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白ハゲ漫画とは、髪の毛がなく、色が塗られていない真っ白な見た目をした人物が自分の意見を代弁させる漫画の総称である。
概要
白ハゲは、主にTwitterを中心とするSNS上に投稿される漫画の形態の1つであり、自分の思想や経験を基に、右のような白くて色の塗られていないようなハゲに自分のお気持ち表現や告発の手段などに使われる。
白ハゲ漫画という名称は、この白いハゲに発言や行動を作者がさせることからつけられた。白ハゲ漫画という名称であるが、ジャンルといったものカテゴライズではなく、単にこの白いハゲが出てくる漫画全般を指すため、実際のジャンルのカテゴライズはエッセイや日記、意見広告のような主張漫画などがある。
白ハゲ漫画の手法はかなり昔から存在するが、2017年にTwitterで流行した。流行後は、お気持ち表明漫画からイイハナシダナーと思える漫画など様々な作品が公開され、白ハゲ4コマメーカー
なるツールもGitHubで公開された。また、2017年の流れとして白ハゲにも似た「頭の悪い人」がミームとして流行しており、若干文脈としてつながりが生じた。
事件・問題
しかし、自分の主張をこの漫画と白ハゲを通して広めたい（主張を自分の代わりに語らせる）という願望を持って制作されたものもあり、炎上を目的としてこの漫画が描かれたりそういった自己主張をする手段として使われることも多い。加えて「色も塗らない」「手抜きをしている」と煙たがられることがある。
また、白ハゲ漫画は、インターネットで発表された場合、その内容が本当なのか検証不可能である。例えば、「声優が事務所と揉めた」という内容の漫画や「フリーのイラストレーターが会社から報酬がもらえなかった」といった内容は関係者にしか本来わからない内容である。そのような第三者が本来わからない内容で騒ぎ立てるのはナンセンスであるため、白ハゲ漫画を見る際には適度にスルースキルが必要である。
Twitterでは、ワードミュートと言われる特定のワードをミュートする機能があるが、この白ハゲについてはミュートする方法が存在しない。一度見かけたツイートを会話をミュートを選択し、2度とタイムラインに表示させない程度しか身を守る術がないのもこの白ハゲ漫画が嫌われる原因の1つである。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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