津軽レインボー(つがる-)とは、
概要1
北の地方で栽培される米はいもち病などの耐病性が重要なのももちろん、元々稲は短日性植物であるため日長によって生殖成長を始めてしまう。
ところが寒冷な地方だとそれでは出穂が遅れてシンク(葉)からソース(籾)への栄養の確保が十分に進まない。そこで日長でなく主に温度に感化され生殖成長をはじめる品種を元にして交雑を進めた結果、誕生したのがこの津軽レインボーである。
これにより収穫量は飛躍的に増大した。 現在では同じ病原菌に対するレースを複数持つよう種籾の配合を数年ごとに変えて作付されている。
平成15年に青森県において奨励品種として認定され、県内で生産量を伸ばしている。
特徴としては、安定した収穫量が望めること、すぐれた病気への耐性などが挙げられる。
なお、名前の由来は虹のような個性の強いたくさんの品種のいいとこ取りをしてできたという育種過程であり、品種改良の際に用いられた品種は7つでないことを明記しておく。
主に津軽半島北部で大きな作付面積をもち、青森県の米の代名詞と言ってもよい。
県下のAコープや直売所のほか、県外のアグリショップなどでも販売されており、耐病性の強い品種であることからかなりの減農薬栽培ができるため、この利点を前面に押し出し、近年の食の安全重視の傾向に後押しされる形で売上を伸ばしている。
また、全農あおもりのテレビCMにおける津軽レインボーの宣伝が特徴的であることから、一時ネット上で話題になったことがある。
最近では、某大手コンビニチェーンにおいて地産地消をテーマとしたキャンペーンが行われた際、青森県内の対象コンビニにおいてのみ、津軽レインボー米を使用したおにぎりやお弁当が販売された。
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概要2
津軽レインボーはゲーム『アイドルマスター』関連のCD『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST FINALE』に収録され、765プロダクションの事務員・音無小鳥が歌う「空」の歌詞の空耳である。
正しくは”繋ぐレインボー”あるいは”続くレインボー”であるが、どうしてもそう聞こえてしまうようだ。この曲が使用されている動画では「津軽レインボー」の視聴者コメントが暫々見られ、時に弾幕化する。
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