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この記事は「東方M-1ぐらんぷり」から独立したものです。 基本事項及び声優などに関する情報は当該記事を参照願います。 |
第2回東方M-1ぐらんぷりとは、同人音楽サークル「いえろ~ぜぶら」が製作した電子メディア同人作品「東方M-1ぐらんぷり」のシリーズ第2弾である。
製品概要
| 頒布日 | 2007年12月31日 |
| 頒布イベント | コミックマーケット73 |
| 頒布価格 | 1000円 委託1260円(税込) |
| メディア | CD-ROM |
本作は前作「第1回東方M-1ぐらんぷり」が登場してからわずか半年程で頒布に至るという経緯を持つ。
本作以降「東方M-1ぐらんぷり」シリーズは毎年冬のコミックマーケットでの頒布となる。
舞台設定
| 会場 | 人間の里特設スタジオ |
| 参加コンビ数 | 9233組(前回比+7433 ×5.13) |
| 競争率 | 2308倍(前回比+1858) |
| 優勝賞品 | 人間の里十万石 |
優勝賞品にある「十万石」についてだが、「石」という単位は大河ドラマなどでよく耳にする言葉であるものの、広さの具体的なイメージが思い浮かばないと思われるのでここで説明する。
「石(ごく)」は尺貫法において、もともと「体積」を表す単位であり180.39リットル、1000合に相当する。1合は通常1食分の米の量を表すものとして料理などで用いられている。つまり石は、我々が1年間に消費する米の量を表すものである(実際に計算すると3合/日×365日=1095合となるが、便宜上1000合としている)。
体積を表す「石」を面積に直すには、1石の米がとれる面積を表す「反(たん)」を利用する。これは作物の出来具合などによって収穫量が変化するので厳密には同じではないが、本記事では便宜上「1石=1反」とする。
換算すると以下のようになる。
100平方キロメートルは東京ドーム2139個分、神奈川県横須賀市とほぼ同じ面積である。
この区画が丸ごと優勝者のものになると考えれば、霖之助が心配するのも無理はないだろう。
大会関係者紹介
司会
- 森近霖之助
- 前回に引き続き司会進行を務める。前回とは比にならない奔放ぶりの今回の審査員に悪戦苦闘する。
- 上白沢慧音
- 今回の女性側司会。鼻声に定評ある人。ネタ中で妹紅をコケにする輝夜に対し怒りを募らせ、やがて……。
審査員
注意:フランドール・スカーレットとチルノは2人1組で審査する。よって審査員は事実上4人。
- 八雲紫
- 冬眠の時期が近いせいか、若干荒れ気味。少しでも笑いが小さければ式神に制裁を下す。しかし最後は…?
- フランドール・スカーレット
- 暴れん坊精神は今回も健在。お得意の弾幕を披露しようとするが、さすがに会場側もある対策を練った模様。
- チルノ
- なぜかフランに連れられて一緒に審査員をすることに。彼女が審査できることよりも「頓知」という言葉を知っていることに驚く。
- 小野塚小町
- ある者の魂を連れてきた。魔理沙ではないかという可能性はあるが、真偽の程は不明である。輝夜に三途の川を渡らせたいという「永遠に不可能な」願望を抱く。
- 稗田阿求
- 今回の審査委員長。 歴史に残りうるお笑いを期待している。挑発されるとちょっと古風な怒り方をする。
決勝進出コンビ&ネタ紹介
エントリーナンバーの由来はコンビに関係する単語の数字による語呂合わせ。以下、分かりやすいように「由来の単語のカタカナ表記(各数字の読み)」という形式で表す。
エントリーNo.178 狂気と詐欺師「てゐレーセン」
「第1回大会は予選2回戦落ち。今大会のダークホースと呼ばれる 2匹のウサギ。漫才頂上決戦に波乱を巻き起こすのか!?」
出囃子原曲:「狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon」
- 鈴仙・優曇華院・イナバ
- 自身を利用した様々なCMに挑戦する。礼儀正しい振る舞いをするが、ツッコミはかなり強烈。さすが座薬の扱いに長けていることだけはある。
- 因幡てゐ
- 阿求の本キライ! 妙に外の世界のものに詳しい。悪戯の才能は漫才においても発揮される。
決勝ネタ
- 早口言葉
- この漫才を境に幻想郷でも有名になろうとする二人。最初はネタの最中にかまないように早口言葉の練習をする。しかし鈴仙が出題したものはてゐには難しすぎた。そこで、てゐが出題したものは……。
- CMに出よう!
- 続いて幻想郷のTVCMへの出演練習を行うが、何故かてゐによる妨害を受けてしまう。理由を尋ねたところ「2人でできるCMがやりたい」という。さっそく2人でやるCMに挑戦することに……。
エントリーNo.8901 最強の式神「やくもチェン」
「前回審査員、幻想郷のお笑いを知り尽くしたといわれている九尾の狐とその式神。空回りする橙を藍は上手く操れるのか!?」
エントリーナンバーの由来は「ハクレイ(ha-ku-re-i)」。
出囃子原曲:「ティアオイエツォン(withered leaf)」
注意:CDのオビには「やくもチェン」と表記されているが、裏ジャケット絵には「八雲橙」と表記されている。
「八雲橙」はあくまでも芸名であるため(八雲藍+橙)、初心者の方はくれぐれもお間違いのないように。
- 八雲藍
- ネタについて自らの式に対しやや厳しい面を見せる一方で、右に出る者はいない程の親バカぶりを発揮する。だが自らの主は……。誰もが認める幻想郷一位。
- 橙
- 自らの配下である猫たちが会場に来ており、自分のネタをどう見るか気にかけている。たとえ失敗しても、かわいいから許される。
決勝ネタ
- 東方なんでもQ&A
- 八雲一家では貯金が無くなりかけているという事態に陥っていた。この状況をを打開するために藍はある商売を始めたが、忙しくなってきたため橙にも手伝わせることに。
- その名も「東方なんでもQ&A」。謎が多い幻想郷に対する質問に答えていく電話サービスであるという。藍が質問に対する返答の手本を見て、突拍子な答えの数々に戸惑いつつ橙も手伝いを始める……。
エントリーNo.8556 蓬莱の民「蓬莱てるよ」
「前回は審査員として参加した輝夜と月の都の医学とお笑いを極めた永琳。今大会の大本命、彼女達は漫才頂上決戦でどんな嵐を呼ぶのか!?」
エントリーナンバーの由来は「ヤゴコロ(ya-go-ko-ro)」。
出囃子原曲:「千年幻想郷 ~ History of the Moon」
- 蓬莱山輝夜
- ネタの最中でも妹紅への殺意はむき出し。財政難を理由に求職活動をするという、よくあるNEET柄とは大きく違う一面を見せる。独特のイントネーション(通称「蓬莱訛り」)を持つ。
- 八意永琳
- 一時は輝夜の求職活動を咎めるが、その熱意を見て協力することに。しかし彼女の書いた履歴書では自身が巻き添えに……。
決勝ネタ
- 輝夜の求職活動
- 最近お金がないと訴える輝夜。しかし永遠亭は復旧工事のためお小遣いが出せないと永琳。そこで輝夜は自給自足を謳い無断で求職活動を始める。
- しかしなかなか受からないため、その原因を究明すべく自身が書いた履歴書を永琳にチェックしてもらうことに。そこでは、輝夜の知られざる過去が明らかに……。
エントリーNo.3180 紅魔館の頭脳「パチュみりん」
「紅魔館の陰と陽。健康優良中国娘にパチュリーは何処までついて来れるのか!?」
エントリーナンバーの由来は「ジャオー(z-i-ya-o)」。
出囃子原曲:「ラクトガール ~ 少女密室」
- 紅美鈴
- 元からの体術はもちろん、楽器演奏やラップができるなど多くの才能を持つ。パチュリーの日陰道脱出のために「自分のペースで」彼女を鍛えることに。
- パチュリー・ノーレッジ
- あることがきっかけで外遊びをしたくなった。しかし今の自分の体力では体が持たないことを悟っており、美鈴に特訓してもらうことにしたが……。
決勝ネタ
- パチェッパラッパー
- 突然アウトドアに目覚めるパチュリー。それを知った美鈴は彼女の日陰道脱出のために「パッチェッパラッパー」なるダンスレッスンを行うことに。
- 「音楽に合わせて楽しく体を鍛える」というコンセプトであるとはいえ、インドア派のパチュリーには厳しい道のり。無事にアウトドア体質を身に着けられるのか、彼女の挑戦が始まる……。
コマーシャル「にとりのテレビショッピング」
字面だけ見ても高そうに見える値段だが、実際に計算するとどうだろうか。旧い単位も出てきたので再び解説する。
「文(もん)」とは室町~江戸時代を中心に使われた通貨単位で、「貫(かん)」は1000文を表した。
元文期(徳川吉宗が治めていた頃)を基準にした米価をもとに換算すると以下のようになる。
元になった製品が10000円少々であることを考慮すると、幻想郷ではバブル経済も青ざめるすさまじいインフレーションが発生しているということが窺い知れる。
決勝戦の様子
Full.verを先頭に、登場(再生トラック)順に掲載する。CMもこちらに含める。
また音声のみのものを「本家」、有志によって製作された手書き作品は「絵む-1」の項目に分割する。
今作では後に公式絵師として抜擢される「沌x」氏の作品が特に有名。(公式絵師としての詳細は後述)
本家
Full.ver以外は当記事が完成する前にすべて削除されてしまった模様。
絵む-1
最終決戦進出コンビ&ネタ紹介
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この項目は未視聴者に対するネタバレとなります。 初見の方はこちらをクリックして記述をスキップしてください。 |
1番手 蓬莱てるよ 最終決戦ネタ
- 輝夜の部屋
- 大勢の人がいる客席を見て、自分たちでも何か催し物をして多くの人に集まってもらおうと考える輝夜と永琳。だがそこに何と妹紅が乱入。その場で決着をつけようとする。
- まずいと思った2人は急遽、なぜか妹紅の誕生日を歓迎するとして「輝夜の部屋」という番組を始めることに。輝夜と永琳の思惑とは……。
今回の乱入者
2番手 やくもチェン 最終決戦ネタ
- 橙の八雲家防衛訓練
- 2人の主である紫が冬眠の時期を迎えるが、彼女がよく眠れるのは藍が冬眠の邪魔をするあらゆる外敵から守っているからだという。しかし彼女も多忙のため、その役目を橙に任せるために訓練をすることに。
- 内容は「カミナリ女」こと伊吹萃香を追い払うというもの。八雲の名をかけて、橙の実力が試される……。
- 注:現在カミナリ女と言えば永江衣玖が適役だが、本作が発売されたのは「東方緋想天」が登場する半年ほど前である。
最終決戦以降の様子
本家
絵む-1
見所
- 一度聴いたら忘れられない数多くの名言、そして今までにない形の笑いと感動を与えてくれる。特に名言「ちぇえええええええん」に関しては別のサークルからクリアファイルが発売されるなど、界隈全体を大きく揺るがすほどの影響を与え、彼女を愛し称える言葉として大流行した。コアファンでなくともこの言葉を知っている人は少なくない。
- ニコニコ動画では有志による手書き作品である「東方絵む-1ぐらんぷり」の発端となった。これがきっかけで同じく音声のみの作品である「第1回東方M-1ぐらんぷり」の手書きバージョンも製作されるようになった。
- また、「東方絵む-1ぐらんぷり」をリードした人物「沌x」氏は「いえろ~ぜぶら」にその手腕を買われ、完全映像化が始まった第3回より公式絵師になるという大出世を成し遂げた。(詳しくは当該記事を参照)
- ファンの中では本作がきっかけで「いえろ~ぜぶら」を知り、同人音楽にも興味を持つようになった者も多い。
- 以上の事柄により東方M-1ぐらんぷりは数多くある東方二次創作の中でも人気の的となり、以後「東方M-1ぐらんぷり」は「いえろ~ぜぶら」の看板作品として「年末(冬)の風物詩」における不動の地位を築いた。
今回幻想入りしたもの
注意:ここではネタ内で取り上げられた「外の世界のもの」を列挙する。まだ幻想入りしていないものも含まれる場合があるので気を付けること。
- 犬夜叉
- 名探偵コナン
- 探偵!ナイトスクープ
- 日清サラダ油
- プリザエース
- リポビタンD
- タカラ本みりん
- 麻宮サキ
- ニトリ
- 太田製薬
- ミートホープ
- 日本直販
- 織田裕二
- HMV
- パラッパラッパー
- 初音ミク
- KC
小ネタ
- ミスティア・ローレライの宿命
- 永夜抄におけるゆゆみすのやりとり以降、あらゆる二次創作において食料と化すという「常識」は本作でも通用し、以降も必ず「加工された状態」で登場する。いいのか悪いのかは別として、登場の機会が多いキャラクターとなっている。
- 幻想郷一位の藍さま
- やくもチェンの決勝ネタの後半は「ダウンタウンのごっつええ感じ」のコント「お見舞い」にかなり忠実である。
- これは1991~1997年の間に放送されたものであるため、平成生まれの者にはあまり馴染みのない番組かもしれない。(DVDが発売されているので入手し視聴は可能、またそこから多くのMAD作品が投稿されている)
- とりあえず下記動画を見ていただければお分かり頂けるだろう。
- 以降の作品でも「ごっつネタ」はたびたび使用される。
- CDに収録されているデータ
- 本作はオーディオCDであるため各種ポータブル音楽機器に入れるファンも多いと思うが、このときPCのエクスプローラを使用すると「zip」形式のフォルダが見つかる。ここにはジャケットやブックレットに掲載されているものだけでなく、それぞれのコンビの決勝・最終決戦の様子をもとにした絵のデータが格納されている。
- 担当した絵師は百田やすひと(ももだ-)。
- このデータを利用した作品はニコニコ動画内に存在しないので、ぜひとも製品版を入手し自分の目で確かめてほしい。
- 「東方讃月歌」に収録されているオマケトーク
- 本作と同時に頒布された「東方讃月歌~Smell of Flap~」に収録されているオマケトークでは本作の製作後記にあたるトークが展開されている。しかしオマケと言えど50分近い長尺なので、時間のある方にオススメする。
- 後日談
- 製品版の最終トラックには大会の後日談が収録されている。内容は優勝を喜ぶとあるコンビと、ある理由で出場を逃した人物の話である。
- この内容もニコニコ動画には上がっていないので、製品版でチェックしていただきたい……が、実は今後の設定(特に第6回)にも大きく関わってくる部分があるため、こちらにネタバレを考慮し反転処理にて記載しておく。
- 霊夢は相方となる予定であった魔理沙が第1回大会以降行方不明になり、出場を逃してしまった。観客として参加していた霊夢は悔しがりながら帰りの夜道を歩いていると柿が頭に落ち、怒って柿の木を攻撃したところ何とそこから魔理沙が降ってきた。
- 驚いた霊夢は半年もの間何をしていたのかを尋ねたところ、あるところから「笑渦女命(わらいうずめのみこと)」が執筆したと言われる伝説の奥義書「喜道五麗書」なる書籍を奪ったとのこと。
- これで第3回の優勝は間違いない……と思ったその時、突然藍が現われ魔理沙を連れ去ってしまった!
- はたして、霊夢と魔理沙の運命やいかに!?
- この一連の流れは、以降の作品における以下の設定の伏線となった。
- ・第3回大会開催前において魔理沙が紫のところに監禁されていたということ
- ・第3回大会で彼女たちが参加すること
- ・第6回大会の審査委員長に笑渦女命が就任、優勝賞品が喜道五麗書
使用楽曲
出囃子については各コンビの項目に記載しているので、そちらを参照。
| オープニング及び開会式 | 妖々夢 ~ Snow or Cherry Petal |
| コンビ紹介 | 東方妖怪小町 |
| ジャッジ入り | ツェペシュの幼き末裔 |
| 点数発表 | 花の映る塚 |
| CM入り | メイドと血の懐中時計 |
| CM | 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend |
| CM出 | シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome |
| 優勝ファンファーレ | 妖々跋扈 ~ Who done it! |
| 閉会式 | 紅より儚い永遠 |
今作に限り、閉会式の楽曲が異なる(他は全て「亡き王女の為のセプテット」)。
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E7%AC%AC2%E5%9B%9E%E6%9D%B1%E6%96%B9m-1%E3%81%90%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%B7%E3%82%8A


ページ番号: 4781484
リビジョン番号: 1514143
読み:ダイニカイトウホウエムワングランプリ
初版作成日: 11/12/12 01:29 ◆ 最終更新日: 12/04/29 17:29
編集内容についての説明/コメント: 単位変換ミスを修正、項目「東方界隈への影響」を「見所」に変更、項目「使用楽曲」追加、関連項目に登場コンビ追加、その他一部記述変更
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