概要
世界政府が管轄する組織で、「絶対的正義」を掲げる。
主な仕事は、無法者達(主に海賊)から民を守ること。
マリンフォードの本部と、世界中にある支部で構成される巨大な組織。ここに所属する者たちは「海兵」と呼ばれる。
海軍のトップである「元帥」の上に「世界政府全軍総帥」という役職があるため、世界政府は海軍以外の軍隊を保持しているものと思われるが、詳細は不明。ただ、大海賊時代という背景を踏まえれば、海軍に世界政府の持つ戦力が集中していることが予想される。
巨大な組織であるが故、「正義」の理念が完全に行き届いているとは言えず、中には権力を傘に横暴を働く者、海賊と裏で取引を行い私腹を肥やしている者、さらにはそれらを基地単位の組織ぐるみで行っている者たちもいる。
また、時には大義のための犠牲もやむなしとした方針・行動を取ることもある。
階級
海軍は階級制を敷いている。階級は上から順番に次の通り。
元帥
大将 中将 少将 准将
大佐 中佐 少佐
大尉 中尉 少尉 准尉
曹長 軍曹 伍長
一等兵 二等兵 三等兵
雑用
中将以上の階級にある者は、海軍全体の理念である「絶対的正義」とは別に、個人的な正義を掲げることができる。例えば青キジは「ダラけきった正義」、赤犬は「徹底的な正義」、黄猿は「どっちつかずの正義」を掲げている。
また実力主義であり、飛び入りで入った最下級の雑用からスタートしても実力さえあれば本部の少佐や大佐のような仕官まで出世した者もいる。
基地
本部
“偉大なる航路(グランドライン)”の「マリンフォード」に存在する。(後に移転する)
「王下七武海」「四皇」と並ぶ“偉大なる航路”の三大勢力の一角として数えられる。
「本部」というだけあって、海兵の中でも精鋭たちがここに所属する。特に大将以上の階級の者は全員が本部の所属である。
建物は何故か純和風。
重鎮たちの会議は、畳の上にお膳を並べ、その前に座って行われる。
“偉大なる航路”支部
数ある支部の中で、“偉大なる航路”の中にある支部。「G-○支部」と呼ばれる。
ここに所属する海兵は、支部でありながら本部の海兵と同格として扱われる。
- G-1支部
- 新世界編ではモモンガ中将が勤務しており、彼が基地長であると見られる。それ以前の基地長は不明。
本部とは“赤い土の大陸(レッドライン)”を挟んで対称の位置に存在していたが、マリンフォード頂上戦争後に本部と入れ替わる形で移転した。 - G-2支部
- 扉絵連載シリーズ「エースの黒ひげ大捜査線」の舞台になった基地。
基地長は苦いコーヒーが苦手なコーミル中将。 - G-5支部
- 新世界に存在する支部で、海軍の中でもはみ出し者達が集まる問題児集団。
しかし基地長のヴェルゴ中将は誠実な人格者として海軍内外から評判が良い。
マリンフォード頂上戦争後、スモーカーとたしぎもここに所属する。 - G-8支部
- 通称「ナバロン」。難攻不落の要塞として知られている。
アニメオリジナル「ナバロン編」の舞台であり、映画「デッドエンドの冒険」にも登場している。
基地長のジョナサン中将はONE PIECEには珍しい知将タイプで、戦闘らしい戦闘は行っていない。
支部
“偉大なる航路”以外に存在する支部。
ここに所属する海兵は、本部と比べて3階級ほどの差をつけて見られる。例えば支部の大佐は本部の大尉と同格扱いである。
- 第8支部
- アニメオリジナル「千年竜伝説編」に登場。
- 基地長はネルソン・ロイヤル提督(階級不明)。
- 第16支部
- 基地長ネズミ大佐をはじめ、基地ぐるみでアーロン一味と結託し、賄賂を受け取っていた。
- 第77支部
- 基地長はプリンプリン准将。
- アーロン一味と交戦するが、軍艦ごと沈められた。
- 第153支部
- 基地長のモーガン大佐はその権力と暴力で基地のある町に圧制を敷いていたが、ルフィによって倒されたことで解放される。その後、部下達の手によってモーガンは捕らえられ、基地も町もまともになった模様。
SWORD(ソード)
海軍本部の特殊機密部隊。海兵であって海兵でない、マリンコードを返上済み(=辞表を提出済み)の者たち。
あらゆる命令を無視して自由に動ける遊撃隊だが、その代わり海軍はその行動に一切の責任を持たず、いつでも首を切ることができる。
新世界編において、X・ドレーク、コビー、ヘルメッポなどが所属している。
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関連コミュニティ
関連項目
- ONE PIECE
- センゴク
- 青キジ
- 赤犬
- 黄猿
- 藤虎
- 緑牛
- モンキー・D・ガープ
- つる
- スモーカー
- コビー
- ヘルメッポ
- ジャンゴ
- ベガパンク
- 王下七武海
- 四皇
- バスターコール
- 腹筋バスターコール
- 世界政府
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