無界(ムカイ)とは、SNKの格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS(KOF)』シリーズの登場キャラクターである。『KOF2003』の最終ボスの一人。
ガイヨウ
人類と敵対する「地球意思」に仕える種族の一員であり、古の時代に「悪魔」と呼ばれた存在の一柱。大昔に人類との戦いにより滅ぼされたが、過去の時代から時空を超えて現代に出現した。現代の研究者には「遥けし彼の地より生ずる者達」と称されている。
外見は人間に近いが身長は歴代KOFキャラクターで最大となる231cmもあり、石のような黒い肌と石化能力を持つ。東洋の「地球意思」に仕えるオロチ一族が異能を持つ人間に近いのに対し、こちらはわかりやすく化け物である。しかし人格(?)は真っ当であり、人類に敵意を抱いているが侮ることはせず、自身を鍛えることに余念がない武人肌。同族で同じく幹部格と見られる禍忌とは人間に対する姿勢で気が合わない。台詞の漢字の部分がカタカナになる片言のような表記をされるが、ボイスは流暢に話している。
日本人の姓のような呼びやすい名前と真っすぐな強敵としての在り方からプレイヤーからの好感度は高く、「ムカイさん」とさん付けで呼ばれ親しまれた。スタッフもKOF史上さん付けで呼ばれる数少ないボスキャラと評している。『2003』の結末で死亡することなく撤退したため、再戦で決着をつけることを期待する声もあった。
『XIII』ではストーリーデモで再登場。彼らの首領である斎祀に恭しく仕えているが、斎祀には(主に禍忌のせいで)計画が進まないことを責められ、「死ね(訳:KOFを利用してオロチの復活を進められないならオロチに魂を捧げて復活の足しになれ)」と激励(ムカイ談)を受けるなど同情せざるを得ない立場になってしまった。
決勝戦の後には優勝チームの前に同族と共に姿を見せるが、彼らと戦おうとした斎祀に気を利かせて自分が戦おうとしたところ、「時間が無いのに即座に命令に従わなかった」として粛清され、プレイヤーが期待した再戦は叶うことなく呆気なく死亡した。
セイノウ
石を出現させる飛び道具は殆どの飛び道具を一方的にかき消す。多くの強攻撃にガードポイント(防御判定)がついており、こちらの攻撃を受け流して攻撃を当ててくる。
コマンド投げの「死戒」とリーダー超必殺技で画面全体攻撃の「死界」はヒットさせると相手を石化させて追撃ができ、再び「死戒」に繋ぐことが出来るため、PS2版でプレイヤーが操作すると簡単に即死コンボが組める。
弱点は大振りで隙が大きい技が多く、反撃に使える技が「死戒」くらいしか無いため、図体のデカさが災いして攻められやすいこと。高い攻撃性能もCPUはそこまで活かしてくるわけでもなく、KOFのボスキャラとしては弱い部類に入る。
ドウガ
セイガ
コウシキ
カンレン
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