東方BFTとは、ニコニコ動画では、にとりの絵本「ともだち」が有名な、同人作家よすどんの、新作同人誌「東方焼漫航」 の英語タイトル「Buning Fun Trip」の略。
SEから考えると、Buning ではなく Burning なのではないかと思われるが、うp主は漢字と英語がお苦手らしいので、仕方ないね。
概要
ニコニコ動画に投稿された東方BFTは、同人誌「東方焼漫航」で展開されるお話の端々を切り取った短編動画集となっている。内容は日本語訳タイトルからは想像も付かないほど大人しい。どちらかといえば、ハートフルな心温まるお話が多い(一部ハートフルボッコなお話があるかもしれない)。なお、動画「東方BFT」と同人誌「東方焼漫航」では、内容は重複していない。
創作活動における無駄を少なくするために、よすどんが考え出した手法なのだが、普段の「よすどん絵かき」と同時進行で東方BFTをうpしていたため、1日2つ以上の動画を上げることになってしまい、単純に作業量が増加し、企画倒れならぬ企画倒されになりそうだった、らしい。
また、「動画ではあるが、トレーディングカードのように集めたり探したりできるといい」という意図で製作されており、その為「動画タイトルはどの作品も"東方BFT"のみ」「動画説明文は一言しかない(マイリストはあるがマイリストの宣伝はせずこっそり置いておく)」「各話において時系列の前後が少ない(一部続き物があるが、基本的には一動画で一話完結型)」などの特徴付けがされている。東方BFTの連載開始当初、このうちの「マイリストを宣伝しない」方針が視聴者に理解されておらず、「マイリストを公開しない不親切なうp主」というレッテルを貼られかけたことがある。
初投稿の6月3日から、最終回の6月28日までの約一ヶ月で、合計20本もの作品を投稿(1本は修正版の再投稿で現在は削除)するという、幻想郷動画でもまれにみる連作で、特にシナリオの出来上がっていた15本目までは、1日に1~2作品を投稿するという高速うpで、視聴者を驚かせた。
このため連載中は、「原稿描いたら即エンコ~脅威のうp速度~」などのタグが、毎回のようにみられた。
08年11月に開催されるイベント「東方紅楼夢」で、東方BFTをひとつにまとめたCDが配布されるような話しも出ているので、識者の皆さまはチェックしてみるのも良いかもしれない。
同人誌「東方焼漫航」との関連
東方焼漫航には大雑把ではあるがストーリーが存在する。そのストーリーは同人誌上で展開されるが、そのうちの一部(主に東方三識者のいたずら 話)がクローズアップされ、ニコニコで動画として展開されている。ニコニコ動画に投稿された一連の東方BFT作品を見ても、本作のタイトルが何故 「東方焼漫航」なのかは分からない。同人誌でストーリーの完結を見て、はじめて「東方焼漫航」の意味が分かるようになっている。
(ただし投稿済みの「よすどんお絵かき」を見ていくとモロに書いてあるので、それを見てしまった場合は除く。ネタバレを防ぐ意味であえて書いていないが、深い意味はまったくない。むしろストレート)
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