油壺駅とは、神奈川県三浦市に計画されていた京急久里浜線の駅である。
概要
元々は三浦半島を一周する路線の駅として計画されていたが、戦後に頓挫。
後に三崎駅まで延伸する計画が残るが、1970年に当駅~三崎間の免許を取り下げたため、三崎市街地への延伸計画は消滅した。
1968年に京急油壺マリンパークが開業したため、三浦海岸駅~当駅間の建設を急いだが、計画路線上に「小網代の森」と言う貴重の生態系が残る森を通過することになるため、推進派と反対派にわかれてしまう。
仕方なく途中に三崎口駅を設置したが、用地買収は全く進展せず。
その後、2005年10月に免許取り下げを申請し、受理された。
京急としては用地買収を円滑に進めるための一時的な措置としているが、用地買収は全く進展しない。
再取得は京急蒲田駅の高架化工事が完了してからとのこと。
仮に完成したとしても、三崎の市街地へは2kmほどバスに乗らなければならない。
京成線八広駅のフラップ式の駅発車標に当時の形跡が見られ、パタパタの表示が切り替わる際に一瞬だが「油壺」の行先表示が確認できる。
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関連項目
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