概要
簡単に言えば将棋を覚え始めたばかりの超初心者に対して経験者が用意したハンデ戦。ルールは以下の通り。
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | ||
一 | ||||||||||
二 | ||||||||||
三 | ||||||||||
四 | ||||||||||
五 | ||||||||||
六 | ||||||||||
七 | ||||||||||
八 | ||||||||||
九 | ||||||||||
▲持ち駒:なし△持ち駒:歩三 |
この盤を見た初心者は「歩三枚だけとか初心者相手だからって流石に舐めすぎwwwボッコボコにしてやんよwww」と意気込んで対局に臨むものの、気づけば駒をどんどん相手に取られてしまいコテンパンに返り討ちに遭う場合がほとんどである。
上手は初手△8六歩から入り、下手が何も考えず▲同歩ときたら△8七歩で角を取るのが基本の流れとなる。角一枚でも実力差があれば下手の陣を崩すことは十分可能になる。
下手は二手目の▲同歩を回避できたとしても角を取られないようにするためには結構複雑な手順を踏まねばならず、まして超初心者がそれに気づくのはどだい無理な話である。一般的に歩三兵は六枚落ち、下手すれば八枚落ちと同等のハンデ戦であると見られている。
ちなみに上手がプロ棋士だった場合、下手側はアマ初段でもかなり厳しい戦いを強いられると言われている。実力者同士の対局になると上手のみ二歩アリというルールが下手に重くのしかかってくるようだ。
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関連項目
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