業とは、インドの宗教の用語で、サンスクリットのकर्म, karmanを漢訳したものである。カタカナで音写したのがカルマ。
概要
サンスクリットでのもともとの意味は行為や行い。なにかの物事には原因となる行為があり、行為はなんらかの報いを生じるという考え方で、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教などにそれぞれの業の思想がある。輪廻思想と結びついて、善業を積んだら来世は善人に、悪業を積んだら悪人になるというような考え方があった。
仏教では、身業、口業、意業の三業に分けたり、共業、不共業の二業に分けたりいろいろな区別がある。
業のその他の意味
人名
漢字として
- 意味
- 版築に使う板、鉦鼓を掛ける飾り板、大きな事業、仕事、生業、学問、財産、という意味がある。説文解字には「大板なり。鐘鼓を飾懸する所以なり。」とある。
- また隉と通じてあやうい、已と通じてすでにという意味がある。
- 字形
- 上にギザギザの歯があり下が長い柄になっている道具の象形。これを使って地面を打ち固めた。
- 説文には「捷業(ショウギョウ、楽器掛け)は鋸齒の如し。白を以って之れを畫く。其の鉏鋙の相ひ承くるに象るなり。丵に從ひ巾に從ふ。巾は版を象る」とある。
- 業を用いて版築によって城壁を造ることから、事業の意味がある。
- 音訓
- 音読みはギョウ、ゴウ、訓読みは、わざ、なり、いた。名のりに、おき・かず・くに・のぶ・のり・はじめ・ふさ、がある。
- 規格
- 小学校3年で習う教育漢字である。
- 声符
- 業を声符とする漢字には、鄴、㸣、礏などがある。
異体字
𤑽は、説文や集韻にある古文。
𤎸は、集韻にある古文。
㸣は、正字通にある異体字。
簡体字は业。
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読み:ゴウ
初版作成日: 11/02/12 20:53 ◆ 最終更新日: 11/02/12 22:18
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