機甲界ガリアン単語

キコウカイガリアン
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「機甲界ガリアン」とは、1984年から1985年にかけて日本TV系列で放送されたロボットアニメである。原作および監督は「太陽の牙ダグラム」や「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔

概要

中世騎士物語世界ロボット兵器を持ち込んだファンタジーロボットアニメ…と思いきや、実は壮大なSFでした!という凝った構造の作品である。

同時期の「聖戦士ダンバイン」同様に「すぎた」作品だったため人気おもちゃの売り上げも振るわず、1年の放送予定が半年に短縮されてしまった。
しかし、そのおかげで「『1年間は理だが半年ならできる』という条件付きで作画監督を担当した塩山紀生が結果的に全話において作画監督を担当したため、ハイクォリティ作画を全編に渡って維持できた」「敵役であるマーダルが加藤精三氏の熱演も相まって、主人公ジョジョをも食う程の存在感を示す」といったいい結果を生んでもいる。

パっと見のコンセプトが似ている様に見える「聖戦士ダンバイン」と較されることがあるが、

機甲界ガリアン 聖戦士ダンバイン
世界 別の銀河に存在する惑星 妖精が存在する異世界
ロボットの設定 ロストテクノロジーで基本的に量産不可 地上人が作り出した軍事兵器で量産可
ロボットの外観 騎士モチーフにした機的デザイン 生物モチーフとした有機的デザイン
戦闘スタイル 地上戦を中心にした重量感のあるアクション 中戦メインでアクロバティックなアクション
主人公機の特徴 ガリアンソード蛇腹剣 (地上では)高火力
物語の結末 一応ハッピーエンド 基本的に皆殺し(主人公含む)

といった具合に逆とも言える要素が多く、みんなちがって、みんないいと言うことで両方楽しむのが良いと思うよ。

あらすじ

惑星アーストの辺を治めるボーダー王
3000年の歴史を誇る大王であったが、後継者となるジョルディ王子誕生の宴の最中に征マーダル率いる機甲兵らの奇襲を受けボーダー王は戦死、さらに王妃フェリアは囚われの身となってしまう。
しかしジョルディはフェリアの手により老臣アズベスに託され、アズベスはボーダー陥落の混乱に乗じてを脱出することに成功。そのまま行方をくらませた。

それから12年。
アズベスの孫として育てられたジョルディ・ボ-ダー(ジョジョ)は、アズベスと共にマーダルに反抗する者が集まる「」に入植。に入り込んだジョジョは、紆余曲折の冒険の後に「巨人」ガリアンとめぐり合う。そしてガリアンを駆るジョジョは、を襲うマーダル軍の機甲兵との戦いに勝利した。
それは「打倒マーダル」を掲げた長く苦しい戦いの、最初の一歩だった…。

鉄巨人ガリアン

主人公ジョジョで発見した伝説巨人、それがガリアンである。

高橋良輔監督作品としては、ダグラムボトムズの様な顔主人公ロボではなく、レイズナーと同じ明確なと顔をもったデザイン主人公ロボットで、高橋良輔作品ではレアタイプである。

地上戦も戦も可な高い戦闘力で反マーダル勢の中心的な存在となったが、中戦の弱さを突かれ、マーダルの前に一敗地にまみれる。
しかし、その後ヒルムカの協によってガリアン重装(アザルトガリアン)と呼ばれる強化装。マーダル軍を前に最後まで戦い抜いた。

巨人パンツァーブレード
ガリアン

楔形のワイヤーつなぎの様にしならせることも、結合して長とすることも可な「ガリアンソード」を武器にし、ローダーダッシュを可とする「ダッシュホイール」と呼ばれる機構を足に装備している。
なお、ガリアンソードは普段は左腕の内部に、ワイヤーを伸ばした状態で格納されており、使う際には右手で束を掴み、左腕から一気にを引き抜くアクションをする。

飛装ビッグファルコン)と呼ばれる形態になることでを飛ぶことが可となるが、飛装のままでは武器いのが欠点。

は反重力を使用した永久機関無限に動くことが可

なお、「」にあるガリアンが安置されていたの遺跡には、全自動の修理・補給装置があり、さらに改造も可(下記の重装への改造もここで行なわれた)だが、アースト人には理解不能テクノロジーであり、実質的に運用はランプレート人であるヒルムカでなければ出来ない。

また、コクピットは全周囲モニターが採用されており、これは同じく全周囲モニターを採用したエルガイムMk-2とほぼ同時期の登場で、アニメとして最もく採用された作品のひとつとなっている(Zガンダムよりい)。ガリアンの場合は背景ハニカム模様が合成されて映し出されるという凝った映像になっていた。

全高 12.48メートル
重量 26.26トン
装甲 ガリネット
ガリアン重装
(アザルトガリアン)

の低さ等からマーダルに敗れた際に、ヒルムカの手によって強化された姿が重装(アザルトガリアン)である。

ガリアンソードのほかに、ガリアンシールド(その名の通り、)や二連重装(手持ち式の二連の大ビーム。前述のガリアンシールドと組み合わせることで、簡易台として使用可)や飛装(右肩に固定装備した小ビーム。飛行状態でも使用可)を装備した。
特に飛装の装備により、戦形態でも射撃武器が使えるようになったことは、ガリアンの活躍場所をさらに広げることとなる。

また、上半身がタイプのガリアン飛装に、下半身(+ガリアンシールド+二連重装)が撃戦タイプビクトリーウォーカーガリアン走行に分離する事も可になった。ただし、それぞれにパイロットが必要となる(合体時は当然1人余る)ためか、あまり実戦では使われなかった。
また、このガリアン走行の時専用のコクピット(通常時は格納されている)が右足に設けられたが、ジョジョを救うため独断でマーダに向かったときに、その身を案じたチュルルがここに乗って密航したエピソードくらいでしか有効活用されなかった。

余談だが、「assault」表記で「アザルト」と呼ばせているため、「アサルトガリアン」は本機に限って言えば誤記である。

全高 12.48メートル
重量 27.94トン
装甲 ガリネット

最終回では火葬されたダグラム以上に、ある意味ひどいにあっているメカだったりする。

※ガリアンのデザインのみ大河原邦男が担当している。理由は「メカを描けるのがいないから」との事。

※「機甲界ガリアン」放送後、俗に「蛇腹剣」と呼ばれる武器を装備するキャラクターが何人か登場したが、汎用的な通称として「ガリアンソード」が用いられる事が多い。

ジョジョと仲間達

「機甲界ガリアン」の主人公ジョジョには多くの協者が現れた。
育てのアスベスやチュルルの人々、ヒルムカやウーズベンのような宇宙からの来訪者、マーダルに離反して共闘する者までさまざまである。

ジョジョ

CV菊池英博

本名「ジョルディ・ボーダー」。
ジョジョといったら奇妙な冒険の方ではなくこっち」という人も。

かなりの不幸に見舞われた少年であり、自らの戦いの意義に疑問を持つこともあったが、最終的には惑星アーストをマーダルの手から取り返すことに成功した。
最終回EDではチュルルと結ばれたと思われる描写がある。
リア充爆発しろ

なお、を担当した菊地英博が収録時期に変声期を迎えた為、ジョジョも作中にて変わりをしている。また、OVAの紋章」では菊地正美がを担当している。

チュルル

CV渕崎ゆり子

リーダーであるダルタスので10歳のロリ
チュチュ」の称で呼ばれている元気

ヒルムカが介入したとはいえ)ジョジョとチュルルの出会いが伝説巨人ガリアンの復活に結びついた。その意味ではアーストの救いの女神である。

戦いの中でも常にジョジョの傍にいることを望み、その邪気な笑顔ジョジョ達(とテレビの前の大きなお友達)を何度も和ませてくれた。
この年齢で、「将来はジョジョのおさんになる」と断言しており、ヒルムカに焼きを焼いたり、ジョジョのために全裸になったりと、微笑ましいカップルぶりを見せつけてくれた。
そして最終回EDではジョジョと共に大人になった姿で登場。
末永リア充爆発しろ

アズベス

CV小林修

ボーダー王に仕えた老臣。
マーダルの手により陥落した際、フェリアからジョジョを託されてから脱出。そして彼を自分の孫として12年かけて厳格に育て上げた。

大剣を振るう剣豪であり、生身のまま機甲兵に戦いを挑むこともある。無茶しやがって…ジョジョリーダーとして成長するまでの間は皆の統率にも尽したが、物語中盤にての動きにて自らの宿命を悟り、単身マーダルの元へとりこむ。しかし悲願は果たせず、燃え盛る炎の中で戦死した。

なお、小林修氏はナレーションも兼任。
アズベス視点から見たり方となっているが、これは彼の死後も変わらず続行された。

ヒルムカ

CV平野文

素性の知れない流れ者の女。
しかしその正体はイラスタント銀河にある惑星ランプレートのパトロール隊員。ランプレート等の進んだ文明が他文明(この場合は惑星アースト)へ介入するのを阻止する為に派遣された監視員である。

本来監視権限しかもっていなかったが、マーダルの野望を阻止する為にジョジョに協し、ガリアンを重装修する等」他文明への介入と思わしき行為を行った」と判断されて問会にかけられたが、ウーズベンの尽により無罪放免。その際、「これ以上危ないことをしないで欲しい」とウーズベンに懇願されるも、それを振り切ってアーストへと戻り、最後までジョジョ達にを貸した。
ウィンドゥから思いを寄せられているが、軽くあしらっていることが多い。

レッドウインドゥ

CV:千葉繁

ジョジョ仲間のお調子者でギャグメーカー
しかしの使い手でもあり、ガリアン重装の下半身(ガリアン自走)の操縦も担当する。
ヒルムカに思いを寄せているが、一方的アタックを続けるもあしらわれていることが多い。しかし終盤にはかなりいい雰囲気になっていた?

ウーズベン

CV井上和彦

ヒルムカの同僚(つまり惑星アーストの監視員)で、あやしい全身スーツ(というか全身タイツ)を着込んでいる。

ヒルムカに好意を持っていたのであろうか、アースト人に肩入れし過ぎている彼女に度々忠告していた。
ヒルムカが問会にかけられた際にも、「マーダルが先に介入し、ヒルムカはそれに対抗するためにやむなく介入を行なった」と拠を付けて提出し、彼女を助けた。
その後、彼女告白するがあっさり振られてしまう。

なお、放送が打ち切られなかった場合は、宇宙編で活躍するキャラになる予定だったらしい。

ダルタス

CV見純

チュルル父親で、機甲兵を率いるマーダル軍に人力で立ち向かう「」の導者を務める。
とはいっても、前半はアズベス、後半はジョジョドン・スラーゼンが導者状態だったので、やや影が薄い
それでもチュチュジョジョ結婚すれば、国王の義理のという美味しい立場である。

ドン・スラーゼン

CV:兼本新

アズベスの知己である地方族で、機甲猟兵スカーツを操る、兼本新キャラらしい貫のある外観をしているおっさん壮年の男。

当初はマーダルに仕えていたが、マーダルが異人である事を知ると部下と共に離反してジョジョと共に戦った。

普段は常ににやにや笑いを浮かべた中年のおっさんで役に立たなさそうな印だが、逆に戦場では放磊落にして状況判断に優れるという出来る男である。

ジルムセン・ランベル

CV:屋良有作

アズベスと並ぶ本作の武人キャラツートップの一人で、マーダル軍最強勇者
回転武器とするい機甲猟兵ザウエルを駆る。

NGワードランバ・ラル

ジョジョとガリアンに正々堂々と果たし合いを挑むも敗れ、一時「」に囚われの身となるが、マーダル軍が差別攻撃をかけて来たことを知り、己の信念に従ってマーダル軍を離反。ジョジョと共にマーダルと戦うを選ぶ。

フェリア・ボーダー

CV:晶子

ジョジョの実でボーダー王王妃

マーダルによってが落とされた際にジョジョをアズベスに託したが、フェリア自身はその美貌ゆえにコールドスリープにかけられ、レリーフのごとくマーダに飾られていた。

マーダルも認め、ジョジョもガリアンを大破させてでも取り返したったのがよく解る程の美貌の持ちである。

マーダル軍

惑星アーストに突如として現れた征マーダル率いる機甲兵をとした勢で、ボーダー王を滅ぼし、惑星アーストに覇を唱えた。

アーストの人々にとってはロストテクノロジーである機甲兵を掘り出して運用した他、シールズと言う独自の量産型機甲兵を製造する等している。

マーダ

CV:加藤精三

マーダル軍を率いるアーストの征王。
スキンヘッドヒゲをたくわえた印的なキャラクターではあるが、深謀遠慮に長けた人物で、王としてのカリスマ性も持ち合わせている。
作中でもまるで星飛雄馬に対するの如くジョジョの成長を見守る存在でありとして立ちはだかる人物として描かれている。

実はヒルムカと同じ惑星ランプレート出身であり、平和という名の惰眠を貪るランプレートを入れるために反乱を起こしたが失敗、惑星アーストに追放されてしまった。
その後アーストの地中に埋められていた機甲兵を運用して覇者となり、さらにランプレートへの帰還を果たした彼は再び的のために動き出すのだが…?

ハイシャルタット

CV速水奨

白銀ウィンガル・ジーや、いアゾルバ・ジーといったオリジナルカラーの機甲兵を操るマーダルの隊長

イケメンライバルにありがちな自尊心が高いところからくる短慮による失態も多々あるが、根はマーダルへの忠義一筋な人物であり、スラーゼンやランベルといった忠臣達までもが離反していく中最後までマーダルに従った、ある意味しいキャラである。

機甲兵

地球中世ヨーロッパ騎士の時代あたりを世界観としている「機甲界ガリアン」において、商品の巨大ロボット兵器たる「機甲兵」は、伝説巨神イデオン同様に、23000年以上前の古代アースト文明(マーダルやヒルムカらの祖先)が残したロストテクノロジーとされており、それらをマウンテンサイクルのごとく掘り出して使用しているという設定となっている。

※同時期の「聖戦士ダンバイン」の登場兵器である「オーラバトラー」が、「異世界にて地球人が作った工業製品」となっているのとは、ある意味逆な存在と考えられる。

銃火器を使用する場合もあるが、根本的には機甲兵も武器といった直接攻撃系の武器であり、機甲兵が戦うさまはさながら巨大な騎士同士が戦っているかのよう。
出渕裕デザインした「フルプレートアーマーやスケイルメイルを着た騎士のごとき姿」は、リアルロボットの中でも異を放っている。

機甲猟兵(パンツァーハンター
スカーツ

ドン・スラーゼンおよびスラーゼンの側近であるスミオンも乗る二人乗りの機甲兵。
怪力を誇り、両足に収納しているを組み合わせた長武器とする。

また、背中に飛行可な小機・機(バックインバネス)を装備しており、分離させて偵察等に使用する。

全高 12.6メートル
重量 30.92トン
装甲 バイオニウム
ウエル

ランベルの乗る機甲兵で、対ガリアン用の機甲兵として開発されたと言われている。

「回転」と呼ばれる長を装備しているほか、足にはダッシュホイールがついているため、地上における足回りの速さではガリアンに引けを取らない。

余談だが、ドリル状に回る回転は、ガリアンソードと同様様々な作品で用いられている。

全高 11.6メートル
重量 21.09トン
装甲 バイオニウム
飛甲兵(パンツァーガスト
ウィンガル

背中を飛ぶ緑色の一般兵用機甲兵で、ビームアックスの様なで攻撃する。

頭の小さな二本とつながったチャームポイント

全高 11.2メートル
重量 18.83トン
装甲 バイオニウム
指揮官用飛甲兵(パンツァーガストリーダー
ウィンガル・ジー

指揮官用のウィンガル。中でもハイシャルタット専用機はメタリックシルバー手なカラーリングである。

ビームアックス状の二刀流で戦う。

全高 11.96メートル
重量 18.9トン
装甲 バイオニウム
飛甲兵パンツァーガストキャリアー)
ウィンガル

二機のウィンガルそれぞれの右腕と左腕をひっこぬいて、客室コンテナ連結するというペスターめいた外観をしており、非常にシュールだったりする。

基本的にはマーダルらの移動に使われる。

ウィンガルプラモ発売時に、二個買わせようという胆が見え見えとか言ってはいけない。

全高 メートル
重量 トン
装甲 バイオニウム
兵(パンツァートランプラー
プロマキ

「これぞ機甲兵の中の機甲兵」と謳われた、ケンタウロスの機甲兵。

四足で疾駆してでチャージを仕掛けたり、四足をつかって山を登ったりする。後ろ足でがいななく様に立ち上がる姿が印的。

なお、武装としては前述のの他、部にビームを持っており、一列に並んだプロマキスの大群による一斉射撃シーンはとても印に残る。

全高 11.6メートル
重量 49.88トン
装甲 バイオニウム
指揮官用人兵(パンツァートランプルリーダー)
プロマキス・ジー

指揮官用のプロマキスで、お約束の頭部違いの他、の形状も異なる。

全高 11.64メートル
重量 49.96トン
装甲 バイオニウム
巡航遊撃人兵(パンツァートランプクルーザー)
プロマキス・ヴィー

ドン・スラーゼン揮下の機甲兵団が使用するプロマキス。
なぜこの部隊だけカスタム機だったのかは、特に説明されなかった。

全高 11.6メートル
重量 43.75トン
装甲 バイオニウム
機兵(パンツァーケール
ゾル

臙脂色のスケイルメイルを着た半漁人的な外観の水中戦用機甲兵で、と呼ばれる専用水中魚雷を装備している。

全高 12.41メートル
重量 25.76トン
装甲 バイオニウム
指揮官機兵(パンツァーケールリーダー
ゾルバ・ジー

指揮官用のアゾルバで、は持たずかわりに専用の矛を装備している。

作中にはハイシャルタットが搭乗した青色の機体のみ搭乗した。

全高 12.41メートル
重量 26.08トン
装甲 バイオニウム
重射兵(パンツァーバリスタ
モノコット

両肩にマグネシウムアロー発射装置を備えた長距離支援の機甲兵で、最後まで玩具化されることはなかった。
この機体がずらりと並び、マグネシウムアローを斉射する様は、まさに「絶望」の一言だった。

佐藤元コミックボンボンに連載していた「ロボロカンパニー」では他の機甲兵以上に立っていた。「もちアロー」でゴーグくんとも仲良し

全高 10.52メートル
重量 19.13トン
装甲 バイオニウム
重歩機(パンツァージャニター)
シールズ

機甲兵を研究して作られた人機械で、厳密には機甲兵ではない。当然ながら性も劣っており、警備に使える程度の能力しかない。

モノコットと共にプラモデル化されなかった機体だが、ガリアンのプラモシリーズに付属しているポイントを集めることでもらえるレジンキットが存在する(しかも応募者全員プレゼントとして)。

なお、ジョジョマーダに潜入した際、一度操縦したことがあったりする。

全高 13.19メートル
重量 33.07トン
装甲

キャスト

ジョジョ(ジョルディ・ボーダー) CV菊池英博 ジルムセン・ランベル CV屋良有作
チュルル CV渕崎ゆり子 ドン・スラーゼン CV:兼本新
アズベス CV小林修 ダルタス CV見純
ヒルムカ CV平野文 ウーズベン CV井上和彦
レッドウインドゥ CV千葉繁 ハイシャルタット CV速水奨
フェリア・ボーダー CV晶子 マーダ CV加藤精三
ナレーション 小林修

スタッフ

原案 矢立肇
原作 高橋良輔
監督 高橋良輔
脚本 鳥海尽三、五武史、吉川惣司
絵コンテ/演出 谷田部勝義、知吹、康正一、津田義三、加瀬充子池田成
作画監督 塩山紀生中村良、二宮常雄、谷口守泰、八幡正、志夫美子吉田
キャラクターデザイン 塩山紀生
メカニカルデザイン 大河原邦男(ガリアン)、出渕裕(その他)
音響監督 上靖夫
音楽 冬木透
プロデューサー 則夫(日本テレビ)、木本読売広告社)、長谷川日本サンライズ
制作 日本サンライズ(現:サンライズ

主題歌

オープニング 作詞 三浦徳子
KING REGUYTH

ガリアン・ワールド

-Run For Your Life-

EUROX 作曲 井上大輔
編曲 井上大輔
エンディング 作詞 三浦徳子
KING REGUYTH
の1 EUROX 作曲 井上大輔
編曲 井上大輔

EUROXは、「銀河漂流バイファム」の主題歌を担当したTAOの元メンバーによって結成されたロックバンド

放映リスト

当初は1年間の放送予定だったが、商品の玩具の売り上げが振るわず、半年で打ち切られてしまった。しかし、あらかじめ半年でも終われる構成にしてあったため(「マーダルを追って宇宙に行く」後半の予定を丸ごとカット)大きな破綻は起こらずに済んだ。
当時は現在の様な「1期で人気が出れば数年後に2期放映」という放映形態ではなく、商品が売れていればダグラムの様に放送が即延長され、逆に売り上げが悪ければ即打ち切り…という作り手にとっては厳しい時代だったのだ。

話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 1984/10/5 伝説の始まり 鳥海尽三 谷田部勝義 谷田部勝義 中村
塩山紀生
2 1984/10/12 ガリアンの覚め 五武 知吹 知吹 二宮常雄
塩山紀生
3 1984/10/19 の闘い 吉川惣司 正一 正一 谷口守泰
塩山紀生
4 1984/10/26 チュルルを追って 鳥海尽三 津田義三 津田義三 中村
塩山紀生
5 1984/11/2 重力 五武 加瀬充子 加瀬充子 八幡
塩山紀生
6 1984/11/9 地底に眠る秘密 吉川惣司 谷田部勝義 谷田部勝義 谷口守泰
塩山紀生
7 1984/11/16 ローダン軍接近 吉川惣司 正一 池田成 志夫美子
吉田
塩山紀生
8 1984/11/23 マーダルの告発 五武 知吹 知吹 二宮常雄
塩山紀生
9 1984/11/30 裁かれるヒルムカ 吉川惣司 津田義三 津田義三 中村
塩山紀生
10 1984/12/7 火を吹く重装 鳥海尽三 加瀬充子 加瀬充子 八幡
塩山紀生
11 1984/12/15 騎士勇者 五武 谷田部勝義 谷田部勝義 志夫美子
吉田
塩山紀生
12 1984/12/22 マーダルの正体 吉川惣司 池田成 池田成 中村
塩山紀生
13 1984/12/29 ジョジョの悩み 吉川惣司 知吹 知吹 谷口守泰
塩山紀生
14 1985/1/11 ああ、ものいわぬ 鳥海尽三 津田義三 津田義三 八幡
塩山紀生
15 1985/1/18 脱出 鳥海尽三 加瀬充子 加瀬充子 志夫美子
吉田
塩山紀生
16 1985/1/25 マーダル出 五武 谷田部勝義 谷田部勝義 中村
塩山紀生
17 1985/2/1 運命対決 五武 池田成 池田成 二宮常雄
塩山紀生
18 1985/2/8 アズベスの最期 五武 知吹 知吹 八幡
塩山紀生
19 1985/2/15 崩壊 吉川惣司 加瀬充子 加瀬充子 谷口守泰
塩山紀生
20 1985/2/22 そびえたつ野望 吉川惣司 谷田部勝義 谷田部勝義 中村
塩山紀生
21 1985/3/1 動乱の都 鳥海尽三 池田成 池田成 八幡
塩山紀生
22 1985/3/8 フェリ再生 鳥海尽三 知吹 知吹 谷口守泰
塩山紀生
23 1985/3/15 惑星ランプレート 五武 加瀬充子 加瀬充子 中村
塩山紀生
24 1985/3/22 幻想の崩壊 吉川惣司 谷田部勝義 谷田部勝義 八幡
塩山紀生
25 1985/3/29 伝説光芒 五武 池田成 池田成 谷口守泰
吉田
塩山紀生

OVA

機甲界ガリアンのOVAは、

の3巻が制作・発売された。

鉄の紋章

「機甲界ガリアン」のOVA3作にあたる「の紋章」は、TVシリーズに対するパラレルワールド的な世界観であり、発掘した機甲兵で統一を果たさんとするマーダルと、それに対抗するヒルムカ率いる一族の戦いを軸にしたオリジナルストーリーになっている。


TVシリーズの設定との変更点は…

などがあり、TVシリーズよりもさらにマーダルがジョジョ父親的存在であることが強化され、逆にハイシャルタットはマーダルに反逆する存在となっている。

ガリアンに至っては「巨人」とのみ呼ばれ、本作オリジナルの機甲兵「邪神兵」の復活に呼応して竜巻と共に現れた伝説と言う扱いになっている。また、出渕裕が本作用にデザインした「邪神兵」は、下半身が状のロボットの代名詞的存在ともいえる程高い人気を得た。

関連動画

主題歌


MAD


関連商品

※「機甲界ガリアン」音楽完全版は許諾楽曲になっている。

関連項目

声優 スタッフ

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111 ななしのよっしん
2018/09/27(木) 20:21:31 ID: xzDlpB8kij
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112 ななしのよっしん
2019/01/03(木) 00:10:05 ID: 6kERS+fU9z
記事にある「パンツァーブレード」の意味間違ってんぞ。
正しくは機甲兵の乗り手に送られる称号最上のもの。
ランベルは作中で一存命のパンツァーブレード称号持ち。

これ書いた人ちゃんと公式の資料とか調べたの?
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113 ななしのよっしん
2019/10/05(土) 19:08:40 ID: P12hqIwfx/
Dアニで配信だぜ、やったね!!
しかし、高橋監督の高台に遺したものの何と多いことか……。
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114 ななしのよっしん
2020/04/02(木) 13:31:00 ID: ImjvBvVlOG
メロウリンクと組んでたのは高橋監督繋がりだけじゃなく共演するのがスペドラに導かれたキングガンダムだからか
中の人ネタやね
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115 ななしのよっしん
2020/04/03(金) 20:51:30 ID: xHGaWQKfDp
自走すき
自走砲メインにいるのしい気がする
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116 ななしのよっしん
2020/08/13(木) 03:03:57 ID: U4tDeGiDMB
蛇腹剣の元祖と聞いてたが、それ以上に主題歌カッコよくてれた
なんだあの間奏バイオリンカッコよさは
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117 ななしのよっしん
2021/09/19(日) 16:28:37 ID: oUQx9Qg7Fk
BS12で見たけどOPとEDがめちゃいい曲だな
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118 ななしのよっしん
2022/05/28(土) 22:54:38 ID: 6j68Uns6Cj
ガリアンカラー、とな..?
やっぱりブキヤかウェーブで新キット化されるのか?
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119 ななしのよっしん
2022/08/27(土) 02:55:00 ID: 6j68Uns6Cj
紋章版がキット化か
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120 ななしのよっしん
2022/11/01(火) 22:17:07 ID: 6j68Uns6Cj
ウェーブからはTV版が発売されるのか
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