欽単語

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欽とは、中国語圏の人名である。

• 郭欽（? - ?） - 新代の武将
• 蒋欽（? - 219年） - 後漢末の武将
• 宗欽（? - 450年） - 五胡十六国時代の学者
• 曹欽（? - 1461年） - 明代の政治家
• 范欽（1505年 - 1585年） - 明末の官僚
• 文欽（? - 258年） - 三国時代の武将
• 劉欽（? - 前27年） - 前漢の皇族。漢の宣帝の子

漢字として

意味

つつしむ、敬う、たれる、という意味がある。また天子の行為に敬称として使う。また吟と通じて、うめく、撳と通じておさえる、という意味がある。 〔説文解字・巻八〕には「欠（あくび）したる皃なり」とある。〔爾雅・釈詁〕に「欽、敬なり」とある。

字形

形声で声符は金。

音訓

音読みはキン（漢音）、訓読みは、つつしむ。

規格・区分

人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。1951年に人名用漢字に採用された。

声符

欽を声符とする漢字には、撳、廞などがある。

語彙

欽欽・欽羨・欽差・欽定・欽慕・欽明文思

異体字

• 𣣽は、〔集韻〕にある古文。金の古文である𨤾に従う。
• 簡体字は钦。

関連項目

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