こ…怖がらないで!……………怪しい者ではありません!
17歳。家族との旅行中に交通事故にあい、秘密組織「ドレス」によって寄生虫「バオー」を寄生されられてしまう。(その際、まだ助けられるはずだった両親は「ドレス」によって殺されてしまった)
その後、仮死状態にされたままドレスの研究施設に送られる途中、予知能力を持った少女スミレよって目覚めさせられ共に逃亡。「バオー」の危険性からドレスの刺客から追われることとなる。
六助じいさんの家で刺客の一人、ドルド中佐にスミレが連れ去られ、 いつまでも逃げ切れないと知った育郎は、スミレを救うため、バオーの能力をコントロールし「ドレス」に宣戦布告をする。
OVAアニメでは堀秀行が声優を担当。
また、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』にゲスト参戦。声優は内山昂輝が担当している。
この力で…戦おう……「ドレス」と…………… せめてスミレだけは自由にしてやろう
バオーとは、生物の脳に寄生する寄生虫である。劇中では寄生体の育郎を指して「バオー」と呼ばれている。
バオーは宿主に危機が迫りアドレナリンが分泌されるとそれを感知し、宿主の精神を麻酔し肉体を支配、自分に向けられる殺意のにおいを感じ、敵を排除するまで戦い続ける。
- バオー武装現象(アームド・フェノメノン)
- 「バオー」から出る分泌液は、宿主の細胞組織を変化させて皮膚を特殊なプロテクターに変え、筋肉、骨格、腱に強力なパワーを与える。
また、全ての感覚を頭部の触覚でまかない、殺意や恐怖などの感情を「におい」として感じる。その中の「邪悪のにおい」を攻撃対象とし、「バオー」は「におい」が止まるまで攻撃を続ける。
回復能力も上がり、腕や脚が切断されても切断面をあわせることで元通りに接合できる。「バオー」の血を飲ませることで、それ以外の生物も致命傷から回復できるようになる。
- バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン(BAOH・MELTEDIN・PALM・PHENOMENON)
- 手のひらや前足から出る特別な液で物質を溶かす、「バオー」がもつ武装現象のひとつ。
この酸は強力であるため自分自身も溶けてしまいかねない。だが、体液が毛穴から出ていく際に、一種の「カス」と酸に分離し、この「カス」がバオーの皮膚を次から次に作り上げているため、バオーの肉体は酸から守られる。
- バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン(BAOH.RESKINIHARDEN.SABER.PHENOMENON)
- 手首の皮膚を鋭く硬質化させ、刃物状にする。根元から切り離し、投げ飛ばすこともできる。
- バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン
- 「ドレス」からスミレを救うと誓った育郎が生み出した「バオー」の新しい武装現象。
筋肉細胞から発せられる電気を直列状に繋ぎ合わせ、60000ボルトもの高圧電流を作り出す。
電気は空中に放電するほかにも、レーザー砲などを使うための電源にもなる。
いけないッ!ぼくに動画を向けるのは。ぼくはあなたを殺すかもしれないッ!
こ、ここはどこですか? とうさん?かあさん?
こ…これがぼくの、得体の知れない「関連項目」なのか……
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