真・女神転生TRPG覚醒篇とは1998年に株式会社エンターブレインより発売されたテーブルトークRPGである。
概要
朱鷺田祐介(スザク・ゲームス)の執筆による真・女神転生シリーズを原作としたTRPG。
ログインテーブルトークRPGシリーズの1つである。
真・女神転生RPG、真・女神転生TRPGⅡ誕生篇に続く三作目の女神転生TRPGである。
雑誌「TRPG:サプリ(旧名:別冊FSGI)」「From SGI」でサポート記事が掲載されており、追加サプリメントとして「業魔殿」が存在する。
「現代伝奇アクションもの」を行うのに適しており、真・女神転生シリーズよりもデビルサマナーシリーズを再現するのに向いていると言える。「業魔殿」があればなおさらである。
サポート記事を使えばペルソナも一応再現可能。
技能が非常に多く、レベルも1~99までという非常に幅の広いものとなっているため、プレイヤーの好みに応じたキャラクターが作成できるという魅力がある。
しかし高レベル(おおよそ30以上)になると人間と悪魔の能力に差が開きすぎるため、バランスが取りにくい等の問題点がある。
本来は覚醒「篇」なのだが、最初にタグを登録した人物のミスにより覚醒「編」というタグになっている
システムの特徴
技能は系統ごとに分かれており、「現代の技術を使う」ハイテク、「戦闘のための技能」格闘、「女神転生シリーズの魔法」魔界魔法、「信仰に基づいた魔法」カルトマジック、「人が秘めた超常能力」超能力の5つの系統があり、さらに個別の技能に分かれている。
真・女神転生TRPGシリーズの特徴として「スワップダイス」が採用されており、他のシステムに比べ低レベルでの成功確率が高くなっている。
二つの十面体ダイスを振り、小さい数値を十の位として読み、目標の数字以下が出れば成功。目標値が30%あれば半々で成功するというのが一つの目安。
「覚醒」システムが採用されており、特定の状況になった場合に判定を行い、成功した場合「前世の技能」や「神としての過去」を思い出し、その能力を使用できることになり、副次的にHP,MPバッドステータスが回復する。あるコメント曰く「戦闘中の覚醒はロマンである。」
覚醒判定に使用する能力値「命運」は窮地を脱するためにも消費できるため、ロマンと現実の兼ね合いが肝。かも。
クリティカル・ファンブルの扱いが特殊で、成功時のゾロ目が大成功、失敗時のゾロ目が大失敗となる。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 1
- 0pt