石倉昇単語

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石倉昇とは、銀行マンである。
日本棋院東京本院所属に所属し、副業として囲碁棋士をしている。九段。

概要

入門から高段指導、書籍出版にいたるまで、
アマ囲碁指導において絶大な人気を誇る棋士。
大盤解説もわかりやすく丁寧で評価が高い。
さらに書籍も（絶版を含めると）３0冊以上出版。
NHK「囲碁の時間」（現在のNHK囲碁フォーカス）講師を5期務めるなど、
指導に関しては棋界最高の実績がある。
近年、大学の講義に囲碁をカリキュラムとして組み込まれる事が増えたが、
氏がパイオニア的な役割を果たした。

囲碁棋士になるまで

もともとは東大卒業後に銀行に就職したが、
その後プロ入りしたとかいう異色すぎる棋士。
（だからアマの気持ちがよくわかるわけで、指導もすっごく的を得ているのだ）

囲碁棋士というのは１０代でプロ入りするのが普通なので、
高校に進学しなかった棋士も相当数いる。
特に昔は勝負師気質の棋士が多かったのでいろいろ目立った。

しかも彼は院生経験者ではないのにプロ試験に合格している。
過去から現在に至るまで院生を経験せずにプロ入りした棋士は数人しかいない。
わかりやすくいうと、ヒカ碁の椿を180度反対にしたような人。

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