溶岩水泳部とは、「Fate/Grand Order」にて主人公が属する組織、人理継続保証機関カルデアにて発足した部活動の一つである。
概要
人知れず、人理を脅かす存在との死闘に明け暮れる組織、カルデア。その激しさは尋常ならざるものであり、本来であれば心が摩耗してもおかしくはない状況の連続である。当然ながら、その最前線に立つマスターや協力してくれるそのサーヴァントらの心のケアも重要であることは言うまでもない。そのためか、カルデアが保有する施設にはレクリエーション設備が充実している。ある者は料理の腕を振るったり、ある者は現代のサブカルチャーに没頭したり……。ともあれ、平時にはそれぞれが思い思いに過ごしている模様。
そんなカルデアにて、一際異質なレクリエーション活動が確認されている。
それがこの溶岩水泳部だ。その活動内容というものが、文字通り溶岩の中を泳ぐという、たとえそれが人知を超えた存在であるサーヴァントということを加味しても、もはや常軌を逸したもの。
だが、わかってほしい。カルデアが挑む特異点にせよ、異聞帯にせよ、常に想定外の連続、常識の埒外が罷り通る過酷極まりない死線なのだ。であれば、如何なる窮地においても対応できる心構えを養っておかなければならない。
そうして溶岩水泳部が結成されたのである。まさしく心頭滅却を体現したかのような部活動。この部活動に従事し続けられたらば、如何なる困難をも涼風の如く受け流せるようになれるであろうことは疑うまでもない。
繰り返すが、溶岩の中で活動するなど並みのサーヴァントでも尋常ならざる行為である。よって、溶岩水泳部入部希望者にはとある条件が求められる。
あるいは資質と言ってもいいであろうその条件とは、マスターへの愛情の深さである。マスターとサーヴァントとは一蓮托生の運命共同体。それほどまでに強い絆でなければ、幾多もの艱難辛苦など乗り越えられようはずもないのだから。なお、現時点では部長に相当する人物の存在が確認できないのもそのためなのだろう。
もし、そのサーヴァントが溶岩水泳部に所属しているというのならば、安心していい。
そのサーヴァントはきっと信頼に値する人物に違いないのだから……
などと長々と書き連ねてみましたが、実際は……
「Fate/Grand Order」における期間限定イベント「ハロウィン・カムバック!超極☆大かぼちゃ村~そして、冒険へ……~」にて、女王として君臨しているクレオパトラが切り札として呼び寄せた三人。溶岩地帯にて主人公一行と激突する。
確かに、三人とも味方であるときは頼もしいサーヴァントには違いないのだが、何しろ「マイルームの寝床に勝手に入り込んでくる」トリオとしても知られるヤンデレ三人娘なので、マスターを気配だけで恐怖を味わわせるほど。当然、その姿を目の当たりにした際の絶望感は全て「おうちかえる!!!!」の言葉に集約されている。
味方であれば頼もしいのならば、敵として登場したならば当然厄介極まりない。というか同行していたサーヴァント全員がそれを実感している。特に、そのうちの一名と因縁のあるバラギンこと茨木童子。そうして、苦戦の果てになんやかんやで三人を溶岩へ落下させ、そのまま突破に成功……したと思うじゃん?ところがどっこい、この三人は確かに防衛には失敗した。結果として突破を許してしまった。その代わりにとんでもない置き土産を置いていきやがりました。それはずばり溶岩の中を泳いでいくという悪夢のような事実である。これを可能としているのが愛の力としか考えようがないため、茨木童子曰く「愛、怖いなぁ!」と震え上がったそうな。
だが、理解したくないだろうけれどもわかってほしい。彼女らの行いは間違いなくマスターを想っての行動であるということを。でも正直やりすぎです。
かくして、カルデアに新たな恐怖の伝説が刻まれてしまったのだった……
部員
清姫
ご存じ嘘吐き焼き殺すガール。
何気に最古参。それだけに、数々の伝説を打ち立ててきた猛者。でもウブ。しかも、とうとうマイルームにおいて溶岩水泳部に関する話題に触れられるようになってしまった。ただ、本人はどうしてなのか不思議に思っているものの「溶岩なんて、ただの水」と言い切っちゃいました。
源頼光
ご存じ平安最強の神秘殺し。
押しかけ母君ムーブメントにてお馴染みのやっぱりヤンデレ。しかも↑の人とはウブな上に家事上手と共通点多数。
やはり武家の人間と言うべきか、姿の見えない相手に対して「隠れられそうな場所を片っ端から焼き払えばいいのですよ」という言葉とにこやかな微笑みと共に宝具による焦土作戦を実行する容赦なさを発揮。
緑茶「何であんなのと契約してんの?」
静謐のハサン
ご存じ難易度の高いチョロイン。
↑の二人に比べると些か控えめな印象を受けるも、やはりマイルームにおけるマスターへのアプローチは熱烈そのもので、その点では他の二人に引けを取らない。とはいえ彼女の生前を考えると、自分に触れても死なない相手がいるだけでも僥倖というのに、同好の士と交流を深めていることを考えると感慨深くなってくることだろう。
というか、この子まで溶岩を平然と泳いでいたことから、彼女らの原動力が愛の力であることを証明してしまった、ということになる。なので断じて暗殺教団時代の修練の賜物というわけではないはず。いや。あの御方様なら出来てもおかしくないけどさ。
関連動画
関連静画
関連項目
- TYPE-MOON関連の一覧
- Fate/Grand Order
- 藤丸立香←惚れた相手
- 清姫(Fate/Grand Order)
- 源頼光(Fate/Grand Order)
- アサシン(蒼銀のフラグメンツ)
- エレシュキガル(Fate)←ある概念礼装のために隠し部員扱い
- フランケンシュタイン(Fate/Apocrypha)←ある意味天敵
- 秦良玉(Fate)←同上
- チョロイン
- ヤンデレ
- ホラー
- 悪夢
- 絶望
- 地獄
- なにこれこわい
- もうだめだぁ・・・おしまいだぁ
- 愛が重い
- 愛なら仕方ない
- どういうことなの
- 逃げるんだよォ!
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