ここではVOCALOIDプロデューサーの「林檎」について記述しています。
その他の「林檎」については「リンゴ」、またはウィキペディアを参照してください(→wikipedia解説)。
「林檎」とは、VOCALOID『初音ミク』『鏡音リン』を用いてオリジナル曲を発表する、VOCALOIDプロデューサーである。
オリジナル曲のほか、他のVOCALOIDプロデューサー制作の曲をRemixすることがある。ニコニコ動画に、初めて初音ミクオリジナルのブルース(ブルーズ)曲を投稿した人物でもある。また独特の味わいのあるミクやリンの絵も定評がある。
これまで
氏の初音ミク処女作は2007年10月22日投稿『初音ミクのブルース ”みくぶる”』。先に述べたとおり、初音ミクオリジナル曲の中で初めてのブルース作品である。
当時、某Pらを中心に、ミクに「ひわい路線」の歌やトークをさせるのが流行しつつあった。その風潮にがっくりきてしまったミクが、酒場の片隅でぼやいているといった世界観の歌である。ミクの調教(調整)もはっきりと聞き取れる上手な歌わせ方であり、発表後すぐに注目を浴びることになる。
なお、林檎氏に某Pらの制作姿勢を揶揄する意思は毛頭無いということを、聴き手としては理解しておく必要がある。
10月30日には『さよなら』を発表。11月11日にはフルver.を発表した。大人向けのムーディーな一曲であり、一般視聴者のVOCALOIDオリジナル曲に対する見方を変えた曲のひとつでもある。
また二次創作も多く、「歌ってみた」のほか、変わったところではアイマスMADなども存在する。それらの中でとりわけ有名なのは、2008年1月8日投稿『VOC@LOID NIGHT vol.2』でのbaker(ウイイレP)によるRemix(8:16~)であろう。
さよならフルver.発表の少し前、11月4日には『みくぶる2』を発表。フルver.としていないのは歌詞の一部と使用楽器が異なるため。『みくぶる』シリーズは現在まで3作制作されており、12月16日『みくぶる3』ではかなり曲のイメージが変わっている。コメントでは歌詞の内容に「あるあるwww」「これなんて俺?」「所ジョージっぽい」「いや奥田民生だ」といった楽しいやり取りがなされている。
酒っぽい、アダルトなイメージが強めだが、2008年3月22日には鏡音リンをコンビに起用した『にちよう』というかわいらしい曲もある。ホームドラマ的なVOCALOID-PVも制作されている。
6月2日には待望の新曲『ぴちぴちちゃぷ』を発表。スランプを自称しつつも、ファンをひきつける力は本物である。
その後新型ボーカロイド『がくっぽいど』を導入。8月3日にはgackt曲のカバーを投稿した。
9月1日、世間(ニコ動での)は初音ミクの誕生日で浮かれていたが、林檎氏はwire08に行ってきた衝動でミクなしオリジナル曲をアップしている。
2008年10月22日、めでたくニコニコデビュー一周年を迎えた。
10月より、ネットラジオ『らじおにちよう』を放送(放送URLはマイリスト内記載、放送日程もそちらで)。『ハト』の秦野Pや『メルト』などのヒットでおなじみのryo氏をゲストに招いたりと、とても豪華な内容となっている。
12月には、baker氏やkiichi氏らの有力メンバーとともに制作した、コンピレーションアルバムをamazonにて販売する予定となっている。(企画 :NAGIMISO.SYS / 販売 :(株)BumpyFactory) [告知ページ]
マイリスト
マイリストである。
最新作(随時更新)
およそ3ヶ月ぶりのボカロオリジナル曲。歌うのは巡音ルカ。まるで海の中を漂っているような心地にさせてくれます。
Remix・カバーしたもの
『moon』には相当入れ込んでいるようで、大好きであると公言している。
他者による二次創作動画(一例)
『さよなら』
『みくぶる』シリーズ
『にちよう』
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