満寵とは、三国志に登場するディフェンスに定評のある人物である。
概要
字は伯寧。子は満偉と満炳がいる。余りにも呉を倒すのでファンからは張遼、文聘と共に呉キラーと言われている。身長が190cmぐらいあったり、四代に渡って魏に仕えたり、色々とすごい。名前はひy
呉キラーとなる前の活躍
人材マニアの曹操は、楊奉配下の徐晃が欲しくなり、面識のあった満寵は説得する事になる。説得する際には『良禽は木を択ぶ』と言った。
要約すると「賢い鳥は良い木に巣を作る」
さらに要約すると「賢い臣下は良い君主に仕える」
さらにさらに要約すると「武の頂ばかり追い求めるんじゃなくてもっと良い君主に仕えたら?あなたが賢いならばね。」
そして、徐晃は帰順するのであった。
袁紹との戦いにおいては、袁紹の故郷である汝南の太守を任せられ、袁紹の親族の反乱を防いだ。援軍として来た劉備や、それらの騒動に乗じて蜂起した劉辟等とも戦った。
関羽が攻めてきた際は、これまたディフェンスに定評のあった曹仁の参謀として、共に樊城を守った。
龐徳は死ぬし、援軍に7軍を率いて来たはずの于禁は関羽に降伏。そしてさらには水攻めと、魏軍は敗色濃厚となっていた。
曹仁は撤退しようしたが、満寵は『城は高い所にあるので水没しないでしょうし、水が引くのも早いでしょう。我々がこの地にいれば関羽は追撃を恐れ進軍出来ないでしょう』と曹仁に進言し思いとどまらせた。
そして、裏切る事に定評のある呉が関羽の後方を叩き、かつて自身が説得した徐晃が援軍として奮戦したため関羽を撃退する事が出来た。
呉キラーとしての活躍
合肥の守備についた満寵は対呉戦において活躍した。
どうしても合肥が欲しく攻めてきた孫権は、撤退する詐欺を行う。こちらも撤退しろと言われた満寵だが、呉の撤退は嘘だと見抜き備えを怠らなかった。
嘘でしたと言わんばかりに再度出撃した孫権だが、合肥を手に入れる事は無かった。
呉の孫布が投降する詐欺を行った際も、偽りの投降だと見抜いた。すると、日頃からおりが合わなかった王淩が投降を受け入れたいと言ってきたので、駄目だと断りをいれた。
当然、王淩は不満だったのだが、急に満寵は都への用事が出来てしまう。王淩は配下の将に兵を与え孫布の元に向かわせた。案の定孫布が夜襲をしてきて大損害を負う事になった。
呉が毎年の様に水軍を利用して合肥城を攻略しようとしてくるので、呉の水軍に危険を感じた満寵は合肥城の欠点を挙げ、他の場所に新たに城を築く事を曹叡に進言した。反対意見もある中、無事に許しを得て合肥新城を築く事が出来た。
満寵は、孫権が魏は弱気になったと思い攻めてくるだろうと考え、案の定上陸して攻めてきたため伏兵を用いて撃退した。
諸葛亮が北伐を行ってる際には、それに呼応した孫権は、自ら大軍の兵を連れて攻めてくる。出れば負けフラグな孫権が出たためか、火攻めに遭うは自分の甥を射殺されるはと大損害を負った。合肥新城を攻めあぐねた呉軍では疫病が流行った。
曹叡が大軍を連れて向かっている事もあり全軍撤退という遼来来な結果になった。
満寵は呉の策略を幾度となく看破し撃退した。ボケ老人の孫権にとっては張遼の次に苦手な相手であろう。
ゲーム作品
対呉で活躍した人物のため地味な扱いをされがちであり、初期の光栄三國志では将軍と言うよりも軍師に近い能力値になっていた。近作では武力以外の全能力が高いハイバランスな人物として扱われている。
無双シリーズでは依然としてモブのままついに8で参戦が決まった。基本的には無双ブラストの容姿を引き継いでいる形。声優は青木崇。
彼が大いに関わった合肥城はおかしなギミックが満載であり、ベルトコンベアで呉兵をボッシュートだのガトリング弩砲+メタルスラッグを大量配備だの風車の風圧で敵の動きを鈍らせるだの好き放題やっている(別名・風雲満寵城もしくはガッピーランド)。設定によれば呉兵を追い払うのが趣味らしい。
8ではどのように合肥新城が描かれるのか楽しみである無双ユーザーが多い。
関連動画
関連項目
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