概要
文政6年(1823年)6月16日、米内村三ツ割にて生まれる。幼名健次郎。諱は政明。号は月窓。
慶応4年(1868年)、鳥羽伏見の戦いで新政府軍が勝利すると京都の盛岡藩士達の間でどちら側に与するか対立が起こり、藩家老の楢山佐渡は旧幕府側に付くことを主張し、目時と目付の中嶋源蔵は新政府の側に付くよう要求した。楢山が拒否すると中嶋は抗議の切腹で死去し、目時は脱藩。長州藩を頼り、新政府軍に参加。新潟、秋田を転戦した。
盛岡藩降伏後は寛大な処置を望んでおり、新政府のはからいによって盛岡藩家老となったが、領地没収と藩主の上京謹慎という結果に終わり、盛岡藩士達の怒りを買った。藩士達の手によって盛岡藩に護送中の明治2年(1869年)2月8日に旅館で切腹。享年47。
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