片目3Dとは、何故か両目ではなく片目で見た方が奥行きがあるように見える動画につけられるタグである。
概要
人が立体を認識するのは、「両眼視差」によるとされている。
これは片目の時でも脳が立体的に見ようとしておきる錯覚によって起きる。
両目で見るより片目で見るほうが立体的に見える要因に、両目の場合は平面だと認識してしまうことが考えられる。
片目3Dとして見える要因
- 運動視差
手前の物は大きく移動し、奥にあるものを小さく移動することによって見られる錯覚。プルプル左右に動く立体画像などで用いられることが多い。 - 空気透視
遠くのものほど彩度、明度、コントラストを低下させることによって奥行きを感じる。 - 遠近法
同じ大きさの物でも、視点から遠いほど小さくしたり、ある角度からの視線では物の見え方をひずませることによって遠近感をもたせる。 - 色による錯覚
暖色系の色は前にあるように見え、寒色系の色は奥にあるように見える。 - きめの勾配
きめの密度が徐々に変化していったとき、細かいきめの部分ほど遠くに感じる。
など単眼でも奥行きを知覚する様々な要因が考えられる。
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