疑心暗鬼とは、
疑わしいことがあると、なんでもないことでもそれに関わること(場合によっては関係のないものまで)全てが疑わしく思える事を表わす四字熟語である。
意味は本当にこれで合ってるのか…?
ここ20年で意味とか変わってないか…?
概要
「疑心暗鬼を生ず」の省略。
「暗鬼は暗闇の中の亡霊」という意味である。
合わせて、暗闇と言うだけでそこに鬼がいるかのように見えるという喩えを示す。
疑心暗鬼になることで、不安や恐怖に苛まれ強いストレスになったり、眠れなかったり、行動を起こせなかったり、パニックに陥ってしまう場合がある。豆腐メンタルや心配性・不安症の人がなりやすい。不安いっぱいでいざ本番、ふたを開けてみたら取り越し苦労だったパターンもある。
戦法として
敵を疑心暗鬼に陥れるといった戦法もある。(→精神攻撃)
- 地雷やトラップ、仕掛け爆弾(IED)など、一見で危険に見えないものを数多く仕掛ける。
- 敵に拠点や集落を奪われそうな場合、撤退する際にトラップを残していく。
- 民衆や茂みに紛れ、手痛い不意打ちを喰らわせ即座に離脱する。(→ヒットアンドアウェイ)
- 人数・装備に劣るゲリラ・テロリストに使用されると正規軍であっても苦戦を強いられる。
- 踏んで爆発、動かして爆発、近寄って爆発、座って爆発が頻発…となれば近づく事すら恐ろしい。
- ※実際には何も仕掛けられていなかったり、奥に誘い込んだ場所に仕掛けられる場合もある
危険回避として
もちろん、「石橋を叩いて渡る」というように疑り深くなることで大きな事故や間違いを防いだり、その予兆に気づくこともできるため必ずしも悪いとは限らない。情報が少ない過酷な環境や状況、未知の分野や戦場などでは有効かもしれない。
何/誰が相手であっても(問題なく見えても)疑う、確認・準備・下調べ(検索)といった手段がある。特にスマホで24時間大抵の事象は調べられる便利な時代であるため、「よく分らないけど調べるのが面倒くさい」とか言ってると、悪意を持った方々からすれば抱腹絶倒の大爆笑ものである。
安心・信用・本当・普通・問題ないと思ってたら実は違法・異常・罠だったというパターンもあるため、少しでも違和感を感じたらそのままにせず柔軟な発想も必要となる。相手が洗脳済みの場合もある。
警戒心
疑心暗鬼で必要以上に不安になるのも問題だが、逆に疑わなさすぎる(油断・慢心)というのも問題である。不安や恐怖、弱さと向き合い、正しく使った場合は「用心深い」あたりが適切だろうか。
ちなみにゴルゴ13は「うさぎのように臆病だから生きていられる」と語ったことがある。(28巻)
格闘技や護身術、法律などを覚えるのも良いかもしれない。
(ちなみに、護身術をマスターしようがガチの最終手段を除いて逃げるのが基本である)
関連動画
ニコニコでは主にこっち→【ルカミクグミIAリン】疑心暗鬼【オリジナルMV/梅とら】(右動画)
関連リンク
関連項目
対義 |
本当にこんな感じの説明で大丈夫なんだろうか…?
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