狩猟笛とは、ゲーム「モンスターハンター」シリーズに登場する架空の武器である。初出はMH2。
※ここではMHPシリーズを基準としています。MHFとは多少異なるところがございますが、ご了承ください。
またこの記事はMHP2Gをベースとしており、MHP3での変更点は記事内「MHP3の狩猟笛」の項目を参照。
概要
別名:ハンティングホルン。使い手の間では『かりかりぴー』とも呼ばれる(狩猟→かりかり、笛→ぴー)
なお、狩猟笛の使い手達のことを『カリピスト』と呼ぶこともある。
他の武器にはない特徴として「演奏」がある。これは狩猟笛を吹くことで様々な効果を自分や仲間、オトモアイルーなどに付与する。分かりやすくいえば、鬼人笛や硬化笛の強化版のようなものである。
分類はハンマーと同じく打撃武器であるため、尻尾の切断は他のプレイヤーを頼るか、ブーメランを投げるしかない。
しかし相手をめまい状態にしたり、上記の「演奏」があるため、他の武器と比べても見劣りなどはしない。
慣れるまでに時間がかかり、攻撃力もやはり他の武器と比べると少々劣るため、太刀や双剣などに比べると使い手は少ないのが現状。だがそれゆえに熱狂的な愛好家が数多く存在するあたり、ガンランスと似たような境遇ではある。
勘違いされては困るが、集団で狩りを行っている時に後ろで演奏しかせず、攻撃する気が無いハンターのことはカリピストとは呼ばない。彼らは「吹き専」「寄生笛」などと呼ばれ、カリピストや他のハンターなどからは嫌われる傾向にある。
※なお、戦略上吹くことを重視する場合があるので、すべてそうとは言えない。
ともあれ、通常戦闘に加えて笛毎に演奏可能な旋律の記憶やサポーターとしての立ち回り、パーティへの旋律供給など他の武器には無い技量を要求される場面がある。そのため「補助武器なら・・・」という理由でMH初心者に持たせたりするのはオススメしない。むしろMHというゲームをある程度やりこんだ人間にこそ、オススメできる武器である。
狩猟笛の固有システム「演奏」
狩猟笛は演奏を行うことでハンターのステータスを一時的に強化出来る。その効果は他のハンターやオトモにまで及ぶ。なお一部効果(自分強化や千里眼)は自分にしか効果は無い。
狩猟笛を装備してフィールドに出ると、切れ味ゲージが表記される場所の隣に譜面が表示される。この譜面に表示される各種音符を組み合わせることで旋律を生み出し、各種演奏効果を発動させることが出来る。譜面には音符が4つまで表示され、演奏を中断するとリセット、演奏し続けることで譜面に音符を維持させることが出来る。
各種笛には攻撃力や属性とは別に、固有の音符が三つある。演奏効果を発動させるにはこの三つの音符を駆使し、旋律を奏でる必要があるため笛によっては発動不可能な演奏効果も存在する。なお全笛共通の音符として白と紫があり、基本的に白は下位相当、紫は上位及びG級相当の武器に備わっている(例外もある)
音符の種類は 白 紫 赤 青 緑 黄 空色 の7種類で白と紫は武器に固定されているため、残り二つの音符は余った5種類の内から選ばれる。もちろん武器に備わっている音符は変更することは出来ない。
全狩猟笛に共通する旋律として白白及び紫紫があり、これは自分の移動速度を強化する。これを発動させていないと、抜刀状態での移動速度は歩くよりも遅い。しかし発動後は、全武器の中で最高クラスの機動力を誇る。
狩猟笛での戦闘中はモンスターに大きなスキが無ければ演奏効果をかけなおすことが出来ないため、最速で吹けるこの旋律を駆使して戦うことになる。
また演奏効果は「笛吹き名人」のスキルを付けることで、演奏効果の継続時間をUPさせる効果がある(大体4/3程度)
大まかな旋律の種類
- 自分強化→武器抜刀状態の移動速度が上昇。ランスの突進にギリギリ追いつかれるくらいの速度に。
- 攻撃がはじかれにくくなる→そのままの意味。自分強化発動中にもう一度自分強化をかけることで発動。
- 攻守強化【小】→文字通り攻撃力or防御力が上昇。【小】は必要音符が少なく、効果時間は長いが上昇値は低い。
- 攻守強化【大】→同じく攻守を強化する。【小】に比べ必要な音符が増え、効果時間も短いが上昇値は高い。
- 強走効果【小】【大】→一定時間スタミナ無限。【小】は音符が短く、効果も短い。【大】はその逆。
- 回復速度UP→ダメージを受けた時の自動回復の速度が上がる。【小】【大】とあるがさほど違いはない。魚と重複可。
- 体力強化【大】【中】【小】→それぞれ体力が+50、+30、+20と増える。なおハンターの体力の標準値は100。
- 体力回復【大】【中】【小】→それぞれ体力を+40、+30、+20と回復。一定確率で一段階下の効果になる。
- 聴覚保護【小】【大】→それぞれ耳栓、高級耳栓の効果。【小】の後にもう一度【小】を吹くと【大】になる。
- 風圧耐性→『風圧軽減』『風圧無効』『風圧を完全に無効(龍風圧無効)』がある。重ねがけで一段階上の効果に。
- 千里眼→一定時間自動マーキングの効果。コレさえあればペイントいらず。
- 寒さ無効+対雪&暑さ無効→ホット&クーラードリンクの効果。対雪は雪だるまにならなくなる。
- 麻痺無効→麻痺にならなくなるが、実際は使いどころがほとんどない。
- 気絶無効→気絶にならなくなる。ゲリョスの閃光なども当たり判定はあるものの、気絶しなくなる。
- 耐震→地震を防ぐ。効果はフィールド全体なので、シェンガオレン戦は一人笛使いがいればスキル要らず。
- 属性攻撃強化→属性攻撃(火や水など)を強化。上昇値は+15%
- 各属性耐性【小】【大】→火、水、雷、氷、龍耐性を強化。【小】は+10、【大】は+15。重ねかけでさらに+5。
- 高周波→音爆弾の効果。しかし吹くのに最短で約5秒かかるので、使うなら前もって準備しておく必要がある。
- 精霊王の加護→50%の確率でダメージを30%減らす。スキル「加護」が発動している場合、こちらが優先される。
狩猟笛の見た目
狩猟笛というくらいなのだから笛の形をしていると思われるかもしれないが、純粋に笛の形状をしているモノは半分以下である。だが狩猟笛というだけあって、どんな形をしていても全て管楽器である。
- 管楽器タイプ - 見た目は笛そのもの。上記のとおり狩猟笛はすべて息を吹き込んで音を鳴らしているが、モデルになった楽器が管楽器というのは意外と少ない。例:リコーダー系やオカリナ系など
- 弦楽器タイプ - ギターやリュート、ハープなどの弦があるモノ。しかし実際に弦を弾いてるわけではなく、吹き込んだ息が弦を震わせて音が出ている。良く見るとちゃんと吹き込み口が存在する。例:ロック系、ラヴァ系など
- 打楽器タイプ - ドラムっぽいモノ。カスタネットやホイッスルも打楽器の一種。もうホイッスル以外は息吹き込んで鳴るような代物ではない気がするが、突っ込んではいけない。例:ウォーボンゴ系、フェザー系など
大きくわけてこの三つだが、この枠組みに含まれないモノも存在する。しかしどんな形状をしていても笛である。モンスターハンターの世界の技術力侮りがたし。
MHP3の狩猟笛
今までは演奏動作一つ一つに音符が割り当てられ、その音符を積み重ねることで演奏するというシステムであった。
しかしMHP3では攻撃動作そのものに音符が割り当てられていて、その音符を揃えることで旋律が完成し、そこで演奏することで初めて演奏効果が発動するという仕組みになっている。
また今作では上記通りの大幅改変に加え、以下の点が新要素として加えられた。
- 攻撃モーションが大幅に変更となり、前方攻撃と後方攻撃が追加
- 新音符として橙色の追加
- 演奏効果に【各属性耐性強化+各属性やられ無効】【状態異常攻撃強化】【全状態異常無効】【全属性耐性強化】
【属性やられ無効】【のけぞり無効】【会心率UP&体力回復小】【全旋律効果延長】などが追加 - 演奏効果を発動するために必要な音符の組み合わせが前作に比べて大幅に変更
- 2つの演奏効果を同時に発動する旋律が追加
- 演奏をするか力尽きない限り、譜面から音符が消えなくなった
- 柄攻撃に斬属性が追加(ただし雀の涙程度なので期待はしないこと)
- 演奏の重ねがけが可能になり、その際攻撃モーションが変化。それに伴い、演奏の重ねがけ時の攻撃が多段ヒットになった(ただし追加演奏直前に入力しているアナログパッドの方向なども攻撃モーションに関係している)
- 演奏を開始すると演奏効果が出るor不発になるまで回避及び中断が出来なくなった
- 演奏の仕様が変更されたことにより、回復系旋律や高周波を前もってセットしておくことが可能になった
狩猟笛を始める人へ
「そろそろ普通の武器も飽きてきたし、別の武器でも使おうかなぁ」とか「狩猟笛って武器っぽくないから使うの敬遠してたんだよなぁ」など、この武器を手に取ろうというハンター達にこの武器を使う上で知っておくといいことを適当に。
※基準はMHP2Gなので、MHP3の情報は<new!>にて記載。
Q.オススメの防具やスキルは?
A.鼓笛珠を5個入れて笛吹き名人(旋律の効果時間が延び、一部効果が強化される)を発動させたら後はお好み。
new!→笛吹き名人はもちろんのこと、今作ではモンスターにスタミナという概念が追加されたため、スタミナ奪取のスキルもオススメ。また狩猟笛の演奏はヘイト(モンスターからの狙われやすさ)の上昇が著しいため、隠密のスキルも使えないこともないが、正直な話スキルが意味をなさないくらいに狙われるため、過信は出来ない。
Q.旋律とか覚えてないし、どれを作ったらいいか分からないんだけど
A.旋律や音符表は家の雑誌に書いてあるので、それを参考に作ってみる。一番最初に作るなら骨笛→ボーンホルン→ボーンホルン改の派生が旋律も単純かつ容易に作成可能。操作に慣れてきたら、切れ味が安定しているソニックビードロー系がオススメ。
new!→最初はユクモノ笛系統が作りやすく、旋律も安定しているためオススメである。ある程度進めると作成可能になるヒドゥントーンも切れ味と会心がとても優秀であるため、こちらもオススメ。あとドズルヴォンヴァ!
ちなみに今作から装備画面で装備している狩猟笛のページを見ると旋律表が見れるようになった。
Q.戦闘中に笛を吹いている暇が・・・
A.3つ以上の音符ゲージが必要な旋律は大型モンスターとの戦闘中に吹くことはなかなか難しい。パーティ戦であれば仲間に引きつけてもらっている間に吹く。一人のときは素直にエリアチェンジするか、敵が移動したスキに吹こう。どんなに吹く暇がなくとも、移動速度強化だけは効果が切れないようにしておきたい。
new!→攻撃中に音符が揃ったらその場の状況を見て殴り続けるか攻撃を続行するかを考えるといい。今作では攻撃していれば自ずと旋律は完成しているので、演奏したくなったら敵の攻撃が来ないことを見計らってその場で吹く、または少し離れて吹くか、などを決めるのがいいだろう。なお演奏開始時の攻撃も意外と馬鹿に出来ないダメージである。
Q.なんかハンマーよりめまいにさせにくくない?
A.めまい蓄積値はハンマーより低く、前作の2ndよりさらに蓄積値が下がったため。そのかわり演奏攻撃(演奏を切り替える時に相手に当てる攻撃)のめまい蓄積値が上昇。
new!→今作も通常の攻撃よりも演奏攻撃のほうがめまい蓄積値は高い。しかし追加演奏はぶん回しなどの通常攻撃よりも速度の点で劣っているため、めまい状態にする上でどちらの方が優れているのか、などは気にしない方が無難。
Q.演奏攻撃とか当てるの難しい・・・
A.最初は無理せず、威嚇・閃光玉などの大きめのスキに演奏開始攻撃→演奏2(△)のコンボ狙いで行くといい。演奏開始攻撃はダッシュ中に〇+△を押すことで武器を取り出すと同時に演奏を始める動作のこと(当たり判定有り) しかし無理に狙って攻撃を受けるより、普通に攻撃するというのも正しい戦法。結局は好みの問題。
new!→演奏攻撃の点では今作は大幅に強化されたといえる。譜面に旋律が揃っているならば相手の頭を狙って演奏攻撃を開始→もう一度演奏攻撃で連続して頭にダメージを与えることが出来る。演奏攻撃のめまい蓄積値は割と高めなので、その場で数回殴るモーションがある追加演奏などは、めまいを狙う場合、特に優秀である。
Q.狩猟笛を使うなら鬼人笛とかいらない子?
A.そんなことはない。狩猟笛を装備していると鬼人笛や回復笛が壊れにくくなるし、この武器を使う上で必須スキルである笛吹き名人を併用するとさらに壊れる確率が減る。装備や相手にもよるが、狩場に持っていって損は無い。同じ理由で角笛もパーティ戦では重宝するだろう。
Q.仲間がいるときの立ち回りはどうすればいいの?
A.相手のモンスターにもよるが、旋律を一通り吹き終えた後は特定の部位(頭や足など)を狙いに行くことが基本となる。細かい動きは仲間の武器によって違うため、一概にどうとは言えない。ただし演奏攻撃や叩きつけだけは仲間が吹っ飛ぶ可能性があるので周囲の状況を見て使用、もしくは使用を自粛するほうがいいだろう。また、同じく攻撃に関しては立ち回りが似ているハンマーとの連携は重要であるため、状況に応じて左右から攻撃又は違う部位にまわるなどした方が得策。
new!→基本的には上記の立ち回りと変わらないが、今回は演奏攻撃の吹き飛ばしが消滅した代わりに、後方追加演奏に吹き飛ばし効果が付与されているため、注意が必要。また追加演奏は必ず左右または後ろに向かって武器を振りまわして移動するため、スーパーアーマーが無い武器が近くにいると巻き込んでしまう可能性もあるため、こちらにも注意。
Q.狩猟笛って火力低すぎるんだけど
A.「楽して狩るのではなく、楽しく狩るのが狩猟笛」
パーティ戦では味方の生存率や攻撃の効率を高め、個人戦では華麗に、そして踊るように立ち回れ!
関連動画
狩猟笛講座
その他
笛4人パーティ
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E7%8B%A9%E7%8C%9F%E7%AC%9B


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読み:シュリョウブエ
初版作成日: 08/10/31 18:32 ◆ 最終更新日: 11/11/06 19:49
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