神坂蒼真(みさか そうま)とは、ライトノベル『妹さえいればいい。』に登場するキャラクターである。
概要
原作6巻で初登場。一人称は「僕」。誕生日は9月2日。現役高校生で容姿端麗・品行方正。
ギフト出版GF文庫に勤める男性小説家。ペンネームで活動している。本名は和泉颯太。第15回GF文庫新人賞において『魔剣大戦』で佳作を受賞し、念願のプロデビューを果たす。
デビュー作の『魔剣大戦』は、いわゆる「Fate系」(原文ママ)のバトルロワイヤル伝奇モノ。キャラクターや技名などは厨二心をくすぐるものの、審査員の不破春斗は「目新しさはまったくない」と厳し目の評価を下す。他の審査員からも「完成度的にも個性の面でも他の作品より一枚落ちる」という評価を受けている。
原作9巻において、デビュー作『魔剣大戦』が売れ行き的に不調であることが判明する。続巻を出すことも困難で、1巻での打ち切りが担当編集から告げられる。
元々担当編集とうまくいっていなかったこともあり、打ち切りが告げられた数週間後に他社へ売り込みをかけてしまう。業界の不文律として「新人賞受賞作家は、デビュー後3年間は他社で仕事できない」というものがあり、それを蒼真は知らずに破ってしまったことでGF文庫からの追放が決まった。
編集部アルバイトの白川京は蒼真を擁護するも、編集長の神戸聖から一蹴されてしまう。それでも自分のために泣いてかばってくれた京に蒼真は感謝し、新たな作家人生を模索していくのであった。
ここからは原作最新巻(13巻)にまつわるネタバレを含みます。読みたい方は自己責任でスクロールしてください。発売後しばらくしたらスクロールボックス化を解除します。
第15回GF文庫新人賞の同期である笠松青葉が2作目をヒットさせたのに刺激を受け、ネット小説『国を追われた英雄は暗黒騎士になって自由に生きます』を公開(漬物ステーキ名義)。好評を受け、各社から書籍化のオファーを受けるも、先述のようなトラブルをあり、すべて断ってきた。
そんな折、ブランチヒルに入社した編集者・白川京からオファーを受け、これを快諾。様々な行き違いがあったものの、無事書籍化。売上は好調のようである。
関連項目
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