江ノ電バスとは、江ノ島電鉄が運営しているバス事業のブランド名である。
概要
江ノ電バスは1927年、藤沢市辻堂でバス事業を始めたのがそのルーツ。その当時は鉄道事業は始めておらずバス事業からのスタートであった。1929年に電力会社の「東京電灯」から鉄道事業を譲渡してもらった際にバス事業から撤退するも、1931年にライバルであった鎌倉江ノ島乗合自動車商会からバス事業を譲渡してもらい、バス事業に再参入を果たす。
これまでバス事業は電鉄直轄であったが、1998年に「江ノ電バス株式会社」を設立し分社化。2007年にさらなる分社として「江ノ電バス横浜株式会社」を設立。2008年には江ノ電バス株式会社を現在の「江ノ電バス藤沢株式会社」に社名変更を行ったほか、高速バス(羽田線除く)・遊覧観光バスを除く全線にPASMOを導入した。
営業拠点
- 藤沢本社&横浜本社(神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目、江ノ電本社敷地内に同居)
- 湘南営業所(藤沢市宮前1丁目)
- 鎌倉インフォメーションセンター(鎌倉市小町1丁目、鎌倉駅そば)
- 藤沢インフォメーションセンター(藤沢市南藤沢1丁目、藤沢駅2階)
- 鎌倉営業所(鎌倉市岩瀬)
- 大船案内所(鎌倉市大船1丁目、大船駅1階)
- 戸塚案内所(横浜市戸塚区戸塚町、戸塚駅ビル戸塚モディ1階)
- 横浜営業所(横浜市港南区上大岡西3丁目)
高速バス
- 京都・大阪線
戸塚駅・大船駅・鎌倉駅・藤沢駅・小田原駅⇔京都駅・大阪駅・JR難波駅・南海なんば駅・堺駅・堺東駅・堺市駅(南海バスと共同運行) - 福井・金沢線
藤沢駅・鎌倉駅・横浜駅⇔福井駅・北陸道尼御前PA・北陸道徳光PA・金沢駅(北鉄バスと共同運行) - レイク&ポート号
藤沢駅・鎌倉駅・横浜駅・浜松町駅⇔横手駅・イオンモール大曲・大曲駅・羽後交通バス角館営業所・田沢湖駅(羽後交通バスと共同運行) - 羽田線
鎌倉駅・藤沢駅・大船駅⇔羽田空港(京急バスと共同運行) ※PASMO・Suica使用可能。
日帰り定期遊覧バス(年末年始除き毎日運行・要予約)
- しずか号
鎌倉駅→大本山巨福山建長寺→鶴岡八幡宮→鎌倉宮大塔宮→鎌倉御代川で昼食休憩→長谷寺長谷観音→鎌倉大仏高徳院→藤沢市立江の島サムエル・コッキング苑→江ノ島海岸現地解散 - なごみ号
鎌倉プリンスホテル→鎌倉パークホテル→鎌倉駅→鎌倉大仏高徳院→自由食事休憩→瑞鹿山円覚寺→鶴岡八幡宮→鎌倉駅現地解散 - よりとも号
鎌倉駅→大本山巨福山建長寺→鶴岡八幡宮→鎌倉宮大塔宮→長谷寺長谷観音→鎌倉大仏高徳院→鎌倉駅現地解散
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt