機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダムとは、ガンダムVSシリーズの一作品である。
ガンダムVS.ガンダムNEXTの前作にあたる。
2008年11月20日に家庭用版がPSPで発売された。
概要
過去にアニメ化されたガンダムシリーズの16作品(除かれるのは新機動戦記ガンダムW Endless Waltz、機動戦士ガンダムの2作品およびSDガンダムシリーズ)から、ガンダムタイプを中心に主要なモビルスーツを集め、シリーズによって異なる世界観を超越して集結したオールスター(クロスオーバー)的作品で、これまでのvs.シリーズの集大成ともいえる内容になっている。(wikipediaより引用)
ゲームとして
CPUルートはノーマル・ハード(高難易度)・アルティメット(超高難易度)・タイムアタック・アナザーの4つのモードから楽しめる。
ノーマル、ハードはそれなりの難易度であるが、アルティメットは低コストがビームライフル2発で即死という仕様となっており、プレイヤーからも「集金ルート」やら「アルティメット(笑)」といった反応であった。これはステージが進む程に敵CPUの攻撃力や防御力が劇的に上がる仕様のため。以前からシリーズを重ねるごとに、上級者向けのCPU戦ルートはリリースされていたが、それが極まっていると言える。
2008年9月1日の6次解禁まで機体解禁がなかった(恐らく前作のランチャーストライクやストライクノワール等、ロケテストされない狂機体をリリースしてしまった事が原因)が、ついに6次解禁でエクシア一機のみ、それで専用のBGM、出撃デモ無しという解禁に、本スレを始めとした数多くのプレイヤーが激怒した(エクシアが使えるだけマシじゃないか、と言うプレイヤーも少なくないが)
また後述の7強(7厨)を始めとするバランスブレイカーの存在により、かなり不安定なゲームとも言える。また、それに含まれない機体もどこかしらぶっ壊れた点があったりなかったり。
一応、それまでこういったゲームに縁の無かったユニットも操作し、対戦する事が出来るというキャラゲーとしての変え難い魅力はあるが、対戦ツールとしては不向きと言った所か。
旧作との大雑把な差異
- 原作で登場した脇役を召喚して攻撃出来る「モビルアシスト」の追加。
- 「覚醒」が共通システムとしては消失。代わりに、原作での大規模攻撃を再現した広範囲攻撃「Gクロスオーバー」が可能
- 機体コストが3000、2000、1000の3段階になり簡略化
- パイロットが固定。一般兵使用不可
登場機体
バランスブレイカーについて
このゲームにいるバランスブレイカー、に主に挙げられるのがフリーダム、ゴッド、マスター、ゼータ、キュベレイmk-Ⅱ、グフカスタム、GP02がいる。以前の作品にもランチャーストライクだのストライクノワールだのと言ったバランス度外視機体はシリーズに居たのだが、ロケテ無しのシークレット機体、かつバグ要素(グリーンホーミング)も大きな原因であった前作2機に比較して、ロケテやった上に数が3.5倍になってしまった。
- フリーダムガンダム・・・・覚醒キャンセルというほぼ全ての行動をキャンセルでき、尚且つ高速で移動する武装があり、その覚醒の段数が切れれば余り怖くないのだが、特殊格闘を入力し、すぐにキャンセルの空撃ちをすることで、空中に素早く、ブーストゲージを使用せず飛びつづけられる、超高機動対空可能なチート技を持っている。それ故、にわかはともかく使い慣れているものなら殆ど被弾しない。フリーダムに追いつけるのはフリーダムだけであり、追うだけ無駄。かといって無視するとバラエーナがアホみたいに飛んできたり、一瞬で背後から切られたりするので無視もできない。文句なしに今作最強。故に大会で禁止機体になってたりする。
- ゴッドガンダム・・・・高速で動く格闘機、しかも装甲は厚い。格闘の誘導もチートクラスで近距離では回避困難。アシストも低リスク高リターンと優秀。明鏡止水状態なら最小コストを格闘1セットで鎮められる。ゴッドフィンガーは二段で避け辛い+前方の攻撃に無敵、さらに恐ろしいダメージ量、といった凶悪な機体である。
- マスターガンダム・・・ゴッドと同じく高速格闘機、装甲も厚い。十二王方牌(ファンネルもどき)からの自機超有利な読みあいが特徴。格闘は威力こそゴッドに劣るが当てやすさは遜色ない程のチート級、その上コスト2000なのでコストパフォーマンス超優秀
- ゼータガンダム・・・・特殊格闘が変形になったため、格闘からキャンセルすることですぐ離脱できるようになったことや、変形の機動性の高さ、何度も小分けして変形できるので着地狙いが不可能になったりと、一般機体相手の場合、ノーダメージで勝つことも出来る。ビームライフルに換装する必要がないほどハイメガが優秀。
- キュベレイmk-Ⅱ・・・・コスト1000の分際でファンネル一斉射が超回避困難+高威力、特に硬直を狙わなくても当たる為、vsシリーズの基本を根底からぶっ壊している。近寄られてもアシストで容易に粘ることが可能で、落としてもコスト1000しか減らない。今作の厨機体NO.2
- グフカスタム・・・・ヒートロッド(鞭)による縦横無尽なワイヤーアクションが特徴。その驚異的な機動性のため、とにかく攻撃を当てにくい。その癖自分は積極的に当てていける武装を持つ。格闘をはずしてもキャンセル鞭で離脱が可能という糞さから、使い捨てフリーダムとも呼ばれる。七強の中では扱いづらい機体だが狂機体であるのに変わりはない。
- ガンダムGP02・・・・地上ステップの隙の無さと特格による急上昇で抜群の逃げ性能を誇る。基本ガン逃げ闇討ち格闘しかできず、頼みは核で事故ゲーにする機体なので、戦法が狭まってしまい味気ない。
このゲームではそんなバランスブレイクな場面はしょっちゅうなので、あまり気にしてはいけないが、対戦相手も同じく人間なので、自分だけよければいい、といった独り善がりはしないようにしよう(使う時は相手に聞く、身内やCPUルートのみでプレイする等)
全国大会
2008年11月23日、東京の港区にあるイベントスペース、ニューピアホールで“Premium DogfightIII 全国決勝大会”を開催した。ベスト8は以下の通り。
ブロック名 | エリア名 | 店舗名 | チーム名 | ファイトネーム | モビルスーツ |
Aブロック | 神奈川県 | ムトス相模原店 | 強すぎるジャガー | エイジ | フリーダムガンダム |
牧島 | キュベレイMk-II | ||||
Bブロック | 京都府 | 京極ゲームセンター | 明大モンテカルロ | シュダ | フリーダムガンダム |
シ | キュベレイMk-II | ||||
Cブロック | 東京都 | 大久保アルファステーション | プリマ・ステラ | メルト | フリーダムガンダム |
ギャンブルマスター | キュベレイMk-II | ||||
Dブロック | 大阪府 | ゲームプラザ OKA3 | 株式会社5りら | 5りら秘書 | フリーダムガンダム |
アル中 | マスターガンダム | ||||
Eブロック | 北海道 | G_BAOA.G | 雑魚乙! | カイマイ | フリーダムガンダム |
アカツキ | キュベレイMk-II | ||||
Fブロック | 愛知県 | アーバンスクエア 大須店 | ヒグネコ | ヒグラシ | フリーダムガンダム |
ネコ | グフカスタム | ||||
Gブロック | 長野県 | アピナ諏訪店 | にゃん太ぁ村 | コーキン | フリーダムガンダム |
ソル | キュベレイMk-II | ||||
Hブロック | 兵庫県 | 遊スペース マジカル | メタボHくん | 色 | フリーダムガンダム |
アウル | キュベレイMk-II |
このゲームのバランスの悪さが浮き彫りとなる結果に陥ってしまった。一応優勝はBの人たち。
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関連項目
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