『永劫の探求』とは、オーガスト・ダーレス原作の短編連作シリーズの事で、もちろん創作(のはず)である。
概要
永劫の探求は5部の短編からなる連作怪奇小説で、クトゥルフ復活の為に活動する邪神の崇拝者や、
その眷属と戦う人々の活躍を描いたもので、今に伝わるクトゥルフハンターものの走りである。
シリーズ通しての中心人物はシュリュズベリイ博士で、作品は彼に関わった主人公たちの手記などの形式をとる。
各短編のタイトルは以下の通り。
- 第1部 『アンドルー・フェランの手記』
- 第2部 『エイベル・キーンの書置』
- 第3部 『クレイボーン・ボイドの遺書』
- 第4部 『ネイランド・コラムの記録』
- 第5部 『ホーヴァス・ブレインの物語』
舞台は1983年のボストン、そしてアーカムを起点に始まり、やがて、世界中の邪悪な場所や、
そうではない場所へと広がっていく。
ある意味において、現在のクトゥルフ神話作品に、ラヴクラフト以上の影響を与えた作品となった。
文学性やホラーとしてのリアリティよりも、エンターテインメント性に重きを置いた作品で、
ダーレスのクトゥルフ神話における作風を、よく表現しているものになっている。
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