獣拳戦隊ゲキレンジャーとは、2007年から2008年にテレビ朝日系列で放送された東映製作のスーパー戦隊シリーズ第31作目のカンフーアクションドラマである。
あらすじ
獣を心に感じ、獣の力を手にする拳法、「獣拳(じゅうけん)」。獣拳に、相対する二つの流派あり。
一つ、正義の獣拳「激獣拳(げきじゅうけん)ビーストアーツ」
一つ、邪悪な獣拳「臨獣拳(りんじゅうけん)アクガタ」
概要
『五星戦隊ダイレンジャー』以来の拳法をモチーフにした戦隊作品。
モチーフは中国武術と動物であるが、プロデューサーである塚田英明は様々な格闘漫画や映画を参考にした事も述べている。
「死亡遊戯」の頃のブルース・リーのようなトラックスーツを意識した為か、シリーズ初のベルトが無い戦隊ヒーローとなっている。
また、主役級であるレッドには"精神年齢5歳”なキャラクター設定が施されている。
出演声優の大半がベテランで占められており、声優ファンの間では豪華なキャスティングとして話題になった。
作品評価
- 「精神年齢5歳のレッド」等、様々な実験を取り入れたものの、結果として視聴率の低下、玩具売り上げも目標100億が
77億と赤字で終わってしまった。
この低評価が影響したのか、次回作『炎神戦隊ゴーオンジャー』のPRが1ヶ月前倒しになると言う事態にまで陥った。 - 2ちゃんねる「特撮!板」でも当然のように叩かれる結果となり、アンチスレが本スレを超える結果となる。
また、元々塚田英明の作風を嫌うアンチがゲキレンジャーの低評価を利用して、製作スタッフ関連スレまで荒らす行為にまで発展する事態にもなった。
この事態は、塚田が次に手がけた「仮面ライダーW」が大ヒットするまで治まることが無かった。 - ミュージカル「テニスの王子様」(通称テニミュ)出身の俳優が出演した事から腐女子人気は高く、同時期に放送された「仮面ライダー電王」(こちらも腐女子人気は高く、日本オタク大賞でも個人賞(腐女子枠)を受賞した。)程ではないが、腐女子層から手描き等の動画が投稿されている。
ゲキレンジャー
- 漢堂(カンドウ)ジャン/ゲキレッド「体に漲る無限の力!アンブレイカブル・ボディ!ゲキレッド!」

- この物語の激獣拳側主人公。幼い頃から虎に育てられた虎の子である。
激獣タイガー拳の使い手。独特の言葉「ジャン語」を話す。
父親とほぼ同じ激気を持っており、体に同じ傷跡がある。好物はメンチカツ。 - 演・鈴木裕樹(D-BOYS)
- 宇崎(ウザキ)ラン/ゲキイエロー「日々是精進、心を磨く!オネスト・ハート!ゲキイエロー!」
- この物語の激獣拳側のヒロイン。激獣チーター拳の使い手。
口癖は「根性!」、実は大地主の家のお嬢様でもある。
元は清楚なお嬢様だったらしいが、マスター・シャーフーの強さに惚れ込み激獣拳を習うようになる。 - 演・福井未菜
- 深見(フカミ)レツ/ゲキブルー「技が彩る大輪の華!ファンタスティック・テクニック!ゲキブルー!」
- 激獣ジャガー拳の使い手、優秀な激獣拳使いの兄に憧れ激獣拳使いとなった。
美しい物が大好きな芸術家、酔拳も扱える。
しかし少し地味なところがあり、物語後半では空気になったこともある。 - 演・高木万平
- 深見(フカミ)ゴウ/ゲキバイオレッド「紫激気、俺流、我が意を尽くす!アイアン・ウィル!ゲキバイオレッド!」
- 激獣ウルフ拳の使い手であり、レツの兄。禁断の技を使った為、不老の体になってしまった。
口癖は「まいったぜ」。
弟とは違い、好きなものは一番最初に食べるタイプ。 - 演・三浦 力
- 久津(ヒサツ)ケン/ゲキチョッパー「才を磨いて、己の未来を切り開く!アメイジング・アビリティ!ゲキチョッパー!」
- 激獣ライノセラス拳の使い手。激気で物を斬り裂く高等技術「激気研鑚」を使用できる。
なぜ「ゲキホワイト」ではないかは不明。口癖は「押忍!」
尚、歴代戦隊戦士の中で唯一ヒゲと腕毛が濃い追加戦士である。名前はどう考えても「必殺拳」からとられている。 - 演・聡太郎
臨獣殿
- 理央/黒獅子リオ「猛きこと獅子の如く、強きことまた獅子の如く。臨獣ライオン拳使い、我が名は黒獅子・リオ。」
- 臨獣拳側の主人公。元激獣拳の使い手だったが、強さを求めて臨獣拳側に寝返った。
臨獣ライオン拳の使い手。ツンデレ。
ゴウとは昔からの親友だったが、彼を超えてしまったため興味は薄れた。
因縁の相手であるダンの息子であるジャンに牙をむくが…? - 演・荒木宏文
- メレ「理央様の愛の為に生き、理央様の愛の為に戦うラヴウォリアー!臨獣カメレオン使い、メレ!」
- 臨獣拳側のヒロイン。臨獣カメレオン拳使いのリンリンシー。理央に救われたことから彼に恋心を抱き、
理央に一生の忠誠を誓う。ゲキレンジャー達を「ゆとり戦隊カクシターズ」と呼んで馬鹿にしている。 - 演・平田裕香
七拳聖/三拳魔
- シャーフー(マスター・シャーフー) 「暮らしの中に修行あり 激獣拳とは日々よく生きることと見つけたり」
- 激獣キャットフェリス拳(の使い手で、ジャン達3人の直接の師匠。
「心・技・体」をモチーフにしたトライアングルを腰に付けている。
その昔は本人曰く「ご婦人が黙っていられない程のハンサムガイ」なんだとか。 - 他の拳聖とは違い、モデルとなった俳優がいない。
- 声・永井一郎
- エレハン・キンポー(マスター・エレハン) 「遊びの中に修行あり 世界が愛するエレファント拳」
- 激獣エレファント拳の使い手。強き心を持つランに一目置いている。
一見不真面目なゾウさんではあるが、いかなる時も冷静さを保つ、と言う真意を持つ。
中身はエロオヤジそのもので、美希やバエからは「エロハン」呼ばわりされているようだ。
名前の由来は映画俳優のサモハン・キンポーから。 - 声を担当したのは、サモハンの吹き替えを専属で担当している、水島裕。
- バット・リー(マスター・リー) 「忘我の中に修行あり 美技を極めるバット拳」
- 激獣バット拳の使い手。技に美しさを見出すレツの素質に目を付けている。
「こだわりの男」と呼ばれいささか気難しいところがあり、自ら進んで教えを説こうとはしない。
美希曰く相当の頑固・偏屈者で、天井を逆さに立つことが多い。流石は2足歩行のコウモリである。
名前の由来は映画俳優のジェット・リーから。 - 声を担当したのは、シャアでもおなじみの池田秀一。同氏はジェット・リーの吹き替えを専属で担当している
- シャッキー・チェン(マスター・シャッキー) 「シャッキンキーンの中に修行あり とにかくがんばるシャーク拳」
- 激獣シャーク拳の使い手。頑丈な肉体を持つジャンを評価、初めての弟子とした。
七拳聖の中では最年少であり、明朗快活、涙もろい。
異様にそそっかしいためか、バエの実況役を横取りしたこともあった。
名前の由来は俳優のジャッキー・チェンから。 - 声を担当したのは、ジャッキーの吹き替えを専属で担当している、石丸博也。
- ゴリー・イェン(マスター・ゴリー) 「荒ぶる賢人 レイジング・ハート」
- 激獣ゴリラ拳の使い手で、マスター・トライアングルの中では心を極める。
そのためかとある山奥で「獣拳お悩み相談所」を開き、ジャン達や理央にも助言を与える。
現在はニューヨークで小説家として暮らしており、好物はもちろんBANANA。
名前の由来は俳優のドニー・イェンから。 - 声・大友龍三郎
- ミシェル・ペング(マスター・ミシェル) 「華麗なる戦いの女神 シュプリーム・テクニック」
- 激獣ペンギン拳の使い手で、マスター・トライアングルの中では技を極める。
七拳聖の紅一点で、ゴリーが開く「獣拳お悩み相談所」で看護婦の格好をして助手を務めることもある。
現在、スクラッチ社のスウェーデン支部長。なぜスウェーデンかは黙っていよう。カキ氷が好物。
名前の由来は女優のミシェル・ヨーから。 - 声・田中敦子
- ピョン・ピョウ(マスター・ピョン) 「サバンナの遊撃手 アンダイイング・ボディ」
- 激獣ガゼル拳の使い手で、マスター・トライアングルの中では体を極める。
おだてに弱く、英語交じりの言葉を話すが、英会話は分からない。
現在はケニアにて、動物保護監視員として暮らしている。バット・リーとは「イケメンコンビ」で有名だとか。
名前の由来は俳優のユン・ピョウから。 - 声・草尾 毅
- 大地の拳魔 マク
熊を手本とする臨獣ベアー拳を極めた三拳魔のリーダー格。「怒り」を司る。
臨獣拳の創始者でありかつて臨獣殿の当主。
ブルーサ・イーの後継者と目されていた優れた拳士であったが、シャーフーが後継者に選ばれた怒りでブルーサを殺害した。
同じ拳魔であるカタ、ラクゲですら恐れるほどの力の持ち主
- 空の拳魔 カタ
タカを手本とする臨獣ホーク拳の使い手の三拳魔。「憎しみ」を司る。
最初に復活した拳魔であり、当初は理央に技を教える気がなかったが、後に理央の素質を認め教えを授ける。
反面メレのことは「汚らわしいリンリンシー」と蔑む。メレも彼を嫌っている。
- 海の拳魔 ラゲク
クラゲを手本としあらゆる攻撃を受け流す臨獣ジェリー拳の使い手の三拳魔。「嫉妬」を司る。
かつてシャーフーに想いを寄せていたが、それに応じられなかったためシャーフーを憎み、臨獣拳の道に堕ちた。
当初はメレの指導のみをしていたが、これは理央に「嫉妬」の力を実感させるための当て馬であった。
しかし理央とメレ両者の大きな素質を見抜き、両方の師匠となる。
- ブルーサ・イー
獣拳の創始者。故人。七拳聖と三拳魔の師匠。
激獣ライノセラス拳の使い手だったが、自身の後継者選びに敗れたマクに殺害される。
魂はサイダインに宿り、ケンに激獣ライノセラス拳を極めることを誓わせている。
幻獣拳
理央/幻獣王リオ 「強きこと、猛きこと、世界において、無双の者」
黒獅子リオが幻気によって変化した、幻獣グリフォン拳の使い手。
凱装時の体色は金色へと変化、翼状の意匠が各所に追加された。
気迫だけでロンを圧倒し、ゲキレンジャーが手も足も出せないほど圧倒した。
ロン
幻獣王に仕える、四幻将の一人。幻獣ドラゴン拳の使い手の青年。
当初は臨獣殿にて謎の男としてメレと接触。
自らの素性を明かすことなく理央がマクを倒すために様々なことを吹き込み、
マクが死亡した後は理央、メレを幻獣拳に鞍替えするように誘う。
その後は理央の補佐として目立たず動いていたが…。
サンヨ
四幻将の一人。幻獣バジリスク拳の使い手。見た目は厳ついが、コミカルな口調で話す。
当初はロンの使い走りと思われていたが…。
重力を自在に操れる。
メレ 「理央様の愛のために、更なる強さをまとったラブ・ウォリアー」
四幻将の一人。幻気によって鳳凰の力を得て生まれ変わったメレ。幻獣フェニックス拳の使い手。
孔雀の羽のようなもの(眼にも見える)が体の各所に配されている。
また、この姿でも臨獣カメレオン拳は普通に使える。
スウグ
四幻将の一人。幻獣キメラ拳の使い手。当初は棺の中に入って姿を見せなかった。
心が無く、言葉を話すことは一切無い。名乗りなどの意思疎通はロンが代弁している。
動きなどからシャーフーや理央は彼の素性に気付き、ジャンにとっても最悪の展開が待っていた。
静かな場所で一人草笛を吹くなどの行動を見せている。
関連動画
関連項目
- 特撮
- 特撮作品一覧
- 拳法/カンフー
- スーパー戦隊シリーズ
- 轟轟戦隊ボウケンジャー(前作・コラボ)
- 炎神戦隊ゴーオンジャー(次回作・コラボ)
- 海賊戦隊ゴーカイジャー(客演)
- パワーレンジャー・ジャングルフューリー
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 前作 | 今作 | 次作 |
| 轟轟戦隊ボウケンジャー | 獣拳戦隊ゲキレンジャー | 炎神戦隊ゴーオンジャー |
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E7%8D%A3%E6%8B%B3%E6%88%A6%E9%9A%8A%E3%82%B2%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC


ページ番号: 3606650
リビジョン番号: 1486202
読み:ジュウケンセンタイゲキレンジャー
初版作成日: 09/06/10 21:29 ◆ 最終更新日: 12/03/31 06:33
編集内容についての説明/コメント: 整理
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