い上に着地後は反動で硬直するので、チョン避けの後に一気に畳み掛けるといい。
- 星弾連続射撃
- 上空から横方向に移動しながら真下に向かって星形弾を一定間隔で連射する攻撃。この時早苗は無敵になる。
- 高度が下がれば下がるほど早苗が加速していき回避がきつくなるので、画面両端の安置を活用するとよい。
血層を嗜む皇帝の剣 レミリア・スカーレット
道中解説「暁の館」
一定間隔で2回連続でロウを垂らす蝋燭と、低速自機追尾の赤目と高速突進の青目の2種類の蝙蝠が大量に配置されている。また、普段は丸く擬態しているヴァンパイアは展開すると蝙蝠を大量に飛ばしてくるが、これは特にザコラッシュで放置すると非常に危険である。
トラップは「暗黒玉」。画面内にこれが存在すると自機と敵以外何一つ見えなくなる現象が発生する。敵との衝突や落下ミスの危険性が高まるので、見つけ次第破壊した方が安全である。
二幕より暗黒玉をセットして逃走する小悪魔と、十字方向からダイヤミサイルで攻撃してくるパチュリーも登場する。
剣技解説
- 跳躍突進(初期装備)
- 自機に向かって「つ」の字を描くように跳躍しながら突進する攻撃。移動距離は画面の半分弱である。
- 瞬時に発動される上にかなり動きが早いので、レミリアから横5キャラ程度の位置で待機するとよい。
- 気合斬(初期装備)
- その場でチャージした後に斬撃を繰り出す攻撃。チャージ中はレミリアが無敵になる。
- チャージ中に発生する蝙蝠に当たり判定はない。斬撃はやや斜め上を斬るようなものとなっている。
- 三段跳び
- 3回連続でジャンプしながら自機に迫ってくる攻撃。
- 1回の攻撃で画面の3分の1を移動する。
- 四段跳び
- 3回小刻みにジャンプした後に自機に向かって飛んでくる攻撃。3段目のジャンプまでレミリアは無敵になる。
- ジャンプは低いためくぐることができず、さらに距離が遠ければ遠いほど四段目が速くなるので注意。
- スピア・ザ・グングニル
- チャージ後に画面外まで飛んでいくグングニルを投擲する攻撃。チャージ中はレミリアが無敵になる。
- グングニルの当たり判定は横5キャラ分と大きいので、タイミングよくジャンプして回避すること。
ボスキャラ紹介「魔導師」編
この項目は「8ステージクリア後」に関するネタバレ成分を多く含んでいます。 まだ攻略が進んでいないという方は「こちら」からスキップしてください。 |
上記8ステージをすべてクリアするとこの4つのステージが追加される。
幻弾章シリーズが「歴代シューティング自機の擬人化」であったのに対し、今作では「ぷよぷよ(魔導物語)」のキャラクターが起用されている。彼女たちも「運命」に巻き込まれ、主人公たちと対峙することになる。
全体的にステージは複雑で凶悪なトラップが多く、道中のザコ敵も手ごわい上に絶妙な配置となっている。さらにザコラッシュの敵数や時間も倍近くとなっているので、一体ずつ確実に仕留めていくよう心掛けていった方がよい。
ボスの技も回避に手こずるものが多く、各々の技に対する対策をしっかりと練っていく必要がある。
ボスの体力も高くなっており、難易度「基本」の場合で幻想郷メンバーの「10000」に対し「15000」となっている。
各キャラクターの技にはそれぞれ元となったものと思われる名前を記載している。ただしこれはあくまで推測と便宜によってつけたものであり、実際とは異なる場合があるのでその点はご了承願いたい。
熱き情熱を尽くす拳 ドラコケンタウロス
「アタシの炎で、すべてを焼き尽くす!」
道中解説「灼燐の林」
このステージ以降に登場する一部の床は「ぷよ」でできており、乗ると反応を起こし一定時間後に消滅する。
トラップは「トゲ」。横方向にも当たり判定が存在するので崖地などでは注意が必要である。
道中に登場する敵は以下の通りである。
「さそりまん」:チャージ後に乱れ突きを繰り出してくる。
「パノッティ」:画面外から射程無限の音符を飛ばす。
「ナスグレイブ」:ハイジャンプをしながら迫ってくる。
「キキーモラ」:自機に気がづくと猛突進を仕掛ける。
「マミー」:二幕から追加されるキャラで、予備動作なしで「突き」の攻撃を繰り出す。
拳技解説
- ドラコバーニング(初期装備)
- 画面の4分の1の距離を突進した後、炎のアッパーを繰り出す攻撃。突進中はドラコが無敵になる。
- アッパーの高さは自機のジャンプ力と同じなので、対面方向からのジャンプによる回避は禁物。
- ファイヤーブレス(初期装備)
- チャージ後に横5キャラ分に火炎を放射する攻撃。チャージ中はドラコが無敵になる。
- 火炎が放射された場所の床には炎が長く残るので、この攻撃の後に背後をとるのは難しい。
- グレートファイヤーブレス
- ランダムな射程を持つ火炎弾を発射する攻撃。チャージ中はドラコが無敵になる。
- 着弾地点にはファイヤーブレスと同様に炎が長く残る。着弾地点は全部で5箇所である。
- ソニックダイブ
- 画面外から垂直に降下する攻撃。上昇中はドラコが無敵になる。
- 早苗の攻撃に似ているが、こちらは着地時に横5キャラ分に広がる衝撃波が発生するので大きめに避けること。
王なる優雅な舞華拳 ルルー
「アタシの速さに追いつけるかしら?」
道中解説「瓦礫塔地」
このステージでは幽々子ステージの「桃色渦巻」と早苗ステージの「上昇気流」がセットで登場する危険地帯がある。
このステージに限り二幕は空中からスタートする。
道中に登場する敵は以下の通りである。
「のほほ」:どこまでも跳ねていくマリを投げつけてくる。
「ゾンビ」:地面を出入りしながら自機を追いかけてくる。出現時と消滅時は無敵になる。
「ミノタウロス」:踏込斬で攻撃してくるが、攻撃頻度が高い。
「ラグナス・ビシャシ」:凄まじい勢いで突進してくる。特に段差の上にいる場合は挙動に注意。
「サタン」:二幕から追加されるキャラで、空中から高速滑空攻撃を行う。滑空攻撃中は無敵になる。
拳技解説
ルルーは残存体力50%で追加される技を持たないが、残存体力25%で追加される技が2種類ある。
一番下の技と下から2番目の技がそれに相当する。
- 破岩拳(初期装備)
- チャージ後に横5キャラ分の地面に衝撃を発生させる攻撃。
- チャージ中でも無敵にならないので、攻撃をキャンセルさせることが可能である。
- 雷神脚(初期装備)
- チャージ後に横5キャラ分の雷撃を繰り出しながら、ほぼ真上の方向を蹴り上げる攻撃。
- 稲妻には当たり判定がないので、タイミングさえ合えばジャンプでもかわせる。ただし蹴り上げの高さには注意。
- 鉄拳連撃
- 横5キャラ分を高速連打する攻撃。この攻撃でルルー自身が画面の6分の1程度を移動する。
- 予備動作がなく瞬時に繰り出されるので接近しすぎないように。
- 連撃雷神脚
- 自機に向かって高速で突進し、壁に当たったところで雷撃を繰り出す攻撃。この時ルルーは無敵になる。
- 雷神脚と同様に稲妻に当たり判定がないが、最初の突進をジャンプしてやり過ごした方がいいかもしれない。
- 真空閃脚
- チャージ後にほぼ真上の方向を蹴り上げる攻撃。発動した瞬間から自機を引き寄せる風が発生する。
- 風によって引き寄せられる距離は、風と反対に向かうと横3キャラ分、ニュートラルで画面半分である。
物語を導く魔霊剣 アルル・ナジャ
道中解説「惑央の塔」
本ステージは道中名の通り「登る」タイプのステージ構成となっており、落下ミスになる穴はないが一部地形が途切れているところに落ちるとタイムロスとなる。
トラップは「大窓」。ここに太陽ぷよが表示されているときに侵入するとダメージを受けてしまう。
道中に登場する敵は以下の通りである。
「ハニービー」:蜂だけに8の字に大きく動く。
「サムライモール」:踏込斬で攻撃してくる。
「のみ」:不規則に地面を飛び跳ねる。当たり判定が極端に小さく、霊夢のルクシンベルが全く当たらないことも。
「すけとうだら」:二幕から追加されるキャラで、ランダムな位置から飛びかかってくる。
剣技解説
- ファイヤー(初期装備)
- 跳びかかりながら斬撃を繰り出す攻撃。斬撃後に横3~5キャラ分の地面に炎を発生させる。
- この炎は長く残るので背後をとる際は気を付けること。
- アイスストーム(初期装備)
- 跳びかかりながら斬撃を繰り出す攻撃。斬撃後に横3~5キャラ分の地面に氷の結晶を発生させる。
- 攻撃を受けるとリアクトゲージが100%減り、回復も一定時間遅れる。霊夢で前転してもこの現象は発生する。
- ジュゲム
- チャージ後に自機の近くで広範囲に及ぶ爆風を炸裂させる攻撃。チャージ中はアルルが無敵になる。
- 爆風の範囲は画面半分とかなり大きいので、ひたすら逃げることに徹すること。
- ばよえ~ん
- チャージ後に合計15匹のおじゃまぷよをランダムな位置に投下する攻撃。チャージ中はアルルが無敵になる。
- おじゃなぷよは100の耐久値を持つ上にばよえ~んの度に積層される。ジュゲムが来る前に早めの処理を。
星影を愛す静張剣 ウィッチ
「私のコメットを避けきれるかしら?」
道中解説「星夜の塔」
このステージでは時折、メテオが落ちてくる。幻弾章シリーズのパチュリーステージのものほど早くはないが激突してしまうこと可能性もある。相殺は一撃で可能だが壁を貫通するので自機周囲の注視を怠らないように。
二幕からはフランドールステージの「滴る血」が再登場。またここでは落下ミスとなるポイントが多いので、慎重になるよりもどんどん進んだ方がいい場合もある。
道中に登場する敵は以下の通りである。
「ハーピー」:広範囲に音符を放物線状にばらまく。
「ぞう大魔王」:大地震を起こして自機の身動きを一時的に封じる。
「スケルトンT」:倒した後の残骸にも当たり判定が残る上に一定時間で復活する。
「シェゾ・ウィグィィ」:二幕から追加されるキャラで、飛び込み斬りを繰り出してくる。
剣技解説
ウィッチは残存体力25%で追加される技を持たないが、残存体力50%で追加される技が2種類ある。
一番下の技と下から2番目の技がそれに相当する。
- シューティングスター(初期装備)
- 画面上部まで上昇した後、ランダムな位置にメテオを3つ投擲する攻撃。この時ウィッチが無敵になる。
- メテオはダメージ量に関係なく一撃で相殺可能だが、着弾すると爆風が起こるので壁や床に当てないように。
- ミルキーウェイ(初期装備)
- 画面上部まで上昇した後、ウィッチの周囲9方向にメテオを発射する攻撃。この時ウィッチが無敵になる。
- シューティングスターと同様にメテオを確実に相殺するよう心掛けた方がよい。
- 強化型シューティングスター
- 画面上部まで上昇した後、合計15匹のメテオをランダムな位置に投下する攻撃。この時ウィッチが無敵になる。
- 空中回転斬を連発してやり過ごす以外に回避は困難である。
- 強化型ミルキーウェイ
- 画面上部まで上昇した後、6連発のメテオ発射を4回繰り返す攻撃。この時ウィッチが無敵になる。
- メテオは自機狙いで飛んでくるので、誘導に気を付けること。
- メテオストライク
- 画面上部まで上昇した後、より大型のメテオを3発繰り返す攻撃。この時ウィッチが無敵になる。
- 巨大メテオはダメージ量に関係なく一撃で相殺可能だが、メテオの3倍もの爆風範囲を持つので必ず相殺を。
ボスキャラ紹介「オリンピア姉妹」編
この項目は「12ステージクリア後」に関するネタバレ成分を多く含んでいます。 まだ攻略が進んでいないという方は「こちら」からスキップしてください。 |
上記12ステージをクリアするとこれらのステージが1つずつ追加される。
「ビータス」において重要なカギを握る姉妹。彼女たちを倒すことで「運命」の真相を突き止めることができるのか?
体力はさらに上昇しており、難易度「基本」で「20000」となっている。
世界を守る魔の剣 ジズー・オリンピア
道中解説「魔領域」
これまでのステージに登場してきたあらゆる仕掛けや敵が勢ぞろいするが、いずれも大幅に強化が施されている。
「春風」までは本編クリア後にプレイできる「特別斬撃」モードでのステージであった。初期装備で臨む必要があった前作までとは違い、本作では大幅に強化された自機で挑むことができるようになっている。
二幕より上方向や下方向への空中コンベアが登場する。
時計レーザーなどほかのトラップとの複合地点に注意。
剣技解説
- 跳びかかり(初期装備)
- 自機に向かって跳びかかる攻撃。斬撃はしてこない。
- 高度は画面中段までに及ぶが、跳躍距離はランダムである。
- 気合斬(初期装備)
- チャージ後に斬撃を繰り出す攻撃。チャージ中でも無敵にならないので、攻撃をキャンセルさせることが可能。
- 斬撃は横20キャラ分に及ぶ横長のものと、上方向に強い横10キャラ分のやや縦長のものの2種類がある。
- 虹色弾(初期装備)
- その場で大きく飛び跳ねて、4Way、7Wayの順に放物線を描く弾を発射する攻撃。
- この弾は相殺することができないので、距離を置いて回避に専念すること。
- 槍召喚
- チャージ後に自機の真下に横3キャラ分の槍を召喚する攻撃。チャージ中はジズーが無敵になる。
- この槍は決着が着くまで残り続けるので、できるだけ召喚させないようにするしかない。
- 虹色弾・改
- その場で大きく飛び跳ねて、4Way、3Wayの順に直線的に飛ぶ弾を発射する攻撃。
- 初期装備のものとは弾道が違うので注意。
- 魔弾召喚
- 自機周辺に4つの魔弾を召喚する攻撃。チャージ中はジズーが無敵になる。
- この魔弾は一定時間で消滅するが、当たってしまうと周囲にトレースが飛び散らずジズーに吸収されてしまう。
世界を構成する命の剣 マティ・オリンピア
道中解説「命領域」
このステージは終幕のみで構成される。マティ戦で満身創痍となった場合はステージの初めからやり直しとなる。
いわゆる「ボスラッシュ」ステージとなっており、幻想郷の住人を順不同で撃破することで先へ進める。
剣技解説
マティは残存体力25%で追加される技を持たないが、第二形態が存在する。
第二形態ではマティが完全無敵となり体力ゲージがだんだん減っていく。これが空になるまで耐えれば勝利となる。
- 高速飛び込み二連斬(初期装備)
- 画面半分の距離を高速で移動し二連斬を繰り出す攻撃。移動中はマティが無敵になる。
- 他のキャラとは比にならないほど移動距離が速いので、とっさの判断が重要となる。
- 衝撃斬(初期装備)
- チャージ後に画面外まで到達する衝撃波を発生させる斬撃を繰り出す攻撃。チャージ中はマティが無敵になる。
- 予備動作があるもののその時間は皆無に等しいので、素早くジャンプしてかわすこと。
- 突進三連斬
- 姿が見えなくなるほどのスピードで自機に接近し三連斬を繰り出す攻撃。
- この攻撃は「ダメージ時に無敵時間が一切発生しない」ので、最悪の場合一気にライフを4つも削がれる。
- (空中斬り上げが2回判定あり)
- 超巨剣召喚
- チャージ後に超巨大な剣を地面に3つ突き刺す攻撃。チャージ中はマティが無敵になる。
- この剣はしばらく地面に刺さったままになるが、次の攻撃に移行する前には消滅する。
段位
いわゆる「やりこみ要素」の項目であり、本編をクリアした者のために様々な達成条件が設定されている。
本シリーズではおまけ画像を見ることができ、ここからNAN-A氏の創作における過程などを窺い知ることができる。
幻弾章シリーズと比べるとシビアなものは少なく、特に「運命」では初心者でも半分以上こなせる難度になっている。
以下に各作品ごとに列挙していく。カッコ内の星は達成難易度の目安である。
無印
- 霊符ノ段(☆)
- 霊夢を使用して「基本」をノーコンティニュークリアする
- 神霊ノ段(☆☆☆)
- 霊夢を使用して「裂傷」をノーコンティニュークリアする
- 夢想ノ段(☆☆☆☆☆)
- 霊夢を使用して「狂人」をノーコンティニュークリアする
- 恋符ノ段(☆)
- 魔理沙を使用して「基本」をノーコンティニュークリアする
- 魔砲ノ段(☆☆☆)
- 魔理沙を使用して「裂傷」をノーコンティニュークリアする
- 彗星ノ段(☆☆☆☆☆)
- 魔理沙を使用して「狂人」をノーコンティニュークリアする
- 風神ノ段(☆☆☆)
- ゲーム開始から20分以内でクリアする(使用キャラ・難易度は自由)
- 飛白ノ段(☆☆☆)
- 5ダメージ以内でクリアする(落下ミスは1ダメージ扱い)
- 魔弾ノ段(☆)
- 魔弾を累計30発破壊する(難易度「基本」では達成不能)
- 多段ノ段(☆)
- 200コンボを達成する
- 甚大ノ段(☆☆)
- コンボ累計ダメージを10000に到達させる
- 東方魔弾斬(☆☆☆☆☆☆)
- 全ての段位を獲得する
春風
- 朱巫女の思惑(☆)
- 霊夢で全ステージをクリアする
- 八卦炉の剛力(☆)
- 魔理沙で全ステージをクリアする
- 超正義の熱意(☆)
- チルノで全ステージをクリアする
- 三種の結末(☆☆☆☆)
- 「基本」「裂傷」「狂人」の全難易度ですべてのステージをクリアする(キャラ不問、攻略は同一人物でなくても可)
- 遊戯の勝者(☆)
- ノーコンティニュークリアをする(キャラクター・難易度は自由)
- 孤高の騎士(☆☆☆☆)
- 残機を減らすことなく、全ステージをクリアする(キャラクター・難易度は自由)
- 風神の祈り(☆☆☆)
- 30分以内に全ステージをクリアする(キャラクター・難易度は自由)
- 多段の衝撃(☆)
- 最大コンボ数が100以上になる
- 甚大の衝撃(☆)
- 最大累計ダメージが10000以上になる
- 功績の対価(☆)
- 全ての使命を達成する(キャラクター・難易度は自由)
- 黒幕の信念(☆☆☆☆☆)
- 「特別斬撃」をクリアする(キャラクターは自由)
- 春風魔弾斬(☆☆☆☆☆☆)
- 全ての段位を取得する
運命
- 朱巫女の思惑(☆)
- 霊夢で全ステージをクリアする
- 八卦炉の剛力(☆)
- 魔理沙で全ステージをクリアする
- 超正義の熱意(☆)
- チルノで全ステージをクリアする
- 三種の結末(☆)
- 3キャラですべてのステージをクリアする
- 異界の情景(☆☆☆☆)
- 「基本」「裂傷」「狂人」ですべてのステージをクリアする
- 遊戯の勝者(☆☆☆)
- ノーコンティニューで全てのステージをクリアする
- 孤高の騎士(☆☆☆☆)
- 一度もやられずにすべてのステージをクリアする
- 風神の疾走(☆☆☆)
- 60分以内に全ステージをクリアする
- 多段の剣舞(☆)
- コンボ数を150以上にする
- 甚大の衝撃(☆)
- コンボダメージを15000以上にする
- 回復の積々(☆)
- 「魔剣回復」でたくさんライフを回復する
- 解除の積々(☆)
- 「行動解除」をたくさん行う
- 吸収の積々(☆☆)
- 「魔弾吸収」をたくさん行う
- 下降の積々(☆)
- 「強制下降」をたくさん行う
- 上昇の積々(☆)
- 「超速上昇」をたくさん行う
- 斬滅の積々(☆)
- 「斬滅剣技」をたくさん行う
- 甚大の衝撃(☆)
- コンボダメージを15000以上にする
- 努力の成果(☆)
- トレースをたくさん集め「魔のトレース」を獲得する
- 功績の対価(☆☆)
- 全ての使命を達成する
- 鬼神の進行(☆)
- 自身を限界まで強化をする
- 全霊の終結(☆)
- 「斬滅剣技」でボスのトドメをさす
- 魔剣の結晶(☆)
- 魔剣をひたすらたくさん活用する
- 東方魔弾斬(☆☆☆☆☆☆)
- 全ての段位を獲得する
- 真・格闘王(☆☆☆☆☆☆)
- 格闘王になる(キャラクターは自由)
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