機械に繋がれたシアンちゃんはなッ サイコーに胸キュンなんだよッ!とはニンテンドー3DSソフト『蒼き雷霆ガンヴォルト』の本編においてデイトナが言い放った台詞である。
概要
作中のボスキャラの一人であるデイトナはヒロインであるシアン(国民的バーチャルアイドルの正体)に恋心を抱いており、彼女を奪った主人公ガンヴォルトのことを殺したい程憎んでいた。
皇神の化学工場にてガンヴォルトと対面したデイトナは、自分の会社にいる方がシアンの身の安全が保証されると主張。それに対しガンヴォルトはシアンの意志を無視していると反論。ガンヴォルトの意見の方が筋が通っていると悟ったのか、それ以上言い返すことが出来ないデイトナは逆上し自分の私欲を曝け出すことになる。
以下にその流れを記載。
デイトナ「オレらみてぇな能力者(ゴロツキ)に対して世間サマは冷てぇ…
皇神に居る限り、シアンちゃんは安全だ
そりゃ、多少は不満もあるかもしれねぇ…けど、アイドルってェのは…
“シゴト”ってのはそんなモンだろーが?
皇神を抜けンのが救いだっつーのはテメェの勝手な押し付けなんだよッ!!」
ガンヴォルト「彼女は自由を望んでいた…! 人を苦しめる歌は嫌だと言っていた…!
彼女にずっと…籠の中の鳥で居ろと言いたいのか!」
デイトナ「本人が望むことだけがッ…幸せとは限ンねぇーンだよッ!!」
ガンヴォルト「彼女の意志を無視して、何が幸せだ…!」
デイトナ「うっせェうっせェ!! つーか…何よりッ!!
機械に繋がれたシアンちゃんはなッ サイコーに胸キュンなんだよッ!
テメェはその楽しみを…オレの目の保養を奪いやがった!!
ゆるさねェ、ゆるせねェ…ゼッテー蹴り殺すッ!!」
ガンヴォルト「…倒錯しているのか!」
危険な男だ…生かしておくわけにはいかない…!
この変態台詞はデイトナ自体の強さも相成ってプレイヤーに大きな衝撃を与え、ゲーム発売前の彼の熱血漢な印象は脆くも崩れ去ることになった。更に一部のプレイヤーからは、英語版のデイトナの名前“VIPER”と彼のモチーフであるユニコーン(処女を好む性質がある)を踏まえて「変態ドルオタロリコン緊縛機械姦処女厨VIPPER」などとネタにされる始末である。
一応、デイトナの名誉の為に付け加えておくと、この台詞を発した時のデイトナはモルフォの歌の精神感応波を受けて性格に異常をきたしていた可能性があり、そこに宝剣の変身によるトランス状態が合わさった結果、とんでもない台詞を言ってしまったとも考えられる。現に、皇神に入る以前のデイトナは能力者の洗脳や拉致といった強引な手段に嫌悪感を示しており、平常時であれば機械で繋がれた能力者を見て胸キュンはしなかった…かもしれない。
本編やドラマCDではデイトナがシアンと対面し会話する描写がなかった為か、デイトナ役の声優、川上晃二氏も
「結局のところデイトナがシアンのどの部分に惚れているのか分からず悩みどころだった。」と『爪』発売日に配信された生放送でも話している。
いずれにせよ、こんな台詞を考えた淫帝社員が変態であり倒錯していたことは言うまでもない。
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