歯とは、脊椎動物などの上顎、下顎に付いている硬い器官である。また歯に似たもののこともいう(歯車の歯など)。
概要
おもに食事の際の咀嚼に用いる。動物によっては木などを削る、穴を掘る、戦いの時の武器として使うこともある。
ヒトの歯
ヒトの歯は、口腔内にある。人体の中でもとくに硬い部位であり、咀嚼や噛み付き攻撃のほかにも、爪切りの代わりに用いられたり、さまざまな音の発音で使われる。また歯と歯の隙間を使って音を出すのにも使われる(歯笛)。
ヒトの歯は、切歯・犬歯・小臼歯・大臼歯の4種類に分けられる。このうち第3大臼歯は親知らずと呼ばれている。歯列式も参照。
お手入れ
歯には食べかすや歯垢などの汚れが付きやすい。爪楊枝・歯間ブラシで歯の間を掃除したり、歯ブラシで歯磨きをしたり、口を水で漱いだりして、お手入れとする。
漢字として
- Unicode
- U+6B6F
- JIS X 0213
- 1-27-85
- 部首
- 歯部
- 画数
- 12画
- Unicode
- U+9F52
- JIS X 0213
- 1-83-79
- 部首
- 齒部
- 画数
- 15画
- 意味
- 歯は新字体で、旧字は齒。
- 口にある歯や、牙、歯に似た形のもの、歯のように並んだものを意味する。また年齢や順序付ける、並ぶ、仲間に入る、記す、という意味がある。これは動物の歯からその年齢を知ることができることから。
- 字形
- 形声で声符は止。止の下の部分は歯の象形。〔説文解字〕には「口の齗骨(ザンコツ)なり。口齒の形に象り、止聲」とある。
- 音訓
- 音読みはシ、訓読みは、は、よわい。名のりに、かた・とし、などがある。
- 規格・区分
- 歯は常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 齒はJIS X 0213第二水準。
- 部首
- 齒は部首齒部を作る。偏や脚に置かれる。歯に関する字が属す。字書によっては、歯も部首として扱われる場合もある。
- 語彙
- 歯科・歯牙・歯齦・歯垢・歯歯・歯石・歯肉・歯髪・歯列・歯録
異体字など
- 異体字
- 𠚒は、〔説文解字〕や〔玉篇〕にある古文。
- 𠔒は、〔篇海〕にある古文。
- 𦥒は、〔集韻〕にある古文。
- 𣥫は、〔説文解字〕の注に金文の齒とある。
- 𣦗は、〔字彙補〕にある異体字。
- 𦥪は、〔字彙補〕が訛字かもしれないとしている字。
- 𦦂は、〔搜眞玉鏡〕にある異体字。
- 簡体字は齿。
- 互換文字
- ⿒はUnicodeにおいて齒と互換とされる字で、部首としての齒を表す。
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関連項目
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初版作成日: 10/12/26 13:50 ◆ 最終更新日: 11/06/26 11:13
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