楽天カードとは、楽天グループのクレジットカード発行会社及び、同社が発行するクレジットカードの名称である。
概要
楽天カードマンで有名である。
ムムッ!
一部を除き、年会費無料となっている。
利用金額の1%が楽天ポイントとして還元される(例えばニコニコ動画のプレミアム会員の会費を支払う場合、1ヶ月ごとに5ポイントが還元される)。
ただし、マネーロンダリングに関わる一部の加盟店はポイント対象外になっていたり、楽天Edyのチャージは半分(1000円に付き5ポイント)、公金は原則1/5(500円毎)の設定になっている。
主な特典として、楽天市場での買物は商品金額に対してポイントが2倍つく。
リボ払い専用ではない(自動リボルビング払いの設定が可能)。利用明細は郵送では送られてこない。クレジットカードとしては珍しく、少額(100円程度)での決済でも後日分割払い(最大36回払い)に変更することができる。
また、頻繁に入会特典(楽天ポイント)が行われているが、受け取りまでに3ヶ月かかる上に受け取り月の末日が有効期限が設定されているため、期間限定ポイントの期限は注視すること。
ラインナップは以下の通り。
- 楽天カード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
・文字通り、ANAと提携しているカードで、楽天ポイントの代わりに200円=1マイルで引き替えることができる。
楽天銀行カード
・キャッシュカードとの合体型 - 楽天PINKカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ブラックカード
- ヴィッセル神戸オフィシャルサポーターズカード V-style
・ヴィッセル神戸のファン用カードにクレジットカード機能をつけたもの。ポイントでチームクッズを入手することができる。
V-style以外のカードはカード番号や国際ブランドマークなどが刻印、印刷されているだけ、カードそのものに柄や絵が印刷されてはいないのでカードデザイン的には今ひとつ。その上、楽天のロゴがださすぎるという評価が多数
楽天PINKカード
女性をターゲットに発行されているカードで、名前の通りにピンク色のカードである。年会費は無料だが、1コースにつき330円(税込)を払うことによって付帯サービスをつけることができる。
楽天プレミアムカード
楽天カードにはゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」が存在する。
楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)楽天市場において稼げるポイントが通常が4倍なのに対し、5倍と強化されている他、、国内の主要な空港のラウンジを無料で利用することができ、国内外でHertzレンタカー利用時に優待が効く。また、楽天市場で稼げるポイントが増える楽天市場コース、旅行で優待してくれるトラベルコース、動画や本で追加ポイントがつくエンタメコースの三つがあり、会員はその中から一つのコースを選んで利用することができる。
……とはいうものの、年会費1万に見合っているかといえば微妙であり、実際ポイントだけを狙うのであればノーマルのままでいいという話がある。ゴールドカードで自慢するにはデザインが悪すぎるし。
ただし、海外旅行をするというのであれば話が違ってくる。
空港のラウンジには航空会社系のラウンジとそれ以外のラウンジがあり、ゴールドカードの会員で使えるラウンジは通常は後者である。カード会社で使えるラウンジは軽食がないといった具合にサービスや設備などが航空会社に比べて劣っており、そもそも国外で使えるラウンジというのがハワイと仁川だけにしかない。
世の中には空港ラウンジを経営する会社があり、その中にプライオリティ・パスという会社がある。会員登録すれば世界100ヶ国・300の都市で600のラウンジの利用ができる。会員には3つのコースがあり、オプーナを買う資格を取得できるだけ、使用の度に27ドルかかるスタンダード(99ドル) 10回はまでは無料なスタンダード・プラス(249ドル)無料のプレステージ(399ドル)と費用は決して安くはない。航空会社のラウンジに匹敵する、あるいは航空会社のラウンジが使えるなどとはいっても。
が、楽天のプレミアムカードに入会すればプライオリティ・パスを無料で使うことができる。
普通に出せば399ドルはかかるものを1万ちょっとで使えると考えれば元をとるどころの騒ぎではない。スタンタードの会員からすれば訴えられてもおかしくないレベルである。入会するとプライオリティ・パスをプレステージレベルで使えるカードは他にもいくつかあるが、いずれもAMEXとの提携であり、約3万円の年会費がかかることを考えればお得感が際だっている。ただ、価格が価格なので、スタンダードレベルに落ちるか廃止されてもおかしくはない。また、カードにプライオリティ・パスの機能は内蔵されておらず、カード取得後にカード会員専用ページから別途申し込む必要がある。
なお、無料で入場できるのは本会員1人であり、同伴者を伴う場合には同伴者分だけの料金を支払う必要がある。
楽天ブラックカード
ブラックと名付けられているはいるが、実際は1ランク下のプラチナレベルのカード。ただし、審査の緩さでは定評のある楽天といえども、インビテーションが無しに入会することができない。
年会費33,000円(税込)
楽天市場でのショッピングの際にポイントが1%加算されたり、海外旅行時の保険として最高1億円が自動附帯される。この他、楽天カードで得られる特典が大幅に強化されている。ただし、他社のプラチナカードと比較するとコンシェルジュサービスがない、保険が若干薄いといった点もある。
その他
Googleで検索してみると審査がかなり甘いクレジットカードなどと紹介するサイトが多いが、実際には所定の審査があり、審査に落ちることもある。(審査しないクレジット会社なんて存在しないともいうが)その代わり、会員の使用状況を他社よりも細かくチェックする傾向があり、場合によってはカード使用停止(エラーコード2)や会員資格剥奪ということもあるので、使用には慎重さが求められる。後、コールセンターの対応の悪さも
本人確認は受取り時に行われる(本人限定受取郵便)。
マスターカードのみ確定前の明細の記載が独特で、取引時の取扱カード会社を識別する記号らしきものが出る。
長らく楽天カードの保有は1人1枚までとなっていたが、2017年12月19日より1枚目のカードがVISAブランドだった場合に限り2枚目のカードをMasterCardまたはJCBで発行できるようになり、2021年6月1日からは1枚目がVISA・MasterCard・JCB・AMEXのいずれであっても1枚目と異なるブランドであれば2枚目のカードを発行できるようになった。
これにより同一名義のカードを2枚保有することが可能になったが、楽天カードマンのように同じ国際ブランド・同じカード番号・同じ有効期限のカードを2枚持つことはできない。つまり、楽天カードマンはカードを偽造している可能性が考えられる。なお、クレジットカードの偽造は懲役10年または罰金100万円が課せられる(刑法163条の2)。
関連動画
過去のCM
関連項目
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