第5共和国とは、韓国の政体の一つで、単語自体には以下の2通りの意味がある。
- 戦後韓国の、いわゆる全斗煥大統領時代のことだが、日本ではどちらかというと第五共和制とも呼ばれ、この表記をする場合でも、慣例的には漢数字の第五共和国と記載される
- 上記実在の第五共和制/第五共和国をモチーフにした、2005年放送の韓国のドラマ作品。原語表記は『제5공화국』。
なお、現在のフランスの政体なども稀にこの表記をされるが、こちらについてももっぱらフランス第五共和政と記載されるので特に曖昧さ回避としない
1については、後世より適切な記事ができる可能性があるので、この記事は2を主にしつつ、前提の説明として1についてもざっくりと見ていく。
実在の第五共和国
すべては、第二次世界大戦において日本が敗戦したことに始まる。日本の朝鮮総督府は、呂運亭ら民族運動家と交渉を始めるが、一方で連合国の間ではすでに北緯38度線で分断することに決められていた。
呂運亭らが、朝鮮建国準備委員会を設置するが、重慶の臨時政府との合流を主張して副委員長の安在鴻がたもとを分かつなど内部の対立も多く、9月6日に朝鮮人民共和国が成立するも、海外の活動家との連携は乏しく、主席に選ばれた李承晩は帰国を拒絶。またアメリカやソ連の承認も得られず、朝鮮半島は連合国主導で統治がはじめられた。
12月にモスクワ外相会議が行われると、信託統治への反発も巻き起こり、様々な派閥も惹起する中で、左右どちらにも顔が利いた呂運亭も暗殺。さらに、冷戦の進展により、共産党体制に入った北と、李承晩・金九など右派が中心的となった南に分かれていき、第二次米ソ共同委員会の決裂もあって、李承晩の韓国と、金日成の北朝鮮に分裂。ついには1950年に朝鮮戦争に突入する。
1953年に終戦すると、韓国は李承晩の、いわゆる第一共和国の体制に入った。李承晩は独裁体制を強化するも、経済悪化から、李政権への反発が強まり、第四代大統領選挙の不正問題から、1960年に四月革命が勃発。許政の暫定的な政権の後、これまでの野党だった張勉が首班となり、尹潽善が大統領となる第二共和国に移る。
ところが、軍部が不満から、1961年に5月16日クーデターを勃発。閑職にいた朴正煕少将を担ぎ上げ、政権を掌握し、張勉は退けつつも、尹潽善を傀儡としてそのまま据え置く。1962年には朴正煕を大統領とし、彼のもとで第三共和国へと移った。
朴正煕は長期政権となったものの、それはアメリカの外交政策の転換などもあってのことであり、経済成長を受けながらも1971年には金大中などの対立勢力ができ始めた。こうした中で、朴正煕は1972年に突如として国家非常事態宣言を出し、第四共和国へと移行。いわゆる十月維新を始める。
しかし維新政権は反発を生み、金大中事件もあって、批判が相次いだ。大統領自身も暗殺未遂などを繰り替えされ、1979年についに暗殺される。崔圭夏が直ちに大統領になるも、粛軍を名目としたクーデターで軍部は全斗煥に掌握される。このような中で1980年にデモが激化し、光州市でデモ隊と軍が戦闘を始める光州事件が勃発。こうした流れを受けて退陣した崔圭夏に代わって、全斗煥が8月に大統領になり、ついに第五共和国へと至る(ここまで長かった…)。
全斗煥政権は維新政権との決別を宣言するも、1982年には手形詐欺事件が、1983年には明星事件や永東開発振興事件が明るみに出、不正腐敗が次々に明らかになる。ただし、経済政策は「三低景気」など功を奏し、1980年代を通して経済発展を遂げていった。
しかし、経済発展と、あまりにも政府が強権的だったことのギャップから、ほぼどの階層も政府を批判するような状況に陥り、全斗煥の盟友だった、盧泰愚が1987年に6・29民主化宣言を行う。かくして一慮三金と呼ばれた大統領選挙に至り、与党の盧泰愚が勝利する。かくして、初めて選挙で大統領が交代する事態となり、第六共和国へと移っていく。
それでこのドラマとは
このドラマは、韓国で順次上記の「第一共和国」から放送を行っていた、MBCの「共和国」シリーズの2005年に放送された最新作である。しかし、このシリーズのドラマ自体久々であり、内容自体は「第4共和国」の際に描いていた朴正煕暗殺あたりから始め、全斗煥・盧泰愚の恩赦という結構後のほうまでをドラマ化したものである。
なお、日本の大河ドラマがあまり戦後に触れない理由の一つでもあると思われる、存命中の人物からの批判は過去作の時点で展開されており、第5共和国の制作にあたっても、しっかり対策が行われていたのだが、当時軍の中枢にいた存在たちからの名誉棄損の訴えや、朴哲彦がスージー・キム事件に関与したように描かれたと訴えて一部勝訴するなどが起きている。
また、上記理由から、実際にまだ存命人物も普通にいる役を演じる役者の選出も困難を極め、これまでのシリーズ作品に比べても、似ているかどうかよりも役を演じられるかどうかが重んじられていることは、韓国でも指摘されている(なお、主役の全斗煥ですらキャスティングに難航していた)。また、上記を追えばわかる通り、前作である「第4共和国」と一部内容がかぶっているのだが、「第4共和国」と同じ俳優もいるし、違う俳優もいるという、状態になっている。
物語の筋書き
比較的善悪を明確にした筋書きになっており、光州事件などは明らかに軍側を過度に悪役に描いている。
なお、全斗煥がすべてを掌握する、10・26事件、12月28日のクーデター、5・18民主化運動で4分の1くらいであり、この後も前半はかなりゆっくり進むため、実は第5共和国と言いつつも、半分の26話段階でも厳密には第5共和国ができていないペースである。
その後も、全斗煥政権時代の様々な事件を行い、物語は盧泰愚対金大中、金泳三、金鍾泌の一慮三金の大統領選挙を経て、第6共和国の成立以降にまで至る。
ドラマ自体の人気
ドラマ自体は光州事件で実際の事件の映像を交えながら描くなどの気合の入れっぷりだったのだが、韓国で言うところのニコニコ大百科などにあたるナムウィキを見た限りでは、前半が白熱した軍人たちの政治抗争が描かれていたのに対し、後半はかなり駆け足だったこともあって不評で、当時は日韓関係の悪化もあって、『不滅の李舜臣』の人気に比べるとかなり大差をつけられていたとの評がある。
このように、韓国でもそこまで人気があったわけでもない、かつドラマとしては十年以上前のマイナー作品ということもあって、サブスクリプションにはほとんどなく、日本では買うかTSUTAYAなどでレンタルするかくらいでしか見れないのだが、なぜか2010年代に入り日本で特定層にウケ、いわゆる五共クラスタと呼ばれる層を中心にしたカルト的な人気作品となってしまった。
ただし、かつての首相である安倍晋三も見ていた[1]という言及もあるため、ニッチなカルト作品ではあるのだが、それ以前からも割と見る人は見るくらいの扱いではあった。
この、なぜか日本でウケたことに対しては、韓国人たちも認知しており、日本でウケた理由については、上述のナムウィキなどでも種々分析されている(本記事下部の「関連リンク」から参照)。この中には、日本では大河ドラマなどで現代史の政治劇が行われていないことから物珍し気に見られたというものから、張泰玩の「戦車でお前らの首を吹っ飛ばしてやる」を筆頭にしたキャプ画像が使い勝手が良すぎたという元も子もないものまで、含まれている。
ドラマの登場人物
第5共和国
- 全斗煥:イ・ドックァ
- 国軍保安司令官、(兼)中央情報部(KCIA)部長、国家保衛非常対策委員会常任委員長、第11・12代大統領
- 全斗煥役のイ・ドックァと盧泰愚役のソ・インソクは韓国ではクーデターの首班を演じるコンビとして定評がある。
- 李順子:キム・ヨンラン
- 全斗煥夫人、新世代育成会会長
- 全敬煥:オ・ヒョンソプ
- 大統領警護室警護5係長、セマウル運動本部総裁、全斗煥の弟
- 盧泰愚:ソ・インソク
- 第9師団長、首都警備司令官、国軍保安司令官、内務部長官、ソウルオリンピック組織委員長、民主正義党総裁、第13代大統領、民主自由党総裁
- 金玉淑:ソン・オクスク
- 盧泰愚夫人
- 朴哲彦:イ・スンヒョン
- 検事、大統領法律秘書官、国家安全企画部長特別補佐官、大統領政策秘書官、体育青少年部長官、盧泰愚の義弟
- 許和平:イ・ジヌ
- 保安司令部秘書室長、大統領秘書室補佐官、大統領政務第1首席秘書官
- 許三守:チャ・グァンス
- 保安司令部人事処長、大統領司正首席秘書官
- 李鶴捧:イ・ジェヨン
- 保安司令部捜査課長、対共産処長、大統領民政首席秘書官、国家安全企画部第2次長
- 鄭鎬溶:ユン・スンウォン
- 第50師団長、特殊戦司令部司令官(鄭柄宙の後任)、第3軍司令官、陸軍参謀総長、内務部長官、国防部長官、全斗煥・盧泰愚らの陸士同期
- 張世東:ホン・ハクピョ
- 首都警備司令部第30警備団長、第3空輸特戦旅団長、大統領警護室長、国家安全企画部長。
- 特に役者と本人が似ているとされる人物。
- 許文道:イ・ヒド
- 駐日大使館公報官、中央情報部(KCIA)秘書室長、大統領広報秘書官、文化公報部次官、国土統一院院長
- 権正達:チョン・ハノン
- 保安司令部情報処長、民主正義党事務総長
- 盧信永:キム・ビョンキ
- 外務部長官、国家安全企画部長、国務総理
- 金在益:チョン・ソンイル
- 大統領経済首席秘書官
- 金貞烈:パク・ギュチェ
- 元空軍参謀総長・国防部長官、共和党議長、国務総理
- 李範錫:シン・ヒムン
- 大統領秘書室長、外交部長官
- 朴世直:イ・ジョンフン
- 首都警備司令官、国家安全企画部第2次長
- 金潤鎬:キム・ミョンス
- 陸軍第1軍団長、合同参謀本部議長、陸軍大将
- 李源祚:スン・ドンウン
- 韓国石油開発公社社長、全斗煥らの陸士同期
- 安武赫:ク・ボソク
- 国会議員、国家安全企画部長、国税庁長官、陸軍准将
- 崔順達:イ・ドリョン
- 日海安保統一研究所理事長
- 金滿堤:チェ・スンチョル
- 財務部長官、副首相兼経済企画院長官、浦項製鉄会長
- 金潤煥:シン・グィシク
- 文化広報部次官、大統領政務第1首席秘書官、大統領秘書室長、盧泰愚の高校同期
- 崔秉烈:ソン・ホギュン
- 民主正義党国策研究所副所長、大統領政務首席秘書官
- 金容甲:ジョ・ジャング
- 大統領民政首席秘書官、政務第1長官
ハナフェ
- 黄永時:ムン・フェウォン
- 第1軍団長、陸軍参謀次長、陸軍参謀総長、陸軍大将
- 兪学聖:パク・ヨンジ
- 国防部軍需次官補、第3軍司令官、陸軍大将、中央情報部(→国家安全企画部)長
- 車圭憲:イ・ギョンスン
- 首都軍団長、陸軍士官学校長、第2軍司令官、陸軍大将、交通部長官
- 白雲沢:ソン・ヨンテ
- 第71防衛師団長、第1軍団長
- 朴俊炳:キム・テジョン
- 第20機械化歩兵師団長、国軍保安司令官(盧泰愚の後任)、陸軍大将、国会議員
- 朴煕道:チョン・インテク
- 第1空輸特戦旅団長、特殊戦司令官、陸軍参謀総長、陸軍大将
- 崔世昌:イ・ギヨン
- 第3空輸特戦旅団長、統合参謀本部議長、陸軍大将
- 権翊鉉:キム・ドンヒョン
- サムスン精密常務取締役、国会議員、民主正義党事務総長、全斗煥・盧泰愚らの陸士同期
- 張基梧:?
- 第5空輸特戦旅団長、陸軍中将、総務長官
- 鄭棹永:キム・ミョンヒョン
- 保安司令部保安処長、陸軍准将
- 高明昇:チェ・ウンソク
- 大統領警護室作戦参謀、国軍保安司令官、陸軍大将
- 金振永:キム・ヨンソク
- 首都警備司令部第33警備団長、陸軍参謀総長、陸軍大将
- 李基龍:ファン・ジンヨン
- 第1空輸特戦旅団参謀長、陸軍大佐
10.26事件
- 朴正煕:イ・チャンファン
- 第5~9代大統領
- 「第3共和国」の頃から朴正煕の俳優は固定されている。
- 陸英修:ヤン・ミギョン
- 朴正煕大統領夫人
- 朴槿恵:コ・ジョンミン
- 朴正煕大統領の長女
- 朴槿暎:ジョン・スジ
- 朴正煕大統領の次女
- 朴志晩:キム・ナムギル
- 朴正煕大統領の長男、陸軍士官学校生徒
- 金載圭:キム・ヒョンイル
- 中央情報部(KCIA)部長
- 車智澈:チョン・ホグン
- 大統領警護室長
- 金桂元:ナ・ソンギョム
- 大統領秘書室長
- 朴興柱:キム・ソンジュン
- KCIA部長随行秘書官、陸軍大佐
- 朴善浩:キム・ヒョク
- KCIA儀典課長、予備役海兵大佐
- 沈守峰:シン・ドンミ
- 歌手、宮井洞の宴席の同席者
- 申才順:チョ・ミナ
- 女子大生(漢陽大学演劇映画学専攻3年生)・モデル、宮井洞の宴席の同席者
- 金正燮:カン・サング
- KCIA第2次長補
- 金坪洙:イ・ビョンシク
- 国軍ソウル地区病院長、空軍准将
- 尹潽善:イ・ジョング
- 第4代大統領
- 白基玩:イ・ヨンソク
- 白凡思想研究所所長
- 金永先:ユン・ガプス
- 陸軍第3士官学校校長、10.26事件裁判長、陸軍中将
- 李在田:ソン・ギヒョン
- 大統領警護次長、陸軍中将
12.12事件
- 鄭昇和:パク・イナン
- 陸軍参謀総長・戒厳司令官、統一民主党常任顧問、陸軍大将
- 張泰玩:キム・ギヒョン
- 首都警備司令官、陸軍少将
- かの有名なキャプ「戦車でお前らの首を吹っ飛ばしてやる」の発言者。
- 鄭柄宙:ミン・ウク
- 特殊戦司令官、陸軍少将
- 金晋基:キム・ジュヨン
- 陸軍憲兵監、陸軍准将
- 禹国一:パク・ピョンフン
- 国軍保安司令部参謀長、陸軍准将
- 尹誠敏:キム・ホヨン
- 陸軍参謀次長、陸軍中将
- 河小坤:ハン・ヨンス
- 陸軍本部作戦参謀部長、陸軍少将
- 金基宅:イ・ヨンジン
- 首都警備司令部参謀長、陸軍准将
- 李建榮:チャ・ユンフェ
- 第3軍司令官、陸軍中将
- 金五郎:ヤン・ドンジェ
- 特戦司令部秘書室長、陸軍少佐
- 禹慶允:イ・スンソン
- 陸軍犯罪捜査団長、陸軍少将
- 申允熙:キム・セヒョン
- 首都警備司令部憲兵団副団長、陸軍中佐
暫定政府閣僚
- 崔圭夏:キム・ソンギョム
- 大統領代行、第10代大統領
- 「第4共和国」から引き続きキム・ソンギョムが演じているが、前作で重厚だった役柄が今回は3枚目寄りになっている指摘がある。
- 申鉉碻:シン・チュンシク
- 国務総理
- 崔侊洙:パク・ギュジョム
- 大統領秘書室長
- 盧載鉉:シン・グク
- 国防部長官
- 金致烈:イ・ソンホ
- 法務部長官
- 周永福:チェ・ビョンハク
- 国防部長官(盧載鉉の後任)
三金勢力など
- 金大中:イム・ドンジン
- 国民連合代表、民主化推進協議会(民推協)共同議長、平和民主党総裁、第15代大統領
- 李姫鎬:ヨン・ウンギョン
- 金大中夫人
- 金相賢:イ・ウォンジェ
- 金大中の側近議員
- 金泳三:キム・ヨンゴン
- 新民党総裁、民推協共同議長、新韓民主党常任顧問、統一民主党総裁、民主自由党総裁(盧泰愚の後任)、第14代大統領。
- 孫命順:ヒョン・スッキ
- 金泳三夫人
- 金徳龍:チョン・ミョンファン
- 金泳三総裁秘書室長、国会議員(新民党→統一民主党→民主自由党)
- 金東英:チェサンフン(崔尚勲)
- 新韓民主党議員、統一民主党副総裁
- 金鍾泌:イ・ジョンギル
- 共和党総裁、新民主共和党総裁、自由民主連合総裁。
- 朴栄玉:ウォン・ジョンネ
- 金鍾泌夫人
- 李臺燮:ユン・スンホン
- 共和党総裁秘書室長
- 朴鐘圭:キム・ボングン
- 共和党国会議員、元大統領警護室長、朴正煕大統領のかつての側近
- 李厚洛:パク・グァンナム
- 共和党国会議員、元大統領秘書室長、元KCIA部長、朴正煕大統領のかつての側近
- 李敏雨:ヤン・ヨンジュン(梁泳俊)
- 第12代国会議員、新韓民主党総裁
- 李宅敦:キム・ジノ
- 新韓民主党議員
- 李哲承:ソン・ソクホ
- 新韓民主党議員、新韓民主党総裁(李敏雨の後任)
- 李宅煕:アン・ヒョンシク
- 新韓民主党議員
- 李容九:イム・ビョンギ(任秉基)
- 新民党総務副局長
- 金龍南:イ・ハヌィ
- 統一民主党結党を妨害する暴力集団のリーダー。
- 梁正模:ハン・インス
- 国際グループ会長
- 金徳永:キム・ウンソク
- 国際グループ副会長、梁正模の婿
- 鄭周永:パク・ジョングァン(朴鍾官)
- 現代(ヒュンダイ)グループ会長
- 金重源:キム・ガクジュン
- 韓一グループ会長
アメリカ政府関係者
- ロバート・ブルースター:リー・チャーム
- CIA韓国支局長
- ウィリアム・グライスティーン:?
- アメリカ合衆国駐韓大使
- ジョン・ウィッカム:?
- アメリカ陸軍第8軍司令官兼在韓米軍司令官、朝鮮国連軍司令官、米韓連合司令官、アメリカ合衆国陸軍大将
日本
光州事件
- 朴南宣:チョン・スンジェ
- 光州市民軍報告室長
- 尹祥源:キム・ジョンハク
- 夜間学校教員、光州市民軍指導者
- 朴寛賢:ヤン・ヒョンテ
- 活動家、全南大学学生会長
- 李熺性:ホン・ミヌ
- 陸軍参謀総長兼戒厳司令官(鄭昇和の後任)、陸軍大将
- 尹興禎:イム・ムンス
- 陸軍戦闘教育司令部司令官・全羅南北道戒厳分所長、陸軍中将
- 蘇俊烈:ハン・ギュヒ
- 陸軍総合行政学校校長・全羅南北道戒厳分所長(尹興禎の後任)、陸軍少将
- 崔雄:チョ・テボン
- 第11空輸特戦旅団長、陸軍准将
- 李:チョ・サンギ
- 第11空輸特戦旅団第61大隊所属の空挺隊員、陸軍中士(軍曹)
三清教育隊
金大中事件・金大中死刑判決
- 鄭基用:ジョ・ビョンゴン
- 陸軍法務官(軍検察部長)・戒厳普通軍法会議検察官、陸軍中佐
- 金敬仁:キム・ヨンジュン
- 国会議員
- 沈在哲:キム・ヨンヒ
- ソウル大学総学生会長、国会議員
- 文益煥:?
- 牧師、民主活動家
- 李海瓚:?
- 民主活動家
- 文應植:イ・イルソプ
- 戒厳普通軍法会議裁判長、陸軍少将
- 許京萬:キム・ドンソク
- 弁護士、戒厳普通軍法会議での金大中弁護人
- 李兌榮:チェ・ウンスク
- 弁護士( 韓国家庭法律相談所所長、韓国初の女性弁護士)・社会活動家、戒厳普通軍法会議での弁護側証人
張玲子事件
- 張玲子 - イ・ヘスク
- 女性実業家、大和産業名誉会長
- 李哲煕:ナム・ヨンジン
- 元KCIA次長・国会議員、予備役陸軍少将、大和産業会長、張玲子の夫
- 金守哲:キム・ホンソク
- 大亜金属社長、張玲子の元夫
- キム・ジェジン:イ・ウォンヨン
- 大和産業社長、張玲子の手下
- 李圭東:キム・ユンヒョン
- 予備役陸軍准将、大韓老人会長、李順子の父
- 李圭光:イム・ムンス
- 予備役陸軍准将、大韓鉱業振興公社社長、李順子の叔父・張玲子の義兄
- 金「会長」:ハン・テイル(韓兌一)
- 張玲子が接近する闇金融の大物
- 邊康雨:チェ・ソンギュン
- 共栄土建会長
- 李鐘元:キム・ジョンペ
- 法務部長官
- 鄭致根:?
- 検察総長、法務部長官(李鐘元の後任)
- 李鍾南 - チェ・チンホン
- 最高検察庁中央捜査部長
緑化事業
スージー・キム事件
- 金玉分(スージー・キム):キム・ヘジン
- 事件の被害者
- 尹泰植:シン・ソンギュン
- スージー・キムの夫
- 南永植:イ・ギョンヨン
- 駐シンガポール韓国大使館副理事官
- 李長春:カク・ウンテ
- 駐シンガポール韓国大使
朴鍾哲拷問致死事件
- 朴鍾哲:?
- 活動家、ソウル大学人文学部言語学科3年生・学生会長
- 趙漢慶:ユン・テスル
- 内務部治安本部対共分室捜査官、警衛
- 姜鎭圭:?
- 内務部治安本部対共分室捜査官、警査(巡査部長)
- 安商守:パク・ヨンス
- ソウル地方検察庁刑事2部検事
- 鄭銶永:チャン・スングク
- ソウル地方検察庁検事長
- 崔桓:チェ・ハンホ
- ソウル地方検察庁公安2部部長検事
- 申昌彦:シン・ジェド
- ソウル地方検察庁刑事2部部長検事
- 姜玟昌:シン・ウォンギュン
- 内務部治安本部長、治安総監
- 朴処源:カン・ギソン
- 内務部治安本部第5次長、治安監
- 黄迪駿:ヤン・ジェウォン
- 国立科学捜査研究所監察医
- 李富榮:イ・テロ(李大路)
- 民主統一民衆運動連合事務局長
その他
関連動画
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関連リンク
- 제5공화국 | 만나면 좋은 친구 MBC (韓国MBCの公式ページ)
- 제5공화국(드라마) - 나무위키 (韓国「ナムウィキ」の、この番組の記事)
関連項目
脚注
- *「加計問題の真っただ中の4月から6月にかけて見ていたのは、韓国MBC制作の「第5共和国」(全41話)。」 【永田町・霞が関インサイド】公邸泊まりが多い安倍首相、「首相動静」載らず密会にもってこい 「極秘会食」の後に韓国ドラマも見ていた (2/2ページ) - zakzak(2017年8月1日付の記事)
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