潜とは、東アジアの人名である。
人名
- 片山潜(せん、1859年 - 1933年) - 日本の思想家
- 佐賀潜(せん、1914年 - 1970年) - 日本の小説家
- 永井潜(ひそむ、1876年 - 1957年) - 日本の医学者
- 陶潜(陶淵明、365年 - 427年) - 中国の魏晋南北朝時代の文学者
- 裴潜(? - 244年) - 中国の後漢末から三国時代にかけての政治家
漢字として
潛
- Unicode
- U+6F5B
- JIS X 0213
- 1-63-10
- 部首
- 氵部
- 画数
- 15画
濳
- Unicode
- U+6FF3
- JIS X 0213
- 1-63-11
- 部首
- 氵部
- 画数
- 19画
- 意味
- 旧字体は潛。
- もぐる、くぐる、水中を行く、川を渡る、ひそむ、こっそりと、隠す、伏流、魚を取るために水中に置く柴、という意味がある。また川の名(漢水の別名)。
- 〔説文解字・巻十一〕には「水涉るなり。一に曰く藏すなり。一に曰く漢水を潛と為す」とある。潜は〔竜龕手鑑〕などにある俗字。
- 字形
- 形声で声符は朁。
- 音訓
- 音読みはセン(漢音、呉音)、訓読みは、ひそむ、もぐる、くぐる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 潜行・潜航・潜水・潜伏
異体字
- 潛は旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
- 潛は〔正字通〕が本字としている字。JIS X 0213第二水準。
- 灊は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔説文〕には別の字として載っている。
関連項目
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