浮かれバケモノの朗らかな破綻とは、家の裏でマンボウが死んでるPによりガンガンオンラインで連載されている漫画、及び同名の楽曲である。
漫画版概要
2012年12月12日、マンボウPの生放送内でガンガンオンラインにて1月3日より連載が開始されることが発表された。
2013年8月22日、コミックス第一巻が発売された。
原作をタカハシヨウ氏が、作画を竜宮ツカサ氏が担当している。
内容は「人間界に憧れた天狗がバンドを結成し売れっ子になることを目論むが失敗する」ことを前提にどうしてそうなったのかというプロセスを描いていくものである。なのでテーマ曲はネタバレではない。
登場人物紹介
真笠郁也(まがさいくや)
1年A組に所属する15歳のごく普通の少年。
「普通の高校生に夢なんかない」と諦めただ漫然と過ごす日々に悩んでいたが、天葉風にバンドに誘われたことによりそんな日常は一変する。
昔ベースをやっていたが才能がないからといつしか触れなくなっていた。
同じクラスの倉祢実乃に憧れている。
40人中38人が化け物という確率論のヒザも笑うクラスの中の数少ない人間である。
バンドではベースを担当。
天葉風(あまばかぜ)
1年A組に所属する16歳の天狗界の人気鼻タレ。
真笠に「小学校を最後にねじ巻いていないのか?」と言わしめるほど子供っぽく、明るく快活。
天狗界では売れっ子の鼻タレ(鼻タレント)であったが広く自由な人間界に憧れて両親がソフトにやつれるまで粘着質に頼み込み、「3年間で人間界に必要な存在になる」ということを条件に人間界に行くことを許された。
どうしたら必要な存在になれるか考えた結果、人間と一緒にバンドを組むのがいいという結論に行き着き真笠をバンドに引き込んだ。
身体能力は高く、川をジャンプで渡りながら右足の靴ひもと左足の靴ひも結んでYシャツを下半身で履いてズボンをプロデューサーみたいに首に巻きつけて鴨を2、3匹とトンボ4、5匹捕まえることができる。
額の絆創膏で天狗の印を隠している。
歌が非常に下手であり八雲に「拷問されている牛みたいな声」とまで言わしめた。
バンドではギターを担当している。
倉祢実乃(くらねみの)
1年A組に所属する15歳の美少女。
音大を目指しピアノのレッスンを重ねており、その腕前はコンクールで賞をもらえるほど。
人外である可能性があるが詳細はまだ不明。
楽曲内の絵や扉絵を見るとバンドではキーボードのポジジョンであることがわかる。
地根源(ちのねげん)
1年A組に所属する眼鏡姿の少年。
ジャケットを独特の着こなしで身につけており、スコップを手に持っている。
地下52kmで暮らす地底人にもかかわらず上から目線。
地面に触れていないと体調が悪くなり、学校を休みがちだったのは土に埋まってぼーっとしていたり園児の芋掘りに乱入していたから。
本来の姿は「地底人が見せた抜群の生活感」に登場したドリルのような姿をした地底人とほぼ同じ。
バンドではドラム担当。
八雲葵(やくもあおい)
1年A組に所属する倉祢と親しい黄色髪をツインテールにした少女。(σωσ)
その正体は実乃が幼い頃育てたひまわりであり、彼女もまたバケモノの一人。
「ひまわりは力強く咲く(物理)」の言葉のまま怪力キャラでありドアノブをもぎ取ることができる。
倉祢には正体を秘密にするように男性陣に言いつけている。
楽曲内でギター(ベース?)を持っていることから担当はいずれかであることが推測される。
クラスメイトたち
魑魅魍魎集団。
ペソやズボンプレッサー等付喪神的なものが存在する。
マンボウPの過去の楽曲「My Colorful Confuse」内でGUMIに必殺・三つ首の魔犬召還(ケルベロスレンタル)を伝授した神田川の存在が確認できる。ちなみに彼のパンツはボクサータイプで臀部に「暗黒」の文字が入っている。
神田川刹那(上記と同一人物)と六郷ロク(ビジュアルは66に似ている)のみフルネームが公開された。
テーマソング
2013年1月1日にアップロードされた漫画「浮かれバケモノの朗らかな破綻」のテーマソング。
生放送内で発表された内容とこれから描かれていくであろう内容がざっくりとわかる。
VY2がメインにVY1とGUMIがコーラスで入っている。
歌詞
天狗界では人気鼻タレで 鼻商品ならおまかせあれ
だけど全毛穴から飛び散る 人間界への憧れが止まんない!
両親がソフトにやつれるまで 土下座(おねだり)したかいありまして
「3年だけ渡人間界を許す その間に人間界に必要な存在になれ」
天狗パワーで目立っても 正体バレたら強制送還(さとがえり)
方法がわからず虚しい帰宅部生活 人間と何かを成し遂げればいいのかな?
バンド組んで売れっ子になるってどうだろう!
よし!メンバー探し!
クラスメイトに人間が 二人しかいないってどういうこと?
偶然俺みたいなバケモノばかり 確率論のひざが笑ってる
バケモノ同士だからわかるんだ
あいつは地底人 あいつはペソ
あいつに至ってはズボンプレッサー 家電と同じクラスってなんだ!
どうにか僅かな人間を 誘って作った拙いバンドは
仲良しではあるものの モチベーションはそこそこで
自慢の鼻をフランクに 便利グッズ扱いするメンバー
ドラムを叩くな! イモの固さ確かめるな!
傘かけるのやめろ! ドアストッパーにするな!
パイ生地伸ばすな!
ドラムを叩くな! 隙間の掃除に使うな!
ドライバーにはならねぇよ! 頼むから
大事にしてくれ!
愉快な皆と過ごすうちに 大舞台に立つチャンスが舞い込んだ
珍しく真面目に練習して 絶対成功させるって
誓い合った だけど不覚にも
右手を怪我して ピックすら持てなくなった
代理を立てても自分が許せない だってこの手が動かなくたって
この鼻がギターに届く もう正体がバレたっていい
鼻に消えない傷がついて 鼻タレができなくなってもいい
どうしてもこの舞台の上に 皆と居たいって思うから
よく見えもしない未来なんかより 今が大事になったんだ
下手くそな合奏が響く どの世界よりも楽しげに
俺はこっそり帰るけど 後悔なんてしてないから
何もかも破綻しちゃったのに どうしてこんなに朗らかなんだろう
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt