単語記事: 永遠の夜の中で

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銀河帝国自由惑星同盟は、150年にもおよぶ不毛な戦いの歴史を重ねてきた。
だが、ラインハルトとヤン、ふたりの英雄を軸に、あらたな時代の幕が上がる。

次回、『銀河英雄伝説』第1話、「永遠の夜の中で」。
銀河歴史が、ここに1ページ

永遠の夜の中でとは、OVA銀河英雄伝説」第一話のサブタイトルである。

概要

小説銀河英雄伝説』の第一巻「明篇」。その第一章の題名が「永遠の夜の中で」である。同巻には先行して序章が存在するが、この序章は『銀河英雄伝説』の時代に至るまでの歴史を記述した「銀河系史概略」であり、この第一章が実質的な『銀河英雄伝説』の始まりの章であるといえる。

OVA化にあたってはこの「銀河系史概略」の映像化を省略したため、『銀河英雄伝説』正伝最初の戦いであるアスターテ会戦の前半を描く第一話では「永遠の夜の中で」がサブタイトルとなった。

ストーリー

いつの世も、戦争がつづいている。
いつの世も、戦争によってのこされるのは、人の荒れ野だけだ。
そしてきざまれた傷は、時のながれとともに消えてゆく。
その傷を撃し、記憶しているのは、満にかがやくの群れかもしれない。
そのすら、いつの日か、流れ星のように消え去る運命にある。
これは、そんな々のあいだで、いつの日かられたある人間たちの、
いまはもう忘れかけている戦いの記録である……

銀河系を二分する銀河帝国自由惑星同盟の戦いが、150年にもわたって続いていた時代。宇宙796年、帝国487年2月アスターテ域において、その数百度の戦いが始まろうとしていた。アスターテ会戦である。

を見ておいでですか?」
はいい。何事にも動じず、いつもじっと同じ場所でまたたきつづけ、私たちを見守ってくれる」

帝国軍を率いる若き指揮官ラインハルト・フォン・ローエングラム上級大将は、総数にして倍の同盟軍が三方から迫る情勢を見て撤退を望む麾下の提督たちの進言を退け、自軍が圧倒的に有利であると破する。いっぽう、同盟軍第二艦隊の幕僚ヤン・ウェンリー准将は、第二艦隊、第四艦隊、第六艦隊の三個艦隊が三方から分進合撃するという作戦に各個撃破の危険を感じたが、戦集結の進言は却下された。

ラインハルトの率いる帝国軍は、同盟軍の予測を覆し、一挙前進して同盟軍第四艦隊を直撃する。たとえ総数が倍であるといっても、三分してしまえば数で及ばず、撃破されるしかない。第四艦隊の接敵を知ったヤンは第六艦隊との合流を提言するが、第二艦隊令官パエッタ中将は第四艦隊の救援に駆けつけることを決意する。

「困ったことになったよ。またひとつ策を考えなければならない。せめて生き残る手をね……」

しかし、帝国軍はヤンの予想通り第四艦隊を鎧袖一触に破り、第六艦隊の後方へと移動していた。第六艦隊の幕僚であるヤンの友人ジャン・ロベール・ラップ少佐令官ムーア中将に事態を警告するも及ばず、後背を取られた第六艦隊も壊滅、ラップも戦死した。そして帝国軍は、残る同盟軍第二艦隊のもとへと進撃する。

勝をおさめつつあるラインハルトの胸中に残る懸念は、かつての”エルファシルの英雄ヤン・ウェンリーの存在のみであった。しかしそれでも、ラインハルトはすでに会戦の勝利をほぼ確信していた……。

補記

OVA銀河英雄伝説」正伝の記念すべき第一話ではあるが、それより以前に劇場開作「わが征くはの大」が製作されていたことから、そちらとの接続を取る形で作られている。そのなものとしては、ラインハルトが「わが征くは~」でヤン・ウェンリーの名を知っているためにこの時点で既にヤンの存在を警している描写、「わが征くは~」で登場したもののアスターテ会戦に参加していないオスカー・フォン・ロイエンタールウォルフガング・ミッターマイヤーパウル・フォン・オーベルシュタインイゼルローン要塞内のシーンを挟むことで出演させた点、同様に「わが征くは~」で登場したが原作ではアスターテ会戦に参加していないダスティ・アッテンボロー原作におけるラオの立場に当てはめる形で出演させている点などが挙げられる。

また、「銀河英雄伝説」でも最初期にあたることから、脚本、演出、さらには原作小説においても、これ以降のストーリーでは見られなくなる特異な描写が少なからず存在している。OVAでは各地に実況中継される戦闘経過、小説では同盟軍人の着用していることになっている「スペーススーツ」などがその代表例である。

ちなみに、本来、最初の一話であるこの回の次回予告は当然存在しないものだったが、のちに外伝製作された際、正伝に繋がるものとしてめて製作された。DVD化以降は、OVA時系列上で正伝開始直前にあたる外伝「汚名」のKap.4(最終話)末尾に付されている。

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関連項目

形勢は逆転した。
優位に立つラインハルトの攻勢にさらされ、絶体絶命の同盟軍第二艦隊。
だがヤンには起死回生の策があった。

次回、『銀河英雄伝説』第2話、「アスターテ会戦」。
銀河歴史が、また1ページ

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ページ番号: 5502340 リビジョン番号: 2541612
読み:エイエンノヨルノナカデ
初版作成日: 17/09/23 11:10 ◆ 最終更新日: 17/11/20 02:37
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永遠の夜の中でについて語るスレ

1 : ななしのよっしん :2017/09/24(日) 03:36:21 ID: CRaGWLQCFw
今はもう忘れられかけてる…の「今は」って何千年の未来なんだろう
2 : ななしのよっしん :2017/09/29(金) 23:16:55 ID: ZysdmQW+Tn
本当に予備知識一切なしに、テレ東でこのエピソードを見た時はスケールの大きさに圧倒されたもんだったな。
もっとも、「が征くはの大」見てないから、「なんでこの金髪の人は敵の指揮官を知ってるんだろう。知らないだけで何話かやってたのかな」とか思ったっけw
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