生身ユニットとはスーパーロボット大戦シリーズに登場する、人間サイズの大きさで戦うキャラクターのことである。
概要
普通、ロボットアニメではロボット同士が戦い、人間(人間サイズのキャラクター)は戦闘に関与しない。
しかし作品によっては生身の人間が積極的に戦闘に参加し、敵のロボットを破壊する場合がある。
スーパーロボット大戦シリーズでは各参戦作品の登場キャラから出演させるため、こうした人間サイズのキャラクターがユニットとして登場することがあり、これらのユニットを生身ユニットとして呼んでいる。
生身ユニットが実装されたのは第2次スーパーロボット大戦Gからで、記念すべき第1号は機動武闘伝Gガンダムの東方不敗であった。
生身ユニットの特徴
当たり前だが、人間サイズなために非常に回避率が高く、被弾しにくい。
しかし一応人間であるために、一発でも被弾すると即撃墜されてしまう程の低耐久力なのも特徴。
ちなみにスパロボFでは生身の状態だと敵の命中率が0%になるため、攻略本から『生身の方が強い』とネタにされたキャラもいた。
一方で敵やボスになると話は別で、自軍のロボット以上の装甲筋肉とHPを持っているため、上記の回避力と併せて非常に厄介な存在になっている。
連続ターゲット補正(通称連タゲ補正)が導入される前は、回避力の高さからそこそこ使えていたのだが、連タゲ補正導入後は被弾しやすくなり、活躍が厳しくなった。しかし生身のインパクトから根強い人気を持っていて、愛を注いで使う人は少なからずいる。
なお生身ユニットが登場するマップでは「!?」や「うわぁ…」、「これは夢に違いない…」と驚愕してしまうキャラが大抵いる。
余談
実際に生身でユニット化していないが、「真マジンガー」のあしゅら男爵(第2次スーパーロボット大戦Z破界篇)やバンプレストオリジナルのアドヴェント(第3次スーパーロボット大戦天獄篇)など、生身での戦闘デモシーンがスパロボ作中に存在するキャラクターもいる。
また、既存ロボットの戦闘演出で生身のキャラクターが武装として登場し援護する場面もある。(「真マジンガー」のくろがね五人衆(→変な奴がいるぞ!)、「ケロロ軍曹」の日向夏美など)
中には「装甲騎兵ボトムズ」のキリコ・キュービィーなど、パイロット自ら身を乗り出し生身で攻撃する演出も存在する。
あくまで定義的には「ユニットとして登場している」ことなので、どんなに生身でロボットと張りあえる力を持っていてもユニットとして登場していないならば生身ユニットの定義からは外れる。
例えば原作で50m級のロボット相手に終始有利に立ち回った「機神咆吼デモンベイン」のマスターテリオンも、該当の再現では諸事情により自身の機体を呼び出し戦っていたため実際に生身ユニットとしては登場せず、該当しない。
参戦作品の中には、等身大サイズの変身ヒーローが近い作品が存在(テッカマンシリーズ、デトネイター・オーガンなど)している。ユニットとしては登場しているが、これらを生身ユニットの範疇に含めるかは微妙なところ。SDガンダムはアレが生身なのでセーフ
生身ユニットの一覧(追記希望)
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関連項目
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