激走戦隊カーレンジャー単語

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ゲキソウセンタイカーレンジャー
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戦う交通安全!
カ~~~レンジャー!

とは、地球平和を守る為という理由で、幼年男子三種の神器のひとつ「」をモチーフにした武器や巨大メカを駆使して宇宙暴走族ボーゾックと戦う事に巻き込まれた、自動車会社に勤める猿顔の一般市民とその同僚の地球(チーキュ)の若者たちの等身大の奮闘を、尾"正しく間違えて(褒めてます)"コメディタッチに描き、記録よりも記憶に残るセルパロディぶりと、お子様への交通安全アピール定評のあるスーパー戦隊シリーズ20作不思議コメディーシリーズ作品である。

1996年3月1日より1997年2月7日まで毎週金曜17:30~17:55にテレビ朝日系列で放送。全48回。

ニコニコ動画では、東映特撮ニコニコおふぃしゃるにおいて2016年1月22日より配信開始。
毎週金曜17:30に最新話更新無料視聴期間は72時間(月曜17:30まで)となる。

スーパー戦隊シリーズ
第1作 秘密戦隊ゴレンジャー
第2作 ジャッカー電撃隊
第3作 バトルフィーバーJ
第4作 電子戦隊デンジマン
第5作 太陽戦隊サンバルカン
第6作 大戦隊ゴーグルV
第7作 科学戦隊ダイナマン
第8作 超電子バイオマン
第9作 電撃戦隊チェンジマン
第10作 超新星フラッシュマン
第11作 光戦隊マスクマン
第12作 超獣戦隊ライブマン
第13作 高速戦隊ターボレンジャー
第14作 地球戦隊ファイブマン
第15作 鳥人戦隊ジェットマン
第16作 恐竜戦隊ジュウレンジャー
第17作 五星戦隊ダイレンジャー
第18作 忍者戦隊カクレンジャー
第19作 超力戦隊オーレンジャー
第20作 激走戦隊カーレンジャー

ストーリー

宇宙暴走族ボーゾックの手により、故郷のを打ち上げ花火にされて滅ばされたハザード人の少年ダップは、ボーゾックが次の打ち上げ花火標と定めた惑星チーキュ(地球)に急行し、宇宙に伝わる「伝説星座」の"クルマジックパワー"で激走戦隊カーレンジャーとなる若者達を探していた。

日本の小さな自動車会社に勤務し、日々開発を馳せる

の5人を伝説の激走戦隊カーレンジャーとなる若者達だと思い込んだダップは、あの手この手を駆使して勧誘するも、一般社会人である5人は、無料奉仕で他人の為に戦う事を拒否し続けていた。

しかし、地球に現れたボーゾックが破壊活動を始めたのをの当たりにした5人が、ボーゾックにより死にしたダップの説得をに受けて正義ヒーローになる事を承諾すると、死んだふりをしていただけだったダップにより、理矢理に変身アイテムアクセルチェンジャーを装着させられ、クルマジックパワー伝説戦士・激走戦隊カーレンジャーへと変身させられた。なんと言う「計画通り

ボーゾックを退けた5人は、普通会社員生活を送りながら、時にダップに縛り上げられて理矢理戦場につれてこられたりといった暴走を交えつつボーゾックと戦う意思を次第に強くし、自分たちのが具現化→合体したRVロボを駆って、羊羹巨大化する術を得たボーゾックとの戦いに真剣になっていくのだった。

チーキュに単身赴任してきた宇宙警察官シグナルマンと行き違いで戦ったり共闘したり、暴走戦隊ゾクレンジャーを倒したり、ダップの冬眠による危機VRVマスターから譲り受けたVRVロボで退けたりと、戦い続ける激走戦隊カーレンジャー。
対して、名を重ねた挙げ句に元の名前に落ち着いたボーゾックの前に、彼らをそそのかし自らの野望を押し進めようとする暴走皇帝エグゾスが出現する。

100万年に1度れる座のによって、守護星座が酔っ払って変身できなくなった激走戦隊カーレンジャー達5人は、

めえら、5対1だぞ! 卑怯だとは思わねえのか!?

戦隊シリーズ禁句を言い放つボーゾックの副長ゼルモダに対して

勘違いするな! 俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!

と開き直った発言で、いつものように5人でボコボコにした。

ついに自ら戦いに赴いた暴走皇帝エグゾスは激走戦隊カーレンジャーのロボを2体とも行動不能にするなど戦隊史上でも屈の強さを見せつけた彼らを窮地に追い込んだが、利用されていたことを知り反旗を翻したボーゾック、その総長ガイナモに腐った羊羹を食べさせられ、弱体化したところを5人でボコボコにされた。

戦いが終わり、騙されていた事を知ったボーゾックたちは、焼き肉屋のアルバイトになったり、小学校入学したり、芸能プロダクションを立ち上げてミュージカルスターすこととなった。
激走戦隊カーレンジャーとして戦った5人の若者は、自らのを実現する為の日常へと戻っていった。

そして、海賊戦隊ゴーカイジャーに、いつのまにか役者になっていた陣内恭介ゲスト出演したときは、恭介を巡る敵営の三角関係に大いなるの押し売り、キャラブレイクを交えたセルパロディの数々…と、歴代でも濃い部類に入るゴーカイ一同を全に食ったカーレンジャー793話となり、当時を知るもの・知らないものを破顔させたのであった…。あれでも、当時のカーレンよりずっとマシなのは言わないお約束で。

問題作誕生

「激走戦隊カーレンジャー」や、スーパー戦隊シリーズ20作として企画製作された特撮ヒーロー番組である。

前史

前作「超力戦隊オーレンジャー」は、それまで世紀戦隊シリーズとして「バトルフィーバーJ」を始祖としていた組みを「秘密戦隊ゴレンジャー」を始祖にめてスーパー戦隊シリーズとし、"スーパー戦隊シリーズ20周年記念作品"として企画された。その為商品展開もかなり大規模に行われ、DXロボが5体分も発売されたり、なりきり玩具追加戦士や強化バズーカなども次々出すなど、大量の大商品を投入した。
しかし、結果としてバンダイ全体の総売り上げこそ好調であったものの、年末商戦では苦戦し、巨大母艦キングピラミッダーや復活変形ガンマジン等数々の不良債権を各地の玩具店に残す結果となってしまう。

また、「オーレンジャー」は放送当時の1995年に相次いだ阪神淡路大震災」「オウム真理教による地下鉄サリン事件で、初期の軍隊組織らしいシリアスな内容や古代文明の常的な要素からの路線変更を余儀なくされ、中盤からは役者が戸惑う程にまで内容がコメディ化し迷走状態に陥り、視聴率も低調であった。
この状況は、かつて1989年に起こった東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件や放送時間の変更にを受け低迷しかけた「地球戦隊ファイブマン」と似たような状況で、この作品も(バンダイ野中剛によれば)世代に受けるよう教師設定にしたり男女異なるアイテム変身する等を取り入れたが不発に終わり、中盤にコメディ化でテコ入れを図ったものの更に失敗を喫したという前例があった。
更に「オーレンジャー」は、同時期のメタルヒーローシリーズ重甲ビーファイター」が「オーレンジャー」とは対照的に後半になるにつれ好調なセールス・視聴率を記録し、続編の制作まで決定するなど、同じ東映作品に人気を取られていた部分もあった。(これについても、前述の「ファイブマン」の年には「特警ウインスペクター」が好調で同様の現が起こっている。)

これらの反を受け、次回作の戦隊には幼年層への更なるアピールに加え、当時の相次ぐ事件や震災や不況による殺伐とした世間の雰囲気への考慮、そして特撮番組より高い視聴率を記録していた当時のアニメ番組の作に習い、後述の新プロデューサー髙寺成紀が「ギャグ戦隊」を企画会議で推進したとされる。またテレビ朝日プロデューサーの梶も、「忍者戦隊カクレンジャー」で実験的に行ったセルパロディ回などを経て「(当時終了して間もない)不思議コメディーシリーズの要素を戦隊に取り入れたい」と考えていた。

こうしてヒーローコメディ集団ならば悪役もまたコメディである』という、史上類を見ないコメディ戦隊「激走戦隊カーレンジャー」は誕生した。

完全なコメディ路線へ

このためか20作戦隊モチーフは幼年男子に確実な訴求力を持つ「」が選ばれた。チーム名もストレートに「カーレンジャー」となり、クルマジックパワーアクセルチェンジャーといったストレートな用が多く設定されている
玩具展開も二号ロボや基地ロボは出すものの、オーレンジャーよりも点数を絞り込み、加えて「高速戦隊ターボレンジャー」で人気だった基地ロボの前例もあり、モチーフにした戦隊ならではのロボ同士の連動ギミックや、基地ロボの収納ギミックが盛り込まれた玩具が発売された。

一方で作は「オーレンジャー」が次々と供給過になる程にギミックをつぎ込んだ結果脚本の制作がうまくいかなかった反省もあったのか、まだまだバブル崩壊による平成不況のダメージが残っていた為なのか、当時の東映は「カーレンジャー」のみならず、ほぼ時を同じくしてスタートする「超光戦士シャンゼリオン」等においても、注を集める為に様々な幼年層へ向けた路線変更を実験的に模索していたところがあった。
※ただ前述の「ビーファイター」の続編「ビーファイターカブト」は作に「カーレンジャー」ほどの変更はなく、この部分では戦隊側が譲歩する形で人気の競合を避けている。

「カーレンジャー」では、これまでのプロデューサー鈴木武幸が営業に専念することになったこともあって、こだわり>予算に定評のある前述の高寺成紀プロデューサーに抜。更にテレビ朝日側の論見通り、不思議コメディーシリーズを手がけた鬼才浦沢義雄メインライターに迎えて、スーパー戦隊史上初のコメディ戦隊を作る布を整えた。一方サブライターにはベテラン荒川稔久曽田博久も関わっており、80年代スーパー戦隊発展期を支えた曽田にとっては最後の戦隊シリーズ脚本となっている。

※後にウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズスーパー戦隊シリーズすべてに楽曲を提供することになる佐橋俊彦が、はじめて戦隊シリーズ音楽を担当した作品でもある。

秘密戦隊ゴレンジャー」でも幼年層に向けた「なぞなぞ」を取り入れる等、コメディライクな要素はこれまでのシリーズ作品にも見受けられたが、「激走戦隊カーレンジャー」はそれらがなしえなかった"最後まで基本路線(コメディ)を貫く"と言う悪ノリにも受け取れるセルパロディ&コメディ路線を描き続けた。結果、大きなお友達からもっ二つの評価を得る作品となるのである。

等身大の正義

「激走戦隊カーレンジャー」は、

※一応大事な事なので、本記事でも「激走戦隊カーレンジャー」とフルで記載するように心がけています。

といった底した不条理ギャグ路線と、戦隊シリーズセルパロディな正しく間違えた(褒め言葉)なお笑い路線に隠れがちだが、本作が描いたテーマには「等身大の正義」がある。

この場合の「等身大」は、

といったこれまでの特撮ヒーローにありがちな「正義の味方」として戦う意識づけになるものが存在せず、そこらへんにいた会社員正義の味方になった。と言ういろんな意味でリアルと言うか如実なものである。

どれくらい「等身大」かは、作中で正義の味方になるように言われた5人が、

恭介「じょ、冗談じゃないっていうの!どうして俺達があんな会社で働きながら激走戦隊カーレンジャーにならなきゃいけないんだよっ!給料税込みで19万3千円で、どうして宇宙平和まで守らなきゃいけないわけ!?
洋子「私のお給料は20万ちょっと」
菜摘「私は20万2千円」
実「なんか17万8千円やで!」
直樹「21万でございます」
ダップ「…給料のことなんか、どうでもいいの!」
恭介「よくないッ!

といった「償」の行為は給料に反映されない事を気にする台詞が登場する等、随所にちりばめられている。

いろいろ巻き込まれたり、挙句の果てにはだまされて、正義の味方となるを選んだ5人だったが、「等身大」を描く為に特に支援する組織もく、正体を知られないようにしながら自分達で出来る事を実行しつつ、敵:宇宙暴走族ボーゾックと仲良く喧嘩した。

※「等身大」の強調の為か、専任のナレーターキャスティングされず、ナレーション的なりはすべてメインキャストが行った。(オーレンジャーで試みられたアバンタイトルカットされ、放送開始と共にオープニングがはじまる)

この「等身大の正義」を描こうとした事が、掟破りを常としたコメディ路線につながったとも言え、一般人レベルだからこそ

勘違いするな! 俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!

と言う猿顔の一般市民恭介マジレスを、笑って楽しめる作品になったと考えられる。

※ちなみに、「等身大の正義」というテーマをより正しく描けたのは次作の「電磁戦隊メガレンジャー」だったが・・・

評価

視聴率面では前作「超力戦隊オーレンジャー」程ではなかったものの苦戦している。
均視聴率は4.8%であるが、それまで「地球戦隊ファイブマン」が記録していた最低視聴率の記録1.8%をさらに下回る1.4%と言う戦隊シリーズ最低視聴率記録叩き出してしまっている。

※なお、最低視聴率を記録したのは、暴走戦隊ゾクレンジャーが登場した25話である。ゾクレンジャー大勝利! 

但し直前の時間帯に放映されていた「機動新世紀ガンダムX」もやはり視聴率不振に苦しんで放送時間変更のうえ話数短縮の打ち切りとなっており、本作の後番組・電磁戦隊メガレンジャーは放映開始々(第8話)に放送時間が日曜7時半に変更されている。平日夕方に子供番組を放送するフォーマットに既に理が来ていたとも言える。

また、不条理コメディセルパロディが、メイン視聴層である幼年男子全に置いてきぼりにする程の悪ノリ状態へとエスカレートしていったことは否めない。
メインライターを務めた浦沢義雄の特徴である「笑える人にとっては面いが、そうでない人にはつまらない」はっきり好みの分かれる内容もあって、戦うシーンでのメリハリの効いた正当ヒーロー番組をめる子供や、大きなお友達からはそっぽを向かれ、人によっては怒りの対にまでなった。
この為放映中から現在に至るまで、好きな人はとても好き、嫌いな人は見るのも嫌という、評価の極端な作品となった。

しかし、本作が提示した子供向けと言うものをシンプルで明るく表現し、戦うと言うよりも仲良く喧嘩しているように表現した姿勢は、特撮ヒーロー番組の新たな方向性のひとつを示したと言え、後に魔弾戦記リュウケンドー超星艦隊セイザーX等の作品の程になり、「あそこまでやらなければ大丈夫」と思わせるを与えたのではとも考えられ、激走戦隊カーレンジャーは、こだわりが過ぎて記録よりも記憶に残る作品と言える。

まぁ高寺Pだからしかたないね。

5人の若者達

激走戦隊カーレンジャーのリーダーレッドレーサー」には、自動車会社ペガサステストドライバー陣内恭介」が変身する。

猿顔の一般市民陣内恭介(じんない・きょうすけ)」演:岸祐二

23歳の地球人で、自称テストドライバーだが、実際は代行運転の運転手等の雑用を担当する不良社員。左利き
天気で深く考えずにノリで動く事が多いが、リーダーの自覚はもっており、元々レーサー志望だった為、に対する思い入れが強く、ペガサスサンダーと心を通わせる等、熱い心も持っている。
しかしVRVマスター地球を去ると知り、リーダー責任ついてに大きく心揺さぶられ、
三浦参謀長のスパルタ特訓のトラウマもあってか動揺していた。

ゾンネットからレッドレーサーとしての姿に惚れられるが、変身していない時はボーゾックからは

猿顔の一般市民

と呼ばれている。

序盤で総一郎が乗っていたオープンカーに憧れていたがボーゾックによってオープンカー暴走し、その原因がのせいにされたのか、いつのまにかオープンカー恭介の物になっている。

給料は税込19万3千円。

レッドレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。

フェンダーソード フォーミュラマシンフェンダー部が変形した
インソード・ツインカムクラッシュ バイブレードとフェンダーソードの二刀流
カーレッドレッドレーサー」演:横山一敏、福沢博文

ブルーレーサー」には、自動車会社ペガサスカーデザイン・設計担当でからもされるキャラ「土門直樹」が変身するでございます。

「土門直樹(どもん・なおき)」 演:増島愛浩

作中で17歳から18歳なったと言う未成年で、過剰に丁寧な言葉遣いで話し、語尾に必ず「でございます。」を付けるでございます。
菜摘や洋子と知り合った直後や綺麗な女性に話しかけられるとうろたえると言う、温厚で純情な守りたくなるキャラで、菜摘からは一度「にする」宣言をされたこともあるでございます。
仕事場ではいつも図面を引いており、カーデザイナー・設計者としての腕は、大手メーカーから引き抜きされそうなる程で、ギガブースター製作時にはその才を発揮したでございます。
幼少時のトラウマから動物をほおっておけないところがあり、ドラゴンクルーザーを守ろうとして友情を深めたでございます。

給料は税込21万円とメンバー中一番もらっているでございます。

ブルーレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦うでございます。

マフラーガン フォーミュラマシンマフラーが変形した2丁の
ヘアピンキック 高速回転しながらのキック
パッシングフラッシュ マスクについているライトから閃光を放つ。
ブルーレーサー」演:竹内康博石垣広文

自称サブリーダー最強コメディキャラグリーンレーサー」には、自動車会社ペガサスの営業「上杉実」が変身する。

上杉実(うえすぎ・みのる)」 演:福田佳弘

最年長24歳の大阪人で、戦隊シリーズメンバー初のバリバリ関西弁で話すキャラ恭介とは良い漫才コンビ状態になっている。
調子者で失敗の多い3枚キャラな為か、最年長にもかかわらず威厳はく、新リーダー自称してももついてこなかったりするが、自分の失敗は自分で取り返そうとするなど責任感は強い。
熱狂的な阪神タイガースファンで、プロ野球ネタ定評のある脚本家荒川稔久と相性が良い。(荒川中日ファンだが)「実」という名前阪神タイガースの名投手である「村山実」からきている。
ゾンネットを「良い女」と評したり、ラジエッタの登場に大喜びす紳士なところがある。

ある意味「激走戦隊カーレンジャー」を徴するキャラであり、関西弁といえば思い浮かべる大きなお友達もいると思われる。

給料はメンバー最低の税込17万8千円。

グリーレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。

エンジンキャノン フォーミュラマシンエンジン部分が変形したバズーカ
ピットインダイブ 地面にうつぶせになって、滑るように突進して足をさらう。
蹴り 中から放つ両足キック読みは「なにわげり」ではなく「なにわけり」。
グリーンレーサー」 演:大藤直樹

「激走戦隊カーレンジャー」の大柱にして最強キャライエローレーサーには、自動車会社「ペガサス」のスーパーメカニック「志原菜摘」が変身する。

「志原菜摘(しのはら・なつみ)」 演:本橋由香

負けん気の強さでは男に負けない19歳の女性で、スパナ片手にあらゆるメカ分解修理し、安全ピンでアクセルチェンジャーを直す程の腕前を持つスーパーメカニック
恭介直樹仕事がほとんど来ず、実は外回りで、洋子は経理の為、ぺガサスでの仕事は基本的に菜摘一人がこなしており、修理の腕前や気の良さから、自称サブリーダーの実が新リーダーを名乗った際は、直樹と洋子が菜摘についたりする等、高い評価と信頼を得ている。
姉御肌の常識人ゆえ、序盤における出番が少なく、エピソードが回ってきたのは1クールすぎてからという涙目なところがあった為か、直樹理矢理にしようと暴走したりするようになったが、本質的には洋子よりも女性らしさを持っており、ビキニ水着姿を披露した回数も多い。普段着のバリエーションメンバー1。

給料は税込20万2千円。

イエローレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。

サイドナック フォーミュラマシンサイドバンパーが変形したメリケンサック
チェッカーチョップ 敵の弱点を攻撃する高速回転チョップ
メカニックばらし スパナ一本で、猛スピードで走る敵マシン時に解体する。
イエローレーサー」 演:大林

「激走戦隊カーレンジャー」のミニスカポリスリーダーピンクレーサーには、自動車会社「ペガサス」の経理担当「八神洋子」が変身する。

八神洋子(やがみ・ようこ)」 演:来栖あつこ

極度の機械音痴で極度の方向音痴な19歳で、基本的には乙女チックで甘えん坊な女性
カーナビックは、洋子の方向音痴ぶりが原因で生まれたり、ギガブースター開発に協したりもしている。
経理を担当している事から、修理費用について菜摘とやりあったりすることもあるが、基本的には仲良しである。
前作「超力戦隊オーレンジャー」のもあってか、菜摘と共に水着姿をよく披露していた。

給料は20万とちょっと(本人申告)。

ピンクレーサーとしては、以下の個人武装・技等を駆使して戦う。

バンパーボウ フォーミュラマシンバンパー部が変形したアーチェリー
ライトニングアロー バンパーボウから発射する矢。同時に2発まで発射可
イルスピンキック 前転で敵の懐に潜り込み、両足で部を蹴る。
ピンク爆弾パンチ 乙女の怒りエネルギー爆発させるアッパー
ピンクレーサー」 演:中川素州

激走戦隊カーレンジャーに変身する5人の名前は、「秘密戦隊ゴレンジャー」にならって苗字読みの1文字を組み合わせて

  • 「じ」んない・きょうすけ
  • 「ど」もん・なおき
  • 「う」えすぎ・みのる
  • 「し」のはら・なつみ
  • 「や」がみ・ようこ

と「自動車」と言う単になるようになっている。

※他のスーパー戦隊シリーズでの類似例。

秘密戦隊ゴレンジャー 電磁戦隊メガレンジャー 忍風戦隊ハリケンジャー
D 伊達健太 椎名
新命明 E 遠藤耕一郎 七海
大岩大太 N 吼太
ペギー松山 J ヶ崎千里 →「しのび」から「
明日香健二 I 今村みく
カシオペア
ラスボスの弱点の事。
HA 早川裕作
DENJIで「電磁」、そして「電磁波
魔法戦隊マジレンジャー 獣拳戦隊ゲキレンジャー 炎神戦隊ゴーオンジャー
かん ジャン
芳香 深見レツ 香坂連
宇崎ラン 楼山
→かんふう転じて「カンフー 範人
かい 石原

名前読みから
魔法使い」となる。
苗字も含めると
オズの魔法使い

→「エコロジー
兄妹をいれると
エコロジスト」になる。

協力者達

キュゥべえ「ダップ」CV:まるたまり 演:田邊智恵

故郷をボーゾック花火にされて滅ぼされたハザード人の少年で、語尾に「だっぷ」をつけてしゃべる。
クルクルクルマジック」と唱えることでクルマジックパワーを行使しての高速移動等が可
恭介ら5人を星座伝説戦士と見込むも、渋る5人を半ば騙したような形で理矢理に激走戦隊カーレンジャーに変身させた。
簡単に言うと僕と契約して、カーレンジャーになってよということである。
普段は激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する「ペガサス」の裏につくった基地に住んでいる。
ハザード人は冬眠する習慣があったが、地球ではサイクルが異なるのか眠してしまい、激走戦隊カーレンジャーを窮地に陥らせた。
暴走皇帝エグゾスが倒れた後は、と共に地球を離れた。

天馬太郎」演:寺岡龍治

激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する自動車会社「ペガサス」の社長息子で5人と仲良し
シグナルマンとも仲がよく、コバーンベース留守番したり、一緒に通行者が通るのを待つこともある。実は(みのるは、ではない)、倒れているグラッチに地球のおいしい食べ物を教えたことによってボーゾック巨大化するキッカケを作ってしまった人物。よくボーゾック怪人から子供さん」と呼ばれ、おいしい食べ物屋を案内する。

シグナルマンCV:大塚芳忠 演:O-BITOH(岡本美登)、武智健二

本名:シグナルマンポリスコバーン。

ボーゾック逮捕する為に、地球に単身赴任してきたポリス人の宇宙警察警察官
所謂「6人ポジション」なキャラだが、外見がそのまま宇宙人としての姿で、所謂人間体の姿は持たない。電磁警棒・・通信機になる「シグナイザー」、。用のバイクポリスピーダー」を持つ。

基本的に、頑固で融通の利かない性格をしており、特に交通ルールの遵守にはギアス魔法をかけられているとばかりにボーゾックを追いかけている時でも守ろうとする上、激走戦隊カーレンジャーでも交通ルールを破ろうとする場合は容赦しない。

移動式交番「コバーンベース」を人通りのほとんどない場所に出現させては

も通らない…

とつぶやくのがお決まりのパターン

自分抜きで激走戦隊カーレンジャーが巨大戦をはじめると、サイレンダーを駆って

本官の許可く勝手に戦うんじゃない!

と割り込んでくるのもお決まりのパターン
しかし、それが原因で、それまで優勢だった激走戦隊カーレンジャーを劣勢に追い込むなど、非常にハタ迷惑な行為もしている。

庭では妻のシグエと息子シグタロウする良きであり、単身赴任の身を嘆き家族思い出をしばしば回想する。

海賊戦隊ゴーカイジャーにおいては戦うを失っていたが、通常の戦士が「変身できない」という描写をされているのに対し、そもそも変身を持たないシグナルマンがどういう状態にあったかはゴーカイジャーの作中最大級のとされているという人もいる最終回では隣に特捜戦隊デカレンジャードギー・クルーガーもいたことから、彼とは因縁浅からぬ関係なのかもしれない。

「ラジエッタ・ファンベルト」演:恵、須藤実咲

ファンベルの第二王女であり、ゾンネットことバニティミラーファンベルトでもある14歳少女

ティラミスコンニャクミルフィーユ
(変身解除は「ミレッタ・ハレッタ・ラジエッタ」)

呪文変身し、憧れの激走戦隊カーレンジャーに会う為にラジエッカーに乗って地球に来た際は、

銀河伝説クルマジックパワーに導かれたかのようにチーキュにやってきた
カーレンジャー6番

と言って「ホワイトレーサー」を名のった。パンツ見せながら(↑の画像)
クルマジックパワー変身しているわけではないので、あくまで自称である。

ファンベルに戻って再び現れた際は、*お察しください*な事情により中の人が変わっているのだが、

あれ、前と雰囲気変わったんとちゃうか?

とのグリーンレーサーの一言だけで片付けられた。

またこの際、のラジエッカーリモコン操作でロボットに変形して戦えるように改造されており、その後に巨大化も可になった。

VRVマスターCV:小林清志 演:森山文、武智健二

ダップが冬眠と言う名眠に入った時に現れた、

宇宙の一匹

を名のるスモーシールドで覆われたヘルメットスーツを着用したの人物で、危機した激走戦隊カーレンジャーにVRVロボを与えた。普段はパチンコ店にいたり床屋にいたりする。(子供向けなのにパチンコ店にいたりヘルメットなのに散しに行くってどういうことなの・・・

正体はダップの風来坊父親で、大好きなコーヒー牛乳を浴びる程飲んでいるうちにいつのまにか冬眠しなくても良い体になり、ダップの事を妻に預けて宇宙を気ままにしていたらハザードくなっていた為地球にやってきた。
その際思うところあって装束に身を包むが、手の甲を向けてのVサインやハザードと同じにおいのするドロップをもっていたり、コーヒー牛乳の蓋を手裏剣にするなど、ダップに気づいてもらうような行動をとっていた。

エグゾスが倒された後は、装束を脱いで素顔を表し、ダップと共に地球を離れた。
巨大な頭がヘルメットの中にどうやって入っていたかは気にしてはいけない。

巨大ロボ

激走戦隊カーレンジャーにおける、巨大化したボーゾックらに対抗する用の所謂1号ロボは、5人の「」が具現・巨大化して出現した5台のRV(レンジャービークル)マシンが、合体した巨大ロボ「RVロボ」である。

※本来の「RV」は「レクリエーショナブルビークル」の略である。

※RVマシンは全「排気ガス放出しない」「四輪駆動仕様となっている。

※いつの間にこんなものが出現する道路を作ったんだと突っ込んではいけない。

RVロボ

レッドビークル RVロボの頭と胸になるレッドレーサークーRVマシン
ブルービークル RVロボと大腿部になるブルーレーサーピックアップRVマシン
グリーンビークル RVロボの右足になるグリーンレーサーミニバンRVマシン
イエロービークル RVロボの左足になるイエローレーサーSUVRVマシン
ピンクビークル RVロボの両腕になるピンクレーサー用ワゴンRVマシン

5台のRVマシンが荒地を走りだし、

合体

コールと共に、並走していたグリーンビークルイエロービークルが、並んだまま180ターンしてブルービークルの正面から合体、左右に分かれたピンクビークルブルービークルとすれ違いざまに合体。さらに崖からジャンプしたレッドビークルブルービークルの荷台に突っ込んで合体した状態から、

バトルモードチェンジアップ

の合図で立ち上がり、レッドビークルが前後に折れ曲がって頭部が出現した後、

エンジン快調!RVロボ

の合図とともに合体了し戦闘を開始する。

※こんな巨大なが走り続けられるだけの荒地は日本いのではなどと細かいことを考えてはいけない。

動かすにはクルマジックパワーが必要で、2000万馬パワーを持ち、手持ち武装としてのラジアルシールドと、必殺RVソードを装備する。胸のハイパワーランプからプラグネートスパークを放つ他、右足から繰り出す「RVロボ浪速蹴り(なにわけり)」や、左足から繰り出す「イエロービークル回転キック」等の直接打撃技も持っている。

必殺技は、RVソードを構えて独楽の様に高速で回転しながら敵に突っ込む「RVソードり」。切り捨てた後の片膝をついたポーズが印的。

ブレーキングに敗れてボーゾック鹵獲された際、韓国オイキムチを買いに行くために、クルマジックパワーの代わりにグラッチが取り付けたボーゾック乾電池理矢理動かされた事がある。ウイスキーで動くガンヘッドみたいなものですね。

リッチハイカ教授ブレーキングに敗れてRVロボ鹵獲された上に、頼みのダップが冬眠と言う名の眠に入ってしまって窮地に陥った激走戦隊カーレンジャーが、VRVマスターが与えた「働く」のVRV(ビクトリーレンジャービークル)マシン合体させたのが所謂2号ロボVRVロボ」である。

合体時に大量のクルマジックパワーを消費する為、クルマジックパワーが足りない時は、VRVマシン単体で人ロボVRVファイター」に変形して戦う。

※なお、巨大ロボ合体するマシンで且つ、分離している状態でも別途機を有し、且つ、分離形態でも個別に人ロボットになるのはVRVマシン戦隊シリーズ史上では初である。
(「無敵将軍」や「オーブロッカー」(一度石の塊になっただけ)は、分離形態に特に別の機い。)

VRVロボ

Vファイヤー VRVロボの頭と胸になるレッドレーサー消防車
ファイヤーファイターにも変形する。
Vポリス VRVロボと大腿部になるブルーレーサーパトカー
ポリスファイターにも変形する。
Vダン VRVロボの右足になるグリーンレーサーダンカー
ダンプファイターにも変形する。
Vドーザー VRVロボの左足になるイエローレーサーブルドーザー
のドーザーファイターにも変形する。
Vレスキュー VRVロボの両腕になるピンクレーサー救急車
レスキューファイターにも変形する。

VRVマスター

必ず勝つことを約束されたロボット

との事で、東京ドーム地下にあるビクトリードックから、ビクトレーラーに収容されたかたちで出動した後にVRVマシンが発進し、

必勝合体!

コールと共に合体・変形を行い、

エンジン絶好調!VRVロボ!

の合図と共に合体了して戦闘を開始する。やっぱりいつのまにこんな道路作ったんだとつっこんではいけない。RVロボを上回る3000万馬パワーを誇り、2丁のVガンを標準装備している。

必殺技は、ビクトレーラーの両腕となっている巨大なバズーカ「Vバズーカ」と、巨大なバルカン砲「Vバルカン」を転送して行う一斉撃「ビクトリーツイスター」。

※「Vバルカン」と「Vバズーカ」はいずれか片方だけの転送も可

RVロボVRVロボの連携は、「ビクトリーツイスター」を、「RVソードり」で弾いて命中させる「RVソードツイスターカッター」があるぐらいで、2体のロボスーパー合体する機構は有していない。

但し、合体パターンが基本的に同じな為、両手足の換装が可であり、作中にもその要素を用いた合体バリエーションが登場した。

下の浪速ロボスペシャル

RVロボの両手足と、VRVロボの胴体が破壊された際に、グリーンレーサーひらめきで、事だったRVロボの胴体に、VRVロボの両手足を合体させた形態。名前グリーンレーサーによるものだが、他のメンバーから一斉にツッコミをくらった。

RVソードとビクトリーツイスターを使用可で、プラグネードスパークとビクトリーツイスターを同時発射できることから、最強ロボ誕生かとも思われたが、その後二度と登場しなかった。

ちなみにDX玩具ではジョイントがRVロボVRVロボジョイント構造が同一であったため劇中シーン再現できる。なお、百獣戦隊ガオレンジャー以降のシリーズでは巨大ロボへの換装などが定番化するため、この浪速ロボはそれらの原点とも言える存在である。

RVロボVRVロボ以外には巨大ロボは配備されず、シグナルマンの「サイレンダー」やラジエッタの「ラジエッカーロボ」が登場したぐらいである。玩具の売り上げが絶好調だった戦隊財布を痛めつけすぎたためであろうか。

※ビクトレーラーロボット形態にもなれるが、戦闘しない為に母艦扱いされている事が多い。

ビクトレーラー

VRVマシンを運ぶ巨大トレーラーで、三段重ねにすることで一応ロボットっぽいかたちになるが、脚がなく、両腕もビクトリーツイスター時に転送する上、基本的に戦闘に参加しないので、母艦扱いされている。

※前作の反省で一応置き場に困らないように分離と積み重ねによる省スペース化を実現している。ピラミッドとは違うのだよ

サイレンダー

シグナルマンの巨大パトカーが変形する巨大ロボットで、ポリス警察の標準装備らしい。

スタンドアップ!サイレンダー

コールで変形し、

無駄な抵抗やめろ!

戦闘開始する。

両手のサイレンダガーや、手錠サイレンワッパーを発射するワッパガンや、サイレンシールドを装備しており、必殺技は、右腕のバルカン砲を速射する「サイレンバルカン」。

RVロボVRVロボとの合体・換装機構は有していない。

ラジエッカーロボ

ラジエッタの

チェンジ!ラジエッカーロボモード

コールで変形したロボットで、ネコの様な頭部が特徴。

遠隔操作で動き、RVロボ最強の地位を脅かす程強いが、地球上では1分しか稼動できない。

ゴー!ラジエッカージャイアントモード

巨大化する。

※巨大な頭がどこに入っているとか整合性を深く考えてはいけない。

標準装備

激走戦隊カーレンジャーの各種標準装備は、電撃戦隊チェンジマン以来の標準だったに変形するタイプではなく、武器武器が別々に存在し、後続の携帯装備との合体&強化も別々に行うシステムとなっている。

アクセルチェンジャー

激走戦隊カーレンジャーの変身アイテムで、左手首に装着する「アクセルブレス」と、エンジンキー状の「アクセルキー」のセット
変身時には、

と叫んでアクセルブレスアクセルキーを挿して捻り、

アクセルチェンジャー

と叫んで変身する。
アクセルキーを挿す際はアクセルブレスを見ない為、実際になりきりプレイダイレクトインするのはとても難しい。まあダイレンジャーほどじゃないけどさ。

また、アクセルキーにはそれぞれ異なるキーホルダーが取り付けられている(恭介:のエンブレム直樹:鉛筆、実:お守り、菜摘:色のハート、洋子:ぬいぐるみ)。これはRVロボ合体バンクなどで確認できる。

オートブラスター
オートパニッシャー

激走戦隊カーレンジャー全員が標準装備しているで、

シフトアップ

と叫んで後部を引っる事で、20倍の威を持つ「オートパニッシャー」に変形する。

バイブレード

激走戦隊カーレンジャー全員が標準装備しているで、バックルに収納している。柄のグリップを引くことでフルパワーモードになる。

ビックコム
ビックショット
ビックブラスター

細な事で喧嘩していた菜摘と洋子が、仲間危機を救う為に仲直りして開発した「カーナビック」を、カーナビ形態で使用すると「ナビックコム」となってステルス状態の敵を発見し、形態の「ナビックショット」として使用すると障害物を曲折して避けながら飛ぶビームを放ち、オートパニッシャー合体させると百発百中の「ナビックブラスター」となる装備。

ギガフォーミュラ
フォーミュラーノバ

ダップがクルマジックパワーで生み出した自動車武器で、各部が分離して激走戦隊カーレンジャー各位の個人兵装になる他、組み替える事で必殺バズーカモードの「フォーミュラノバ」になる。
但し、ギガブースターを売る為の初期武装ゆえ巨大化したボーゾックにはまったく通用しない。

武器に説明書付というこれまでにない傾向を見せた。まあ一応自動車にも説明書はあるが・・・。

ギガブースター
ブースターキャノン

恭介直樹・菜摘・洋子とダップが協して開発した新兵器で、飛行形態の「ギガブースター」と必殺バズーカ形態の「ブースターキャノン」に変形する。
ギガフォーミュラーの露払いもあり、追加武装の必殺兵器としてフォーミュラーノバの5倍の破壊を持っている。
また、ハイカラゆりかごとしても赤ちゃんを喜ばせる性を有している。

お披露の際は、開発に直接関与していなかった営業の実により、完成直後に間違って宅配便で北海道に送り出され、慌てて追いかけるというこの作品らしいハプニングが発生している。

スピーダーマシン

激走戦隊カーレンジャー5人それぞれが乗用し、RVマシンのコクピットになるゴーカートサイズの小車両として登場したのが「スピーダーマシン」である。動かすにはクルマジックパワーが必要。

レッドスピーダー1 レッドレーサーマシンで最高350km/hで走り、スピーダーガンを装備する。
ブルースピーダー2 ブルーレーサーマシンで5台中最速の最高450km/hで走るが、武装がい。
グリーンスピーダー3 グリーンレーサーマシンで最高350km/hで走り、スピーダーミサイルを装備する。
イエロースピーダー4 イエローレーサーマシンで最高350km/hで走り、スピーダーカッターを装備する。
ピンクスピーダー5 ピンクレーサーマシンで最高350km/hで走り、スピーダーレーダーを装備する。

大人の事情等もあって撮所内しか走行できなかった為、序盤以降はスピーダーマシンに乗って走るシーンは登場しなくなった。

野生の車

テーマ戦隊ということで、実際の車両も、も載りこなすことができなかった事が銀河伝説として残っていた伝説の"野生の"という設定が示す通り、自をもった自動車機械生命体で、隕石に閉じ込められていたと言う、激走戦隊カーレンジャーらしいアレンジがされて登場している。

リッチハイカ教授が、野生の洗脳して激走戦隊カーレンジャーにぶつけようとした事から隕石から開放され、最終的には激走戦隊カーレンジャーの仲間となった。その出自により、激走戦隊カーレンジャーの装備の中では一、クルマジックパワー依存しない為、ダップが眠していても動く事が出来る。その割にクルマジックパワーを失ったクリスマス決戦や最終決戦においてサボっていたことを突っ込んではならない。

なお、元になった車両海外メーカーのものの為、2台とも戦隊シリーズ車両では数少ない左ハンドル仕様になっている。

ペガサスサンダー

4代シボレー・カマロベースにしたスポーツカータイプいボディをした野性ので、レッドレーサーが運転し、ピンクレーサーが同乗する。
600km/hのスピードで走行し、「スカイモード」と呼ばれる大気圏を飛行可モードに変形可してマッハ1.2でを飛ぶので買い物に便利だが、基本的に意気投合したレッドレーサー以外の事はどうでも良いと思っており、言う事を聞かないところがある。
レッドレーサーと意気投合し乗り手として認めたとしてボディにカーレンジャーマークを入れている。
ペガサスレーザーと言うビームを装備し、スカイモードフルバーストする「ペガサスファイナルバーニング」が必殺技

ドラゴンクルーザー

クライスラーラングラーベースにしたいボディのジープタイプな野生ので、ブルーレーサーが運転し、イエローレーサーグリーンレーサーが同乗する。
550km/hの速度で走り、宇宙空間を走る事も出来るが、ペガサスサンダーと異なり大気圏内を飛行するいので、ペガサスサンダースカイモードウインチで掴まって飛ぶ。
自分を助けようとするブルーレーサーに恩義を感じて友情を結びハンドルを任せているが、グリーンレーサー北海道へのの際に運転させる等、頭を下げるぐらいして頼めば言う事を聞く事もあるが、基本的に、ブルーレーサーと故障した自分を修理してくれたイエローレーサー以外の言う事は聞かない。
ギガフォーミュラーやギガブースターを装備することが出来る。

なお、ペガサスサンダードラゴンクルーザーという名前はすべて激走戦隊カーレンジャーが名づけたもので、本当の名前は不明である。

関連人物

天馬総一郎
演:エド山口
激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する「ペガサス」の社長太郎父親
自分の会社の地下に基地を作られても気づいていなかった。
天馬良江
演:岩崎良美
天馬総一郎の妻で、太郎母親一太郎と一緒にいたグラッチに驚いて地球食べ物を買いに行きその一つの羊羹巨大化したグラッチを見て気を失った。
それ以降、ボーゾックのせいで異人に嫌悪感を持ち、太郎が攫われた際はシグナルマンを責めている。
シグ
CV:長沢美樹
シグナルマンの妻で。サザエさんの様な髪型をしている。
職業警察官で、やはり交通ルールに厳しい。
シグタロウ
CV:沢田雄希
CV:池上央将
単身赴任中のシグナルマンが大好きな息子
長(イモチョウ)の

演:南州太郎
ボーゾック巨大化させる羊羹を売っている和菓子屋「長」の人。
グラッチが最初に店に訪れた際は最初は普通に振舞っていたが、内心その外見に驚いていた。きちんとお金500円払って購入していた為か、その後は慣れたようでお得意様として扱っていた。
自宅の床の間に「羊羹」と書いた掛け軸をかける程、羊羹へのこだわりを見せるが、実はケーキ屋になりたかった。言うまでもいが、ボーゾックが彼の羊羹によって巨大化することを知らない。

宇宙暴走族ボーゾック

「激走戦隊カーレンジャー」の敵組織が、人口惑星バリバリアンを根を打ち上げ花火にして滅ぼす事を楽しむ「宇宙暴走族ボーゾック」である。

惑星を滅ぼす集団でありながら、その内部はある意味珍走団」がぴったりな連中で、

といった憎めないところのあるマヌケな集団(褒めてます)だったりする。

スーパー戦隊シリーズの敵の基本である「巨大化」は、激走戦隊カーレンジャーの5人が勤務する「ペガサス」の近所にある和菓子屋「長」の羊羹を食べることで行い、コンビニ羊羹では逆に小さくなってしまうと言うところまでフォローされ、羊羹もきちんとお金500円払って購入している。

あと、腐った羊羹死亡フラグ

企画当初はカレーライスの予定だったが、浦沢義雄により羊羹に変更された。

総長ガイナ

CV:大竹宏

スーツアクター:横山一敏

ボーゾックを束ねる総長を務める分肌で俺様な、所謂CV:大竹宏な「ボスキャラ

回を重ねる毎にバカキャラな点が強調されていき、リッチハイカ教授が登場した際には、熱い友情で結ばれているとした部下のゴロツキ達が、であっさり裏切る等情けない点も現れるようになり、大竹宏の名演もあって憎めないボスキャラとなった。

※巨大ロボ戦で合体前を狙うお約束破りも行っている。

エグゾスに騙されていた事を知ると、激走戦隊カーレンジャーに協し、エグゾスが死んだ後にはボーゾックを解散して、以前に働いた事のある焼肉屋に就職した。

チーキュ(地球)人は、彼らが自分と同じ姿に見えるのか、普通挨拶したり、間から買い物に出ても不思議がられない。資稼ぎは焼肉屋やパチンコ店でバイトしていたりする。(これも周りから不思議がられない)

ダイナモ」から

美女ゾンネット

演:七瀬理香

高寺成紀お父さん層向けに用意したアダルトキャラ

ガイナモが、彼女の為にチーキュ(地球)を花火にしようとする程いれこむ美女で、正体は、お様暮らしが嫌になって家出したファンベルの第一王女で、ラジエッタの実姉。基本的にわがままな性格で、ガイナモらをで使っている。

レッドレーサー一目惚れするが、マスク顔を素顔だと思っていた為、正体である恭介の事は「猿顔の一般市民」と呼ぶ。

一度はレッドレーサーに振られるが、冴えない「猿顔の一般市民」の恭介が自分の為に必死になって戦う姿を見て心が動き、ボーゾック解散後、ファンベルに帰った際に恭介の事を思い出したりしていた。

なお、中の人アニマルビデオではないほうのAVに出演していた事がある。

ボンネット」から

副長ゼルモダ

CV:津久井教生

スーツアクター:福沢博文

ボーゾック以前からガイナモとつるんでいたNo.2をつとめる行動隊長で、ひそかにガイナモを蹴落として総長になる野望をもっていたりもする。

旗色が悪くなると「撤収!」や女子高生のような掛けと共に撤退する。

回が進むにつれて当初の残虐性が薄れ、お茶キャラとなっていき、

めえら、5対1だぞ! 卑怯だとは思わねえのか!?

といったお約束破りな発言をした事もある。

ボーゾック解散後は、グラッチと共にチーキュ(地球)の小学校入学して義務教育からやり直す事にした。

セルモーター」から

発明グラッチ

CV:長嶝高士

スーツアクター:美昭

ボーゾックの知恵袋ともいえる発明で、偶然とはいえ長の羊羹巨大化出来る事を己の身をもって発見した功労者。

※但し、原理を解明したわけではない。

リッチハイカ教授が奪ってきたRVロボを、ボーゾック電池をつないで動かせるようにしたり、ノリシロンを組み立てたりといった発明らしい実績はあるが、発明自体は趣味が最優先の為基本的に役に立たないので、一番の役は、長の羊羹を買いにいくことだったりする。

※素顔のままで買いに行き、特に長の人らにはあやしまれていない。

ボーゾック解散後は、ゼルモダと共にチーキュ(地球)の小学校入学した。

クラッチ」から

リッチハイカ教授
CV:田中信夫

スーツアクター:伊藤慎

お約束の中盤から登場した敵側のテコ入れキャラで、ガイナモが呼び寄せた犯罪コンサルタントプライドが高くスケベだが、参謀として働きながらボーゾックの実権を握る為に暗躍する頭を持ちあわせている。

人間の姿に変身出来、その際はCV田中信夫が演じている。

手違いで宇宙の邪悪エネルギーを一身に受けた後は、顔色が色になってパワーアップし、リッチリチハイカ教授名した後、ゼルモダやゴロツキ達を買収してボーゾックの実権を手に入れて、ガイナモとゾンネットを追放した。

自分の手持ちに、ガイナモの結婚を勝手に使って怪獣巨大メカブレーキング」をつくりあげてRVロボを捕獲したが、VRVロボに敗れ、ボーゾック幹部一の戦死者となった。

ボーゾック怪人

スーツアクター:伊藤慎福沢博文ほか

ボーゾックの構成員であるお決まりのヤラレ役怪人

名前は、「SSパマーン」とアルファベット2文字カタカナの組み合わせとなっており、アルファベットの部分も「SS(スースー)パマーン」と読む等、そのままの読みではない。

ほとんどの場合「ボーゾック一のXX」といった肩書きをもっているが、実用性のある肩書きでない事もある。

様々な惑星から流れてきた宇宙人達だが、皆、長の羊羹巨大化する。

ワンパー

所謂「戦闘員」で、口からを吐きゼルモダがもっているの中からわらわらと現れる。

ピンクの4色が存在しているが、は一人しかいないある種レア物。2話では迫されるように他のワンパーに出動の際踏み潰されたりした。

基本的に「チース」としかしゃべれない。

ゴロツキ

スーツアクター蜂須賀祐一中川素州ほか

バリバリアンにたむろする等の頭をした宇宙人。グラッチの羊羹実験台により宇宙ゴキブリ(通称ゴキちゃん)が加わった。

ボーゾック怪人と同類らしく、JJジェットンの様にボーゾック怪人として激走戦隊カーレンジャーと戦う事になった不幸な者もいる。

また、SSパマーンが結成した「暴走戦隊ゾクレンジャー」のゾクレッド(SSパマーン)以外のメンバーはゴロツキ達がつとめている。
ボーゾック解散後は劇団を立ち上げた。

そしてストーリー終盤には、自らの野望のためにボーゾックを利用する所謂ラスボス暴走皇帝エグゾス」が登場して激走戦隊カーレンジャーたちを苦しめた。

暴走皇帝エグゾス

CV:小林修スーツアクター:福沢博文

スピード違反し放題且つ交通事故起こし放題という「恐怖の大宇宙ハイウェイ」建設の為に邪魔なハザードを、ガイナモに

「ハ」で始まるを滅ぼすと良い事があるでしょう

という年賀状を送って打ち上げ花火にさせたり、地球を破壊するように吹き込んだ宇宙の地上げ屋で、帝国を持っているわけではないが皇帝自称し、激走戦隊カーレンジャーのである座の星座と対を成す悪の星座を持っている。

地球破壊をボーゾックに任せて静観していたが、一向に地球が破壊されない事から、ボーゾックにテコ入れしてエグゾスが発行しているという「宇宙ランド」の付録ノリシロンを与えたりした。

最終的には、自ら激走戦隊カーレンジャーを滅ぼして地球を破壊しようと正体を現し、エグゾス・スーパートロングとなって激走戦隊カーレンジャーを絶対絶命のところまで追い込んだが、あまりにも予想外伏線、そして戦隊史上最大級のひどいオチ弱体化し、倒された。
激走戦隊カーレンジャーのロボを壊滅させた事からあのあまりにもひどいオチがなければ歴代でもかなり強いのでは?などと言われたりもしてる。

暴走戦隊ゾクレンジャー

「激走戦隊カーレンジャー」に登場した東映セルパロディのひとつとして登場したのが「暴走戦隊ゾクレンジャー」である。

それまでにも、「地球戦隊ファイブマン」での「銀河戦隊ギンガマン」や、「忍者戦隊カクレンジャー」の「のくの一組」といった敵集団側の戦隊キャラが登場しているが、ボーゾック怪人SSパマーン」が組織した「暴走戦隊ゾクレンジャー」は、

といったセルパロディあふれた内容となっている。

なお、オープニングテーマ歌詞変&アレンジ曲のオリジナルテーマ曲をバックに登場した「暴走戦隊ゾクレンジャー」が行った事は、

といった小者臭あふれる極めて残虐非な内容だったりするが、「ボーゾック一のヒーロー研究」たるスーさんことSSパマーンことゾクレッドに率いられた暴走戦隊ゾクレンジャーは、激走戦隊カーレンジャーを絶体絶命のところまでおいつめたものの、自称ホワイトレーサーことラジエッタにより邪魔された。

邪魔されたいせにラジエッタを人質にした暴走戦隊ゾクレンジャーは、

卑怯よ!

との激走戦隊カーレンジャーからのツッコミに対して、

暴走戦隊だからいいパマン。大体普段1人のボーゾックに対して5人でかかってくるお前らに言われたくないパマン!

戦隊シリーズの禁忌に触れる発言をしている。(文中、「パマン」はゾクレッドことSSパマーンの語尾)

ラジエッタの変身魔法で形勢を逆転されると、ゾクレッド巨大化(もちろん長の羊羹で)して巨大戦となり、

銀河電撃科学稲妻電撃プラズマサイバーオーロラ・・・

と歴代の巨大ロボの必殺技名をつなげた恐ろしく長い技名をしゃべっている間に、

技の名前が長いんだよ!

とRVロボられてゾクレッドことSSパマーンは敗れた。

しかしその裏では、暴走戦隊ゾクレンジャーが登場した25話を、スーパー戦隊シリーズ最低視聴率記録更新させると言う嫌がらせには成功している。

カラオケオープニングテーマしかなかった頃は、暴走戦隊ゾクレンジャー歌詞暗記して歌う猛者が出た程、1話で消えるにはもったいない存在だった。

バリンガーZ

激走戦隊カーレンジャーの最終決戦直前には、テレビランドテレビマガジン、てれびくんなどの児童誌にて当初「バリンガーZ」という巨大ロボが登場する予定だった事が明かされている。

※なお、テレビランドは「激走戦隊カーレンジャー」放映終了直前に休刊している。

名前の通り、外見はマジンガーZで、ボス役の大竹宏を担当しているガイナモが搭乗する予定だった。しかし、児童誌に情報開した後、実際に搭乗したのは「ノリシロン12」を改造した「ノリシロン最終」で、

など諸説あるが、結局「バリンガーZ」は登場せずに終わった。よく見るとパーツが写りこんでいたりするが。流石に版権関係は「こまけえことはいいんだよ!」ではすまなかったようだ。

キャスト

メインキャスト スーツアクター
陣内恭介 演:岸祐二 レッドレーサー 演:横山一敏、福沢博文
土門直樹 演:増島愛浩 ブルーレーサー 演:竹内康博石垣広文
上杉 演:福田佳弘 グリーンレーサー 演:大藤直樹
原菜摘 演:本橋由香 イエローレーサー 演:大林
八神洋子 演:来栖あつこ ピンクレーサー 演:中川素州
ダップ CV:まるたまり 演:田邊智恵
VRVマスター CV:小林清志 演:森山文、武智健二
シグナルマン CV:大塚芳忠 演:O-BITOH(岡本美登)、武智健二
敵勢 その他関連人物
総長ガイナ CV:大竹宏 天馬太郎 演:寺岡龍治
ゾンネット 演:七瀬理香 天馬総一郎 演:エド山口
副長ゼルモダ CV:津久井教生 天馬良江 演:岩崎良美
発明グラッチ CV:長嶝高士 ラジエッタ 演:恵、須藤実咲
リッチハイカ教授 CV:田中信夫 シグ CV:長沢美樹
宇宙ゴキブリゴキちゃん CV:桜井敏治 シグタロウ CV:沢田雄希、池上央将
暴走皇帝エグゾス CV:小林修 長の 演:南州太郎

スタッフ

原作 八手三郎
プロデューサー 岩本太郎太田(テレビ朝日)
髙寺成紀(東映)、矢田一(東映エージエンシー)
脚本 浦沢義雄曽田博久荒川稔久
監督 小林義明、坂本太郎渡辺勝也、田太、松井昇、竹本
アクション監督 山岡二、新堀和男、J・ムラカミ(村上潤)
いのくままさお
キャラクターデザイン 野崎明、阿部統、下美治
イラスト 野口竜スタジオメルファン、ARZスタジオ
音楽 佐橋俊彦
特撮監督 田洋
制作 テレビ朝日東映東映エージエンシー

主題歌

オープニング 作詞 森雪之丞
「激走戦隊カーレンジャー」 高山成孝 作曲 小路
編曲 小路
エンディング 作詞 森雪之丞
天国サンバ 高山成孝 作曲 小路
編曲 小路

オープニングテーマは、

の3パターンを使用しており、この作品の数少ない正統派ヒーローらしさがある歌詞をしている。

エンディングテーマ天国サンバ」は、「忍者戦隊カクレンジャー」のED以来の敵側についての歌だが、映像役な扱いをしていた「カクレンジャー」と異なり、歌詞そのものが敵側視点となっている。
また最終回のEDでは、オープニングテーマの「激走戦隊カーレンジャー」が使用された。

※挿入歌も多く製作され、

や、25話限定のオープニングテーマセルパロディソング暴走戦隊ゾクレンジャー」等がある。ただし宇宙暴走族ボーゾック全体のテーマ曲やレッドレーサー以外の戦隊メンバーによるソロ曲(キャラソン)は作られていない。(も、クリスマスアルバムにおいて激走戦隊カーレンジャーのメンバー各人のソロ歌唱を聴くことはできる)

放映リスト

※第20話「試乗最高の名!!」でスーパー戦隊シリーズ通算1000を達成している。

No. 放映日 サブタイトル 怪人 監督
脚本
1 1996.3.1 戦う交通安全 暴走消防車 小林義明
浦沢義雄
2 1996.3.8 踊る騒音公害 BBドン
(ビービードンパ、CV:田中和実)
小林義明
浦沢義雄
3 1996.3.15 正義初心者 ・RRリー
(リーリーリー、CV:細井治)
坂本太郎
浦沢義雄
4 1996.3.22 巨大化信号 ・MMモグ
(モーモモグー、CV:河本浩之)
坂本太郎
浦沢義雄
5 1996.3.29 この先合体 ・MMモグ
(モーモモグー、CV:河本浩之)
渡辺勝也
浦沢義雄
6 1996.4.5 私達…一方通行 QQキュータン
(キューキューキュータン、CV:加藤精三)
渡辺勝也
浦沢義雄
7 1996.4.12 は進入禁止?! NNレン
(ネーネーネレンコ、CV:梅津秀行)
田崎
浦沢義雄
8 1996.4.19 変身腕輪携帯 ・YYビンゴ
(ヤーヤービンゴCV:千田義正)
・YYゴン
(ヤーヤーゴンザ、CV:塩屋浩三)
田崎
浦沢義雄
9 1996.4.26 へのUターン KKエス / 宇宙スピードマックス
(クークーエスCV:二又一成)
BBドドンパ
(ビービードドンパCV:なし)
坂本太郎
浦沢義雄
10 1996.5.3 大逆転!! 自転車教習 ・LLオネネ
(レーレーオネネ、CV:柳沢千代)
坂本太郎
曽田博久
11 1996.5.10 怒りの重量オーバー PPラッパー
(パーパーラッパーCV:江原正士)
渡辺勝也
荒川稔久
12 1996.5.17 宇宙から来た信号野郎 ・UUウーリン
(ウーウーウーリンCV:渡部猛)
渡辺勝也
浦沢義雄
13 1996.5.24 出動!! 自慢の緊急車両 再生UUウーリン
(再生ウーウーウーリンCV:渡部猛)
渡辺勝也
浦沢義雄
14 1996.5.31 地獄フルアクセル エレキンタ
(CV:郷里大輔)
田崎
曽田博久
15 1996.6.7 悪まで仮免恋愛 GGゴキちゃん
(ゴーゴーゴキちゃんCV:桜井敏治)
田崎
荒川稔久
16 1996.6.14 ワル知恵合流注意 JJジェット
(ジェージェージェットン、CV:高戸靖広)
坂本太郎
浦沢義雄
17 1996.6.21 押し着せ正面衝突! ZZゼリ
(ゼーゼーゼリ、CV:西村智博)
坂本太郎
浦沢義雄
18 1996.6.28 うそつきハート備中 ・OOオーパ
(オーオーオーパ、CV:上田敏也)
渡辺勝也
曽田博久
19 1996.7.5 のあて逃げ! ・HHデーオ
(ヒューヒューデーオ、CV:関智一)
渡辺勝也
荒川稔久
20 1996.7.12 試乗最高の名!! WWワリッチョ
(ワリワリワリッチョ、CV:八代駿)
田崎
浦沢義雄
21 1996.7.19 カーナビえたカーナビ AAアバン
(アーアーアバンバ、CV:青木和代)
田崎
浦沢義雄
22 1996.7.26 悲劇の交通ルール体質 CCチャッコー
(チャーチャーチャッコー、CV:志賀也)
坂本太郎
浦沢義雄
23 1996.8.2 王女様にオーバーヒート! ・VVゴリーン
(ヴゥーヴゥーゴリーン、CV:江川央生)
坂本太郎
荒川稔久
24 1996.8.9 急発進?! ニューリーダー TTテルリン
(テーテーテルリンCV:肝付兼太)
渡辺勝也
浦沢義雄
25 1996.8.16 ナゾナゾ割り込み! 暴走戦隊ゾクレンジャー
・ゾクレッド / SSパマーン
(スースーパマーン、CV:一夫)
・ゾクブルー(CV:細井治)
・ゾクグリーン(CV:宮田浩徳)
・ゾクイエロー(CV:千田義正)
・ゾクピンク(CV:野勝美)
渡辺勝也
荒川稔久
26 1996.8.23 ノンストップ宅配武器 ・DDドン
(ドードードンモ、CV:龍田直樹)
田崎
荒川稔久
27 1996.8.30 単身赴任の分岐点… XXミレーノ
(クスクスミレーノ、CV:納谷六朗)
田崎
浦沢義雄
28 1996.9.6 さらば信号野郎!! ・HHワッショイショイ
(ホイホイワッショイショイ、CV:峰恵研)
坂本太郎
浦沢義雄
29 1996.9.13 予期せぬ大怪獣事故!! ブレーキング 坂本太郎
浦沢義雄
30 1996.9.20 衝撃デビュー! はたらく!! ブレーキング 渡辺勝也
浦沢義雄
31 1996.9.27 フルモデルチェンジだ! VRVロボ 改造ブレーキング 渡辺勝也
浦沢義雄
32 1996.10.4 RVロボ逆走! ZZギューリー
(ヅケヅケギューリー、CV:山下啓介)
渡辺勝也
浦沢義雄
33 1996.10.11 おめざめ! 走ダップ ・UUウッス
(ウスウスウッス、CV:亀山助清)
松井
荒川稔久
34 1996.10.18 の世話焼き割り込み FFムンチョリ
(フィルフィルムンチョリ、CV:大森章督)
松井
荒川稔久
35 1996.10.25 裏切りの信号野郎 GGボーン
(ゴンゴンボーン、CV:篠田)
坂本太郎
浦沢義雄
36 1996.11.1 怪しい排ガス一掃作戦 BBコイ
(ブンブンコイヤ、CV:神山卓三)
坂本太郎
浦沢義雄
37 1996.11.8 恐怖の大宇宙ハイウェイ計画 ノリシロン-12(トゥエルブ) 田崎
浦沢義雄
38 1996.11.15 バックオーラ!? イモヨーカン人生 PPチープリ
(プリプリチープリ、CV:飯塚昭三)
ノリシロン-12(トゥエルブ)
田崎
曽田博久
39 1996.11.22 道路好き好き!! 宇宙ペット CCパッチョーネ
(チャムチャムパッチョーネ、CV:柴田秀勝)
宇宙生物ビーガ-(CV:木聡子)
渡辺勝也
曽田博久
40 1996.11.29 浪速ともあれスクランブル交差ロボ!? ・OOバット
(オロオロバットン、CV:矢尾一樹)
渡辺勝也
荒川稔久
41 1996.12.13 暴走皇帝戦慄の燃料チェック IIゴキちゃん
(イケイケゴキちゃんCV:桜井敏治)
スカイギギューン
マリンブーン
田崎
荒川稔久
42 1996.12.13 エンスト! 巨大ロボ絶体絶命!! マリンブーン 田崎
荒川稔久
43 1996.12.20 メリークルマジッククリマス!! スカイギギューン
マリンブーン
ランドズズーン
田崎
荒川稔久
44 1997.1.10 不屈のチキチキ走チェイス! ・MMシューリスキー
(メチャメチャシューリスキーCV:沢りつお)
・エグゾスター
竹本
曽田博久
45 1997.1.17 ホントのの出発点 ・EEムスビノフ
(エンエンムスビノフ、CV:真殿光昭)
竹本
荒川稔久
46 1997.1.24 突然失効!? 変身パワー ・バリンガーZ
ノリシロン-最終(ファイナル)
渡辺勝也
浦沢義雄
47 1997.1.31 当って砕けろ!? 決死の宇宙ドライブ (ゲストキャラクターなし) 渡辺勝也
浦沢義雄
48 1997.2.7 いつまでも交通安全!! ・エグゾススーパートロン 渡辺勝也
浦沢義雄
793 2011.5.22 いまも交通安全 ザンギャック行動隊長ジェラシット
(CV:櫻井孝宏)
坂本太郎
浦沢義雄

Vシネマ

現在ではおなじみとなっている前年のシリーズとのクロスオーバー第一弾「オーレVSカクレンジャー」が好評だった為、「激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー」も製作されることとなり1997年リリースされた。

1999年以降が舞台オーレンジャー1996年舞台のカーレンジャーでは時間軸が合わないとか「こまけえことはいいんだよ」とばかりに、激走戦隊カーレンジャーの面々は、オーレンジャーの敵「機械帝国バラノイア」の侵略を知らないという状態で、さらわれたオーレッドに代わりに、オーレンジャー三浦参謀長が攫われる原因を作った激走戦隊カーレンジャーの面々を鍛えようとするといった超展開ストーリーとあわせて、まさしく"お祭り仕様"な内容となっている。

なお、1998年には、次回作の「電磁戦隊メガレンジャー」とのクロスオーバーメガレンジャーVSカーレンジャー」が発売されている。
こちらではメガレンジャーの作にあわせ多少ギャグを含みつつも高校生メガレンジャーに対して、大人社会人の頼れる先輩戦士となっている。

公式配信

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コンピュータゲーム

演奏

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関連項目

スーパー戦隊シリーズ
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激走戦隊カーレンジャー

779 ななしのよっしん
2023/07/15(土) 20:33:32 ID: aqWvmALLhd
チーキュの暴走族も色んな意味で変わってるからなぁ
ボーゾックの事を変な連中とは言い難い
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780 ななしのよっしん
2023/11/11(土) 19:32:41 ID: GCsTykqCCD
アレ達成してグリーンレーサー嬉しそう
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781 ななしのよっしん
2024/02/15(木) 23:31:43 ID: 2CrLAGem9D
作中で敵とロボカーチェイスみたいなことしてて
途中でよそ見をするなと注意する場面は覚えてたが
今見ると結構ブラックジョークよりな作だったのかな
薄給の部分とか特に
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782 ななしのよっしん
2024/02/17(土) 23:00:09 ID: MNz3UZIkJh
給料の部分当時はギャグなんだけど、30年近く経つと笑えないよな
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783 ななしのよっしん
2024/03/02(土) 09:59:09 ID: 9qhXhFK5hX
「仲直りしたいお前達の気持ち(文字通り)痛いほど分かったぜ」
女性2人から理不尽に殴られるリーダー不憫なことよ
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784 ななしのよっしん
2024/03/08(金) 00:40:18 ID: Nt3QgRm5y4
実はフィクションの理想像を「そんな上手く行くわけねーだろ」ってギャグに仕立て上げた結果、皮にも現実的な物語になってしまったのがカーレンジャーなんだよな。
償で悪と戦う勇敢な人は少なく、武器の扱いやロボ合体開発メンテナンスがかかる、説明書読んで練習する必要がある・・・現実だと正義ヒーローはそうなりますよねといった。

軽い気持ちで冗談じゃ済まない悪事を行ってる悪役も、なんとなく集団でいじめしてたら相手が自殺して大問題に発展する事件みたいでその辺に転がってる悪意擬人化と思えば違和感を感じない。

役も敵も身近すぎて逆に笑えないんだよね。こういう居るよね、こういう事あるよねって感じて。
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785 ななしのよっしん
2024/03/10(日) 18:50:34 ID: yNONvW33ea
ボーゾックは元々ダップの花火にした連中だし、ギャグに惑わされがちなのもあって他の特撮悪の組織よりたちが悪かったりする
・ゾンネットに命されて仲間怪人が死んだことを「そんなこと俺達が考えてもしょうがない」と軽く片付ける
事故で死にかけたマックス洗脳して皿洗いさせる
ガイナモのしょうもない恨みで怪人シグナルマンを襲わせる
・なにより地球花火にしたいというアホみたいな理由で事件を起こしまくっている

初期の沢回のボーゾックはシャレにならないほど邪悪で、上の人摘している「軽い冗談からの大惨事」「悪意擬人化」というのを狙っていたような節がある

一応2クールに入ってゾンネット恋愛させたり、ガイナモとゼルモダの友情を描いたのをきっかけにドンドンされキャラ路線になるわけだが
(これらのきっかけになる話は荒川、曽田のサブライターによるもの)
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786 ななしのよっしん
2024/03/10(日) 19:44:32 ID: j4KAnZuiTk
長の羊羹をわざわざ買いに行くのもただのギャグじゃなくて強盗包丁を店で買うようなもの、という話を聞いて理屈は通ってるなと感心してしまった
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787 ななしのよっしん
2024/03/11(月) 18:42:09 ID: yNONvW33ea
略奪行為なんかやって長が閉店になったら本末転倒だからね
羊羹を作り続けてもらうためにも、長を丁重に扱う必要がある
ロンダーズも20世紀で暮らすためにちゃんとお金を払って買い物をしているしな
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788 ななしのよっしん
2024/03/14(木) 05:35:38 ID: Nt3QgRm5y4
羮作らせるために店長誘拐でもしたら、そこから巨大化との因果関係がカーレンジャーにバレてしまうからな。一々購入に訪れるのは回りくどく見えて理にかなった行動してると言える。
羊羹巨大化するという設定も、=自では巨大化できないということになるので「何で敵は最初から大きくなって戦隊踏み潰さないの?」って初歩的な疑問への回答になってる。
ほんと、かえって現実的だな。
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