瀬戸(列車)単語

セト

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瀬戸とは、東京と四国を連絡する列車である。サンライズ瀬戸に関しては「サンライズ瀬戸・出雲」も参照の事。

概要

1950年 10月に急行として東海道本線東京駅～宇野線宇野駅間にて運転を始めた列車を始祖とする優等列車。同列車に対して列車名が付いたのは翌1951年の事であるが、この時はひらがなで「せと」と表記していた。なお、列車名付加に先立って「出雲」との併結運転を東海道本線内にて開始している。
1956年に「出雲」との併結運転を解消した上で列車名表記を漢字に改めると、1972年には急行から特急へ格上げされた。
そして民営化後の1988年に瀬戸大橋が開通した事で高松駅まで運行される事となり、宇野駅での宇高連絡船接続は終了している。
1950年の運行開始から長らく客車が使用されていたが、1998年には客車の老朽化や列車の利便性向上・速達化などから285系化され「サンライズ瀬戸」となり1956年以来となる「出雲」系統との併結運転が開始された。

急行時には最大2往復を誇ったが、特急化されてからは現在まで1往復体制を維持している。また、同列車は1998年に285系化されたが、「出雲」1往復を285系化した際に伯備線経由となったのは電化路線という以外にもこの「瀬戸」との併結運転を行う為でもあったりと、「出雲」系統とは何かと縁のある列車でもある。