瓘とは、翡翠の一種である。人名にも用いられる。
漢字として
- 意味
- 翡翠の一種である。〔説文解字〕には「玉なり」とある。〔春秋左氏伝・昭公十七年〕に「若し我れ瓘斝・玉瓚を用ひば、鄭必ずや火(も)ゑず」とあり、〔左氏伝〕の〔杜注〕には「瓘、珪なり。斝、玉爵なり」とある。瓘斝は、香り酒を灌いで行う清めの儀式に使う玉製の杯のことだろう。
- 形声で声符は雚。〔説文〕に「王に從ひ雚聲」とある。
- 音訓
- 音読みはカン、訓読みは、たま。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 語彙
- 瓘斝
関連項目
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