痛覚残留とは、「空の境界」第三章の題名である。
概要
舞台は1998年8月。時系列的には第四章「伽藍の洞」の後、第一章「俯瞰風景」の前に当たる。
ある晩、飲み会帰りの雨の夜、どこまでも普通、けれど類い稀な探し物の才能を持つ黒桐幹也は、闇にうずくまる一人の少女を拾ってしまう。「それ」がいずれ、自分が探すことになる対象とも気付かずに、探す前から見つけて・・・が、その事実を知ることはない・・・。―行方不明になった後輩。会えなかった妹とその友人。手足どころか首までもがねじ切られた惨殺死体は、今日もまたひとつ、増える。てんでに別方向へ手前勝手に進行する出来事は、やがてひとつの結末へと辿り着く・・・まごうことなき、死闘へと。夏の雨の夜、瞳に映るすべてをねじ曲げ破壊する少女と、すべての死線を瞳に映す少女は、殺意を胸に対峙する。
主題歌はkalafinaの「傷跡」。浅上藤乃をイメージした歌詞となっている。
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