田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka, 1981年4月24日 - )とは、日本の元サッカー選手である。ポジションはDF(CB)、FW(CF)。
概要
ブラジル出身の日系三世。2003年に帰化し、現在の名前に至る(帰化前の登録名はトゥーリオ)。
ポジションはDFだが、よく攻撃参加することで知られ、サッカー日本代表としても得点を挙げている。
また、相手チームには睨みをきかせ、自チームの動きの悪い選手を一喝するさまから闘将とも呼ばれている。
2001年サンフレッチェ広島に加入しJリーグデビュー。
2003年水戸ホーリーホックに期限付き移籍。
2004年広島から浦和レッズに完全移籍。
2006年にはJリーグ優勝に貢献、Jリーグ最優秀選手賞、日本年間最優秀選手賞を受賞するなど活躍。
2010年浦和から名古屋グランパスエイトに完全移籍、名古屋を優勝に導く働きを見せる。
2014年からはキャプテンを務めたが、2015年シーズン終了後に契約交渉が難航し退団。
翌2016年は無所属となり故郷ブラジルですごしていたが、名古屋のJ1低迷を受け復帰。(名古屋は闘莉王の働きもあり戦績は上向いたものの結局J2降格となった。)
シーズン終了後、契約満了となり名古屋を退団。
2017年からはJ2の京都サンガF.C.に加入。ハットトリックを達成するなど持ち前の攻撃力を発揮し、JリーグのDF登録の選手としては初めてJ1・J2・ルヴァンカップの通算得点が100点を越えた選手となった。
2019年シーズン終了をもって現役引退を発表した。
サッカー日本代表
2010 FIFAワールドカップではアジア最終予選から全試合フル出場を記録するなど守備の要として君臨。
本大会では中澤佑二とコンビを組み、少ない失点でグループリーグ突破に大きく貢献。決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦でもその存在を大きくアピールし、相手に得点を与えなかった。
釣男
ネット上では「闘莉王→Tulio→つりお→釣男」と表記される事が多い。
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