桑園駅(そうえんえき)とは、北海道札幌市中央区にあるJR函館本線・札沼線の駅である。
概要
桑園駅 | |
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桑園駅を西側から撮影。 駅の奥、左側に写っているのがJR北海道の本社ビルである。 |
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そうえん - Sōen | |
基本情報 | |
所在地 | 北海道札幌市中央区北11条西15丁目 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道 |
所属路線 | ■函館本線 ■札沼線 |
駅番号 | ◯S02 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 | 9,429人/日 (2022年度) |
開業年月日 | 1924年6月1日 |
備考 | |
駅テンプレート |
函館本線・札沼線の2路線が乗り入れており、乗り換え拠点として利用される駅である。だが、函館本線を通る快速は1924年開業以来、長らくの間当駅に停車しなかった。
JR北海道の本社やイオン札幌桑園ショッピングセンター、札幌競馬場などの最寄駅である。元々は市場や札幌競馬場くらいしかめぼしい施設がない地味な駅であったが、市場への引き込み線跡地の活用と高架化を中心とした大規模再開発に伴い、あらゆる施設が桑園駅周辺に林立。札幌駅まで1駅という立地もあり、マンションも多数建設された。そんなこんなで利用客も増え、2010年度の乗降客数はJR北海道管内では6番目となる、一日平均約18,000人(乗車人員数約9,000人)を記録している。それほど重要な駅なのに快速は停まらなかったのである。
時刻表によっては快速列車が停車するような記述がされていることがあったが、それは札幌駅以西を各駅停車で運行するタイプの区間快速のことであり、札幌駅以東各駅停車タイプの区間快速はやっぱり停まらない。つまり実質的に快速は停まらないも同然であった。ただし競馬の開催日に臨時で停車することはあるが。
ちなみに札沼線の起点は正式には桑園駅ということになっているが、札沼線の列車は隣の札幌駅まで乗り入れるので、桑園駅を始発・終着駅とする列車は存在しない。あと札沼線は普通列車しか走らないのでやっぱり快速は停まらない。ただし、2012年になって、当別駅発着の快速エアポートが設定されたので、それは停まるようになった。
要するに前述の乗降客数18,000人という数字の多くは札幌への乗客であると考えられ、札幌方面へは札沼線の列車を加えると普通列車だけでも日中毎時7~8本の有効本数となり、快速停車駅の手稲駅や琴似駅より1本少ない程度となるだけだから、快速が停まらなくてもいいでしょ?ということのようである。
ついに快速停車駅に
…と、本記事で快速が停まらないことを散々ネタにされてきた当駅であるが、2024年3月16日のダイヤ改正で、ついに快速エアポート(特別快速含む)およびニセコライナーの全列車が停車するようになった。前述したようにマンション等が周辺に多く建てられ、利用者が増加してきたことがその背景にある。
ホーム
1 | 函館本線 | 手稲・小樽方面 |
---|---|---|
2 | 函館本線 | 札幌・江別・苫小牧・新千歳空港方面 |
3 | 札沼線 | あいの里教育大・当別方面 |
4 | 札沼線 | 札幌方面 |
隣接駅
隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
---|---|---|
八軒駅(G03) 札沼線:当別方面 |
桑園駅(S02) | 札幌駅(01) |
琴似駅(S03) 函館本線:小樽方面 |
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