等々力孝とは、遊☆戯☆王ZEXALの登場人物である。CVは村田太志。
とどのつまり概要です!
主人公・九十九遊馬のクラスメイトであり友人。
青い坊ちゃんカットが特徴の線の細い少年で、「とどのつまり~」が口癖。
クラスの委員長も務めており、そのため他のキャラからは『委員長』と呼ばれている。
視聴者からも同じく『委員長』、また前述の口癖から『トド』と呼ばれることも多い。
優等生を絵に描いたような生真面目な性格だが、委員長という立場や自信などから来るふてぶてしい物言いが少々悪目立ちすることもしばしば。
特に初期の頃は、クラス一の問題児でデュエルの腕もまるで伴わない遊馬に対して上から目線の辛辣な態度を取ることも多かった。
しかし遊馬の成長に感化されていったのか、回を重ねるに連れてそういった描写は少なくなっていく。
クラスメイトである武田鉄男とは遊馬とともに本編開始前からの友人であり、ナンバーズクラブの発足をともに提案するなど、タイプは違えど馬は合うようだ。
遊馬達の無茶に対して素直に行動を共にすることも多く、何だかんだで付き合いはいい…というかよすぎる気すらする。
レッドカーペットの下に潜り込むのはさすがに止めろよ。
生真面目だが本質的にはそれほど堅物というわけでもなく、規律や原則以上に友情や探究心など感情的な部分を重視して動いている節も多々見られ、ナンバーズという未知の存在に対しても臆せず関わっていっている。
23話では遊馬やアストラルのために先生をウィルス事件のことを盾に悪い顔で脅すというどこが優等生なんだと言いたくなるしたたかさを見せていたことからもそれが伺えるだろう。
一方で冷静そうに見えて周りに振り回されたり空回りすることも多く、皆と一緒になって騒ぐことも多いなど総じて見れば良くも悪くも歳相応の健全な少年といった感じである。
ナンバーズクラブの会員番号は1番。
機械に強いという特徴を反映して、デュエルでは『バグマン』や『デバッカー』、『ワクチンゲール』などのコンピューターに関連するカードを使っている。
デッキ構築シーンでは『サイクロン』や『魔のデッキ破壊ウイルス』というガチカードも確認できるが、その後のデュエルでは残念ながら使用されず。
最初期の遊馬が一勝もできなかったというぐらいの実力はあるようだが、あの頃の遊馬は素人も同然なレベルだったためあまり参考にはならない気も……。
その後の描写を見るに、平時においては鉄男たちナンバーズクラブのメンバーとそう大差ないぐらいの強さと考えるのが妥当なところか。
33話でようやくまともなデュエルが描かれたが、対戦相手はなんとあのⅣ。
早々にモンスターエクシーズを召喚するなど悪くない試合運びだったが、こればっかりは相手が悪すぎたと言うしかなく、鉄男とともにファンサービスを喰らい病院送りとなってしまった……哀れ。
最初の頃遊馬にあんな態度取ってたから…
基本的に背景キャラ的な扱いをされていることが多いが、比較的デュエルに対する知識が豊富なためか解説役をしていることも。
27話のサッカーデュエルではキャットちゃんと共に実況・解説者スタイルに身を包み、この回のカオスさに拍車をかけていた。
作中では一、二を争うレベルの普通人と言ってよく、オービタルたちを相手に仲間がリアルファイトを繰り広げる中で彼が取った行動は、『投げた靴を当てて気をそらす』というこの上なくシンプルなもの。
遊馬ですら身軽とか言うレベルを越えた動きをしていた中で、ある意味貴重な存在である。
前述のファンサービスにより病院送りにされた後の復帰も鉄男より遅く、肉体的ダメージのありえない回復速度がよくあることなこの手の作品において、大事を取って自宅療養というこれまた貴重な選択肢を見せてくれた。
後半は特に目立った出番もなくWDC編が終了し『ZEXALⅡ』に突入すると、なんと4話(77話)にしていきなり新委員長を決めるクラス投票により委員長の座から追われることに。大体よかれのせい。
皆から委員長委員長と呼ばれているうちに、委員長であることがアイデンティティも同然になっていたらしく、そこを敵に利用され皆を裏切って(?)特命風紀コマンダーとなってしまった。
名前で呼ばれることがほとんどないという自覚はあったんだね。
虚栄心に突き動かされつつも、誰よりもクラスのことを思って委員長になったその気持ちは確かだったようで、最後は遊馬の説得により本当に大切なことを思い出し、決意の『とどろビング』を見せた。
事件後は無事クラスの委員長職に復帰している。
どこかの黄色い人みたいなことにならなくて何よりです。
形を変えた『かっとビング』を披露したのはキャットちゃん、ドッグちゃん、オービタル7に続いて彼が四人目である(カイトビングは本人が言ったわけではないので除く)。
ちなみにこの回では小鳥たちのスカートの中を覗いた疑惑も発生していたり、懺悔の用意はできているか!
服を着たままプールに飛び込み、濡れ透け状態になった姿まで披露した。誰得。
Ⅱ8話(81話)ではイメージ映像とは言えキャットちゃんや鉄男とともに意外と可愛いマスコットガール姿を披露したりと、Ⅱになってからのスタッフは彼に新たな路線でも開拓させようとしているのだろうか…。
Ⅱ19話(92話)では華道部部長である花添愛華に対して赤面するシーンも。この縁で、ゲーム作品でも彼女とは多少の絡みがあったりする。
その後、ストーリーが終盤に入っていくにつれ目立った出番は少なくなっていったが、激化する状況の中でも他のメンバーとともに遊馬の心身を案じるなど、最後まで友人として接し続けた。
バリアンとの最終決戦時も、ドラマ上の重要度が低いがためにデュエルを行うことなく、キャットちゃんとともに消滅を免れていたのはちょっと皮肉な話でもあるが…
例によって髪型や髪色が瓜二つな母親もほんの少しだが登場している。中々の美ママさん。
当たり前といえば当たり前だが、彼を名前で呼ぶ数少ない人物である。
なお上述したエースカードのワクチンゲールは未OCG化カードながら、ゲーム作品でオリジナルカードとして実装されており、激突デュエルカーニバル・タッグフォースSP・デュエルリンクスで使用可能になっている。
アニメでは素材がレベル3×3体のランク3エクシーズという中々の重さであるにも関わらず、攻撃力は1800どまり、効果も「エクシーズ素材を1つ使いモンスター1体の攻守変化をリセットする」という非常に貧弱な性能だったが、ゲーム作品では攻守リセット効果は自身が戦闘を行う相手モンスターに対してノーコスト発動するようになり、「自分のモンスターが戦闘を行うダメステ時、エクシーズ素材を1つ使いそのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで1000アップする」という効果まで追加。ワクチンというか完全にドーピングでは…?
元々の攻撃力が2800未満のモンスターであれば正面から殴り倒すことができるようになるなど、かなりの強化が施された。
とは言え素材指定が重いことに変わりはなく、ランク3には素材2体で攻撃力3000になれるムズムズリズムがいたりと、厳しい立場であることは否めず…OCG化でさらなる強化ワンチャンあることを祈ろう。
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これが等々力孝の……関連項目です!!
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