消防とは、以下の事を指す。
1の概要
消防署・消防車・消防士など
文字通り火事を消す/防ぐという職業のイメージが大きいかもしれない。(→火災)
消防士・レスキュー隊など、子供の夢・憧れの職業になる場合もある。
実際は火災に限らず、水難やその他の救助作業などもある。交通事故にも出動する。
平時においても訓練、事務処理、立ち入り検査や救命講習その他やる事が沢山ある。
ボヤ騒ぎや誤作動でも出動しなくてはならないし、出動後は警察の捜査や鑑識のように現場調査や書類作成もしなくてはいけない。しかも全部不定期に起きるため仮眠や食事もおちおち取っていられない。
現場において、警察・救急(救急車)とコンビを組んで活動している場合も多い。
その他、街中の消防署とは別に山岳救助隊もある。(警察は山岳警備隊)
個人でできること
もちろん、消防があるからと安心せず
個人個人が防災意識を持ち火災や事故を未然に防ぐ、被害を軽減することも重要である。
自主的に組織するもの
田舎ではしばしば消防団に半強制的に入れられるから田舎はクソという意見も見られるが、一応報酬は出るので完全なボランティアというわけでもない。もちろん災害救助でケガをすれば公務災害になる。…とはいえ、やっぱり最近ではキツイ、危険、休みに急に駆り出されるなどの理由で参加者は減少しつつある。
歴史
記録として確認できるものは古代ローマからある。が、現代の消防との直接的な繋がりはない。
江戸時代の大名火消に端を発している。火災の際に消火活動に当たることが主な任務で、そのほか災害救助隊、山岳救助なども行っている。その他ある程度の規模の建物の防火指導もしている。
江戸時代には現代のような消防車なんてない[1]ため
延焼を防ぐため燃えている家の両隣を破壊するといった対策も取られた。
管轄
総務省の消防庁が管轄し、基本的には市町村が設置する。横浜市や名古屋市のような裕福な都会は特別高度救助隊のように特殊で高度な消防を持つところもある。この他複数の市町村にまたがる広域連合の持つ救助隊も存在する。こういった高度な救助隊は災害などにも派遣される。ただし、非常に大規模な災害の場合は消防の救助隊だけでは賄えず自衛隊にも災害派遣が要請されることが多い。
消防車以外にも船舶・ヘリコプターなどを所有している場合もある。
ミスによる救助失敗などの不祥事・トラブルが生じることもある。2013年に富士山登山客の救助中にヘリから落下させて死亡した事故や、2019年台風19号による救助活動中に被災者を救助ヘリから落下させて起こした事故など。
ニコニコでは救助の訓練、消防車などの車両や設備を紹介した動画が見られる。
無理解
猛暑の真夏など、熱中症対策に水を飲んだりコンビニで飲料を購入すると「サボんじゃねえよ税金泥棒!」と上から目線の偉そうなクレーマーに難癖をつけられ、日本人の悪癖で真摯に対応しようとしてしまうといった問題もある。
関連項目
- 火 / 炎
- 火事 / 放火
- 消火
- 消火栓
- 消防車 / 救急車
- 桜坂消防隊
- 危険物取扱者
- 緊急消防援助隊/特別高度救助隊
- 総務省消防庁/東京消防庁/大阪市消防局/名古屋市消防局/岡崎市消防本部/横浜市消防局
- 災害
2の概要
インターネット上でそれなりに古くから使われている隠語に消防が存在する。
これは小学生を意味する「小坊」の誤変換・わざと変換させたもの。いつ頃から使われだしたかは定かで無いが少なくとも1999年には使われていた。
1この図式は… 投稿者:なんだろ 投稿日:99年05月22日(土)13時1
バカガキの厨房、工房、消防が速報から消えると、 ゴキブリやまもとが出てくる。
まさかと思うけど、ごきぶり=消防、厨房、工房じゃ無いだろうな
交互に出てくるのはなんでだ?
現在、同じ隠語に当たる「厨房」はインターネット中で概ね受け入れられているが、消防は「〇〇厨」のような「〇〇消」といった派生がない。また使った場合には「自らが小学生である」と自己紹介しているようなものなので、あまり好んで使われないようだ。
身分
※-5位が一番高い
-5位:100歳以上の長寿者
-4位:80歳以上の人
-2位:社員等
0位:大学生
三位:消防(小学生)
四位:幼児
五位:保育園児
六位:赤ちゃん
脚注
- 3
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