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空母(Kitty Hawk CV-63)

空母(くうぼ)とは、航空機の運用に特化した軍艦のことである。
英語名は「aircraft carrier」。スカイママではない。

本来は「航空母艦(こうくうぼかん)」が正式な名称だが、一般的には、略語の「空母」が使われる。

特徴

一言で言えば、「の上を移動する飛行場、基地」である。

や煙突などは立たず、飛行場同様、滑走路となる飛行甲があり、凹凸つるぺたらなシルエット(いわゆる「フラットトップ」)が外見上の特徴である。
右舷側に艦を有するアイランド空母(空母)が現代では流である。

攻撃兵器で武装する他の種類の水上戦闘艦と異なり、ほとんどが自衛用の対兵器程度の武装にとどまっている。 但し、搭載された固定・回転航空機(→艦載機)を戦として運用することにより制権、制権を確保し、海上交通路を確保するを有している。大艦かつ航空機の整備運用を行うため乗組員は300人~6000人の乗組員を必要としている。 そしてすっごい食い

空母ってどうすごいの?

戦争で攻撃を行う際は、準備もも蓄えられた相手のホームグラウンドにケンカを売りにいく形となる。陸続きの同士ならば戦車だの歩きだので行けるが、を隔てているとなるとそうもいかない。

が遠ければ遠いほど、戦闘機の航続距離には理があり(というか戦闘機は長距離戦闘のために作られたわけではない)、エンジントラブルや燃料切れを起こしても戻るに戻れず途中で落っこちることもありうる。もし相手のにたどり着いたとしても、補給地も近くて地の利もある状態で上でスタンバっている相手の戦闘機との戦いが待っており、ヘロヘロの状態で戦えば確実に分が悪い。また、そこで傷ついたとしても修理も補給も不可能で、助かる手段など限られている。

そこで、相手の土地においても戦闘機弾薬や燃料などを補給してあげられるのが空母である。空母で戦闘機ごと現地まで運ぶことによって、相手のや遠い場所においても自航空を万全の状態で展開でき制権・制権をとりやすくなる。また、補給だけでなくパイロットの休息や戦闘機修理なども行えるので、長距離を移動して戻らなくても安全で良いという利点がある。
あなたが学生社会人なら、自宅から最寄りまで全ダッシュし続けるのとバスに乗って運ばれるのとでは、どっちの方が万全の状態かはお分かりのはずである。ちなみに陸上兵士をまとめて運ぶ装甲兵員輸送車APC)も空母と同じ理屈である。

また、空母の運用によって制権・制権をとると、上を移動するだけでも撃沈されかねなかった地上用戦を運ぶが攻撃を受けにくくなるという副次的な効果があり、現代の戦争においては航空を展開するための要となっている。

そして空母およびその航空戦略的な優位性を発揮できる役割がある。海洋を隔てた遠隔地に長期間かつコントロールされた軍事的支配を及ぼすことが可である、という点だ。

搭載している艦載機ミサイルべて柔軟な運用が可であり、沿から内陸部にいたるまで望む形で航空を投入できるほか、シーレーンの防衛などが可になるなどのメリットがあり、そのパワープロジェクション(戦投射)は示威行為としての心理的効果的にも優れているため、現代にる形での砲艦外交(Gunboat Diplomacy)もまた可になっている。 領海外において、上優勢を獲得できるだけの海軍をもつ海軍だけが空母の全に発揮できるのだ。

地球的なスケールであらゆる強度の紛争に対応できるそのは現代海軍の精であると言えよう。

しかし、移動基地にも等しい役割をこなす関係上、空母は1000人単位の人員が乗ることになる。それに加えて複数の航空機を収納しつつ、修理パーツ・燃料・弾薬補給なども潤沢にえて対応できるようにする必要性があるため、空母を建造・維持するのには大な資や資、技術などが必要になる。
実際のところは一隻保有するだけでもすごい大変な、建造するのも維持するのもかなり難しい代物だったりする。やっぱり食いじゃん

以上のことから、世界においては、空母を保有することがその国家の技術軍事をはかるとなっている。単独で世界最高クラスの空母を10隻以上も建造・維持しているアメリカがどれだけチートな存在かが伺えるだろう。

日本戦前は空母を6隻、戦時中のものもふくめると10数隻以上も保有する世界有数の海洋であったが、よりによって空母を50隻以上作れるチート国家ケンカを売ったのが悪かった

歴史

大艦巨砲主義の隆盛と空母の誕生

日露戦争日本海戦における近代戦艦同士の決戦、そしてイギリスドレッドノート戦艦に始まる戦艦完成により20世紀の初頭は大戦艦を筆頭とする艦による撃戦を流とする大艦巨砲主義世界海軍を席巻した。 しかし第一次世界大戦における英独海軍による戦艦同士が対決するユトランド戦がおこわなれるが、消極的な戦いであったため期待するほどの戦果は得られなかった。大戦後世界戦艦の大化、近代化による強化をすことになる。

その一方で、潜水艦とともに戦争の形態を大きく変えたのが航空機の登場である。戦線を遠く離れた地域への爆撃撃の弾着観測に運用された気球、爆撃機とそれを迎撃するための戦闘機の登場によりも新たな戦場と化すこととなった。

ライト兄弟世界初の有人動飛行を成功させたのは1903年だが、それから10年も経たないうちに水上機を搭載する「水上機母艦」が就役。その後は大艦に甲を設けて陸上機を発艦させる実験などを経て、第一次世界大戦末期の1918年9月に、全通甲を持つ世界初の空母「アーガス」がイギリス海軍で就役した(カタパルトを空母に初めて採用したのもイギリス海軍で、1938年に就役した「アーク・ロイヤル」に油圧式のカタパルトが搭載された)。[1]

戦間期

第一次世界大戦後の各の建艦競争は国家の予算を逼迫する事態を招き、1920年以降軍縮条約が締結され、戦艦の建造の一時的停滞といくつかの戦艦改造空母化が進むこととなる。

1922年に日本海軍は最初から空母として設計された「鳳翔」を工、2年後にイギリス海軍も「ハーミーズ」を工させた。 また、航空機自身も爆発的な進化をとげ、1921年には陸軍実験航空機爆撃により戦艦を撃沈することに成功した。しかしながら、各海軍流は依然として大戦艦大艦巨砲主義のままで、航空機と航空母艦は補助的戦の一部でしかなかった。

第二次世界大戦の空母の活躍と戦艦の時代の終焉

大日本帝国アメリカ合衆国との間で始まった太平洋戦争では、地続きの欧州大陸と異なり何キロと離れた々と広大太平洋をめぐる戦いであった。その中で多数の航空機を集中的に運用し線の遥か彼方から大規模な攻撃を可にする航空母艦を中心とする機動部隊が汎用的な戦として八面六臂の活躍をした。(欧州戦線でも大西洋、地中海で空母に搭載した航空機が輸送潜水艦狩りに活躍した)

第二次世界大戦により戦争は大きく変わり、空母は一躍海軍形として開することとなったのである。

一方大戦艦は高速な航空機とは違い、巨体故の鈍足さと運用効率の悪さによって前線に赴くことは稀であった。 そして1940年イギリス軍空母部隊タラン襲によるイタリア戦艦撃沈を皮切りに、ドイツ戦艦ビスマルクの撃破、日本海軍航空隊の真珠湾攻撃マレー沖海戦によるイギリス海軍戦艦の撃沈によって、十分な制権と対火力がない戦艦航空機の反復攻撃によって沈められうることが全世界に知らしめられた。そして世界最大の戦艦大和350機に及ぶの米軍機の攻撃により坊ノに沈み、大艦巨砲主義はここに潰えることになった。

原子力空母の誕生とVTOL軽空母

航空機の大化とジェット化は第二次世界大戦期の航空母艦の陳腐化を一気に進めてしまった。そして戦艦並みの運用員と費用を必要とする空母は各の予算を圧迫し、核戦の充実化により大対大における空母の戦略的意味が薄れることとなった。

しかし1950年以降にイギリス軍が開発した大蒸気カタパルト、離着艦を独立させたアングルド・デッキ開発、着艦誘導装置の良によりジェット機の運用も可となった。そして朝鮮戦争における即時移動可航空基地としての再評価によって冷戦期の重要な戦になった。(後に艦載機にも戦術核搭載を有することが可になった)

1950年代、長期間行動かつ高圧の蒸気カタパルトを使用できる利点と艦載機の着艦の阻になる煙突を排除した原子力空母が計画され、1962年アメリカ海軍世界初の原子力空母「エンタープライズ」を完成させる。

しかしながら大な費用がかかる固定機運用可な大空母はアメリカ合衆国以外での運用は困難になり、フランスを除く世界では新規の大正規空母の建造に踏み出せなかった。 
1970年代に入り、垂直離着陸が可VSTOL戦闘機ハリアー完成し、イギリス海軍は退役する正規空母から中サイズの空母にハリアーを搭載した軽空母の運用に転換。1982年フォークランド紛争においてイギリス艦隊の防の要として活躍し、ソ連やほかの欧州でも軽空母が運用されることとなる。

旧日本海軍の航空母艦

1920年代軍縮条約により日本は欧より低い率の艦保有を余儀なくされた。これに対応するため、山本五十六海軍中佐などを中心に、戦艦に代わり航空機の集中運用による欧米海軍に対抗する航空兵論が台頭する。しかしながら日本海戦の大勝利を忘れられない大艦巨砲主義と対立し、結果的に太平洋戦争中盤まで大艦巨砲主義による艦隊決戦日本海軍戦略方針のままであった。

大艦巨砲主義導する中、空母を中心とし護衛艦を伴わせる機動部隊を編成し、戦艦を中心とする艦隊とは分離し航空の攻撃を中核とする艦隊を創り上げた。詳しくは第一航空戦隊を参照。
日本海軍は開戦までに戦艦改造空母2隻、正規空母4隻、軽空母数隻を保有し先進国海軍の中で有数の空母保有となった。

機動部隊は熟練搭乗員と零戦など優れた性を持つ艦載機を搭載し、太平洋戦争緒戦の圧倒的な戦果を上げるもミッドウェー海戦における敗北ソロモン諸島の戦いにおいて空母、熟練搭乗員を損耗し戦は低下した。戦争中盤に日本海軍はやっと航空を中心とする戦の整備に乗り出すが、時すでに遅く損失した航空と空母の補充は最後まで間に合わず、練成途中におきたマリアナ沖海戦にて機動部隊は壊滅する。

対してアメリカ軍は開戦後航空の有用性を認め、戦争中盤には工業に物を言わせて高性航空機・空母を大増産し、航空機搭乗員を大量に養成し一大機動部隊を整備した。そして年をかけて整備した大戦艦及び艦艇を中心とした日本海軍の戦は、機動部隊を筆頭とする連合軍の圧倒的な航空により膚なきまでに叩きのめされることとなった。(もちろん航空だけが連合軍の勝利要因ではないが)

21世紀での空母事情

現在アメリカイギリスなど一部の先進国にとどまらず、インドブラジルなどの新興国も保有している。

また、インドロシアからの中古空母を購入して改造し「ヴィクラマーディティヤ」として就役させた。しかしブラジルの「サン・パウロ」は費用面などの問題で装は最優先事項に上がっておらず、後継補のないまま退役が予定されている。

現状もっとも空母に意欲的になっているのが中国である。中国ウクライナより購入した中古空母を改造して「遼寧」を完成・就役させ、その運用データをフィードバックした初の産空母となる二隻も建造中である。また、三隻カタパルトが搭載される予定とも伝わっている。

アメリカも上記の中国の軍備増強には懸念を示したためか、抑制気味だったバラク・オバマに代わって大統領についたドナルド・トランプはこれまでの10隻体制をめて12隻体制にすると発表。2017年には11隻となる「ジェラルド・R・フォード」が完成・就役した。

分類

現代の空母は大まかに4種類に分けることができる。[2]

日本海軍は起工時から空母として設計していたものを(装空母と対して)正規空母と呼んでいた。[3]

種類 内容
CTOL空母
原子力空母は全長260m以上、満載排水量4万~10万トンクラスの大艦艇であり、乗員数1千~4千人航空師団2千人の大所帯である。
ニミッツ級空母「ジョージ・ワシントン」では、艦乗組員約3,200名、航空要員2,480名。合わせて5500名以上が乗り込んでおり、ちょっとしたが移動するようなものと考えてもよいだろう。
空母といえば、原子力空母が蒸気カタパルト艦上機を離艦させる風景がおなじみだが、カタパルト非搭載の通常空母もある。カタパルト非搭載だが変わりにスキージャンプ(傾斜甲)を使うのが大抵のケースであり、これらスキージャンプ搭載空母(STOBAR空母)で運用される航空機は離艦するために燃料弾薬類の搭載重量が制限される。カタパルト非搭載空母の運用上の問題点はその一点に尽きる
軽空母
VSTOL空母
軽空母/VSTOL空母は、垂直離着陸の可VSTOL機とヘリを運用する空母である。
長大な滑走路を必要とするCTOL機ではなくVSTOL機とヘリの運用に限定することで艦体を小さく出来、正規空母より安価航空を有することができる。しかしVSTOL機やヘリは航続距離や搭載弾薬量でCTOL機に劣るため、それを考慮した兵運用が必要となる。
ヘリ空母
ヘリ空母(ヘリコプター空母)は、上記のような空母とはやや性格が異なり、に潜む潜水艦に対処する対潜ヘリコプターを運用する、艦隊やシーレーンなどの「防衛」を強く意識した艦艇となる。
ヘリ空母はVSTOL空母へ装することが可」との議論もあるが、スキージャンプ付のVSTOL空母を書類上ヘリ空母として建造し、後から法正してハリアーを搭載したイタリアとかは除き、有効な装例は現在のところはない。
日本ひゅうが型護衛艦いずも型護衛艦などは際的にはこの分類に入る(政府公式としては空母ではなくあくまでも護衛艦としている)。
その他 地上部隊の上陸作戦を担う揚陸艦/輸送艦などで、ヘリコプターVSTOL機の運用を持つものも、空母()の一部に数えられる場合がある。
加えて近年の海軍では災害派遣海賊対処、国連平和維持活動のようないわゆる「戦争以外の軍事行動」の重が高まっているため、同一の艦種に航空機の運用や地上部隊の輸送を持たせるいわゆる「多的艦」の建造が盛んになりつつあり、揚陸艦/輸送艦ヘリ空母/軽空母の若干薄くなりつつある。

艦載機の運用方法

ここではさらに細かいが、各空母の「どうやって戦闘機を離発着しているのか」について説明する。「どうでもいい」という人は読み飛ばしてもらって構わない。

カタパルト方式

アメリカではほぼお染みの発艦方式。圧タンクパワーを貯め、戦闘機に誘導フックをかけてシャトルで一気に引っり、急加速させるという仕組み。とても分かりやすく言えば、Y字の枝にゴムをかけて物を飛ばすパチンコの要領である。近年はフックで引っるのではなくシャトルに引っ掛ける専用バー戦闘機の前輪に付いているようだ。

原子力空母「ジョージ・ワシントン」は全長300m程度だが、発艦と着艦を同時に行えるようにするという関係上、着艦用エリアは200m、発艦用エリア100m程度しかない。そのため、極めて強いで引っるようになっており、アメリカ艦載機パイロットカタパルト発進時のGに備える訓練が必須である。

なお、アメリカ映画を見慣れている人には「空母といえばカタパルトが一般的」というイメージがあるかもしれないが、現状では一部の先進国のみがこれらの技術を保有しており、戦略的な理由で他には秘匿され続けているため普及しておらず、これをフル活用しているのはアメリカぐらいである。

スキージャンプ方式

カタパルトを搭載していない空母で採用されている発艦方式。スキージャンプ搭載空母(STOBAR空母)で運用される航空機は、離艦するためには燃料弾薬類の搭載重量が制限される。カタパルト非搭載空母の運用上の問題点はその一点に尽きる

しかし傾斜(ジャンプ台)がついているため、傾斜のない空母にべてや波にされにくい状態で発進でき、コスト面や技術面でカタパルトが導入できないにも生産しやすいという利点がある。

フォークランド紛争でも当時のメイン空母だったインヴィンシブル級空母に採用されている。英国認の信頼性。当初は効果が疑問視されていたが、実際に運用したところ、

……などといったこれまでの予想を覆す結果が判明。これにより、カタパルトなし空母でも全長の短い空母でも、戦闘機を発進させられるという利点が明らかになった。

アレスティング・ワイヤー

空母に着艦する戦闘機を捕まえる(Arrest)ためのワイヤー(Wire)。大まかに言うと、空母側では鋼ワイヤーを横に数本りめぐらせる。戦闘機ではワイヤーに引っ掛けるためのフックを機体後部から伸ばし、着艦時にワイヤーに引っ掛ける。られたワイヤーのどれかに棒が引っかかれば急ブレーキがかかり、戦闘機を止めてくれるという方法である(空母は一般の航空機と違って長い滑走路がないため、発進させるのも着陸させるのもかなり強引にならざるを得ない)。

ただし、ワイヤーを通過してしまったりフックの出し忘れといったアクシデントもありうる。ブレーキのないまま着艦をしてしまうと失速して墜落したり空母をえてに落っこちたりといったことにもなるため、艦載機パイロットは問題が発生した場合でも一時着艦したあとすぐまた飛び立てるように訓練されている。それがニュースでも話題になったことのある「タッチアンド・ゴー」訓練である。

なお、空母艦載機の着艦とアレスティング・ワイヤーについては、在日アメリカ海軍部の公式ツイッター日本語で説明してくれているため、そちらを参照するほうが良いだろう。

ネット

上に寝かせてある支柱を起こしてネットることで突っ込んできた戦闘機を受け止める方法。空母側でワイヤーれない事態が生じたり、艦載機フックが故障している場合に使われる。

入港時[4]

空母が艦載機を発着させる場合、艦首を常に上に向けて30ノット以上で航行し、強い向かい風を発生させる必要がある。つまり、空母が港に停泊している間は、ヘリコプターを除いて艦載機を発着させることができない。

空母が港に入る場合は、入港前に艦載機を近くの飛行場に移動させておき、出港後に戻す。こうすることで、空母が入港中に艦載機を発進させる必要が生じても対応できる。したがって、空母が入港する港には、艦載機を降ろすための飛行場を併設する必要がある。

各国の空母

日本

海上自衛隊は創設当初から日本経済を支える路(シーレーン)を行き交う船舶の安全確保のための空母保有論がたびたび持ち上がるのだが、諸外べて少ない防衛費による予算面の問題、左並びに防衛庁の反対抵抗により何度も頓挫することになった。また、80年代には海上自衛隊の役割をアメリカ海軍第7艦隊の補助戦としか捉えていないアメリカからの理解を得られなかった一面もある。

その代わりに導入されたのが複数のヘリ搭載を有するヘリコプター搭載護衛艦(DDH)のはるな型護衛艦しらね型護衛艦、そしてイージスシステムを導入した高度な防を備えたこんごう型護衛艦である。

しかし冷戦終結後の情勢変化により、海自は本格的な全通甲をそなえた護衛艦の建造をすすめることになる。1998年には全通甲を備えたおおすみ型輸送艦が就役。そして強な対潜揮通信を搭載し、複数のヘリの同時運用が可となったひゅうが型護衛艦2009年に就役。海上自衛隊に本格的なヘリ空母タイプ護衛艦が誕生し、護衛艦隊に所属することとなった。更に航空機搭載を拡大し人員・車両輸送を備えた発展いずも型護衛艦2015年に就役させ、2020年代からF-35Bの運用を開始する。

日本はあくまで空母の保有を認めておらず、ひゅうがいずもともヘリコプター搭載護衛艦(DDH)に分類しているが、そのそのものはヘリ空母とみなして差し支えない。どのみち艦艇の分類基準など、建造したの胸先三寸で決まるものなので、あまり気にしないほうが吉である。

アメリカ合衆国

冷戦前期は通常動正規空母のフォレスタル級ミッドウェイ級を運用していた。世界に先駆けて原子力空母空母エンタープライズ1962年完成させるが、建造費の増大から建造は一隻に留まり、安価な通常動キティホーク級空母が建造された。
1975年、退役するミッドウェイ級空母にかわり、成熟した原子力技術と空母運用の技術の集大成としたニミッツ級原子力空母が就役。良を重ねながら計10隻が就役し、アメリカ海軍徴として君臨する。

縮小したイギリス海軍敗北した日本海軍に代わって、太平洋大西洋の軍事徴としてソ連と対峙し、冷戦終結以降は「世界警察官」たるアメリカ合衆国軍事的プレゼンスの徴たる非核戦として活躍する。(世界のどこかで軍事的問題が起きた場合、アメリカっ先に行うことがその地域に一番近い空母の位置の確認と言われている)

現在アメリカ海軍は正規空母を中心としたイージス艦ミサイル駆逐艦、攻撃原子力潜水艦、その他支援艦で構成される空母打撃群(06年以前は空母戦闘群)を洋上戦闘部隊の中心として運用している。

2017年には新技術の投入とオートメーション化による人員削減により運用コストを低減させた、新原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が完成・就役した。ドナルド・トランプ大統領はこれまで10隻体制だった空母の配備を12隻体制に増やし、軍備を再増強することを明言している。

日本では西太平洋を管轄する第7艦隊ニミッツ級原子力空母「ジョージ・ワシントン」が横須賀に配備されている。

その一方、1950年代から余剰となった大戦航空母艦を装して輸送用ヘリコプター母艦としての運用を開始したのを皮切りにVSTOL空母に準じた航空機運用を持つ強襲揚陸艦も9隻保有している。

ロシア (旧ソ連)

1960年代、ソ連軍は対潜ヘリの運用装備を備えたヘリコプター巡洋艦モスクワ級が就役。
1975年には発展としてキエフ級重航空巡洋艦完成し、VSTOL戦闘機Yak-38フォージャーを搭載し軽空母としての運用を確立した。(重航空巡洋艦とは、黒海から地中海へとつながるトルコ領内の峡を航空母艦が航行することを条約で禁止されているため、分類上ロシア称してるだけであり、実質軽空母である。)

1990年キューバ危機における反省とアメリカ空母戦闘群に対抗するために計画された固定機運用可な正規空母クラスの重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ完成するが翌年ソ連は崩壊する。崩壊後10年は予算不足により満足行動すらできなかったが、21世紀以降は艦載機を搭載し北大西洋で演習するなど活発に行動している。

現在ロシア政府は新原子力空母の建造をしているが、新たな情報はない。

一方でフランスから2隻のミストラル級強襲揚陸艦を導入することが決まり、準備が進められていた矢先、ウクライナ問題でキャンセルされ、兵装以外はほぼ完成した2隻はエジプトが購入することが決まった[5]

西ヨーロッパ

イギリス海軍1970年までは固定機を運用可な正規空母を保有していたが、退役に伴いVSTOL空母インヴィンシブル級を運用。フォークランド紛争で活躍する。しかしハリアーが退役しヘリ空母として運用された後に2014年までに全艦が退役。一時は揚陸艦オーシャン1隻のみとなったが2017年にはF-35Bを搭載する新正規空母クイーンエリザベス級が就役する予定である。

フランス海軍1960年代に正規空母クレマンソー級を2隻就役させ90年代末まで活躍。現在原子力空母シャルル・ド・ゴール1隻を保有している。
また、2006年からはミストラル揚陸艦3隻の運用をしている。

イタリア海軍ヘリコプターを複数機運用するアンドレア・ドーリア級巡洋艦の運用実績を元に1980年代ハリアーを運用する軽空母ジュゼッペ・ガリバルディを就役させた。更に2008年には輸送艦を有する軽空母カヴールを就役させている。更にジュゼッペ・ガリバルディ更新用としてF-35Bを運用できる新揚陸艦トリエステが2019年に進した。

スペイン海軍1960年代にアメリカから旧軽空母を提供され対潜用のヘリ空母として運用した後、1970年代からハリアーの運用を開始、その実績とアメリカで中止された軽空母計画を組み合わせたプリンシペ・デ・アストゥリアスを1980年代に就役させた後、2010年に多機化したファンカルロス1世を就役させ積極的に輸出を行っている。

とも空母が1~2隻という少数だがEU圏やNATOとしての欧州全体の組みの一つとして空母を複数保有しているとしている。(整備ローテーションの問題でタイミングによっては空母が1隻もいない事態も)

アジア

アメリカに代わって太平洋覇者たろうとする中国アメリカ海軍並みの空母戦闘群を計画しており、ソ連崩壊ウクライナにて建造中止になっていた旧ソ連の空母「ワリャーグ」を購入。大整備の末2012年練習空母「遼寧」が完成。同じくウクライナにあった艦載機実験機を購入、研究産化に成功する。現在航空部隊の練成中と試験航を行っている。
更に空母が2017年に進し、装中である。
更に2019年には全通甲を備えた海南級強襲揚陸艦が進した。

インドも、1961年イギリス海軍から正規空母「ヴィクラント」を購入し印パ戦争で活躍する。1987年には退役したイギリス海軍VSTOL空母を購入、「ヴィラート」とし、冷戦期にアジア一空母を保有する海軍であった。2013年ロシアからキエフ級重航空巡洋艦装した正規空母「ヴィクラマーディティヤ」を受領。また同年産の空母「ヴィクラント(二代)」が進した。

韓国現在独島級強襲揚陸艦を保有しており、独島級の追加配備とか空母3隻の保有とか色々と気のいい話だけは聞こえているが『お察しください』状態が続いている。
それでも独島級2番艦というかが進済みである。

タイ海軍スペインから輸入した王室ヨット軽空母を保有しているが予算不足により満足に運用されていない。

中東

2010年代になって中東では保有する軍艦更新に伴い、新開発・他からの輸入が盛んになっており、その中には空母も含まれる。

まず、エジプト海軍2016年ロシアが配備するはずだったミストラル揚陸艦2隻を購入した。固定機は運用できないがロシアから対艦ミサイルを装備した攻撃ヘリ購入の打診がされており、実現すれば戦的地位は大きくなる。

更にトルコ海軍スペインからファンカルロス1世級の導入を契約し建造を開始した。完成にはF-35Bの配備が想定されているがアメリカとの関係悪化により実現は厳しくなっている。

また、イラン海軍でも軽空母配備構想がある。

南米・オセアニア

ブラジル海軍1952年イギリスから中古軽空母を購入して空母の運用を開始し、2000年フランスからの中古正規空母の購入で更新したが予算不足により2017年に退役させ、めてイギリスから中古ヘリコプター揚陸艦を購入した。

アルゼンチン海軍1959年から1997年にかけてイギリスから購入した中古軽空母を連続で1隻づつ運用していたが不足からフォークランド紛争で戦果を挙げることなく、空母の運用を終了した。

オーストラリア1982年イギリスから購入した空母が退役して以降、正規空母は保有していなかったが、2014年スペインファンカルロス1世級のキャンベラ級強襲揚陸艦の配備を開始し、2隻を整備する予定だが固定機の運用予定は2015年現在はない。

問題点

【複数の空母の必要性】
空母のフル活用してまともに運用させるには、二隻以降も必要になること。つまり空母を複数用意してローテーションで運用する必要がある。
一隻だけでは相手継続して戦展開できないため、空母一隻分のを十分発揮するためには複数の空母を建造、運用しなければならない。
【艦隊としての運用が必須】
空母は航空機運用に特化しているため、その巨体の割に防御が低く、かつ艦隊の中核戦であるため非常に狙われやすい。特に現代は遠距離かつ大量に投射できる対艦ミサイルの存在もあり、空母を運用するには大量の護衛艦による空母の防衛が必要になる。逆に言えば、それが満たせない場合は空母は作戦行動もとれないということにもなる。
実際の事例として、フォークランド紛争時、アルゼンチン英国原子力潜水艦などを恐れて1隻しかない空母を港から出すことも出来ないという現代の艦隊保全義的状況になったこともある(機関が不調で高速を発揮できなかったというのも大きいが)。
一方のイギリス海軍アルゼンチンが保有していた対艦ミサイル「エグゾゼ」の予想以上の戦果に恐れおののき、空母をフォークランド諸島から離れた域に留め置いた…その結果、フォークランド諸島周辺の制権を全に握する事が出来ず、かえって被害が増大する羽になった。
【損失が非常に膨大】
昨今の軍用機はそれ自体が電子機器と高度なテクノロジーの塊なので非常に高価である。相手より優位になるためにはより航空機を多く積み込めて武装も増やす必要があるが、そうすると体を大化せざるを得ないため、大の空母を建造した場合はそれにともない艦載機や燃料弾薬類、人員の増加も避けられなくなるためさらにコストが上がる。
2017年に就役している空母ジェラルド・R・フォード級は、建造費用だけでも3隻合わせて約430億ドル(約4兆7千億円)という予算が計画されている。70機以上の艦載機+パイロットやそれをサポートする人員、その他兵装、燃料、予備パーツなどさまざまな物を積み込めば1隻だけで恐らく2兆円えになるだろう [6]
また艦載機の発艦・着艦には高度な技術が必要であり、搭乗員の養成にも大なコストがかかる。空軍とでは飛行機の運用方法が違うため兼務できず、したがって艦載機パイロットに欠員が出ても空軍から引っぱってきて埋めすればいいわけではない。[7]つまり空母それ自体だけでなく艦載機パイロットまでも高価格化しているのである。
また着艦失敗は艦体や甲上の人員・他機体を巻き込む大事故となるため、そうならないよう養成後も戦争の有にかかわらず、一定の練度を保つために定期的な離発着訓練は必要な点も欠かせない。(もちろん間や悪の着艦も含まれ、危険度も高くなる)
撃沈で空母が一隻やられるだけでも、収納されている戦闘機ヘリ、育てたパイロットや整備士、に積んでいる弾薬や燃料、発進設備がいっぺんに失われるため、航空基地を滑走路ごとまるまる一つ潰されるのと同義である。そのため、かつて第二次大戦のときの大和戦艦と同じく、膨大なコストを掛けて造ったがため逆に万が一の損失発生を恐れて積極的な展開ができなくなるという状態が発生している。
もし鹵獲(奪い取られること)などされようものなら、時間ももかけて研究開発した技術を解析されてタダで持っていかれたあげく、さらに自分たちの兵器や技術が自分たちを倒すのに使われるという、も当てられない状態となる。

現状では、上記のとおり、空母そのものについての存在価値が揺らいできているという摘もある。

戦艦がそうであったように、空母がそのを発揮するためには艦載機の運用数を増やすことが望ましい。そのためには艦艇サイズが大きくなる傾向があり、必然と運用コストが過大になる。一方、限定的な運用、例えばVTOL機運用の軽空母、ヘリ空母ではその効果は限られる傾向にある。

さらには自領土に近い領域の防衛には地上にある空軍基地からの航空で十分間に合うこと、一時的な奇襲ならば陸上基地からの空中給油機と攻撃機の遠距離奇襲攻撃の方がコストパフォーマンスが高いこと、更には航空機技術の発展及びミサイルの長射程化など、空母の相対的なパフォーマンスが低下しているのは否めない事実と言えるだろう。

ニミッツ級

余談・その他

トップガン効果】
空母艦載機パイロットを育てる専門学校アメリカ海軍戦闘機兵器学校」。一般的には「トップガン」の名前で知られており、その名前を一躍有名にしたのは、1986年開されたトム・クルーズ演の映画トップガン」である。
この映画ヒットにより、マーベリック [8] の様になりたい人が殺到、パイロット志願者は例年より500%増加、さらに翌年には士官兵志願者が前年20,000人増加、そのうち16,000人が海軍士官志望だったという。 [9]
トップガンヒットから32年、2018年になって「トップガン2」が制作発表されるが、開された写真でマーベリックの後ろに写っているのは最新鋭機のF-35ではなく1990年代から運用されているF/A-18F スーパーホーネットだった。これに落胆のツイートが上がるなか、アメリカ空軍公式アカウントが「乗るんならうちのF-15Eでしょ」とツイートしたところアメリカ海軍公式アカウントがこれに反応し、Twitter上で軍同士による戦闘機の性論争に。さらにこれに各の軍公式アカウントも反応してツイートしたという。 [10] [11]

関連動画

空母の歴史(全7回)
 

各国の空母

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世界の空母
 

間違った空母の使い方

フランス自動車メーカーシトロエンの有名TVCM「飛びまーす!」ロケ地:クレマンソー級航空母艦。

 

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アメリカ ヨーロッパ 艦載ヘリコプター 第二次世界大戦

ちょっとコンビニ行ってくる

                  ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
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           ,ゝ `く/ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _- ちょっとコンビニ行ってくる
 - ‐_+      ;'"  ,;'' ,''   ,; ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////

コンビニ人気者!皆大好き!左の動画に登場の艦上機アメリカ海軍F-18ホーネットorスーパーホーネット
上記AAアメリカ海軍F-14トムキャットのAAexitである。

関連項目

脚注

  1. *「空母の なるほどわかるシリーズ竹内修/谷哲也 笠倉出版社 2017 p.14
  2. *「空母の なるほどわかるシリーズ」 p.22
  3. *最強 世界の空母・艦載機の図鑑」坂本学研プラス 2017 p.20
  4. *在日米軍軍事占領40年の戦慄―」 小川和久 講談社文庫 1987
  5. *サウジアラビア提供したという
  6. *米海軍の新型空母、42年ぶり就役 新世代型の1番艦 (朝日新聞 2017年7月23日12時03分)exit
  7. *仮に理に乗り換えようにも「機種転換訓練」が必要なため、自動車のように他種に乗り換えて終わり…という訳ではなく多大な時間と費用がかかる。
  8. *トム・クルーズ演じたキャラクターピート・ミッチェル」のTACネームTACネームとは軍などで使われる個人を識別する非公式ネームのことで、同姓同名でも区別がつく。 → TACネーム (Pixiv百科事典)exit
  9. *米軍が32年間待ち続けたトップガン2 戦闘機にパイロット「萎え」 (Livedoorニュース 2018年6月1日 18時30分)exit
  10. *米映画「トップガン」続編の制作開始で海軍と空軍が「舌戦」 宣材写真の戦闘機めぐり性能論争 (産経ニュース 2018.6.4 10:04)exit
  11. *「トップガン2」に各軍も注目 Twitter上で小競り合い (おたくま経済新聞 2018/6/4 15:19)exit

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1266 ななしのよっしん
2023/11/27(月) 11:49:35 ID: 35FLD2+9Ea
>>1262
飛行甲の下にも更に装甲がある

>>1265
集団的自衛権を講師するにしても、半端な軽空母を艦隊にねじ込んでもらうよりは、世界最高峰の対潜護衛スキルを従前に発揮したほうが喜ばれると思うが
そういう現場の実情とはかけ離れた世論誘導の話というなら一理あるけど
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1267 ななしのよっしん
2023/11/27(月) 12:51:32 ID: 0J88C6kv6Z
>>1266
米国トランプ大統領でアテにならない、日韓中露に対して集団的自衛権行使する場合(>>1263)の話?
日本以外にまとまった数の空母を出せるがないと思うぞ、そのメンツだと
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1268 ななしのよっしん
2023/11/27(月) 19:49:07 ID: 35FLD2+9Ea
アメリカの気を留めておくためにポーズだけでも軍拡しようって話じゃなかったの?

アメリカマジで手を引いたifなら日本中国下に入るよ
米国の助けしで中国喧嘩するのはコスパが悪すぎる
台湾韓国くなるだろうが、まぁその時はお気の毒
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1269 ななしのよっしん
2023/11/28(火) 07:35:21 ID: 0J88C6kv6Z
確かに奈良時代前期みたいに中国日韓を従えていた時代もあったが、相応のと善隣外交があっての話
不良債権まみれ不動産詐欺経済と称し、ミサイル撃って脅迫するのを外交と称する中共が、日台を従えようとか

空母活用は他に、戦時の護送団かな
中東からのタンカー豪州からの資食料輸送は、当然に中国海軍も攻撃しにくるだろうし、
そいつまでアメリカさん護衛は任せますとはいかない
自衛隊の戦としてはイージス艦や対潜ヘリ以外にマルチロール機も必要になるかもしれん
まあ必要になるとしても護送団に空母が加わる方が効率的だろうが
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1270 ななしのよっしん
2023/11/28(火) 13:44:25 ID: 35FLD2+9Ea
脅迫を咎めだしたらアメリカだって大概だからなぁ
社会じゃ正義プライドは膨れないし、何事もコスパで考えるべきだ

護送団に空母を使わなきゃいけないような外交状況の時点で詰みだな
それはシーレーン沿が多数中国側について、空軍による制・制権の維持が期待できないということ
日本が維持できるような半端な空母が護送したところで的になるだけ

シーレーン空母ではなく外交守るべきものだが、アメリカアジアから抜けるとなればアジア々は台湾韓国を除いて軒並み中国の参加に付くだろう
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1271 ななしのよっしん
2023/12/04(月) 14:33:24 ID: 5TBKFmqXGd
艦隊のエアカバー欲しいからあったら嬉しい>>海自空母
必要な人員とか考えるとまぁ…
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1272 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 18:18:35 ID: OBMTAPxemP
護衛艦かが 修で一応航空機の使用に耐えうるようになった
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1273 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 18:20:02 ID: OBMTAPxemP
ただ、空母運用にはもちろん発着の為の訓練が必要になる
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1274 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 18:26:26 ID: OBMTAPxemP
あとは、無人機の運用か
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1275 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 18:55:06 ID: 0J88C6kv6Z
>>1270
>護送団に空母を使わなきゃいけないような外交状況の時点で詰みだな
>それはシーレーン沿が多数中国側について、空軍による制・制権の維持が期待できないということ
兵器の性では外交の失敗をカバーできないって話には異存ないね
アメリカを始め出来るだけ多くの中立もしくは日本側につけとく必要があるがそれは空母でなく官邸と外務省仕事
既出だけど、空母艦載機積んで諸を示威航して回るのもそれなりには貢献するが
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