灰白質(grey matter)とは、中枢神経系組織の中で、ニューロン(神経細胞)の細胞体が集まって存在している部分のこと。
概要
中枢神経組織の断面を肉眼的に観察したとき、白色をしている部位(白質)に比べるとそれよりも色が濃く灰色がかって見えることからこの名前が付いている。
灰白質は大脳皮質および小脳皮質として白質を取巻くように外縁部を構成している。一方脳幹などでは白質内にも塊状に存在しており、体内の諸領域から送られてくる情報の中継地点となっている。
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